さいたまスーパーアリーナで大流血のハードコアマッチが開催!
20日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催された『Judgement2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~』。
バトルロイヤルあり、9歳の試合あり、アイドルの試合あり、こたつが王座奪取、アジャや里村が参戦の女子プロレス、肛門爆破、信長の野望との戦国武将コラボマッチなど久々のさいたまスーパーアリーナで開催されるプロレス興行ということもあり様々な試合が繰り広げられる。そんな中セミファイナルでは『DDT EXTREME級選手権ハードコアマッチ』が開催され、葛西純の持つベルトに佐々木大輔が挑戦した。
開幕からお互いイスを持ち脳天に叩き込むと、机や工事用フェンスを持ち出し葛西が佐々木を叩き込む。佐々木もアルミバケツを葛西の頭にかぶせるとバケツごとイスをフルスイング。倒れた葛西をクロスフェイスで捕らえた佐々木だったが、葛西はそのまま担ぎ上げバケツに向かってデスバレーボムで叩き込む。
場外戦となれば、場外にセットしたイスの上に工事用フェンスを乗せるとエプロンからそこへ向かって河津落としで心中ダイブ。リングに戻ればコーナーより高い脚立から佐々木が葛西を雪崩式パワーボムで脚立とバリケードの山に叩き込む。
流血する葛西を佐々木はNOW OR NEVERで改めてバリケードの山に叩き込むと、巨大脚立を持ち出しダイビングエルボードロップを投下。これで葛西の息の根を止めてベルトを奪取した。
敗れた葛西は額から血を流しながら「あんな狂った試合して今こうして生きてる!それで十分だ。こうやって生きている限りまたあいつにリベンジすればいいことだし、9月に息子だか娘だかわからないけど、第二子が生まれるんで死んではいられないんだよ。まだまだ生き続けなきゃいけないんだよオレっちは!」と笑顔を見せ会場を後に。
佐々木は「殺す気か!あのキ●ガイ!!!完全に気が触れちまってるよ。俺もちょっとだけ気が触れてたかも知れねぇ。このDDT、今、アイドルとか作り笑顔の野郎どもとか、未来がどうとかって言ってる奴いるよな。俺はこのリングにうんざりしててよ。本当に刺激の全くないプロレスライフを送ってたんだよ。その中で葛西純に感謝するよ。俺のプロレスインポが治ったよ。ビンビンだよ!!」とこちらも笑顔を見せ、「今日はきっと酒飲んじゃいけないけど明日まで飲むよ俺は。だから明日になったら死んでるかもしれない。そしたら、棺桶にこれ(ベルト)を入れてくれ」と遺言を残し去っていった。