新日本プロレス 11.21後楽園大会 WORLD TAG LEAGUE 2015開幕戦/棚橋&エルガンvs.オカダ&YOSHI-HASHI

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WORLD TAG LEAGUE 2015 開幕戦
日時:2015年11月21日(土)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1736人(超満員札止め)

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○マスカラ・ドラダ/デビッド・フィンレー
5分36秒 ドラダスクリュードライバー→片エビ固め
●小松洋平/田中翔

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
タイガーマスク/●ジュース・ロビンソン
7分41秒 セレブリティ・リーハブ→片エビ固め
○クリストファー・ダニエルズ/フランキー・カザリアン

▼第3試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
田口隆祐/KUSHIDA/●キャプテン・ニュージャパン
8分58秒 ヘルメリー→片エビ固め
外道/マイケル・ベネット/○マット・ターバン with マリア・ケネリス

▼第4試合 10人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/小島聡/永田裕志/中西学/●ジェイ・ホワイト
11分25秒 マイアミシャイン→片エビ固め
AJスタイルズ/バッドラック・ファレ/○高橋裕二郎/タマ・トンガ/コーディ・ホール

▼第5試合 「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦 30分1本勝負
真壁刀義/●本間朋晃(0勝1敗=0点)
7分22秒 横入り式エビ固め
○矢野通/桜庭和志(1勝0敗=2点)

▼第6試合 「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○内藤哲也/“キング・オブ・ダークネス”EVIL(1勝0敗=2点)
12分6秒 デスティーノ→体固め
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン/●ドク・ギャローズ(0勝1敗=0点)

▼第7試合 「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦 30分1本勝負
後藤洋央紀/○柴田勝頼(1勝0敗=2点)
12分48秒 PK→片エビ固め
中邑真輔/●石井智宏(0勝1敗=0点)

▼第8試合 「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦 30分1本勝負
棚橋弘至/○マイケル・エルガン(1勝0敗=2点)
17分40秒 エルガンボム→片エビ固め
オカダ・カズチカ/●YOSHI-HASHI(0勝1敗=0点)

長期欠場中のBUSHIがロス・インゴベルナブレスに加入!エルガンが棚橋に変わり超満員のファンの前で「アイシテマス」

第1試合

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小松とドラダがオーソドックスな展開でスタート。ドラダがトラースキックで倒し腕固め。そのままフィンレーにタッチ。小松も田中にタッチ。フィンレーがエルボー連打で倒すが、田中は返して小松にタッチ。

小松がブレーンバスターで投げようとするがフィンレーが逆に投げドラダにタッチ。

ドラダはロープをうまく使いクロスボディアタック。走りこんだドラダを小松がコルバタで倒し逆エビ固め。
返したドラダに小松は串刺し攻撃を狙い走りこむも、ドラダはこれを避けエプロンから延髄斬り。更にロープ渡り式のセントーンからドラダスクリュードライバー。これで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
田中翔
――今日はチーム道場対決となりましたが?
「今日はBUSHIさんが突然(欠場)ということで。復帰から小松と俺で叩き潰す。最初はそう考えていたけど。カード変更があったところでやることは変わらない。対戦する相手を倒す。それは変わらない。今日はチームワークもまだまだ。でも俺と小松、どんどん組んでやってやるよ。タイトル、当然絡んでやる。でもいくら頑張っても(ジュニア)タッグトーナメントに出させてもらえない。ベルトに絡ませてもらえない。だったらどうすればいいんだ。自分で勝ち取るしかないだろう。勝って勝って。ひとつ挑戦したいベルトを俺が選ぶなら、NEVER。無差別級だろう。ヤングライオンだからって差別されたら困る。挑戦させろ」

第2試合

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先発はカザリアンとロビンソン。腕の取り合いからカザリアンが罵声を浴びてロップに飛ぶが、ロビンソンが肩に担ぎ飛行機投げ。カザリアンはふらつきながらタッチしようとするが失敗。ロビンソンはカザリアンを抱えタイガーにタッチ。カザリアンはタイガーを蹴散らしダニエルズにタッチ。

ダニエルズはエルボー連打から走りこむもタイガーがアームホイップからバックブリーカー。タイガーはロープに走るも、突然ダニエルズが膝の不調をレフェリーに訴える。動揺したタイガーを背後からカザリアンが場外に引きずり落とし、そこへダニエルズがスライディングキック。

ダニエルズはリングにタイガーを投げ入れるとカザリアンとタッチし連携攻撃。カザリアンはダニエルズの足に叩きつけダニエルズにタッチ。

ダニエルズはラリアットで倒しライオンサルト。フォールも2。ダニエルズはスリーパーで捕らえるが、タイガーはエルボー連打で抜けようとする。ダニエルズはロビンソンを場外に落とし、怒って入ってきたロビンソンにレフェリーの注意を引き付けながらダニエルズとともにストンピング。

ダニエルズがタイガーを羽交い締めにしカザリアンがチョップ連打。更に走りこむもタイガーはショルダースルーで二人まとめて蹴散らすとロビンソンにタッチ。

ロビンソンはダニエルズにナックル連打。さらにカザリアンに後ろ回し蹴りからカザリアンにラリアット、ダニエルズをアームホイップで場外に投げ捨てトペを発射。ロビンソンはダニエルズに串刺し攻撃からフォールも2。

ダニエルズはカザリアンをコ-ナーに振ろうとするが逆に振られたところへタイガーが串刺しハイキック。さらにロビンソンが大暴走からタイガーがパワーボム。さらにロビンソンがダイビングヘッドバッドを投下しフォールも2。
ロビンソンはダニエルズをロープに振るが、ダニエルズはSTOで倒しフォールも2。

ダニエルズはチョークスラムからBME。これを避けたロビンソンに走りこむが、ロビンソンはビッグブーツで迎撃し投げようとするも、カザリアンがロビンソンの背後からジャンピングニー。カザリアンはロビンソンをダニエルズに振りダニエルズはビッグブーツ。そこへセレブリティ・リーハブを叩き込みダニエルズが勝利した。

<試合後コメント>
ジ・アディクション
ダニエルズ「ハッハー!イエス、イエス、イエス!新日本プロレスよ、この業界で最高のタッグチームを紹介しよう!インターナショナル・スーパースター、アメリカン・アブナイ、そう、ジ・アディクションだ。今日は新日本プロレスを制圧するための最初の一歩だ。このタッグリーグに優勝し、そしてIWGPタッグ王座を手に入れる」
カザリアン「俺たちのプランはまずこのタッグリーグに優勝すること。そしてIWGPタッグ王座を手に入れることだ。そしてそのベルトをこのゴージャスな腰に巻く。そしてアメリカに帰るのさ。ベストな存在だってことを証明してみせるぜ」

第3試合

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マリアがターバンに強烈なキスをしているのを見てキャプテンが羨ましそうに前に出る。キングダム達はじゃんけんで順番を決めた結果外道が先発に出て試合開始。

キャプテンがマリアに手を振っていると外道がガットショットからキングダムが出てきて全員でストンピング。外道はキャプテンをロープに振るがキャプテンはジャンピングショルダータックルで外道を倒し田口にタッチ。

田口はヒップアタックを外道の顔に連発し、外道を自軍コーナーに振るとキャプテンが地獄突きからアトミックドロップ。田口がヒップアタックを叩き込み、助けに出てきたキングダムにも次々ヒップアタック。
ロープやコーナーにもたれかかる3人に田口は次々ヒップアタックからギタろうとするも、マリアに見惚れてルパンダイブをしようとするが、これは外道たちが3人で蹴りつけて阻止。外道はマイケルにタッチ。

マイケルが田口をロープ際で押さえつけると、その顔面にターバンがジャンピングキック。マイケルはターバンにタッチ。

ターバンはストンピング連打から串刺しショルダーアタック。ターバンは自軍コーナーに叩きつけ外道にタッチ。外道はコーナーの田口に強烈なボディブローからスーパーキック。外道は田口を起こすとマイケルの足をに叩きつけマイケルにタッチ。

マイケルはエルボードロップを投下しフォール。返されると再度フォール。返した田口にスリーパー。田口はボディブローで返し立ち上がるも、マイケルはロープに振る。田口はロープを掴んでマイケルを迎撃するとヒップアタックで倒しKUSHIDAにタッチ。

KUSHIDAはダイビングカラテチョップからコルバタでマイケルを倒し、エプロンの外道も倒すと、ターバンに串刺しダブルニーから走りこんで来たマイケルをカニバサミで倒しマイケルの顔面がターバンの股間にヒット。
KUSHIDAはマイケルを走らせると、マイケルはKUSHIDAを飛び越え丸め込もうとするが、耐えたKUSHIDAが腕固め。これはマイケルがロープを掴み。

KUSHIDAはショルダーアームブリーカーからロープに飛びデジャブを狙うも、返したマイケルがKUSHIDAのハンドスプリングエルボーを避け延髄斬り。マイケルはターバンにタッチ。KUSHIDAもキャプテンにタッチ。

キャプテンは次々地獄突きからターバンを羽交い締めにするとそこへ田口がヒップアタック。
キャプテンが串刺し攻撃から田口に突き飛ばし田口がヒップアタックを叩きこんで倒すとそこへキャプテンがダイビングヘッドバッド。フォールも外道がカット。

キャプテンは会場の皆の力を集めようとするが、マリアに見惚れるとコスチュームのベルトを解き始める。あまりにも酷い姿になろうとしたキャプテンをターバンがスーパーキック。さらにヘルメリーを叩きこんで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
キングダム
マリア「来た!」
ベネット「見た!」
3人で「そしてヤツらを叩きのめした(笑)!」
(ローマの将軍、ユリウス・カエサルの「来た、見た、勝った」のパロディー)
ターバン「俺たちが日本に来た最終目標はIWGPタッグ王座を取り戻すこと。その前にまずこのトーナメントに優勝する」
ベネット「自分たちの前に現れる選手はすべて倒し、必ず王者に返り咲く!」

第4試合

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BULLET CLUBが急襲。AJとホールがテンコジを衝突させようとするも、テンコジはこれを耐えホールをダブルブレーンバスターで投げ捨てAJに交互にエルボーとモンゴリアンチョップ。小島がAJにモンゴリアンチョップを叩き込んでダブルのエルボードロップから天山がフォールも2。
天山は改めてAJにモンゴリアンチョップ連発からヘッドバッド。AJはサミングからバックを取るも、バックを取り返した天山に急所攻撃。ホールとトンガが出てきて三人でストンピング連打からAJがバックブローからロープの反動をつけてのフィストドロップ。AJはトンガにタッチ。

トンガは天山にヘッドバッド連発からフォールも2。トンガはホールにタッチ。

ホールは天山に膝を叩き込んでから天山の腕を掴んでのショルダータックル。さらにショートレンジの串刺しニーから、逆コーナーに振っての串刺しボディスプラッシュ。フォールも2。ホールは裕二郎にタッチ。
裕二郎はフォールもカットに永田が出てくるとすぐにAJにタッチ。

AJがフェイスロックで捉えると、ロープ際にセットしライオンサルト。これを天山が剣山で迎撃し永田にタッチ。AJもトンガにタッチ。

永田は串刺しビッグブーツからエクスプロイダーで投げ捨てフォールも2。永田はブレーンバスターで投げよとするが、着地したトンガにエルボー連打からロープに飛ぶも、これを避けたトンガがドロップキックを叩き込むもファレにタッチ。

ファレの串刺しラリアットを避けた永田が投げようとするが、耐えたファレをロープに振ってその勢いのまま倒しナガタロック。これはホールがカット。永田は中西にタッチ。

中西がチョップ連打にファレはエルボーで返す。ファレのラリアットを避けてタックルのぶつかり合い。これは中西がハンマーからロープに振りファレが喉輪でキャッチ。中西も喉輪の体勢になり。中西がショルダースルーのような体勢でファレを落とし両社タッチ。

小島が裕二郎にマシンガンチョップから行っちゃうぞエルボー。AJが出てきて小島にエルボー。羽交い締めにしてそこへ裕二郎が出てくるも、小島は裕二郎を蹴散らしAJも投げ捨てるとジェイにタッチ。

ジェイは裕二郎に串刺し攻撃連発からミサイルキック。フォールもホールがカット。
ジェイにBULLET CLUBがトレイン攻撃から裕二郎がフィッシャーマンバスターからフォールも永田がカット。
裕二郎は東京ピンプスを狙うが、小島がコジコジカッターで迎撃。そこ次々出てきてお互いを蹴散らしていくと、ジェイがトンガと裕二郎に交互にエルボーを叩き込んでロープに飛ぶが、トンガがスピアーで迎撃し裕二郎がマイアミシャインで倒し3カウントを奪った。

<試合後コメント>
BULLET CLUB
ファレ「裕二郎、おかえり!」
AJ「素晴らしい選手が帰ってきた!カムバックおめでとう!」
ファレ(帰り際に西澤取締役に)「訳しておけよ、マザーファッカー!」

第5試合

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先発は本間と桜庭。グラウンドの濃密な攻防から立ち上がった桜庭のローキックを本間が避けて距離を取る。
桜庭がグラウンド状態になりそこへ本間がこけしを投下するも、そのまま桜庭がフロントスリーパーでとらえる。本間はロープへ足を伸ばす。桜庭が崇高ナーに叩きつけ矢野にタッチ。

矢野はストンピングから崇高ナーに叩きつけ、再度ストンピングから桜庭にタッチ。
桜庭はミドルキックから胴締めフロントスリーパー。本間は強引にブレーンバスターで投げると両社タッチ。

真壁は矢野にエルボー連打から串刺しラリアット。そのままコーナーに登りグーパンチ連打からノーザンライトスープレックスホールド。2で返した矢野のバックをとるが、矢野はロープに飛ぶも真壁がラリアットで迎撃しフォールも2。

本間は真壁の髪を掴み引き倒すとロープに飛ぶが、真壁はラリアットで迎撃し本間にタッチ。

本間は串刺しエルボーからフェイスバスター。さらにこけしを投下しサンドイッチラリアットからロープに飛んでラリアット、これをよけられるもエルボーから投げようとするが、耐えた矢野にロケットこけし。
本間はコーナーに登りこけしを投下も矢野は避ける。そこへ真壁がエルボー連打で迎撃して本間がロケットこけし。これが誤爆し矢野が急所攻撃。矢野は本間を桜庭に突き飛ばし桜庭がミドルキック。そこを矢野がスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
GBH
真壁「あ~ダメだな、チクショウ!ああいうとこだな。まぁしょうがねぇ。まぁよ、俺もそうだし本間もそうだ。スタートが悪い方がいいんじゃないの。次を楽しみに待ってろ。それだけだ。まぁしょうがない。アー!最後、誤爆か。・・・まぁしょうがねぇな。それしか言いようがない。まぁここからが俺らの真骨頂だ」
本間「何やってるんだよ、俺。大事な大事な試合で誤爆。笑わせるんじゃねぇよ。開幕戦、負けたチームが優勝するというジンクスがあるかもしれないけど、みんなのこけしが誤爆。まぁあんなところでへこたれている場合じゃないですから。初戦負けたチームが優勝する。そのジンクスを絶対俺が成し遂げてみせますから。よろしくお願いします」

第6試合

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EVILにつづいて内藤より小柄な男が入場してくる。仮面を脱ぐとその下の顔はBUSHI!

ゆっくりと脱いでいった内藤にBULLET CLUBが苛々していると、レフェリーに抗議している隙をついてEVILと内藤が急襲。
しかしアンダーソンが内藤を蹴散らしEVILにダブルのショルダータックルからアンダーソンが膝の上に載せたEVILの顔面にギャローズがエルボー。次いで内藤をギャローズが担ぎアンダーソンと合体攻撃。そのまま場外乱闘となる。

アンダーソンがEVILをリングに投げ入れ、ギャローズがEVILの顔面にナックル。再度ナックルからアンダーソンにタッチ。

アンダーソンはEVILにエルボーからナックルを狙うが、EVILはそれを避けてDDT。EVILはアンダーソンを場外に落としエルボーを叩き込んでイス攻撃。リングに戻るとEVILはチョップを叩き込んでから内藤にタッチ。

内藤はスナップメイヤーからロープに飛んでセントーン。内藤は背中にエルボーを落としてからEVILにタッチ。

EVILはアンダーソンの首元に噛みつき、これが注意されるとその場飛びセントーンからフォールかと思いきや噛み付いていく。
立ち上がったアンダーソンはエルボー連打。EVILはボディにニーを叩き込んで返すと、ロープに飛んで走りこむがアンダーソンはカウンターのバスターで迎撃。アンダーソンはギャローズにタッチ。

ギャローズはEVILにラリアットを連続で叩き込み、ビッグブーツから串刺しバックエルボーからショルダータックルで倒し、ロープに飛んでからボディプレス。フォールも2。
ギャローズは地獄突きからロープに飛ぶが、EVILは追走式のバックエルボーから内藤にタッチ。

内藤はギャローズにエプロンから飛び込んでの串刺しキックからEVILが串刺しラリアット。さらに内藤がベースボールスライドからフォールも2。

EVILが羽交い締めにしたギャローズに内藤はビンタからエルボー。さらにロープに飛ぶがアンダーソンが場外にから足を引っ張り倒した所をアンダーソンが串刺しビッグブーツからギャローズが串刺しラリアット。アンダーソンが片足ドロップキックを叩き込んでギャローズがシットダウンパワーボムでフォールも2。マジックキラーを内藤に叩き込んでフォールも2。
再度マジックキラーを狙うもEVILがSTOで倒しカット。ギャローズが地獄突きでEVILを排除し内藤を担ぎ上げようとするが着地した内藤がギャローズを突き飛ばし、エプロンからBUSHIがパウダー攻撃。そこを内藤がドロップキックを叩き込んでからデスティーノで勝利した。
試合後、腕をあげようとしたレフェリーに内藤はドロップキックを叩き込み、倒れこんだレフェリーを枕にEVILとBUSHIとともにポーズを決めリングを後にした。

<試合後コメント>
ロス・インゴベルナブレス
EVIL「ディス・イズ・イーブル。エ~ヴリシング・イズ・イーブル。すべては・・・イーブル」
(EVILは控室へ)
内藤「IWGPタッグチャンピオンに勝った。だからなんだ。これは別にタッグチャンピオンに勝つためのリーグ戦じゃないんだよ。前年度優勝者に誰が勝つかっていうのを決めるリーグ戦でもないんだ。これはワールド・タッグリーグだ。重要だよ?リーグ戦は重要だけど、重要なリーグ戦の中の一試合に過ぎないんだ。あと・・・何かありますか?」
――BUSHI選手がロス・インゴベルナブレスのセコンドについていたのですが?
内藤「そこは俺が答えればいいの?なんて答えればいいの?トランキーロって言えばいいの?いやいや、ここはせっかくそこにいるんだから。・・・いやいやちょっと待って。俺も復帰戦だからね。わかってる?先シリーズ、耳たぶの負傷で俺は休んだんだよ。一か月半ぶりの復帰戦だからね。忘れないで。じゃあ彼の声、聞きたい?(と言い残してインタビュースペースから離れる)」
――まさかのかたちでの復帰となりおましたが?
BUSHI「まぁリングの上で起きたことがすべてであって。今この新日本のリングで一番刺激があって、魅力のあるトランキーロの世界。俺は内藤についていくことにした。以上」

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第7試合

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先発は石井と後藤。後藤がヘッドロックでとらえると、ロープに飛んでタックルで倒す。すぐに立ち上がった石井がエルボー連打しロープに飛ぶも、後藤がタックルで倒していく。立ち上がった石井がブレーンバスターからタックルで倒し中邑にタッチ。後藤も柴田にタッチ。

柴田のミドルキックをキャッチした中邑が引き倒しキックを放つも、柴田はこれを避けお互いキックを避けあうと中邑が柴田をロープに押し込んでいく。ブレイクすると中邑がロープに飛ぶが、柴田がミドルキックで迎撃し、さらにサッカーボールキック。中邑は柴田をエプロンに寝かせると場外を走りこんでの顔面蹴りからエプロンから後頭部へのニードロップを叩き込み場外に落とす。中邑は石井にタッチ。

石井は中邑とともにダブルのショルダータックルで倒すと、ヘッドバッドから顔面を蹴りつけていく。
膝立ちの柴田は石井のチョップを受けきると来いとアピール。石井は柴田の胸にチョップを連続で打ち込んでいき、柴田は顔面を付きあわせていきエルボーの応酬へ。石井はエルボーで柴田をなぎ倒すと「どうしたこら!」と挑発。石井はヘッドバッドからエルボー連打。石井がロープに飛ぶと柴田が膝で迎撃して後藤にタッチ。

後藤は石井にミドルキックからコーナーに振って村正。さらにバックチョップを叩き込んでフォールも2。

後藤はエルボー連打からロープに飛んで走りこむも、ラリアットの打ち合いへ。打ち勝った石井が中邑にタッチ。

中邑は後藤をコーナーに押し込みブルブルするも、その足を後藤が持ちバックを取る。さらにロープに飛んでラリアットでなぎ倒すと柴田にタッチ。

柴田はエルボー連打から、ハーフダウンの中邑の顔面に串刺しドロップキック。柴田は中邑をブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。
中邑は柴田に旋風脚から石井が固定して中邑が延髄斬りから石井がバックドロップ。中邑はボマイェを狙うが柴田はスリーパーでとらえコブラツイスト。後藤も石井をコブラツイストでとらえていく。

後藤と柴田は中邑にダブルの串刺し攻撃からダブルブレーンバスター。フォールも2。
後藤が中邑を担ぎあげるが、中邑は着地しエルボー。柴田が中邑にスリーパーで羽交い締めにし、後藤がそこにラリアットを打ちこむが誤爆。中邑はジャンピングカラテキックで後藤を蹴散らし石井にタッチ。

石井は柴田にコーナーでグーパンチとチョップを交互に打ち込むも柴田は体勢を変えエルボー連打。柴田は串刺し攻撃を狙うも石井がラリアットで迎撃し、石井が串刺しラリアットから中邑が串刺しニー。更に石井はコーナーに登ると雪崩式ブレーンバスター。フォールも後藤がカット。

石井は柴田にラリアット。耐えた柴田がビッグブーツを叩き込むが、石井はエルボーからパワーボムで叩きつけフォールも2。石井は柴田をハーフダウンにしてスライディングエルボー。これを避けた柴田がスリーパーでとらえて、後藤がラリアットから柴田が延髄斬り。後藤が牛殺しから柴田がPKを叩き込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
中邑真輔&石井智宏
――今回は2人ともシングルのベルトを持っての参戦とあって、特別の気持ちで臨んでいるのではと思いますが?
中邑「まぁいかにも!チャンピオンタッグ、でございますと言いながら。さすがだねぇ。昨年度のチャンピオン。まぁIWGPチャンピオンだろうがROHのチャンピオンだろうが、今日は序の口。わかっただろうが紙一重さ」
石井「真ちゃん、ワリィ・・・。柴田、柴田!俺に土つけたって事がどういうことかわかるよな?キッチリ、キッチリ落とし前つけてやるよ!」

第8試合

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先発はYOSHI-HASHIとエルガン。ロックアップになるとYOSHI-HASHIをエルガンがふっ飛ばしYOSHI-HASHIは首をしたたかにロープに打ち付ける。YOSHI-HASHIはエルボーからロープに飛んでぶつかっていくが、エルガンはキャッチしてパワースラム。
改めてロープに飛んだYOSHI-HASHIをキャチしてリフトアップすると、マットに投げ捨て串刺しラリアット。さらにブレーンバスターを狙うとオカダがガットショットでカットしようとするが3回繰り返しても再度持ち上げブレーンバスター。エルガンは棚橋にタッチ。棚橋はYOSHI-HASHIを相手コーナーに叩きつけてオカダに出てくるよう要求。

棚橋はオカダにエルボー連打。オカダは棚橋を担ぎ上げようとするが、耐えた棚橋がロープに押し込んで顔面を張る。棚橋のガットショットをキャッチしたオカダがドラゴンスクリューで棚橋を場外に出すと場外乱闘へ。
戻ってくるとオカダが棚橋にエプロンからのセントーン。踏みつけフォールもこれはフォールとカウントされず。

棚橋にガットショットから走りこむも棚橋はリバースして投げ捨てるとオカダはそのままYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIは棚橋に串刺し攻撃を狙うが、両足で迎撃した棚橋にYOSHI-HASHIはロープに振るも、棚橋はジャンピングエルボーを叩き込んで迎撃するとエルガンにタッチ。

エルガンはエプロンからYOSHI-HASHIの背中に延髄斬りを叩き込むとスワンダイブ式のボデイプレスからエルボー連打。エルガンはスイング式のサイドバスターからフォールも2。

エルガンはエルガン・ボムを狙うが、コードブレイカーでYOSHI-HASHIが迎撃しオカダにタッチ。

エルガンはオカダにエルボー連打。ロープに飛んで走りこむもオカダは足を持って担ぎ上げフェイスバスター。フォールも2。
オカダはエルガンを担ぎあげるも、エルガンは着地し丸め込むとサソリ固めを狙う。オカダは下から蹴り上げると、串刺し攻撃を狙うがこれを迎撃したエルガンが一回転式のラリアットを叩き込んで棚橋にタッチ。

棚橋をコーナーに振ったオカダは走りこむも棚橋は膝へのドロップキックで迎撃。更にドラゴンスクリューからテキサスクローバ―ホールド。これはYOSHI-HASHIがカット。
棚橋はオカダに走りこむもオカダはビッグブーツで迎撃。棚橋をコーナーに振り串刺しバックエルボーからDDT。ハーフダウンの棚橋にランニングバックエルボーを叩き込んでフォールも2。
オカダはエプロンのエルガンをエルボーで落とすと棚橋にドロップキック。レインメーカーを狙うが棚橋がオカダの顔面にエルボーからスリスイングブレイド。両者タッチ。

YOSHI-HASHIはエルガンにヘッドハンターからオカダと共にトレイン攻撃。YOSHI-HASHIは雪崩式のヘッドハンターからフォールも2。
改めてトレイン攻撃を狙うもエルガンはこれを避け二人まとめて担ぎあげるとバックフリップ。
エルガンはYOSHI-HASHIを雪崩式ぶっこ抜きファルコンアロー。フォールもオカダがカット。

エルガンはYOSHI-HASHIを抱え上げるも、YOSHI-HASHIはフランケンでエルガンをコーナーに叩きつけ丸め込むも2。
YOSHI-HASHIが投げようとするも、これを逆にエルガンが担ぎあげるがYOSHI-HASHIは着地しリバースDDT。YOSHI-HASHIはコーナーに登るとスワントーンボムを投下もエルガンはこれを避ける。
立ち上がったエルガンとYOSHI-HASHIはエルボー合戦。YOSHI-HASHIはスーパーキックからロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも棚橋がカット。

YOSHI-HASHIは棚橋をブレーンバスターで投げようとするが、棚橋はマジックスクリュー。エルガンが棚橋をリフトアップし場外のオカダに投げつけると、エルガンが一回転式のチョップからYOSHI-HASHIをコーナーにパワーボムで叩きつけ、改めてエルガン・ボムで叩きつけ3カウントを奪った。

エンディング

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試合後棚橋とオカダが額をつき合わせて睨み合う。オカダがリングを後にすると棚橋は「そう、今日俺じゃないんだ。なぁ、スゲーパートナー、エルガンです。よーし今年は棚橋エルガン組で優勝するぞ~~~!じゃあ、今日は最後までありがとうございました。じゃあ最後に、会場のみなさ~ん」と叫ぶとエルガンにマイクを向け、エルガンが日本語で「アイシテマス」と答え棚橋とエルガンはコーナーに登りアピールをした。

<試合後コメント>
棚橋弘至&マイケル・エルガン
――すごい可能性を感じさせるチームが誕生しました
棚橋「でしょう!初めて勝ったんですよ、(タッグリーグの)開幕戦で」
――これからこのチームがどれだけすごい試合を見せてくれるのか楽しみで仕方ありません
棚橋「でしょう!・・英語で(エルガンに)言って」
――自分には無理です(笑)
棚橋(エルガンに英語で)「彼は僕たちのチームには無限のアビリティがあると言ってるよ」
エルガン「そうだね!」
棚橋「僕たちには才能があり、未来そのものだ」
エルガン「僕もそう思うよ」
――昭和ライダーで言うと技の1号、力の2号という感じですね
棚橋「そうなんですよね。チームのバランスがすごくいいから。(2人が交代すると相手にとっては)攻めのパターンが変わってくるんですよ。(棚橋が)ホールド行ったり動いたり、(エルガンが)投げたりぶちかましたり。これは期待できますよ。何よりエルガンが夏のG1で残した、気持ちのこもった(試合での)、G1で残したみんなの記憶が確かにあるから。それを本当にタッグに活かしていくだけ。それが俺の力にもなってくると思う」
――G1の開幕戦ではリング上で優勝宣言もしましたが、今日のところはまぁ見ててくれといったところですか?
棚橋「そうですね。僕が『ちょっくら』と言い出したらヤバいですね。可能性高いですね」
――ちょっくら優勝しちゃいます?
棚橋「・・・って言い出しますよ。待っていてください」
――オカダ選手との戦いも重要な意味を持っていたと思いますが、そういう意味でも大きな一勝かと
棚橋「先シリーズと違うところはオカダの目がだんだん俺に向いてきたってこと。何回も戦っているからこそ、前哨戦のペース配分も向こうはあると思う。ただし俺はいつも全力」
――エルガン選手が棚橋選手を投げたのは新技ですか?
棚橋「あれはハイフライ・フロー・フロム・エルガン、パートワンです」
――パートワンということは?
棚橋「まだあります」
――エルガン選手の「アイシテマス」は何点でしたか?
棚橋「いやもう100点でしょう。俺よりむしろいいですよ」
――非常に色っぽく艶のある声だと思いましたが、棚橋選手はどう思いましたか?
棚橋「マネします。心がこもっているからそう聞こえたんだと思います。(エルガンに英語で)日本のファンにメッセージを・・・」
エルガン「知っての通りG1クライマックスで日本デビューを果たし、自分自身大きなインパクトを得る事ができた。そして今回のタッグリーグ、棚橋という世界最高の選手と組むことで優勝できると確信している」
棚橋「イエス!(英語でエルガンに)サンキュー!君には嫉妬したよ(笑)。みんな『エルガン、エルガン』ばかりで棚橋とは誰も言ってくれなかった(苦笑)」
エルガン「今日はそうだったかもしれないけれど、明日は君の番だよ(笑)」
棚橋「OK!OK!(笑)」

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