【試合結果】4・26 WAVEアイスリボン道場大会 大畠美咲vs門倉凛 山下りなvs春日萌花 Sareeevs宮城もち

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CATCH THE WAVE2017『Bracken1』
日時:4月26日(水)
開始:19:30
会場:埼玉・アイスリボン道場
観衆:62人

▼ヤングWAVE(20分1本勝負)
○長浜浩江/桃野美桜(Marvelous)
12分4秒 カサドーラ
長崎まる子(アイスリボン)/●トトロさつき(アイスリボン)

▼公式リーグ戦(15分1本勝負)
△Sareee(SEAdLINNNG)<3点>
時間切れ引き分け
△宮城もち(アイスリボン)<3点>

▼公式リーグ戦(15分1本勝負)
○山下りな(OSAKA女子)<2点>
9分54秒 ラリアット→片エビ固め
●春日萌花<0点>

▼公式リーグ戦(15分1本勝負)
△大畠美咲<1点>
時間切れ引き分け
△門倉凛(Marvelous)<2点>

山下りながZABUNブロック単独首位!大本命の大畠美咲が絶不調?!CATCH THE WAVEは大波乱!

第1試合


 第1試合は、元気ハツラツの長浜浩江&桃野美桜vs長崎まる子&トトロさつきのタッグマッチ。トトロはWAVE初参戦となる。4選手とも元気よく「お願いします!」と握手をかわしてゴング。長浜コール、トトロコールが響くなか、トトロがショルダータックルを放てば、長浜はドロップキックでやり返す。
 そして桃野vs長崎へ。長崎がボディープレス、ボディーシザースで絞ったあと、ダイヤル固め回していくも、これはニアロープ。串刺しドロップキックを放ってトトロと交代する。
 エルボーのラリーとなり、トトロがロープに走るが、桃野が交通事故ドロップキック。ボディーアタックを放ったあとボディースラムを狙う。しかし、逆にトトロがボディースラム! そして長崎に戻す。
 ローンバトルを強いられる桃野だったが、長崎のドロップキックをかわすと、後方回転エビ固めでカウント2。さらに丸め込みを繰り出した桃野はドロップキックを連発していき挽回する。
 続く長浜もドロップキック、エルボー連打で追撃。さらにドロップキック、ブレーンバスターを放っていく。長崎も丸投げで応戦! するとトトロがチェンジを要求。そのまま交代するとショルダータックルを連発する。
 しかし長浜もカウンターのドロップキックでやり返すと、焼豚でカウント2。トトロもエルボーで向かっていくが、かいくぐる長浜。すかさず長崎がドロップキックで飛び込みトトロのアシスト。すぐにトトロは長崎をボディースラムで長浜の上に投下する。ならばと桃野もクロスボディーで長浜の助けに入るが、ダブルの攻撃はトトロが両腕ラリアットで迎撃。そしてセントーンにつなげるトトロ。ピンチの長浜だったが、カサドーラで逆転の3カウント!

第2試合


 4・19新宿大会で開幕したCATCH THE WAVE 2017。ともにリーグ戦白星発進となったSareeevs宮城もちの一戦となった。
 ロックアップ、リストロック、ヘッドロックとじっくりとした攻防でスタートする。互角に終わると、Sareeeがドロップキック、そしてリバースインディアンデスロックから鎌固めで捕獲。リリースするとドロップキックで追撃する。
 宮城もドラゴンスクリューから攻勢に転じると、串刺しラリアット。そして逆片エビ固めで絞り上げる。Sareeeが耐えきるとエルボーの打ち合いに。そこからSareeeがドロップキック!
 しかし宮城も反撃のリバーススプラッシュ! Sareeeのヒザ目がけて放って行く。一方、Sareeeもフットスタンプの連発で攻守を入れ換えると、ロープに走ろうとする。だが、捕まえた宮城がバックドロップ。ブラックホールスラムでカウント2。
 Sareeeのドロップキック、宮城のラリアットが交互に決まり、Sareeeが投げっぱなしジャーマン。再びエルボーの打ち合いとなり、残り3分となる。
 焦るSareeeは低空ドロップキック、フィッシャーマンSHで攻勢。キックアウトされるとカサドーラを狙うが、堪えた宮城が投げっぱなしジャーマン。ヒップドロップはカウント2。
 すかさずコーナーに登る宮城だったがSareeeがデッドリードライブ。ならばと宮城はもっちりバディシザース。そして棚からぼた餅を投下する。残り1分からSareeeがウラカンラナ、ジャーマンと猛攻。裏投げを放ったがここで時間切れとなった。それぞれに1点が追加され、Sareee、宮城ともに3点に。

<試合後コメント>
Sareee
——今日は引き分けという結果に終わったが。
「全勝優勝という目標があったんですけど、今日はもうぜんぜんダメで、あともうちょっとあったら間違いなく自分が勝ってたなっていうふうには思っているんですけど、自分の力のなさを感じましたね、今日は。凄く悔しいです」

——宮城選手とは何度か対戦したことある?
「いやはじめて。初対戦なんですけど」

——印象はいかがでしたか。
「あんまり意識はしてなかったんですけど、自分の中では。今日こうやって引き分けになって、もう負けられないし、ここで立ち止まったらダメだったので凄く悔しいです」

——このブロックは勝ったほうが抜ける形になったが。
「はい、いやとくに全勝優勝できるだろうっていう自分のなかで凄い自信があったので、今回……それが凄く悔しい。もう誰にも負けられないなって思っています」

——次回は後楽園での長浜戦だが。
「そうですね。うーん、勝つことは当たり前なんですけど、気をつけていこうと思います」

——このリーグ戦で意識している選手は?
「大畠さんですね。初対戦になるので。まあ負け、引き分けはありえないと思ってるし、勝つこと考えてないので、さっさと勝っていきたいと思います」

——単独ではないもののトップの点数ではあるが。
「今日引き分けになっちゃったので、はじまってまだ2戦しかやってないし、あと5選手、残っているので気を抜かず、今日こういう結果に終わってしまったので引き締めていきたいと思っています」

宮城もち
——引き分けに終わったが。
「悔しいです。前回、大畠さんから勝って、自分らしく闘いたいみたいな生半可なことを言って、その日に後悔しています。自分のキャラを捨ててでも取りたい称号がここにはある。なので、自分のキャラを封印しても取りたい称号を取って、勝ちを狙うつもりだったんですけど、今日は引き分け……。後輩に負けるなんて思ってなかったです」

——Sareee選手とは初対決だが。
「初対決ですね。あの子はいいですね、とっても。若いし、元気がある、フレッシュ、技の勢いもよくて、ちょっと押されてたところもありました。でもやっぱり、少しでも早くデビューしたからには私は先輩であって、あの子は後輩。先輩が負けるってことはありえないと思うので、引き分けイコール、私の負けだと思います。彼女からしたらどうかわからないけど、私的には引き分けは1ポイント入るけど、それは負けです。こんなこと以後ないようにしたいですね」

——こちらのブロックではSareee選手とならんでトップだが。
「うーん……。そうですね、あと5戦? 5戦、もちろん勝つつもりではいますけど、少しでも気を抜いたらそこの隙を狙って勝ちに来る後輩がいると思うので、そんなことがないようにもう1回、気を引き締めてかかりたいと思います」

——残り5人の中で意識している選手は?
「山下ですね、やっぱり。山下も勢いはあるし、力もある。見ていて楽しそうに試合をする子なんだなと思っていますし、今度当たるのが仙台なんですよ。地元凱旋で私も地元の方とか応援に来てくれるので、見に来ている方にも恥じない試合をしたいし、だからこそああいう勢いのある人間を、出る杭を打つってわけじゃないんですけど、私が3カウント、彼女から取りたいと思っています」

第3試合

 ZABUNブロックの春日萌花vs山下りなの対戦。ともに初戦を落としており、どちらもリーグ戦初勝利を目指す。
 慎重な立ち上がりから山下がショルダータックルで吹っ飛ばすとボディースラムへ。そして串刺しラリアット。
 春日も串刺し攻撃を狙うが、かわされるとフランケンシュタイナーからフットスタンプを連発。セカンドロープからのフットスタンプはカウント2。
 ロープに走るも山下が追走式ラリアット。そして後頭部へのランニングニー。攻勢に出る山下をDDTに切り返した春日がクリストへ。ブレイクされるとダブルリストアームサルト、ダイビング・フットスタンプを投下する。
 しかし山下もバックドロップを放って両者ダウン。ヒザ立ちエルボーから山下がヒザ蹴りを放つ。そしてブレーンバスターでカウント2。一方、春日も逆さ押さえ込みを連発していくが、いずれもカウント2止まり。
 ならばと山下はスライディングラリアットを狙うが、これをかわした春日が丸め込みでカウント2。ヒヤリとした山下だったが引き込み式ラリアット、正調ラリアットで飛び込み初白星! 貴重な勝ち点2をゲットした。

<試合後コメント>
山下りな
——春日戦いかがでしたか。
「いやーやっぱり丸め込みをされると思っていたので。対策はとくに考えてなかったんですけど、まあラリアットしかなかったですね」

——春日選手から勝ったのは大きかったと思うが。
「でかいです、本当に! 3年以上ぶりのシングルだったので、そうですね。ここで負けたらちょっとね。うん…」

——今日大畠選手も引き分けて失点1。
「あっ、ZABUNグループは私がもしかして?」

——単独トップです。
「おっと! そうですね。なんていうか、勝ち上がる気しかないですよね。根拠はないですが」

——今日、大畠選手とも引き分けて台風の目になっている門倉選手が山下選手を意識しているようです。
「おおお! 長浜とも引き分けてますもんね。私、今まで門倉さんからラリアット一発で勝っているんですよ。つまりそういうことですよ。門倉凛、ラリアットで1・2・3ですわ! そんな感じかな。引き分けには絶対させないです。させるつもりないですけど。勝つ気しかないですね。根拠はないけど」

——門倉選手も引き分けじゃなくて勝つと宣言していました。
「えっ? 誰が? 門倉が私に勝つと? はははははは。おおお、本当にね。楽しみしかないですね。門倉凛に関しては、すっごい好きですね。良くも悪くも」

——どういったところが?
「謙虚そうに見えてクソ生意気ですね。いままで3試合くらいしたのかな。なんでね、よくわからない。目がいいですね。にらみつける目が。叩きつぶしたくなる感じの」

——次回はバチバチの試合が?
「バチバチですね。何回でも試合したい選手ですね。門倉凛は。いいですよ、ラリアットで仕留めてあげますよ。宣言しますよ、ラリアットで仕留めてあげる」

第4試合

 今年のCATCH THE WAVE大本命の大畠美咲だったが、なんと初戦の宮城もちに黒星発進!? 今大会からの仕切り直しをはかる。一方、CATCH THE WAVE初参戦の門倉凛は初戦の長浜戦を引き分けに持ち込み1点獲得している状況だ。
 ゴングが鳴る前に門倉がドロップキックで奇襲。さらにはスクールボーイを試みるがかわした大畠が顔面ドロップキック。門倉もすぐにやり返す。
 ならばと大畠は串刺し低空ボディーアタック、顔からバン!で追撃。そして逆エビ固めでステップオーバー。ブレイクされるとボディースラムで叩きつけ、コンバインへ。さらにダイビング・ボディーアタックで追撃するも……。
 かわした門倉が低空ドロップキックを連発。そしてボディースラムでやり返す。エルボーのラリーとなり、門倉が走るが大畠が迎撃。そして低空ボディーアタック、ミサイル弾を放つ。
 もう一度、コーナーに登ろうとする大畠だったが、追いついた門倉がウラカンラナ。攻守を入れ換えDDT→ミサイルキックを3連射する。キックアウトされるともう1発!
 大畠もDDTで攻守を入れ換えると、ワキ固めへ。残り3分から背中への旋回式ダイビング・ボディープレス。仰向けにしてもう一発投下するもこれもカウント2。残り2分から門倉が回転エビ固め、スクールボーイを連発していく。さらにウラカンラナも繰り出していく。攻め込まれる大畠だったが、カウンターのバックブローで攻守を入れ換えると、ジャーマンを連発。いずれもカウント2に終わり時間切れを迎えた。引き分けによる1点を獲得した大畠だったが、今年のリーグ戦に悪戦苦闘……!?

<試合後コメント>
門倉凛
——引き分けという結果について。
「えっと……大畠選手と1回、自分のホームリングでシングルマッチさせていただいたんですけど、その時はもう完敗。本当にやられっぱなしだったんですけど、今回、2度目のシングル。そしてCATCH THE WAVEのリーグ戦ということで、どんな手を使ってでも絶対負けたくないですし、その思い一つで大畠選手に食らいついていったので、引き分けは凄く自分の中では残念な半面、引き分けたというのはよかったなと思います。勝てなかった相手に引き分けまで持っていけたのは自分のなかでは大きなものだったと思います。痛い……」

——大本命の大畠に負けなかったのは凄く大きなことだが。
「そうですね。自分の中では一番大きなものを得た感じがします」

——次は5・6山下戦となるが。
「正直言うと、(私の中で)本当に大本命かもしれない相手。前回のMarvelousの興行でも負けているし、その前のタッグ、シングルも全部負けているので、できることなら山下選手、倒しに自分は行きたいと思ってるんですけど、そう簡単な相手ではないと思うので、自分なりに対策を考えてその試合に挑みたいと思います」

大畠美咲
——引き分けという結果に終わりました。
「そうですね。最初の方に顔にドロップキックが入って、そこで一瞬動けなくなってしまって、そこからフツフツと怒りが湧いてきてしまって、我を忘れたわけじゃないですけど、痛い思いをさせてやろう思ってやったのがちょっと時間を食ってしまったかなと思います。もうちょっと早めに違う方向に、勝負を決める方にシフトチェンジできればよかったんですけど、あとやっぱり意外と粘られたなっていうのがあります。前回、Marvelousさんでシングルはやったことがあるんですけど、その時より、ぜんぜんそこから1年も経ってないのに、だいぶ成長してきてるなって思うし、キャッチに懸ける思いがそれだけ強いのかなって思うと、ちょっとは嬉しく思いました」

——これで失点としては3になるが。
「んーーー! 失点っていう数え方しますか。3点失っているんですよね。まあでも残り全部勝てば、いけると思ってるので」

——次は沙紀選手との試合になるが。
「はい、キャッチ前、直前に対戦して勝ってる。勝ってますが油断せずにいきたいなと思っています。山下にも開幕戦で勝ったみたいなので、そこは気をつけないといけないなと思います」

——調子が悪いわけでは?
「ない、です! 毎年キャッチは、私はもう後半に加速していくのでこれからです」

——何も問題ない?
「問題ないです」

——大本命に予想されていることについては。
「そうですね。お客さんにもキャッチ出場が決まってから期待してるよって売店に来て頂ける方とかTwitterとかで言っていただけているので、大本命だなって思ってもらえているのは凄く感じてますね。でもだいたいその通りにいかないでしょって思われそうで(笑)。いやなんですけど。逆に大本命って予想されると(決勝に)いけないんじゃないかっていう不安もあるんですけど、そこは吹き飛ばしていきたいと思います」

——残り5試合。意識してる、気をつけたい選手は?
「楽しみなのはSareeeちゃんですかね。まったくタッグでも触れたことない。対戦したことないし、組んだこともない。シングルはもちろんないしっていうので。未知なので楽しみですし、Sareeeちゃんのジャーマンがきれいと言われていたり、エルボーも強いとか言われているので、そういう部分ですべて上回りたいなと思ってます」

——Sareee選手も大畠選手を意識してる発言をしていたが。
「お! 有り難い」

——楽しみにしている、と。でも残りの試合は全勝で行くと言っていました。
「させません!」

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