【試合結果】4・23 花鳥風月スターライズタワー大会 AKIRA&矢郷良明vs政宗&岡田剛史 梅沢菊次郎&ジョシュ・オブライエンvs服部健太&佐藤光留 勝村周一朗vs篠宮敏久
『伝播闘WARS第一部 花鳥風月vol.45 風流人2017タッグプール戦』
日程:2017年4月23日(日)
開始:13:00
会場:東京都・スターライズタワー
観衆:158人
▼桐原季子プレデビュー戦Vol.1 5分1本勝負
○関友紀子
4分30秒 パロスペシャル
●桐原季子
▼タッグプール戦 予選プールA 20分1本勝負
○政宗/岡田剛史
6分42秒 エビ固め
ウルフ・スター☆/●ウルフ・スター☆Jr.
▼タッグマッチ 15分1本勝負
山本裕次郎/○唐澤志陽
6分32秒 PK→体固め
●HAMATANI/たけむら光一
▼タッグプール戦 予選プールB 20分1本勝負
鈴木秀樹/●ウルトラマンロビン
14分10秒 エビ固め
○服部健太/佐藤光留
▼タッグプール戦 予選プールA 20分1本勝負
○松本崇寿/瓦井寿也
11分22秒 パワースラム→エビ固め
ウルフ・スター☆/●ウルフ・スター☆Jr.
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○勝村周一朗
14分12秒 ニンジャチョーク
●篠宮敏久
▼セミファイナル タッグプール戦 予選プールB 20分1本勝負
梅沢菊次郎/○ジョシュ・オブライエン
13分2秒 インプラントDDT→エビ固め
●服部健太/佐藤光留
▼メインイベント タッグプール戦 予選プールA 20分1本勝負
○AKIRA/矢郷良明
13分12秒 ムササビプレス→体固め
政宗/●岡田剛史
AKIRA&矢郷がタッグベルト獲得に向け全戦全勝!8・5山梨花鳥風月の旗揚げ大会の開催が決定!
第0試合
査定試合が合格になるも、デビュー戦は保留状態となった桐原。プレデビュー戦を重ねて成長を見せていきたいところ、ゴングが鳴るとタックルで飛び込む。
これを関はいなしてエルボーを打ち込む。桐原もヒップアタック、ランニングニーアタックなど引出しを開けていくが、決め手に欠けカウント2。
桐原はこれまでよりプロレス技の手数を見せるが決めきれない。飛びついてアームロックを仕掛けるがこれも逃げられ、続くボディスラムはかわされバックを取られてしまう。
関は背後から飛び掛かってスリーパー。このまま腕を取りに行きパロスペシャル。掛りが浅く一度は外されてしまうが、再び両腕をつかみリング中央でパロスペシャルを決め、桐原からタップを奪った。
オープニング
代表を務めるスパイシーKが登場。リングアナの伊藤賀一を呼び込むと、8月5日(土)に山梨プロレス改め山梨花鳥風月の旗揚げ大会をマリーナホップで開催する事を発表した。
第1試合
ウルフ親子の奇襲で試合スタート。場外から戻ると、ウルフ組は器用にレフリーの目を盗み、2人がかりで政宗を攻撃していく。
政宗はチンクラッシャーからのDDTで流れを断ち切ると、岡田に交代。ウルフはエルボーから、早くもみちのくドライバー2を繰り出すが、岡田はフォールを2で返すとラリアット。
駆け付けたJr.もラリアットで粉砕すると政宗に交代する。政宗vs.Jr.となると政宗は骨喰を出していく。エスケープでロープに手をかけたところを岡田が619の要領で顔面を蹴り飛ばし、再び政宗が骨喰。
ウルフが乱入し場外に引きづりこむと缶ビールをまき散らかしていく。リング内ではJr.が奮闘するも、政宗が絡みつくように下からJr.の体を畳み、ジャパニーズ・レッグロールクラッチの形でフォールを奪った。
第2試合
先発はたけむらと唐澤。リングを1周回ると唐澤が打撃を打ち込み、掌底の打ち合いになっていく。
HAMATANIvs.山本の場面となると、HAMATANIがグラウンドの展開からのスモールパッケージ。これを2で返すと、山本は巻き投げから腕を取り、カニばさみからのレッグロック。これを回転させてフォールを狙うがカウント2。
たけむらvs.山本となると「チョップ合戦やる?」と誘い込み、互いに逆水平を打っていくが、たけむら悶絶。コーナーにハンマースルーし山本にダメージを与えるが、山本もたけむらへミドルキック。受け止め掴んだたけむらは足をコマ回しのように反動を付け回転させていく。山本もこの回転を利用しミドルキックを狙うが、たけむらもミドルキックで同士討ち。
HAMATANIと唐澤がリングインすると、HAMATANIは腕を取りトップコーナーを蹴り上げて巻き投げを決めていく。続けてアンクルホールドに捕えるが、これをこらえた末に、山本&唐澤組の連携攻撃。最後はPKで、唐澤が勝利を奪取した。
第3試合
鈴木秀樹がBJW認定ストロングヘビー級王座を奪取したことにより、SGP認定グローバルジュニア王者・ウルトラマンロビンとのタッグチーム名が「ヨーロピアンズ」になると半ば一方的に発表するロビン。
先発は鈴木と佐藤。間合いを測り佐藤が低空タックル。鈴木は腕を取りガードし、佐藤のアゴをフックしていく。再びスタンディングの場面になると、佐藤はローキック。鈴木はヘッドロックで捕まえると、そのままグラウンドに持ち込むが佐藤はヘッドシザースで返していく。
再び立ち上がり、ロックアップの体制になると鈴木はロビンに交代。佐藤も服部に代わると、キーロック、アームホイップと服部が攻めたてる。服部は佐藤に交代を求めるも「やだよ! こいつやだ!」とロビンとの接触を拒否。服部はマスクに手をかけるダーティーテクニックからロープを使ったフライングエルボーを打ち込み、ようやく交代。
ロビンはSTFを決めるが、いとも簡単に腕を固め返されてしまう。ミドルキック2発を撃ち込み服部に交代すると、ロビンが嗚咽。
しかしこらえたロビンは代わった服部に怒りのウルトラダイナマイト。鈴木のシュミット式バックブリーカーを決めると、ロビンがコーナーからウルトラデスティニー。しかしこれは2でキックアウト。鈴木が場外に落とし羽交い絞めにすると、ロビンは再び場外へのウルトラデスティニーを狙うが、これもかわされて、鈴木に誤爆。しかし鈴木はロビンをキャッチし、服部と佐藤にぶつかっていく。
リングに戻った服部は延髄斬り、フライングクロスチョップでロビンを追い詰めるが鈴木秀樹がロビンごとひっくり返してカウント2。服部が押さえ込んだ体制のため、そのままカウントが入れられるが、今度は佐藤がひっくり返してカウント2。このひっくり返し合戦を繰り返す事数十回・・・。最後は服部が力を振り絞り、ロビンを丸め込み勝利した。
佐藤「(鈴木に向かい)お前の敵はオレらじゃない。そいつだ!(ロビンを指さす)」
第4試合
ダブルヘッダー2試合目のウルフ組がやはり奇襲からスタート。ウルフは瓦井を重点的に攻め立て、「シムラー!」と張り手をぶちかましていく。瓦井はヘッドロックに固め、ロープに振ってショルダーアタック。瓦井vs.Jr.の場面となると、瓦井はボディスラムから祈りを込めた小こけしを決めていく。
松本に代わるとフェイスロックから腕を固めてフォールへ。これをJr.が返すとエルボー連打からエルボースマッシュ。瓦井とのダブル股裂きなど連携をつなぐがJr.がタッチ。ウルフは松本を捕まえると顔面をロープにこすり付け形勢逆転。コーナーに追い込むとお客さんに指示をしてポストを使った金的攻撃。Jr.に交代すると、タッチロープやバンテージを使いチョーク攻撃。さらにウルフに代わるとブレーンバスター。
しかしこれはうまく堪えられ、Jr.が助太刀に向かうが、松本は2人まとめてブレーンバスターで切り返す。松本はJr.にスリーパーホールドもなんとか脱出。ウルフはレフェリーを松本にぶつけていくと、Jr.も投げつけ波状攻撃。腕に鎖を巻きつけ自身もアタックに向かうが、これは誤爆。
松本がJr.を力づくでぶっこ抜くようなパワースラムで投げつけフォールを奪った。
第5試合
静かな立ち上がりでスタート。両者タックルを狙うが、先に攻め立てたのは篠宮。グラウンドの展開からヘッドシザースに捕えるが、勝村は倒立で外していく。篠宮は技を解くのだが、おもむろに勝村を見ると、倒立したまま。客席から拍手が巻き起こる中、篠宮も倒立に挑戦するが、これは失敗。
立ち上がった勝村は篠宮の首を捕まえると「これからDDT決めるぞ!」と宣言。「ただのDDTじゃない、マットに突き刺さるDDTだ!」と予告し溜めに溜めてから技を決めると、篠宮の体は絵に描いたように垂直に刺さる。
勝村は篠宮の足を抱えレッグロック。篠宮は回転して返すと脚を器用に使い勝村の腕を攻めたてる。篠宮は技を外すと腕へ目がけてストンピングの雨を降らす。再びアームロックを狙う篠宮だが、これを堪えられるとコーナーに持ち上げ雪崩式ブレーンバスター。
さらに掟破りの逆ニンジャチョークを仕掛けるが、そのまま抱え上げた勝村は篠宮に対してベナドリラー。フロントチョークの状態からニンジャチョークを仕掛けると、投げるようにグラウンドに移行。そのまま締め上げギブアップを奪った。
セミファイナル
先発はジョシュと佐藤。荒々しいジョシュをいなしてく佐藤は冷静に対処し服部に交代。ジョシュも梅沢に替わる。
服部はタックルを足に仕掛けてグラウンドに持ち込むが梅沢は吠えて耐えていく。髪の毛をつかみ脱出する梅沢だが、服部もしぶとくヘッドロック。これを梅沢は髪をつかんでのヘッドバットで返し、佐藤が注意すると場外乱闘へ。服部もジョシュに蹴りを打ち込み、佐藤は梅沢とつばぜり合い。
リングに戻ると佐藤vs梅沢の場面へ。お互いに蹴りとチョップを打ち込みあい「全然痛くありません!」と意地の張り合い。3度繰り返した後、佐藤が前蹴りから脇固めへ。
梅沢はジョシュに替わると、ジョシュは佐藤をコーナーに追い込みキャプチュードでカウント2。カウンター式の飛びつき腕十字を決める佐藤だったが、梅沢がボディプレスでカット。服部に替わるとドロップキック、コーナーからのボディアタック。さらにノーザンライト・スープレックスを狙うが、ジョシュがこらえてヒザで返して走りこんでのラリアット。
しかしこれをかわした服部はそのまま組み付きノーザンライト・スープレックス。カウント2。さらにジャーマン・スープレックスを決めるが、これはカット。
ジョシュはラリアットを打ち込みフォールを狙うがカウント2。返されると再びヒザを叩き込み、ダメ押しにインプラントDDTを決めフィニッシュを決めた。
メインイベント
AKIRA&矢郷組はゴングを待たず、リングインとともに対角線上のチームへ襲い掛かる。リング上は矢郷と政宗。
「カモン!」と挑発する矢郷だがすぐにAKIRAに交代し動揺を誘っていく。AKIRAと政宗はロックアップすると素早い展開でチェーンレスリングを組み立てていく。矢郷が入ると、政宗と張り手、エルボーの打ち合いへ。大声で笑いながらエルボーを打ち込んでいく矢郷。
AKIRAvs.岡田の場面となると、ヘッドロックで岡田を捕まえボディブロー。さらにストマッククロー。矢郷に変わると変形のコブラツイスト。さらにロープを掴んで絞っていく。岡田は脱出するとラリアット。さらに畳み掛けるようにトラースキック。
AKIRAvs.政宗の場面となるとAKIRAが高い打点のドロップキックからロープに振ってフライングラリアット。ミサイルキックとつないでカウント2。丸め込んでくるところを政宗が返して骨喰。これを堪えると岡田に替わるがオールドボーイ。
これも耐えた岡田だったが、エルボー合戦からの低空ドロップキックでAKIRAが主導権を握り直しムササビプレスでカウント2。政宗がリングインするが矢郷がこれを排除し、AKIRAが再びムササビプレスを決めて3カウント。3戦3勝でプールA決勝進出を早々と決めた。
矢郷「花鳥風月の大エース。矢郷良明です。このまま優勝しAKIRAさんとタッグ王座を巻くことは決定でしょう。花鳥風月グループのベルトを巻いた暁には、都民ファーストととして豊洲の問題から解決していきたいと思います。さらに巻いた暁には、新しいキャラクターを呼び込んで新しいストーリーを描いていきたいと思います。AKIRAさんは何かありますか? ありがとうございます。それでは皆さん一緒に。花・鳥・風・月!!」