どすこいプロレス10周年記念大会『終進』で維新力が格闘技人生40周年の節目へ

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 維新力格闘技人生40周年、どすこいプロレス10周年記念大会「終進」が11月6日(日)、満員の観客を集めて東京・新宿FACEで行われた。

 ちょうど節目の大会になるので、毎年恒例でこの時期にやっていた主催大会は、これでひと区切りつけるつもりの維新力。朱里と組んでメインのミックスト・タッグマッチに出場し、船木誠勝&世羅りさと対戦した。
 維新力は船木相手にアルカトラス(変形らくだ固め)や突っ張りを見せたが、船木のハイブリッドブラスターをリング中央で食らう。一度は跳ね返したものの、再度同じ技を決められ、スリーカウント。

 これまでの9大会は黒星続きだったが、今大会もマットに沈んだ。

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 維新力のリング上のコメントは、以下の通り。
「本日はお忙しいところ、こんなにたくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございました。今年は私自身、格闘技人生40周年、そしてどすこいプロレス10周年、節目の大会でしたが、船木さん、世羅さん、強かったです。ありがとうございました。この10年間、皆様方に勝ってる姿を見せておりませんが…。このままどすこいプロレスをやめるのも考えたのですが…。来年以降まだ白紙ですが、皆さんの前で勝つまでは絶対、このリングに帰ってまいります。僕のパートナーとして頑張ってくれた朱里選手、1週間後に総合格闘技パンクラスで試合を控えているのにもかかわらず、減量中にもかかわらず、今日出てくれました」

 締めの「ひー、ふー、みー、どすこ~い!」の掛け声は、朱里が務めた。

 バックステージでは維新力が、こうコメントしている。
「みんないいファイトしてくれたので、ほんとに感無量というところで、いまは終わったなということで、何もあとのことは考えてないですね。ただね、ずっと負けてるのでね、機会がくればまたやりたいっていうのはあるんですけど。(主催については)大会に向けて色々一人ですることがあって、トレーニングや店もやりつつなので。そういうのが10年間やって一番苦労したので。プロレスラーとしては来年、さ来年ぐらいで…。船木選手との対戦は初めてですね。SWSで新弟子の時、藤原組の船木さんを見て、かっこいいなあと思って、憧れてましたので。いや~、蹴り、重かったですね。ズシ~ン、ズシ~ンと来ましたね。思っていた以上に、すごい選手でした」

(写真・文/フリーライター・安西伸一)

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