【試合結果】6・5 我闘雲舞板橋大会 里歩&「ことり」vs沙紀&瑞希 アーサ米夏vs水波綾

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『里歩生誕興行~里歩、20歳になりました!~』
日程:2017年6月5日(月)
開始:18:30
会場:板橋グリーンホール
観衆:200人(超満員)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
●紺乃美鶴
9分18秒 カンパーナ
○茉莉(REINA)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○アントーニオ本多(フリー)
8分47秒 自然落下式ムーンサルト・プレス→体固め
●くいしんぼう仮面(フリー)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
さくらえみ/高梨将弘(DDT)/●趙雲子龍(新北京)
13分54秒 バース
[バーニングハート]○帯広さやか/ロッキー川村(パンクラスism)/志田光(魔界)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●アーサ米夏
11分3秒 ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め
○水波綾(WAVE)

▼里歩20歳記念特別試合 タッグマッチ 20分1本勝負
△里歩/「ことり」
20分0秒 時間切れ引き分け
沙紀(フリー)/△瑞希(フリー)

キャリア11年の里歩が20歳の誕生日記念試合!元ブリバトの沙紀&瑞希が1年ぶりのタッグ結成!

オープニング

 ヒートアップ代表の田村和宏がリングアナとして登場し対戦カードを発表する。続いてガトームーブが登場し『What’s your name?!』を歌い上げる。
アーサ「改めましてご来場まことにありがとうございます!今日は待ちに待った里歩さん20歳の生誕記念大会です!それはおいといて、今日私はWAVEの水波選手とシングルマッチをさせていただきます。水波選手の水、そしてアーサ米夏の米。気づいたんですけど、お米って水で炊かれてしまうんですよ。でも、さらに気づいたことがあるんですよ。水が米を炊く、米は、水を吸収して強く強く強く、美味しく、ホカホカに炊き上げられるんですよ。つまり今日!水波さんを私は吸収して、さらに強いお米になります。そして水波さんはお米になります。このWAVE対我闘雲舞の団体を背負った闘い是非目に焼き付けてください。それでは今日の我闘雲舞の行き先は?リャオサイ?(メシャーイ!)リャオカー?(メシャーイ!)トンパーイ?(シャーイ!)レッツゴー!ガトームーブ!」

第1試合

 REINAvs我闘雲舞の対抗戦で闘った美鶴と茉莉がシングルマッチで激突。ピンフォールを取られた美鶴はリベンジを果たせるか?

 美鶴は握手をせず手をはたき落とす。ロックアップから茉莉がロープに押し込むとバックステップのすり足でブレイク。
 ロックアップからリストの取り合い。美鶴が膝蹴りから首投げで倒し足を極めていくが、お互い切り替えしあい美鶴が鎌固め。これを離した美鶴がストンピングから走り込むも、茉莉はアームホイップで迎撃しアームバー。ロープに足を伸ばした美鶴の足を掴んだ茉莉はマフラーホールドで捕らえ、美鶴はなんとかロープへ這う。

 エルボーの打ち合いから美鶴がエルボー連打。茉莉はミドルキックで倒しコーナーに振ると側転エルボー。美鶴は逆にコーナーに振り串刺しドロップキック2連発。フォールも2。
 美鶴はリバースインディアンデスロック式のロメロスペシャル。そのままスリーパーで捕らえていくと茉莉は暴れてロープへ足を伸ばす。

 美鶴はブレーンバスターを狙うが、耐えた茉莉へエルボー連打。コーナーに振ると串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした茉莉がコーナーに飛び乗り水面蹴りの延髄斬りからドロップキックで倒しフォールも2。
 茉莉はカンパーナで捕らえようとするが、逆に美鶴が背面に反り強引にフォールも2。美鶴は強烈なチョップで倒しフォールも2。美鶴は前方回転エビ固めも茉莉はロープを掴む。
 美鶴は側転してからの前方回転エビ固めも2。美鶴は腕極めブリッジも、返した茉莉をさらにリバースフルネルソン式のブリッジで捕らえるが、回転しすぎて転がった美鶴が逆片エビ固め。そのまま美鶴は腕も極めていき、ギブアップしないと見るや美鶴は走り込むも茉莉はミドルキックで迎撃しバズソーキック。これを避けた美鶴がスクールボーイも体勢を崩す。
 ミドルキックの相撃ちから美鶴がノーザンライトスープレックスホールドも2。
 茉莉は前方回転エビ固めから切り替えしてのカンパーナ。これで美鶴はギブアップ。

第2試合

アントン「おい、くいしんぼう仮面この野郎、この場末のお笑いレスラーコノヤロウ!いいか?お前とあの頃闘っていたぽっちゃりした面白いレスラーじゃないんだごめんな。時代は変わってしまったんだ。ボブ・ディランが歌っているように踊ったり歌ったり歌ったりしていないかもしれませんが、おちゃらけたりしているレスラーじゃない。他のレスラーに例えるならヒクソン・グレイシーとか、ヒクソンぽいことしかしてないから凄惨な試合になるだろう。ファンキーな事は一切合切付き合わないから!そういうことで試合よろしくお願いいたします!」

 ファイティングポーズをとるアントンがロックアップからリストを取っていくが、取り返したくいしんぼうにアントンはボディブロー。くいしんぼうが一緒に踊ろうとするとアントンは自分の腕を叩き正気を取り戻す。
 改めてリストの取り合いから再度踊ろうとしてしまう自分をいさめたアントンがリストを取っていくと、やはり一緒に踊ってしまう。

 一緒にポーズを決め握手をした二人は、お互いをリスペクトしあうがアントンはノッてしまった自分に絶望。
 「お前はこっちの世界なんだよ」と叫んだくいしんぼうがショルダータックル。受けきったアントンにナックルを叩き込んで倒すと、今度はくいしんぼうがファイティングポーズからげんこつ。

 くいしんぼうがコーナーに振り追走ラリアット連発。だがくいしんぼうが追い抜いてしまいアントンが串刺しラリアット。アントンはブレーンバスターからフォールしようとするが、くいしんぼうは場外に転がり逃げる。アントンはトップロープを飛び越えトペ・アトミコを狙うが足を滑らせ自爆。くいしんぼうはコーナーに登ると、アントンとは逆方向へ自爆トペ・アトミコ。場外カウント19で両者リングへ。

 アントンのナックルとくいしんぼうのチョップの打ち合い。くいしんぼうはげんこつ連発からロープに振ってラリアットも、避けたアントンが低空ドロップキックからドラゴンスクリューをきめシャイニングウイザードっぽいヘッドバッド。アントンはコーナー下に寝転がったくいしんぼうを踏みつけると、コーナーにのぼるがくいしんぼうはレフェリーを抱きしめる。アントンはレフェリーを引き剥がしてチョーク攻撃からくいしんぼうをコーナーに振ると、レフェリーをくいしんぼうに振るがくいしんぼうはレフェリーの腕を巻き込みアントンに振り返すとレフェリーはアントンへラリアット。くいしんぼうはアントンをコーナーに逆さ吊りにすると、レフェリーをコーナーに振ろうとするが、逆にくいしんぼうをレフェリーがコーナーに振り串刺しボディスプラッシュ。そのまま後方に倒れたくいしんぼうの上にアントンが自然落下しそのままフォール。レフェリーが3カウントを叩きアントンが勝利した。

第3試合

 欠場となった佐藤光留のかわりに趙雲子龍が参戦。ロッキー好き3人によるチームバーニングハートはトレインで入場しグローブを着用。

 コーナーに向けて祈るバーニングハートをさくら軍が背後から急襲し試合開始。そのまま場外乱闘となり、リングには志田とさくらが戻る。さくらがリストを捻っていくが、志田はグローブをつけたままボディブロー。だが志田はなかなかリストを取り返せないのでグローブを投げ捨てさくらをロープに振るとドロップキックも、避けたさくらをかにばさみで倒しスライディングキック。両者タッチ。

 ロッキーとジャッキーの対決ともいえる川村と趙雲の対決。趙雲のカンフーパンチを避けた川村に趙雲はローキック。川村は蹴られたことを抗議するが、レフェリーは無視。趙雲はカンフーコンビネーションからローキック。川村は挑発する趙雲に強烈なボディブローを叩き込むと右フックも趙雲の左ハイと相撃ちで両者ダウン。両者タッチ。

 高梨が帯広にトーキックからコーナーに振るが、飛び乗った帯広が高梨を飛び越えると縦横無尽に走り回ってドロップキック。だが避けた高梨が帯広をセットしガトムートレインを狙うが、志田と川村がカットし逆に高梨にロッキートレイン。さくらと趙雲がカットするが、志田が蹴散らし、川村と志田が腕を捻って高梨を捕らえると帯広が高梨の上にのり「ロッキー!」と声を上げる。これをさくらと趙雲がカット、高梨が帯広を自軍コーナーに叩きつけるとさくらとタッチ。

 さくらが帯広にヘアーホイップからさくらえみ70kg。さくらは趙雲にタッチ。
 趙雲は首投げから帯広の両腕にフットスタンプ2連発。フォールも2。
 帯広は膝立ちでフックを打ち込んでいくが、趙雲は蹴り上げ帯広の腕にストンピング。帯広を高梨の膝に叩きつけると、帯広は場外に落下しそうになるがこれを戻した高梨が踏みつけフォール。暴れて逃れた帯広に高梨はバックブリーカーから逆エビ固めを狙う。だがエビのようにはねた帯広が下から左右のストレート。高梨は無視してストンピングからグローブを奪うとそのグローブを装着しぐるぐるパンチ。だが帯広はカウンターの右ストレートを叩き込んで川村にタッチ。

 川村は次々ボディブローで蹴散らすと、高梨にボディブロー連打。コーナーに押し込んで左右のボディブローを連発すると、ボディブローから「エイドリアーン!」と叫んでのジャンピング右ストレートを落とす。川村は志田にタッチ。

 志田は投げようとするが、耐えた高梨が膝蹴りから逆水平チョップ。高梨は走り込むもフランケンで投げ捨てた志田がジャンピングニーからフォールも2。
 志田は串刺しランニングニーを狙うが、さくらが助けるも志田が高梨をつき飛ばしさくらに叩きつけるとランニングニーを狙うが、さくらがカットし高梨が足を掴んで倒すとさくらがローリングセントーンを投下。さくらがチョップも志田がコーナに振るが、さくらがショルダースルーでエプロンに落とす。さくらが走り込もうとするが、帯広がカットに来るが、さくらはエプロンに落とす。場外に落下させようとするが川村と志田が背中を掴み支えるも、さくらは3人まとめてさくらえみ70kgで場外に落とし、そこへ趙雲が場外へのチャイニーズボムズアウェイ。
 さくらが志田にバックブリーカーから趙雲にタッチし、趙雲はカンフーコンビネーションからドロップキック。趙雲は志田をコーナーに振ると、串刺しカンフーキックからエプロンからのバックキック。さらに手刀を叩き込んで倒しコーナーに登るも、川村が右ストレートで趙雲をエプロンに落とす。志田が趙雲をぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。志田は帯広にタッチ。

 帯広は地獄突きのコンビネーションからフォールも2。帯広はロープに飛ぶも、エプロンから高梨が蹴りつけ趙雲がソバット。さくらも出てきて3人でストンピング連打から、帯広をコーナーに振ってトレイン攻撃。さくらが高梨と合体ガトムードライバーを狙うも、川村が帯広を担ぎ大回転。帯広の足で3人を蹴散らしたバーニングハートがそれぞれ右ストレートも、避けたさくら軍がそれぞれトラースキックで蹴散らし、高梨が帯広を担ぎさくらの膝に叩き込むと、趙雲がそこへセカンドロープからのチャイニーズボムズアウェイ。フォールも2。
 趙雲はイーアルサンスーコンビネーションからチャイニーズゴリースペシャルを狙うが、帯広が帯広パマジック。これを潰した趙雲がフォールも、志田がカットし川村が右ストレート。そこを帯広がバースで捕らえ3カウント。

 バーニングハートはリング上で「エイドリアーン!」と叫び勝利を称え合った。

第4試合

 開幕ショルダータックルでアーサがぶつかっていき、エルボー連打からロープに振ろうとするも、耐えた水波がエルボーで倒す。アーサはすぐに立ち上がりバックを取ると、水波のバックエルボーを避けてコブラツイストを狙うが水波は振り回して落下させる。
 水波はストンピング連打も、立ち上がったアーサがエルボー連打から走り込むが水波はショルダータックルでふっ飛ばし、ロープに振ると改めてショルダータックルで倒す。水波はレッグドロップからフォールも2。

 水波はボディスラムからフォールも2。水波は暴れるアーサをキャメルクラッチで捕らえフェイスロック。暴れるアーサにストンピングから髪を掴んで引き起こすと担ごうとするが、アーサが耐えて強引に丸め込むも水波が切り返しフォール。返されるとキャメルクラッチで捕らえ、アーサはロープへ足を伸ばす。
 水波がコーナーに叩きつけてエルボー連打。さらにナルシストラリアットからフォールも2。

 水波はコーナーに登るが、正面からエルボーを叩き込んでいったアーサを水波はエルボー。だがアーサは左右の張り手からデッドリードライブで落とし、串刺しボディスプラッシュ。水波は逆コーナに振り走り込むが、アーサはショルダータックルで迎撃しさらに2連続ショルダータックルで倒すとフォールも2。その場飛びボディプレスからフォールも2。

 アーサは担ごうとするが、耐えた水波がラリアットもアーサは巻き込んでコブラツイスト。そのまま丸め込むが2。アーサは胴絞めスリーパーも水波はロープへ。

 アーサはエルボー連打も水波は強烈なエルボー。エルボーの打ち合いからアーサがエルボー連打。水波が左右のエルボーで返していき、髪を掴んで強烈なエルボー。膝立ちでエルボーを打ち込んでいくアーサだったが、立ち上がりエルボー連打も水波は左右のエルボーで倒しフォールも2。
 水波はランニングレッグドロップからフォールも2。水波はロープに飛ぶが、アーサが追走お米アタック。だが水波も追走ラリアットから投げようとするがアーサがリバース。水波はラリアットも巻き込んだアーサが投げようとするが水波がリバース。水波が走り込むもアーサがルーテーズプレスでフォールも2。
 水波のラリアットを巻き込んでアーサが逆さ押さえ込みからトラクターでフォールも2。
 アーサはラリアットも水波が大外刈りからイチジク。アーサはロープへ足を伸ばす。

 水波はスピアーを叩き込んでフォールも2。水波はコーナーに登るとダイビングギロチンドロップ。これで3カウント。

第5試合

 キャリア11年で前日に20歳の誕生日を迎えた里歩の生誕記念試合。瑞希と沙紀がLLPW-X退団から初めてタッグを結成。

 しっかりと握手をし試合開始。先発は沙紀と「ことり」。だが里歩と瑞希もダッシュしエルボーの乱戦。「ことり」のラリアットを避けた沙紀を「ことり」が前方回転エビ固めも丸め込み返した沙紀のミドルキックをはじいた「ことり」がスクールボーイも2。「ことり」は里歩にタッチ。

 里歩がトーキックからヘアーホイップ。側転して着地した瑞希がクロスボディからフォールも1でブリッジし抜けた里歩がクロスボディアタック。瑞希もブリッジしてこれを抜けると睨み合う。
 里歩がジャイアントスイングも4回で終わり、フラフラと倒れた里歩に沙紀が出てきて誕生日を祝うジャイアントスイング20回転!
 
 里歩をロープにくくりつけて、沙紀と瑞希が「華麗なる20代に!ハートが見えた!」とブリバトポーズ。「ことり」も加わるが、ポーズを終えるとエルボーで蹴散らす。里歩は「ことり」にタッチ。

 「ことり」が走り込むもカニばさみで倒した瑞希が弓矢固め。これを離すとコーナーに叩きつけて沙紀にタッチ。

 沙紀と瑞希は連携攻撃。沙紀はサーフボードストレッチからローリングクレイドル。フォールも2。沙紀は瑞希にタッチ。

 瑞希は「ことり」におてんばダッシュからフォールも2。「ことり」は一本背負いで投げ捨て里歩にタッチ。
 里歩はジャンピングニーで次々蹴散らし、沙紀がトーキックからダブル攻撃を狙うが、里歩が瑞希を沙紀突き飛ばし、更に沙紀をカニバサミで瑞希に倒すと沙紀の背中に乗りポーズを決める。里歩は「ことり」にタッチ。

 瑞希はコーナーに振るが「ことり」はエプロンに逃げる。瑞希もエプロンに飛び降り、エプロンでのエルボー合戦。瑞希がエルボー連打からリングに戻り走り込むが、「ことり」はカウンターの巴投げから里歩にタッチ。

 里歩はストンピングからロープに振ろうとするが、耐えた瑞希が里歩にエルボーからコーナーに叩きつけ沙紀にタッチ。
 瑞希をロープに振った里歩だったが、沙紀と瑞希が連携攻撃のバックブリーカーからフォールも2。沙紀はリバーススプラッシュも里歩は避けて投げようとする。里歩と「ことり」が沙紀を丸め込もうとするが、瑞希がカットし沙紀がダブルラリアット。
 沙紀はボディスラムでコーナー下にセットしリバーススプラッシュを投下。フォールも2。
 沙紀はブルズアンヘリートも「ことり」がカット。
 沙紀が投げようとするも着地した里歩がノーザンライトスープレックスホールドも2。里歩は「ことり」にタッチ。

 「ことり」はダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 「ことり」は大外刈りを狙うが、耐えた沙紀がヘッドバッドからロープに振ろうとするが、耐えた「ことり」にビッグブーツ。「ことり」は脇固めからフォールも2。沙紀はアトミックドロップから走り込むが、避けた「ことり」がドロップキック。フォールも返されると腕ひしぎ。カットしようとした瑞希に里歩が飛びつき腕ひしぎ。沙紀はロープへ足を伸ばす。

 里歩と「ことり」はダブル攻撃を狙うが、沙紀が二人まとめてフェイスバスターから「ことり」にブレーンバスターを狙う。だが「ことり」は胴絞めフロントネックロックで耐えるとモーニングスター。返されると走り込んだ「ことり」を沙紀はカウンターのボディスラムで叩きつけてフォールも2。
 沙紀はケンカキックも避けた「ことり」が大外刈りで叩きつけて里歩にタッチ。沙紀も瑞希にタッチ。

 エルボーの打ち合いを里歩が制するが、瑞希もエルボー連打からロープに飛ぶも里歩が追走エルボーから走り込む。これを瑞希はカサドーラで丸め込むが里歩が切り返しフットスタンプ。
 里歩はコーナーに登るが、瑞希が正面からエルボーを叩き込む。コーナー上でエルボーの打ち合いから里歩が突き飛ばし断崖式フットスタンプを狙うも、一回転した瑞希が里歩を逆さ吊りにし背中に串刺しドロップキック。さらにドロップキックからフォールも2。
 瑞希はロープに飛ぶが、「ことり」はカニバサミから里歩が619。フォールも2。
 里歩がさくらえび固めから逆片エビ固めへ。強烈な角度で里歩が反りあげるが、瑞希はなんとかロープへ。

 里歩と「ことり」がダブルのダイビングフットスタンプも、瑞希は避けて沙紀のスクールボーイと瑞希のダイビングクロスボディの合体技で二人まとめて丸め込む。
 瑞希がダイビングフットスタンプからフォールも2。瑞希は投げようとするが、耐えたさくらへ瑞希がカニバサミクラッチも2。
 瑞希はドロップキックも避けた里歩がクロスフェイス。これを離すとダイビングフットスタンプを投下しフォール。これは沙紀がカット。

 里歩はそうまとうを狙うが沙紀がビッグブーツで迎撃、「ことり」が沙紀に一本背負い、瑞希は「ことり」にキューティースペシャル。里歩が瑞希の後頭部にそうまとうから正面からそうまとう。フォールも沙紀がぶっこ抜きブレーンバスター。4者ダウン。

 瑞希が走り込んでの前方回転エビ固め。返した里歩がそうまとうも避けた瑞希がレッグロール。返した里歩が走り込むも瑞希はカウンターのキューティースペシャルも里歩はロープへ足を伸ばす。ここで時間切れ引き分け。

 最後は4人で抱き合って腕を上げた。

エンディング

 ヒートアップの田村が「ご観戦まことにありがとうございました。いやあのね、今日リングアナ、初めてやったんですけど、ここ最近の試合の中で一番疲れました。こんなに緊張するんですねリングアナっていうのは。あのもう少しうちのリングアナの弥武さんにはギャラをもうチョットアップしたいなと思いました。ということで、我闘雲舞の最後の御存知の通り、我闘雲舞のリサイタル!最後にですね、好きな、なんでしたっけ?(ブーイング)おいちょっと、待てよ!昨日タイトルマッチやってきてんだぞこっちは!名古屋から帰ってきてるんだ大目に見てください。一番好きな人の名前を叫ぼう、この曲ありますんで、我闘雲舞の皆さんが出てくる前に練習しましょう!僕歌いますんで、僕年に一回歌うか歌わないかですよ?今日はリングアナなんで頑張っちゃうんで、名前わかってますよね?叫ぶ名前わかってますよね?言わないですよ僕は。わかってますよね?じゃあ、歌いたいと思います。一番好きなひーとの~名前をさけぼ~(たむらー!)さすがー!それでは我闘雲舞リサイタルスタート!」

 ガトームーブが改めて登場。
里歩「ありがとうございます。何か二十歳になるって大人になるなるって言われ続けていて責任感を押し付けられるだけと思ってたんですけど、皆さんに祝ってもらってほんと二十歳になれてよかったなって思います。それでは最後になりますが一曲聞いてください。一番好きな人の名前を叫ぼう」

 歌い終わり、ハッピーバースデーの歌から新納刃がケーキを持って現れる。
里歩「サプライズですか?」
さくら「今日ケーキを遠くまで買いに行ってくれたのは新納刃さんです!そして何だか私の中では今日が我闘雲舞の最終回な気がしています!こんなに選手達が素晴らしい試合してくれてこんな笑顔で終わる大会できないよ!と言いたいところですが9月に5周年記念大会を行いたいと思います!そこで初進出の会場に行きます!9月22日金曜日、新宿FACEで我闘雲舞やらせていただきます!それでは最後里歩さんお願いします」
里歩「皆さん月曜日から何やってるんですか!でもほんとに平日なのにこんなに沢山の方に集まっていただけて本当に幸せ者です。メインの4人が集まれたのも私の20歳の記念だったので、私の誕生日で一番嬉しかったことはこうしてまた4人揃えた事です。これからも続けて行けば4人は出会えると思っているので、これからも私達頑張っていきましょう!我闘雲舞応援してください!それでは最後いきますね!我闘雲舞の行き先は?リャオサイ?(メシャーイ!)リャオカー?(メシャーイ!)トンパーイ?(シャーイ!)レッツゴー!ガトームーブ!」

<試合後コメント>
里歩&「ことり」
――お誕生日おめでとうございます。試合は如何でしたか
里歩「ありがとうございます!試合は、自分は正直言ってないんですよこの4人でやりたいとか、そういうことを言わなくても分かってくれる先輩というか、さくらさんがいて、そうしてまた4人で集まれたことがホントに嬉しいですし、会場の雰囲気も良くて楽しく試合も終われたので、また道が続いていると思うので、また4人が出会えたらいいなと思います。今日はほんとに楽しかったです」

――久しぶりにあの二人と対戦したわけですが、如何でしたか
里歩「全然衰えてなかったです。裏では『ホント一年ぶりだからムリムリ~』とか言ってたんですけど、全然息バッチリだったから、ね?」
ことり「ビックリしました」
里歩「クソ~!と思いましたよね(笑)」
ことり「自分たちのほうが、何ていうんですかね」
里歩「息合ってない感じしたよね(笑)」
ことり「息あってない感じしちゃいましたねー(笑)」
里歩「ねー(笑)」
ことり「ホントに全然決まらなかった」
里歩「ね」
ことり「全部食い止められる」

――20歳になってこれからどういう試合をしていきたいですか
里歩「どうしましょうか?なんか、そうですね。今まではホントに成り行きに任せて過ごしてきたので、なんか、むしろさくらさんがいなくても大丈夫みたいな感じにしたいですね、我闘雲舞を。……いい意味で!いい意味でですよ!(笑)」

――それだけの責任を背負っていくと……
里歩「はい!本当にそう思っています。後輩たちも増えてきたので、自分が頑張らなくちゃと」
ことり「ついていきます」
里歩「おっ!」
ことり「いきまーす」
里歩「適当だなオイ!(笑)」
ことり「ホントです、ホントです!(笑)」

――瑞希さんとやったのはどれくらいぶりですか
里歩「去年の……6月とかかな?ホント一年ぶりですね」

――ずっと一緒にやっていたのに居なくなってしまったときはどんな気持ちだったでしょうか
里歩「さみしい気持ちはもちろんありましたけど、でもなんかそれ以上に新しいステップに進んでる気がして、瑞希ちゃんが。それは羨ましくもあり、寂しくもあったんですけど、またこうして会えて、良くも悪くも……悪くもじゃないな(笑) 変わってなかったので、それは安心しました」

――途中、里歩さんから猛烈なエルボーを放つ場面がありました
里歩「私はこの我闘雲舞をこれだけ引っ張ってきたんだぞという思いをエルボーに込めて打ちました。打ってやりました!(笑)」

――向こうも返してきましたが、何を感じましたか
里歩「やっぱり、自分だけがこの試合にかけてるんじゃなかったんだなって、気持ちが返ってきて安心しました」

――9歳でデビューして、皆年上の先輩だったわけですが、いざ自分が20歳のレスラーになってみてその立場になってみてどう思われますか
里歩「なんか、自分がデビューしたときは、10年選手とかホントにもう頭が上がりません!みたいな感じだったんですけど、自分がなってみるとそうでもないなーと(笑)そんな気持ちはしますけど、でもほんとそう思わせるくらいガン!とこれからは頑張っていきたいと思ってるんですけど、自信ないです」

――今まで「レスラーとしての責任を背負うの嫌です」といったことを言っていましが、二十歳になって責任という言葉を口に出し始めたのは心境の変化があったということでしょうか
里歩「そうですそうです。変わりました。大人になりました!」
ことり「(笑)」(苦笑しながら拍手)
里歩「そういうことです」

沙紀&瑞希
――組んだのはいつぶりですか?
瑞希「組んだのは」
沙希&瑞希「一年ぶりくらい」(発言がかぶる)

――およそ一年?
沙希&瑞希「大阪大会以来……」
沙希「おいぃ!被ってる被ってる!(笑)」
瑞希「被せちゃった(笑)

――20分って如何でしたか
瑞希「あっという間でしたね」

――お互い一年間別々のリングに上がってますが、ちょっと変わったなというところはありましたか?
瑞希「なんか……パワフル?(笑)『20回回すぞー!』で『絶対回せない』と思って」
沙希「私も回せないと思った。回しながら、落ちてくかなって……」
瑞希「そんな大きなこと言っちゃっていいの~?って思って(笑)」
沙希「誰だよ煽ったのは~!(笑)すごくですよね一番煽ってこっちゃんも回せ回せって言って、でもいい意味でお互い変わってないですね。変わってない。いい意味でですよ、すごく」

――連携息が合っていましたが、実際やってみて如何でしたか
沙希「ホントですか!」
瑞希「なんか思ったよりすごい久しぶりだな~って感じじゃなかったです実際試合やって」
沙希「そうだね。隣りにいるのがすごく自然だったね」
瑞希「連携とかも、なんか自然に」
沙希「なんか別にプライベートで会ってないわけじゃなかったからかもしれないですけど」

――こうして組むということを伝えられた時お互いどう思いましたか?
沙希「こんな早くこの機会がもらえるなんて思わなかった」
瑞希「思ってなかった……」

――里歩さんの生誕祭の場で組んだわけですが
沙希「(二人で見合って)……(笑)待って、コメント下手も変わってないですよね(笑)なんも面白いのが取れない……。でも、二十歳の場所でやらせてもらえるってのは嬉しかったです。里歩さんが言ってくれたのか、さくらさんが言ってくれたのか、二人の何かが一致したのかはわからないですけど。すごく素敵な機会でした」

――今後も継続的に我闘雲舞に上がっていきたいという気持ちはありますか
沙希「私は、上がらせていただいていたので、これからも上がっていきたいなと思います。……上がらせて下さ~い(小声)」
瑞希「なんかやっぱり一年ぶりだったけど、ああ!と思ったし、我闘雲舞だなぁ!って思ったし、でも今は、東京女子プロレスでやってて、それでなんていうんですか?自分もすごく充実してるし、そこで今頑張りたいっていう気持ちもあるので、ベースはやっぱそっちで、上目指してまたこうやって成長してまた戻ってくるというか、乗り込んでこれように頑張りたいです」
沙希「お互い高まってまた組むってのはすごく嬉しい。キャッチとか出させてもらったのはすごいいい糧になったので」
瑞希「すごく充実してるよね」
沙希「ね(笑)だからただ笑ってリングで会えたのかもしれない。でも最後泣くから、みずぴょん泣くと泣いちゃう」
瑞希「違う、泣いてないよ?」
沙希「泣いてたろーが(笑)」
瑞希「泣いてないです」

――最後、4人でリング上で抱き合いましたが、どういうお気持ちでしたか
沙希「ビックリしました。えっ?帰っちゃうのかよ~って思ってう~んって言ってたら、うおおおって(笑)」
瑞希「みんな大好きな3人とまたリングに立てたから、その分緊張もしたし、その分不安にもなったけど」
沙希「ホント一番このタッグ同士が自分の中で一番今までの成長の大切だった成長過程」

――瑞希さんは途中里歩さんからものすごいエルボーを受けましたが
瑞希「いや、なんか、プライベートでも実は仲良よくて、ガツーンと来られたからあっ!と思って、こっちもガツーン!って(笑)普通になんかもうリング上ではお互いプロレスラーだし、やられたらやり返すし、そこには別に、ね?来られたらやり返すだけです」

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