シブサワ・コウ35周年記念『信長の野望』コラボ試合がさいたまスーパーアリーナで開戦!

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 20日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催された『Judgement2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~』にて、『シブサワ・コウ35周年記念「信長の野望~俺たちの戦国~」戦国武将マッチ』が開催された。

 『信長の野望』や『三國志』シリーズなどを手がけるコーエーテクモゲームスのシブサワ・コウ氏が、今年ゲームプロデューサーとして35周年を迎えた。これを記念し、2010年にさいたまスーパーアリーナで開催された『戦国武将祭』さながらに、プロレスラーが戦国武将に扮して闘う6人タッグマッチが組まれることに。
 WRESTLE-1の武藤敬司が武田信玄に、DDTプロレスの高木三四郎が豊臣秀吉に、プロレスリングBASARAの木高イサミが真田幸村となりタッグを結成。幸村には徳田公華さん扮する松姫がディーバさながらに帯同する。
 対するは全日本プロレスの秋山準が上杉謙信に、飯伏プロレス研究所の飯伏幸太が織田信長に、大日本プロレスの関本大介が柴田勝家となり、勝家には入矢麻衣扮するお市の方が帯同。

 シブサワ氏がリングに上がり「皆さんこんにちわ、シブサワ・コウです!シブサワ・コウ35周年と、DDTさん20週年の記念のコラボということで戦国武将マッチがこれから始まります。ゲームもプロレスも皆さん楽しんでください。去年ちょうど真田丸というドラマで3Dマップを監修してましたんで、幸村になったつもりでこれから掛け声かけます。狙うは家康の首ただ一つ!全軍進め!」と叫び試合開始。

 柴田勝家(関本)と豊臣秀吉(三四郎)の闘いから始まり、リング上に椅子で組まれた秀吉の城を勝家が崩壊させる。続いて織田信長(飯伏)と武田信玄(武藤)が登場すると、信長のその場飛びムーンサルトを受けきった信玄がドラゴンスクリューからフラッシングエルボーを叩き込み真田幸村(イサミ)にタッチ。
 真田幸村(イサミ)に上杉謙信(秋山)がランニングニーを叩き込んであわやの場面となるが、信長を幸村と信玄がサンドイッチ・シャイニングウィザードを叩き込んで蹴散らすと、信玄は軍配を持ち出し幸村が日本刀を抜くと謙信に斬りかかる。だが謙信はトーキックで幸村から刀を奪うと、その刀で武藤に斬りかかるが信玄は軍配で受け止める。膠着し睨み合う両者だったが、謙信は刀を投げ捨てると信玄をエクスプロイダーで投げ捨てるが、返す刀で信玄もシャイニングウィザードを叩き込み両者ダウン。
 助けに出てきた秀吉を信長がパワーボムで叩きつけ、本能寺から蘇ってきたかのようなフェニックス・スプラッシュを投下し秀吉の首を討ち取った。

 試合を終えると、関本は「秀吉に恨みがあるので、椅子の城を崩壊させ勝家の怨念が晴らせたことを嬉しく思っています」とコメント。武藤は三四郎を「太閤!歴史と違って天下取れないじゃないか!」と責めるが、三四郎は「武田信玄殿曰く、点と点が、線になって繋がるというやつではござらんか。さいたまスーパーアリーナでやった戦国武将祭、その時とほぼ同じシチュエーションで最高の舞台でできたと思います。コーエーテクモゲームスさんありがとうございました」と感謝を述べた。

 DDTプロレスがさいたまスーパーアリーナ大会を超満員で成功させ、プロレス界とゲーム界に新たな歴史を刻んだ。

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