復活から10回目を迎えた学生プロレスサミットが後楽園ホールを満員に!

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 各大学のプロレス同好会・研究会が一同に会す『学生プロレスサミット』が、今年も2月22日に開催された。
 2008年に復活した学生プロレスサミットだが、今年は記念すべき10回目となり後楽園ホールでの開催が決定!UWF関東学生プロレス連盟(早稲田、慶応、駒沢、法政、東海、中央、東洋など)、SWSガクセイプロレス(帝京など東京都多摩地区の大学を中心)、日本大学プロレス研究会、一橋大学世界プロレスリング同盟(一橋大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、東京大学、津田塾など)の関東圏の団体に、九州産業大学プロレス研究部(KWF)を加えた5団体にて開催。

 全7試合30人が出場したこの大会。フレッシュな一年生の第一試合は逆エビ固めで決着し、コミックマッチから正統派な試合と明るく楽しく激しいパッケージプロレスが繰り広げられる。
 セミファイナルでは、UWFに流出しているSWSの世界Jr.ヘビー級ベルトにSWSのチンポール・ロンドンが挑戦。王者のパットイッテ・フェラとは二年前の学生プロレスサミットの第一試合で戦っており、その時はタッグマッチでパット側が勝利。二年越しの前哨戦を終えぶつかりあった二人は、学生とは思えないハイフライヤーな攻防を繰り広げると、最後はロンドンがムーンサルトスラム(=カウンターのその場飛びスパニッシュフライ)で3カウントを奪い至宝奪還に成功した。

 メインイベントで行われた2年生のクスリ松村&ニョー・ドーリング組と4年生のフェラナンテ・ドーデス&ダイノベンヲ・モラスペイジ(DMP)組の対決は、37分20秒に及ぶ激闘の末2年生のクスリ松村がDMPにメテオラ(=座っている相手へのダイビングダブルニーアタック)を叩き込んで勝利。先輩超えを果たした松村は「今現役最強の4年生倒した僕らがこれからの学生プロレス引っ張ってくんで、これからの学生プロレスをもっともっともっともっと面白くしてくんで!今日見に来てくれたお客さん、初めて見に来てくれたお客さん居ると思います。ちょっとでも学生プロレスを面白いと思ったら興行やってるんでそちらにも足を運んでください。ほんとにありがとうございました!」と叫び、卒業していく先輩たちの思いを継承した。

 関東の学生プロレスの祭典はまた来年となったが、今年は3月18日に関西の学生プロレス4団体が一堂に会する『関西学生プロレス祭』が京都KBSホールで開催されることが決定。
 RWF(立命館プロレス同好会)、DWA(同志社プロレス同盟)、OWF(大阪学院プロレス研究会)、W-CROSS(佛教大プロレス格闘技研究会)が集結し、OBであるユリオカ超特QやレイザーラモンHG&RGの参戦も決定。全9試合がどのような形になるのか期待が集まる。

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