5・22 花鳥風月王子大会 三尾vs山本 岡田vs服部 ジョシュ&ウルフvs瓦井&たけむら

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『シアタープロレス花鳥風月Vol.38 やるしか、ねえだろっ!!』
日時:2016年5月22日(日)
開場:12:30 開始:13:00
会場:東京・王子神谷バビロンの流れのほとりにて
観衆:52人

▼エキシビション5分間
唐澤志陽
(0-1)
山本裕次郎
※エキシビションの為、勝敗は無し

▼第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
○関友紀子/中川達彦
9分1秒 ダイビングセントーン→片エビ固め
HAMATANI/●ムエタイマシン2号

▼第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○江利川祐
9分35秒 タイタニック
●住吉久仁夫

▼第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○瓦井寿也/たけむら光一
10分20秒 ウルフの凶器攻撃による反則裁定→反則勝ち
ジョシュ・オブライエン/●ウルフ・スター☆

▼第4試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○三尾祥久
17分28秒 エビ固め
●山本裕次郎

▼第5試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○岡田剛史
12分31秒 リストクラッチ式変形みちのくドライバーII→エビ固め
●服部健太

岡田剛史が7月に広島花鳥風月旗揚げを宣言!関友紀子が花鳥風月所属後初勝利!

▼エキシビジョン

2016-05-22花鳥風月_エキシビジョン
 旗揚げ時には本間朋晃(現在新日本プロレス参戦中)が在籍し、ASUKA(旧リングネームは華名)が参戦していたシアタープロレス花鳥風月の4周年大会。
 大野代表が当時の思い出を語り、旗揚げの地に帰ってきた感慨を語る。話題はなくとも若手所属選手中心の4周年興行にしたいきさつも明かされた。また、今大会のスペシャルリングアナウンサーとして、シンガーソングライターの中村麻由が紹介された。

 唐澤3度目のエキシビションマッチ。山本は差し合いから組んでロープに追い込み、フェイスロックへ。抜け出す唐澤だったが、山本はすぐさまアームロック。ヘッドシザースの形で唐澤は抜け出しスタンドへ。
 唐澤はチョップ。山本「効かないよ!」と余裕の表情。唐澤は逆水平、張り手と叩き込みハイキック、ミドルキックと打ち込んでいく。
 山本は蹴り足をキャッチするとボディスラム。グラウンド卍を仕掛けるが崩れるも、体勢を整えると、腕ひしぎ逆十字固めへ。さらにチキンウイングに捕えるがエスケープ。さらに山本は卍固めへ。続いて張り手合戦になると山本に分。唐澤はハイキック、ミドルキック、と蹴り込むが山本はガード。渾身の蹴りでガードを突きぬくがカウント2。
唐澤はエルボー連打。「おい、この5分長くねえか!?」と本部席にツッコむと、山本はミドルキックで唐澤をコーナーに追い込みスタミナを奪っていく。「見に来てくれたお客さん、応援してんだぞ! どうしたどうした!」と鼓舞すると、唐澤もミドル、エルボーのコンビネーション。山本は勢いの落ちた唐澤をボディスラムで投げると、終了間際に関節技でギブアップを取る。少々長い5分間が終了を告げた。

▼第1試合

2016-05-22花鳥風月_第1試合 先発は中川とムエタイ2号。ともに互いにローキック、ミドルと打ち込み、さながらキックボクシングのような試合に。
関vs.HAMATANIの場面となると打って変わって力比べから腕を取り合う攻防に。足を取ったHAMATANIはスピニング・トゥー・ホールド。うまく体を反転させた関は、下からHAMATANIを張っていく。HAMATANIはこらえて4の字固め。

 2号に替わると、関に打撃の雨を降らせる。コーナーに追い詰めて膝蹴り。強烈なミドルでダウンを奪うと、HAMATANIに交替し、逆エビ固め。関がこれをクリアすると、HAMATANIはブレーンバスター。しかし関はこれを空中でこらえ、体勢を入れ替えて脇固め。中川に替わるとHAMATANIを打撃で押しまくりロープに振るが、これはHAMATANIがカウンターのレッグラリアート。

 関vs.2号。ミドルをくぐってかわし抜けた関は背後から飛びついて、スリーパーホールド。背面からコーナーに押し付けてクリアした2号だが、再び関は飛び乗りスリーパーに。スタミナを奪うと関は中川のアシスト後にダイビングセントーンを落とし、3カウントを奪取。シアタープロレス花鳥風月所属後の初勝利をなった。

第2試合

2016-05-22花鳥風月_第2試合 ロックアップからスタート。住吉はサーフボードストレッチに固めていく。江利川はヘッドシザースホイップで切り返すと、エルボーで連打。住吉もドロップキックでコーナーに追い詰めると、ストンピングを降らし、ストレッチ技で苦しめていく。
 逆エビ固めで住吉に捕まる江利川だったが、これをしのいでロープブレイク。住吉はコーナーへ振り走り込むが、江利川はこれを迎撃。捕獲するとブルドッキング・ヘッドロック。ランニング・ネックブリーカーと畳み掛ける。バックドロップへの移行は住吉にひっくり返され、ボディスラム。ダイビングヘッドバッドを仕掛ける住吉だが、江利川はこれをかわして自爆を誘う。江利川は住吉を捕まえると、自らコーナーに駆け上がり、江利川式ヨシタニック=タイタニックを炸裂。そのまま抑え込み勝利を得た。

 試合後、5月20日に誕生日を迎えた江利川へのプレゼントとして、中村麻由から(リトル巨人くんに似ていることから)読売ジャイアンツのユニフォームが贈呈された。
江利川「ありがとうございます。(誕生日を迎えて)43歳です。勝ててよかったです。花鳥風月、もっともっと盛り上げていきます。よろしくお願いします!」

▼第3試合

2016-05-22花鳥風月_第3試合 試合開始早々、ウルフは「おい、新婚! 新婚! 新婚!」とたけむらのプライベートを扇動するが、たけむらも「うるせー! おまえこそ新婚じゃねえか! コノヤロー!」と逆扇動。会場からは「シンコン! シンコン!」という新婚コールが巻き起こる。「結婚してねえよ! 俺は生涯独身だ!」とウルフは正体不明を念押しするが、ツッコムようにたけむらの蹴りが飛び、「待て待て、本気じゃねえか!」とさっさとジョシュへ交替する。

 ジョシュvs.たけむら。ジョシュはウルフと組むからか、打撃に加えていつもに増して辛辣な攻撃。ウルフに替わるとウルフはたけむらの腕に噛みついていくなど、英語での意思疎通はかみ合わないがタッグワークはバッチリ決まっていく。
 ウルフvs.瓦井。髪の毛をかきむしり、動揺を誘うウルフは、髪留めゴムを取り出し、瓦井へゴムパッチン。グラウンドに持ち込み、またしてもゴムパッチン。エルボードロップからのフォールはカウント2。瓦井は逆水平を打ち込むがウルフは余裕。瓦井はウルフのTシャツを脱がし、逆水平。しかしウルフはヘッドロックから転がしてドロップキックを放つなど、瓦井を掌に載せていく。
瓦井がロコモーション式にブレーンバスターを3発放つと、ウルフはジョシュに交替。
 いやらしく攻めていくジョシュに追い詰められるが、瓦井はドロップキックで反撃。たけむらに替わると、ハイキック、ドロップキックと鮮やかに攻めたてる。再び瓦井に替わると、ジョシュへジャイアントスイング。しかし2回転しか回らず、炎のコマ状態で無理やり引きづり、逆エビ固めへ。逆にダメージを負ったジョシュだったが、なんとかウルフに交替。するとウルフは何を血迷ったか、いきなり凶器を使ってのラフファイトを展開していく。チェーンを使った絞死刑に入ったところでウルフに反則裁定が下された。

第4試合

2016-05-22花鳥風月_第4試合 全選手入場後、岡田がマイクを要求。「今回、所属同士の初対決ってことになってたんですけど、僕は前回(2015年7月20日、王子小劇場での花鳥風月1DAYタッグトーナメント準決勝。岡田のパートナーは近野剣心)ハットトリックに負けてるんですよ。タッグなんだけど、服部くん、三尾くん、シングルマッチにしましょうよ。どうですか?」
 これを本部席にいた大野代表が許諾し、ハットトリック側も快諾。急遽山本vs.三尾と岡田vs.服部のシングルマッチ2戦に変更されることとなった。

 握手でスタート。三尾はテイクダウンを奪い一気にフォールを奪いに行くがカウント1。三尾は上体をキープしつつ、腕ひしぎ逆十字を狙っていく。山本が足を取りにいくと三尾は体を反転させ、サイドポジションに移行。これも山本返してアームロック。三尾は足を取っていくがこれはニアロープ。山本はニーロックを仕掛けるが、三尾は足をからめ取って複合関節技に。山本転がり、両者同時にロープエスケープ。
 三尾は低空ドロップキックなど山本が痛めているヒザへ集中攻撃。ヒザを高々と上げ、マットへ叩きつけていく。三尾は場外へ出ると、コーナーポストを使い山本のヒザを痛めつける。再びドロップキックで砲火を浴びせると、自ら「リング内でやれ、コラー」と叫び、山本を中へ入れる。さらにヒザを絞め上げて攻撃を加えると、山本はようやくロープブレイク。痛めた足でソバットを繰り出すと、三尾は延髄斬り。山本をフォールもカウント2。
 山本が息を吹き返すと、チキンウィング・フェイスロックから裏投げを連投。バックドロップホールドで固めるが、ヒザの痛みのため固定しきれない。ヒザを付き合い、エルボーを打ち合うが、三尾は起き上がりざまにバックスピンキック。飛びヒザ蹴りでカウント2。さらに高速で丸め込んでカウント3。山本が抗議するが覆らなかった。

第5試合

2016-05-22花鳥風月_第5試合 すばやく服部のバックを取っていく岡田だが、服部もすぐさまバックを取り返す。岡田はエルボーでここから抜け出すと、服部も岡田の腕へパントキック。服部は腕をからめて肩を攻める。岡田をコーナーに追い詰めると、腕固めへ。さらにキーロックに行ったところでエスケープ。
 岡田の腕をロープに固定し蹴り込んだ服部だが、岡田がここからスリーパー、エルボー。PKからニードロップ。チキンウィングと息を吹き返す。服部は飛びつき腕十字を狙うがこれもエスケープ。ロープに振ってのフライングクロスチョップからフォールもカウント2。ドロップキックで畳み掛けるがカウント2。エルボー連打から張り手の打ち合い。岡田が息を吹き返し裏投げすると、服部もすかさずジャーマン・スープレックス。岡田もバックを取ってのジャーマンスープレックス。すぐさま服部がドロップキック。
 ダブルダウン状態となるが、両者起き上がると平手打ち。岡田はミドルキックで服部をダウンさせると、そのまま抑え込むがカウントは2。岡田はもう一度服部を捕まえ、抱え上げてからさかさまに持ち替える変形のみちのくドライバー2でピンフォール。服部は両拳をマットに叩きつけて悔しがった。

岡田「最後、自分のわがままでシングルに変更になりました。ありがとうございます。デビュー1年でたくさんの経験を積ませてもらいました。感謝してもしきれないです。本当にありがとうございます。7月17日、広島で広島花鳥風月を旗揚げします。広島花鳥風月の色ってのは、現場で、生で観に来てもらったらわかると思うので、ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございました!」

(記事・写真提供 花鳥風月)

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