【試合結果】11・5 アイスリボン道場マッチ 尾崎妹加vsテキーラ沙弥 雪妃真矢vs長崎まる子 宮城もちvs世羅りさ

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『アイスリボン766』
日程:2016年11月5日(土)
会場:アイスリボン道場
開始:18:00
観衆:101人(満員)

▼ICEx∞王座決定トーナメント一回戦 時間無制限1本勝負
○尾崎妹加(フリー)
7分1秒 アルゼンチンバスター→体固め
●テキーラ沙弥
※尾崎妹加がトーナメント二回戦進出

▼ICEx∞王座決定トーナメント一回戦 時間無制限1本勝負
○雪妃真矢
4分44秒 雪の結晶→エビ固め
●長崎まる子
※雪妃真矢がトーナメント二回戦進出

▼タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ/●松屋うの
13分49秒 腕サソリ固め→ギブアップ
つくし/○弓李

▼ICEx∞王座決定トーナメント一回戦 時間無制限1本勝負
●宮城もち
9分15秒 クロスアームパッケージホールド
○世羅りさ
※世羅りさがトーナメント二回戦進出

ICE×∞王座決定トーナメント開幕!世羅りさ、雪妃真矢、尾崎妹加が一回戦突破!

第1試合

20161105ice_1st 11月3日の新木場大会にて、藤本vsつくしのICE×∞戦がドローで王座剥奪となった事から、新王座決定トーナメントが開催となった。その1回戦3試合が行われた。第1試合は唯一、アイスリボン所属でない尾崎妹加が、テキーラ沙弥と対戦。開始早々にタックルを決めエルボー、セントーンを決めたパワーの妹加に対して、沙弥はクロスボディの連発、アルゼンチン・バックブリーカーを切り返しての丸め込みとスピードで勝負に出る。沙弥も勝利への執念を見せるが、妹加のカウンターのラリアットを浴び、アルゼンチン・バックブリーカーに捕まってしまう。何度も絞め上げるが必死に耐え続ける沙弥。ギブアップが取れないならと、アルゼンチンから豪快にマットに叩き落とした妹加は、そのままカバーに入ってのカウント3。トーナメント1回戦を突破した。

 敗れた沙弥は「せっかくのチャンスをモノにすることが出来なくて悔しいです」と語り、妹加は「勝ちました!メッチャ嬉しいです。(2回戦は)藤本さんと戦わせて頂くのは初めてになるので緊張してます。でもすごく楽しみにしています」と語った。

第2試合

20161105ice_2nd トーナメント1回戦の第2試合は、1月16日アイスリボン703以来の雪妃vsまる子。先に入場したまる子は、後から入場して来た雪妃がコールを受けているところを背後からエビ固めで丸め込み秒殺を狙う。カウント2でキックアウトした雪妃にドロップキックの追撃。体勢を立て直した雪妃は串刺しニードロップから反撃を狙うが、まる子はドロップキックの連打を決めると、雪妃の蹴り足をキャッチし、そのまま雪妃の周りを1周半するなど猛スピードで勝ちを狙う。猪突猛進、まる投げを決め勢いに乗って雪妃に突進するが、これを透かした雪妃はまる子を抱え上げると、そのまま一気に雪の結晶を決め3カウントを奪取。まる子の猛攻の中、一瞬のチャンスを逃さなかった雪妃に勝利を呼び込んだ。

 「自分の猛スピード世界に引き込んでいったつもりですけど、ユキさんに読まれてしまって負けてしまいました。今日、戦ってひとつ上の先輩なんですけど、すごく距離を感じて、久々のシングルだったんですけど、すごい悔しいです」と悔し涙を浮かべるまる子の様子に、雪妃は「下の子達が、順番で鬱モードになっているのを見て、なんか自分もそうだったけど、全員そうなるんだなと思って。その鬱を抜けた自分から見ると、すごい面白く見れちゃうんですよ。」と笑い転げる雪妃に藤本が「ノンフィクションを観て、初めて雪妃を観に来てくれた人がいるんだから、ちゃんとして」と注意し「すいません。たくさん見に来てくださった方がいるという事で本当にありがたく思います。『ノンフィクション』観てくださった方にとっては、デビュー当時のユキ(仮)の映像だったんですけど、デビューして私も2年経ちまして、2年前の映像とはメンバーもちょっと変わっていたりするんですけど、みんなで明るくハッピーなプロレスを送り続けようと頑張っていますので応援に来てくださったら嬉しいです。で、次、トーナメント、くるみさんと都さんの勝者ということですね」とカードを確認すると藤本からは「都って誰にでも負けるけど、誰にでも勝つから(どっちがくるか)分からないね」とに言われ、「そうですよね。都さん来たら、ちょっとイラッとしますね。2回戦は横浜。私の2周年記念の大会なんです。(一昨年の)11月横浜でデビューしたので。都さんよりはくるみさんとシングルしたいので、くるみさんが勝ってくれると嬉しいなと思います」と語った。

第3試合

20161105ice_3rd 11月3日新木場大会で30分ドローの熱戦を繰り広げ、トーナメントでシード枠となった藤本とつくしがタッグでぶつかった。要所要所での2人の攻防はこの日もスピーディでスリリングな展開が繰り広げられた。最後は弓李とうのの攻防となり、弓李がバッククラッカーを決めたタイミングで、コーナーからつくしがフットスタンプを落とす合体技から、弓李がダイビングボディアタックから、腕サソリ固めでギブアップを奪って勝利。

 ギブアップを喫したうのは「先日の新木場大会を見て、つくしさんとは試合がしたくないと思って。壮絶な戦いだったので、つくしさんはすごいなと思ったんですけど、今日の道場マッチで、やっぱりすごくてびっくりしました。弓李さんも関節で決められて、若い人はすごく怖いなと思いました。(藤本を見て)あっそういう意味じゃないです(と慌てる)でも自分も負けずに頑張りたいと思います。自分のトーナメントは来週の道場マッチでハム子さんと当たります。ちょっと怖いなって気持ちもしますけど、自分の中で小さいですけど、自信というか勇気が少しずつ芽生えてきたので、全身でぶつかっていきたいと思います」とハム子戦への決意を語り、弓李も「勝ちました!トーナメント、自分は来週の13日(岩槻のお出かけ)の235さんから始まります。235さんも関節を使うので、自分が骨を折られないように、先に相手の骨を折っておこうと思います」と1回戦突破を目指す。そしてつくしは「弓李vs235の勝った人がつくしと対戦します。まあ、いい運動になるんじゃないかって思っています。決勝でつっかさんと出会う約束をしているので。楽しみにしています」と早くも決勝での藤本との再戦を見据えた。

第4試合

20161105ice_4th メインで行われたトーナメント1回戦第3試合は、昨年8月29日のアイスリボン674以来の宮城もちvs世羅りさ。序盤からいきなり場外戦。もちの上にイスを乗せてのダブルニーを決めた世羅だが、もちは起き上がると、お互いにイスを持っての打ち合いへ。もちのイスを吹っ飛ばした世羅が手にしたイスをもちのボディにめり込ませるが、これをもちは腹を突出し弾き返す。動揺する世羅をリングに上げ、アルゼンチン・バックブリーカーから世羅をロープに叩きつける。世羅も619からリバースカンパーナ、ダブルニードロップ、セラリズムバスターと一歩も退かず一進一退の攻防。コーナーに上がった世羅に強烈な頭突き連打を叩き込んだもちが雪崩式ブレーンバスターからカウンターのボディシザースドロップ、更にフロッグスプラッシュで勝負に出る。なんとかカウント2で返した世羅に、とどめのメタボリックサンドを狙ったもちだが、これをこらえて前方に着地した世羅はもちの腕をクロスして引っ張ると、そのまま丸め込むクロスアーム・スモールパケージ・ホールドで逆転フィニッシュ。世羅が難敵もちを下し1回戦を突破した。

 試合後、さすがに落胆の色を隠せないもちは「描いていた未来予想図が崩れてしまいました。2回戦でハムさんと当たって、倒して決勝に進んでベルトをお腹に巻きたかったんですけど。人生は甘くないですね。今後、アイスにはまだベルトがあるので、そちらの方を視野に切り替えてやっていこうと思います」と前向きに語り、勝った世羅は「1回戦突破!もちさん、次の相手も気になりますけど、もちさんも強かったですよ。頭突き、強いし痛いし、腹強いし。そんなもちさんに勝った世羅だから、次は絶対、勝つと思うし、うのが来ようと、ハムさんが来ようと勝ち上がって、目指すはひとつ。誰が来るか楽しみなんですけど、7月に交わした約束を自分は忘れてないんで。新木場?再戦?そんなのどうでもいいよ。私が目指すのはただひとつ。あの約束を果たす時までは、どんな事があっても止まれない。11月19日、デスマッチが控えてますけど、そんなとこで止まれない。12月31日楽しみにしておいて下さい」と7月後楽園ホールでの藤本との約束をアピールし大晦日後楽園で行われる決勝トーナメント(=11月23日の横浜リボンでの2回戦に勝利した4選手が出場)への決意を語った。

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