ジェロム・レ・バンナがRIZINのリングに登場し昨年のドタキャン騒動を謝罪!

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 2016年12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催された『Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』のリングに、突如ジェロム・レ・バンナが登場し謝罪を行った。

 バンナは2015年12月31日に行われたRIZINでバルトのデビュー戦の相手に組まれていたが、突如ドタキャン。同日に両国国技館で行われたINOKI BOM-BA-YE 2015『IGF World GP』の特別立会人としてリングに登場し、この行為にRIZIN側は「法的措置をとる」と明言していた。
 会場がざわつく中リングでマイクを持ったバンナは「みなさん、去年は本当にごめんなさい。でも日本の皆さんにこの場を借りて約束をさせてください。2017年、ぜひこのRIZINのリングに戻ってきたいです。そして150%の戦いをみなさんに見てもらいたいです。よろしくお願いします」と謝罪。
 榊原委員長は今回の経緯に関して「僕ら東京地裁でほんとに裁判で訴えるというアクションを進めてましたが、ジェロムから直筆でレターをもらって、ほんとにお詫びしたいと。ヴァンダレイの怪我を受けて、ジェロム・レ・バンナも是非自分がグランプリに出たいというような事も言ってきてくれて、今回僕らがギャランティしたわけでもないし、交通費を払ったわけでもないし宿泊代も払ったわけでもない。僕らの姿勢は変わらなくて、まず自分のお金で飛んで来て謝るのが筋でしょって。そこからじゃないとグランプリにいきなり出るとか、いやいやこっち訴えるって言ってるじゃんて。去年彼が空けた穴っていうのはそんな簡単なものじゃなくて、彼が起こしたミステイクというのをまずキチッとケジメを付けてくれという事で話しをして、実際自費で飛んできて僕とミーティングをして、お詫びもし、真摯な思いでRIZINに出たいという気持ちも伝えてもらい、今の時点で契約があるわけじゃないですけど、きっちり約束出来るんであれば、お詫びしてくれたんであればファンにもきちっと伝えて受け入れる準備はありますよと。この先の方向性としては参戦は十分考えられるのかなと思います」と説明を行い、バンナとRIZINが和解に向けて大きな歩みを見せた。

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