豊田真奈美の引退発表を受けて愛弟子二人がコメント

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 17日、元・全日本女子プロレスの豊田真奈美が11月3日に横浜大さん橋ホールで行われるデビュー30周年記念大会を最後に引退することを発表した。
 これを受けて、翌18日のアイスリボンでジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールドの継承者であるつくし(19)とジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスの継承者である藤本つかさ(33)が6人タッグマッチで激突し、つくしが直伝の技で勝利。

 つくしは「実は前から豊田さんに直接お話ししていただいていて、とうとう引退を言う日が来てしまったんだなって悲しくなりました。体が痛いところが沢山あって、それを自分は知らなかったんですね。つくしはプロレスの悩みとか聞いてもらっていたので、体が痛いとか悩みがあったら自分がもっと聞いてあげられたんじゃないかなってそう思いました。でも悲しんでいる前に、豊田さんとタッグを組める時間を1分でも1秒でも大事にしたいなって思ってます。なので今日、豊田さんからいただいたジャパニーズ・オーシャン・スープレックスでフォールも獲ったし、コスチュームも技も豊田さんが引退しても大事にして行きたいと思いました。引退まで、豊田さんの体を労ってあげるとか、車を出して病院までいっしょに連れて行ってあげるとか、豊田さんに出来る事をそばにいてしてあげたいなって思っています」と豊田を労るコメント。

 藤本つかさは「アイスリボンの選手はほぼ全員豊田さんと試合をしていて、(テキーラ)沙弥だって豊田さんに憧れてレスラーになったし、雪妃(真矢)だって7番勝負の最初の相手は豊田さん。世羅(りさ)だって豊田さんと毎日飲み歩いて(笑)…私は豊田真奈美というレスラーは一生引退しないんじゃないかなって思っていたんです。痛みに強い選手だし、一生女子レスラー豊田真奈美っていうのは続いていくんだなと思ってたんですけど、(引退までの)期限を聞いてやっぱりショックでした。なんで引退するの?まだまだいけるじゃんって色々思ったんですけど、豊田さんが決めたことだったらアイスリボンは11月3日、全面協力という形で豊田さんの引退興行をお手伝いさせて頂きます。だから私に、だからつくしにコスチュームあげたんだ、ガウンあげたんだ、技あげたんだって色々思いますけど、でもそれもひっくるめて豊田真奈美というレスラーを尊敬しているので、安心して引退してもらう事が私たちの目標なのかなって思いました」と思いを語った。

 3月26日に開催されるアイスリボン後楽園ホール大会では、つくしは柊くるみとのタッグで他団体に流出中のインターナショナルリボンタッグ選手権に挑戦が決定済み。弟子として負けられない理由がまた1つ生まれた。

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