ドラゴンゲート10.8後楽園大会 CIMA&フジイ&Gamma vs.鷹木&サイバー&Kotokaのトラインアングルゲート戦、クネスvs.谷嵜

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THE GATE OF VICTORY 2015
日時:2015年10月8日(木)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1850人(超満員札止め)

▼第0試合 タッグマッチ 10分1本勝負
ヨースケ♡サンタマリア/○エル・リンダマン
6分44秒 ロコモーション・ジャーマンスープレックス・ホールド
●スペル・シーサー/しゃちほこBOY

▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
吉野正人/戸澤陽/○T-Hawk
14分22秒 ナイトライド→片エビ固め
ドラゴン・キッド/●Kzy/フラミータ

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
Eita/●ドラスティック・ボーイ
8分15秒 ダイビング・エルボードロップ→体固め
堀口元気H.A.Gee.Mee!!/○ジミー・神田

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○ジミー・ススム/石田凱士
12分16秒 ジャンボの勝ち!→体固め
斎藤“ジミー”了/●山村武寛

▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
●B×Bハルク/望月成晃/ビッグR清水
16分07秒 ギャラリア→エビ固め
土井成樹/○YAMATO/問題龍

▼第5試合 特別試合 シングルマッチ 60分1本勝負
○ジミー・クネスJ.K.S
14分46秒 光の輪
●Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン

▼第6試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負
[王者組]CIMA/●ドン・フジイ/Gamma
20分09秒 外道クラッチ
[挑戦者組]●鷹木信悟/サイバー・コング/Kotoka
※第54代王者組が3度目の防衛に成功。

カゲトラの説得空しく谷嵜がジミーズを抜けVERSERK入り!パンチが鷹木に決別パンチ
EitaらがCIMAらと新ユニット結成!フジイはジミーズとのスモーズでVERSERKと対決

第0試合

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第0試合リンダマンと握手をしたマリアだが、必要以上に離さない。リンダマンとシーサーの先発で試合開始。リンダマンの両足をデスロックに捉えて倒立したシーサー。タッチを受けたマリアだが、しゃちがリングインしてコーナーに登り「声出していこうぜ〜」とハスキーボイスで叫ぶ。
するとマリアが「声出していこうぜ〜」とわざとガラガラ声にしてモノマネ。しゃちが人工衛星ヘッドシザースでマリアを投げていくと、シーサーがカニ挟みで倒してからロメロスペシャルで吊り上げる。

シーサーがマリアを前に降ろすと、そこにマリアが低空ドロップキック。さらにシーサーにカサドーラの要領で飛び付いたしゃちをシーサーがマリアの上に落としていく。コーナーにホイップされたマリアは、コーナー二段目に飛び乗ってドラゴンリングインすると、スカートをめくって誘惑。
怒ったシーサーはエルボースマッシュを叩き込むが、ドロップキックを返したマリアはシーサーを場外に追いやると、鉄柱越えプランチャを投下。リング上ではリンダマンがしゃちの背後からドロップキック。

さらにダイビングショルダーで吹っ飛ばすとノーザンライト・スープレックス。そこからコーナーに登ったリンダマンだが、シーサーが倒立で飛び付いて投げ飛ばすと、回転エビ固めで丸め込む。そこにしゃちがジャックナイフ式エビ固めで合体。カットしたリンダマンがマリアとダブルドロップキックを発射。
しかしシーサーはリンダマンとマリアを二人まとめて飛び付き回転十字で丸め込む。リンダマンも背負い投げを狙うが、シーサーは背中で踏ん張るとヨシタニックで切り返そうとする。そこにマリアが飛び込んできてシーサーにリップロック。すかさずリンダマンがロコモーション・ジャーマンで投げていって3カウント。

第1試合

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第1試合新たにT-Hawkが加入したMONSTER EXPRESS。だが、いつものようにコーナーに飛び乗った戸澤が転落。痛そうにしながらも「もう1回」コールを受けてゆっくりと昇ってから謝った戸澤に吉野が「戸澤君、マイクがはじめにくい!」とダメ出ししたが、戸澤はズボンの丈を3センチ短くしたことを報告。
だが、そのことではなく、新メンバーとなったT-Hawkを改めて紹介。マイクを持ったT-Hawk「新たにMONSTER EXPRESSの一員として頑張っていく所存です。この明るく楽しいモンスター、試合してて楽しいです。この新生MONSTER EXPRESSで第1試合から……」と挨拶している最中に、フラミータが新たに加入してDIA HERTSが登場。

キッドが「ちょっと待て! モンスターにT-Hawkが入ったのは分かる。だが、俺たちDia.HEARTSにもフラミータが加入したんだ! なのにだ、先に入場したお前らは戸澤がコーナーから落ちるは……」とダメ出し。すると、そんなキッドが入場時に前宙した際にケガして3週間休んでいたことをバラす。「最低だぞ、お前ら! もういいよ! 今日の後楽園も1試合目から盛り上がれ〜」とヤケクソ気味にマイクパフォーマンスを締めたキッド。
戸澤とKzyの先発で試合開始。アームドラッグで投げたKzyは戸澤の腕を取ってウェーブ。しかし戸澤は不意を突いてのグーパンチをお見舞いしてT-Hawkにタッチ。キッドのショルダータックルを受け止めたT-Hawkは逆水平チョップ。しかし腕でブロックしたキッドはコルバタで投げ飛ばす。

続いて吉野がトップギアでフラミータにドロップキックを叩き込むと、フラミータも吉野の突進をかわしてバック転からのコルバタ。さらに場外ダイブと見せかけてハンドスプリングによるフェイント。戸澤に対し、フラミータはキッドとの連係攻撃を繰り出す。さらにKzyがコーナーからの転落で擦り剥いた箇所を叩いていく。
悲鳴をあげた戸澤だがセントーンを返して吉野にタッチ。MONSTER EXPRESSは次々のKzyの左腕にダイビング・フットスタンプを投下。さらに吉野と戸澤はKzyを合体レッグスプリットに捉えて大開脚させるという辱めにあわせる。

さらにT-Hawkがキッドに逆水平チョップを叩き込むが、勢い余って控えの吉野をかすめるほどの衝撃。キッドもエルボーで反撃するが、すべて受け止めた上で逆水平チョップ一発でキッドをなぎ倒したT-Hawk。そこから戸澤がマシンガンチョップからのグーパンチ。
完全に試合はモンスターペース。T-Hawkはブレーンバスターの体勢で持ち上げた状態で、屈伸してから投げていく。「キッド」コールが起こる中、エプロンに出たキッドはT-Hawkにハリケーン・ラナを決めるとフラミータにタッチ。戸澤に投げられたフラミータだが、その勢いで吉野にミサイルキック。

吉野と戸澤を場外に追いやったフラミータはケブラーダ式のトルニージョを発射。リングに戻された吉野にKzyが縦横無尽にロープに飛んでから飛び込むが、あっさりかわした吉野。吉野はフロムジャングルに捉えるが、フラミータがカット。戸澤が入ってくると、フラ三田ーはうまく名消せてその場飛びムーンサルト。
剣山で迎撃した戸澤だが、フラミータはハンドスプリングエルボー。戸澤も真似するが、ドロップキックで迎撃したフラミータはロープに飛び乗ってのクロスボディー。戸澤も真似するが、フラミータがかわして自爆。それでもブレーンバスターで戸澤が投げると、MONSTER EXPRESSはトレイン攻撃。

さらに吉野がKzyに超高角度ミサイルキックを発射し、そのままフラミータにセントーン。T-Hawkがナイトライド(=裏ハイジャックバックブリーカーからのシットダウン式アイコノクラズム)を狙うが、コーナーに逃れたフラミータはそのまましがみつく。KzyがT-Hawkをコーナーに乗せて肩車すると、キッドが盛り上がれ!(=超高層雪崩式フランケン)。
そこにフラミータがスワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュ。さらにKzyがKZ.time(=フロッグスプラッシュ)を投下するが、T-HawkがかわすとMONSTER EXPRESSはトレイン攻撃。さらに吉野のトルベジーノからT-Hawkがウラジゴク(=リバースみちドラII式フェースバスター)。さらに戸澤がジャーマンで投げる。

カウント2で返されたが、キッドとフラミータを場外に追いやると、吉野と戸澤が同時トペを発射。その間にKzyはT-Hawkにスカイデ・スクールボーイ(=東金クラッチ)を狙ったが、読んでいたT-HawkはKzyを掴んで肩車してベラクルス(=高角度前方回転落とし固め)。どうにかカウント2で返したKzyだが、T-Hawkは続けてナイトライドで叩き付けて3カウント。

第2試合

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第2試合結成したばかりのVERSERKからいきなり追放されたEitaはドラスティック・ボーイと組んでジミーズと対戦。Eitaと堀口の先発で試合開始。お互いに譲らずバネのあるところを披露するとタッチ。ボーイが神田をアームドラッグで投げて場外に出すと、サスケ・スペシャル1号(=側転してからのムーンサルトアタック)でダイブ。
するとEitaが堀口の後ろ髪を掴んでから、自分のバンダナを堀口の頭に巻いてあげてから後ろ髪を捻り上げる。そのまま「ハゲ!」とヘアーホイップで投げていくと、怒った堀口がEitaの髪の毛を掴んで捻り上げてから「ハゲ舐めるなよ!」と叫びながらヘアーホイップ。

そして神田がロープに押し付けながらEitaを固定すると、堀口がゴー無を引っ張って南側の通路のさらに奥までいって強烈なゴムパッチン攻撃。リングに戻った堀口がバックドロップで投げると、神田がスリングショット式エルボードロップ。さらにブレーンバスターを狙ったが、背後に着地したEitaはコルバタで投げていく。
ボーイも堀口にハンドスプリングエルボーを叩き込んで場外に追いやると、Eitaとボーイはノータッチトペコンを同時発射。リングに戻ったボーイはスワンダイブ式クロスボディーからその場跳び不知火で着地してからのネックスクリュー。

Eitaが堀口のスイングDDTは投げ飛ばすと、ボーイがスワンダイブ式ミサイルキック。さらにEitaが619を叩き込むが、神田がEitaにマンハッタンドロップからのジョン・ウー。ボーイにもマンハッタンドロップを決めた神田だが、ジョン・ウーを狙ったところにボーイは串刺し式ハイキック。さらにムーンサルトプレスを投下。
これをかわした神田は立ち上がってきたボーイをジョン・ウーで吹っ飛ばす。そこを堀口が垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けると、神田がダイビング・エルボードロップを投下して3カウント。

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第2試合終了後にVERSERKがEitaを襲撃そこに土井らVERSERKが乱入してEitaを襲撃! そしてEitaに「お前、しょうもない試合してんちゃうぞ! おいEita、お前誰に断ってしょうもない試合しとんねん! お前の試合なんか誰も見たくないんじゃ! とっとと帰りなさい!」と吐き捨てた土井は「VERSERKイチの狂戦士、kotokaが! VERSERKイチの狂戦士、kotokaが! VERSERKイチの狂戦士、kotokaが! 一発カマしたれ!」と必要以上にハードルをあげる。
Eitaは「そーだ、そーだ、そーだ! 新ユニットヴェーーーールセルクだ。生まれ変わったこの俺が、今夜トライアングルのヴェーーーールトを巻くときが来た! これでなドーリムゲート、ツインゲート、そしてトライングルゲート、俺たちヴェーーールセルクがベルト…ヴェーーールトをすべて独占してやる! お前ら今日は楽しみにしておけよ、ヴェーーーーー!」とメインでのトライアングルゲート戦に向けてアピールしてみせた。

第3試合

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第3試合デビューしたばかりの石田と山村がジミーズの先輩とそれぞれ組んでタッグマッチで激突。白と黒のトランクスにレスリングシューズの山村に対し、真っ赤なロングタイツにレガース姿が石田。
山村が先発で出て来ると、ススムを下げて先発を買って出た石田。チョップ合戦から石田がショルダータックルでなぎ倒すが、山村もカウンターのドロップキックを返す。続いてススムと斎了がリングイン。握手を求めたススムは斎了が応じたところに足を踏んづける。

ラリアットをかわしてウラカンホイップで投げた斎了だが、ススムもキチンシンクを返すと石田とのダブルのカウンターエルボー。石田はチョップ合戦を挑んでいくが、斎了はエルボーからボディスラム。山村が入ってきてカウンターエルボーからチンロックに捉えるが、石田はロープに脱出。
山村はアームホイップからボディスラムで叩き付けると斎了にタッチ。石田の顔面を足蹴にしてから踏みつけた斎了はエルボー。石田も必死にエルボーで向かっていき、ついに斎了もロープに倒れ込む。

すかさずロープに飛んだ石田だが、斎了はカウンターエルボーで迎撃。山村はスレッジハンマーを落とすと逆片エビ固めへ。ロープに逃れた石田だが、斎了がダイビング・フットスタンプを投下。苦しい石田の顔を踏みつけていき「終わりか?」と挑発した斎了。立ち上がった石田はチョップとエルボーを打っていくが、斎了はエルボーの連打からロープへ。
そこにカウンターのニールキックを返した石田はススムにタッチ。斎了をエクスプロイダーで投げたススムは、山村とチョップ合戦。ロープに飛ばされた山村だが、ジャンピングエルボーで切り返すと、斎了とトレイン攻撃。山村を場外に放り出し、斎了にラリアットを叩き込んだススムは斎了とエルボー合戦。

そこからカウンターのラリアットを叩き込んだススムだが、斎了もジャーマンを返す。そこに石田がミサイルキックで飛び込んでくると、山村もミサイルキック。斎了と山村は石田にトレイン攻撃。斎了のダイビング・ボディプレスから山村がスワントーンボムで続くがカウントは2。山村と石田はチョップア合戦。そこから石田がミドルキックの連打で蹴り倒す。
斎了が入ってくるが、石田はミドルキックを連打。なかなか倒れない斎了だが、石田はそれでもミドルキックを打ち続ける。ススムがラリアットで加勢すると、ようやく石田のミドルキックで斎了がダウン。

ススムは「来いよ!」と山村のエルボーを受け止めると、ショートレンジラリアットをブチ込んでいくが、山村はカサドーラで丸め込むと、続けてフィッシャーマンズ・スープレックス。だが、ロープに飛んだ山村にススムはカウンターのジャンボの勝ち!を叩き込んで3カウント。
試合後、ススムと斎了は石田と山村の健闘を称え、最後はノーサイドで4選手で腕を掲げた。

第4試合

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第4試合VERSERKvs.Dia.HEARTSの6人タッグマッチ。土井とYAMATOがツインゲート、そしてセコンドの鷹木もドリームゲートのベルトを持参して登場。奇襲攻撃を仕掛けていったVERSERKはいきなり場外乱闘へ。YAMATOは清水を南側の通路までつれていく。逆に土井はハルクを北側の客席に連れていくと、サイバーと二人がかりで攻撃。リング上を土井と問題龍が占拠しているところにYAMATOが清水を連れて戻ってくると、VERSERKは清水を袋叩きにしていく。
だが、清水も土井のショルダータックルを受け止めると、スピードの乗ったショルダータックルで吹っ飛ばしてハルクにタッチ。YAMATOにいきなりハイキックを叩き込んだハルクだが、YAMATOもショルダータックルを返してナルシスアピール。

ハルクはドロップキックを返して望月にタッチ。望月の蹴りをかわして頭を叩いていく問題龍の頭を思いきり引っぱたいた望月は、エプロンに出して足払いで座らせると、ランニング式サッカーボールキック。だが、土井のバックを取った望月に、土井は急所蹴り。悶絶する望月に対し、問題龍は電気あんま攻撃。
さらに頭を叩いて挑発していくが、望月は怒りのミドルキックを返す。そこにハルクと清水が入ってきてY字状態で固定すると、問題龍の股間に望月はカカト落とし。さらにロープを跨ごうとする土井に対し、ロープを蹴り上げての急所攻撃をお見舞い。

ハルクはソバットを叩き込むが、問題龍もマンハッタンドロップからジャンピング・ネックブリーカーを返してYAMATOにタッチ。ドロップキックでハルクを吹っ飛ばしたYAMATOはナルシスアピールから土井にタッチ。セコンド陣も一緒になってハルクを踏みつけるVERSERK。だが、土井がサマーソルトドロップを落とすと、問題龍がコーナーで馬乗りになって股間をハルクの顔面に押し付ける。
怒ったハルクはスピンキックを返すが、YAMATOが入ってきてハルクを捕まえると、土井と連係攻撃。さらにVERSERKはトレイン攻撃を決めていく。YAMATOが挑発すると、ハルクもエルボーから蹴りのコンビネーションで反撃。

YAMATOのトレイン攻撃を迎撃したハルクはニールキックを叩き込んで清水にタッチ。どこに土井も入ってくると、清水はジャンピングショルダーでまとめて吹っ飛ばそうとしたが、かわした土井とYAMATOはダブルのブレーンバスターを狙う。これを逆に投げた清水は問題龍をジャイアントスイングでブン回す。そこに望月が蹴りで加勢。
さらに土井のDOI555を着地してバズソーキックを叩き込むと、清水がYAMATOにジャンピングショルダーからバックを取る。だが、ハンマーロックで切り返したYAMATOは、清水をコーナーに投げつけると串刺しドロップキック。清水も走り込んできたYAMATOをキャッチして旋回すると、肩口まで持ち上げてバックフリップ。

問題龍がYAMATOの救出に入ってくるが、二人を同じコーナーにホイップした清水はコーナースプラッシュ。さらに二人まとめてファイアーマンキャリーで担いだ清水はそのままバッくづリップ。望月とハルクが土井にダブルの蹴りを叩き込むと、望月がランニングロー。しかし望月の串刺し攻撃を土井がかわすと、YAMATOが串刺しドロップキックで飛び込んできて、そのまま垂直落下式ブレーンバスター。さらに問題龍がジャンピング・ネックブリーカーを狙ったが、受け止めた望月はショートレンジラリアット。

さらに串刺しフロントキックを叩き込むと、続けて清水がネックハンギングボム。さらにハルクがE.V.O.を狙うが、どうにか逃れた問題龍。ハルクはカウンターでフラッシュ・バーン(=バック転しながら相手を叩き付ける変型水車落とし)を決めたが、左肩を強打して悶絶。すかさずYAMATOは左肩に串刺しドロップキックを叩き込むと、土井がDOI555からバカタレスライディングキック。さらにYAMATOがギャラリア(=ドラゴンスリーパーからのドライバー)で叩き付けて3カウント。

<試合後コメント>
土井成樹&YAMATO
土井「なんかアクシデント? 大丈夫かオイ、なんかえらい事起こっとるんちゃう?」
YAMATO「おいおいおい、こんなに超満員の客を、ドン引きさせちまってどうすんだオイ!」
土井「とりあえずな、リング上にキッド、フラミータおったし、俺ら17日のツインゲート、それに向けて一直線や。VERSERK、まだ走りだして一週間ぐらいやな、5度目の防衛戦で記録伸ばしていくから、落とす相手じゃないからやったるわ。とりあえずツイン(ゲート防衛)」
YAMATO「いこう」

第5試合

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第5試合クネスのジミーズ加入をどうしても受け入れることが出来ない谷嵜。そこで両者が直接対戦することに。クネスのセコンドにはススムと神田がつき、顔半分だけ戦闘用ペイントをした谷嵜のセコンドには堀口と斎了がつく。
ガンの飛ばし合いから試合開始のゴングが鳴ると、まずはロックアップ。ロープに押し込んだクネスはクリーンブレイク。もう一度ロックアップして、今度は谷嵜がロープに押し込むと、こちらもクリーンブレイク。

意外にもグラウンドでの攻防を展開すると、谷嵜がグイグイとヘッドロックで絞りあげる。うまく脱出したクネスだが、谷嵜はドロップキックと低空ドロップキックでクネスを場外に蹴り出す。自らも場外に出た谷嵜はクネスをリングに戻すと、左腕をヒザを固定してのフェースロック。
DDTを2連発で決めた谷崎はクネスを無理矢理引きずり起こし、3発目のDDTで叩き付けてからスリーパー。執拗にスリーパーに獲れていった谷嵜だが、クネスはロープに脱出。ロープに飛ばされるのを拒んだクネスは、延髄斬りを叩き込むと串刺しエルボーからフェースクラッシャー。

クロスアームに捉えたクネスだが、谷嵜は腕を巻き込む卍固めで切り返す。そのままグラウンド卍にスイッチしたが、クネスはロープに逃れると不意を突いての延髄斬り。介錯(=バズソーキック)をキャッチした谷崎はスタガリンブローで叩き付けるとコーナーに登っていく。だが、追いかけていったクネスは雪崩式ブレーンバスターの体勢。
谷嵜が踏ん張ると下からハイキックで蹴り上げてから、今度こそ雪崩式ブレーンバスターで投げていく。さらにピラミッドドライバーで叩き付けたところで10分経過。右ハイキックから介錯を叩き込んだクネスだが、谷嵜がしがみついて倒れない。

なおも介錯を叩き込んでいったクネスだが、3発目をキャッチした谷崎はインプラントで切り返す。「ミスターキューキュー」コールが起こるがダブルダウン状態に。両者はマットに両ヒザをついたままエルボー合戦へ。そのまま立ち上がると「まだまだ!」とエルボーの歌いに。クネスの連打には飛びヒザで対抗した谷嵜だが、クネスは昇龍脚。
しかし巻き込んで膝(=コブラクラッチ式ニーリフト)からDH(=串刺し式ヒザ蹴り)を返した谷嵜が走り込む。クネスは光の輪を狙うが、谷嵜はカサノヴァで阻止すると、リバースインプラント。顔面へのニーリフトからインプラントを狙った谷嵜だったが、クネスは回転エビ固めで切り返す。

エビ固めで切り返した谷嵜は、カウント2で返したクネスに突進。クネスは昇龍脚を狙ったが、かわしてロープに飛んだ谷嵜。だが、クネスはカウンターで光の輪を決めて3カウント。
ジミーズが全員リングにあがると、堀口が「谷、こんなシングルマッチ、心痛くて見てられねぇよ。クネスの誤爆で始まったことかもしれないけど、もう誰もいろんなこと思っちゃいねぇよ。今日このシングルマッチですべてを水に流してくれないか? 谷、お前次第だ。プロレスラーはリングの上で決着をつけるもの。全力でやって結果、負けたかもしれないけど、素晴らしい試合でしたよね?」と声をかける。

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_ジミーズのピンチに欠場中のカゲトラが駆け付けたしかし谷嵜はマイクを奪い取ると、「おい! 何やねん? みんな揃って大人ぶりやがってよ! 丸く収まってんちゃうぞ! おいクネス、ススムのツレかもしれないけど、だからってお前を簡単にジミーズに入るなんて、お手は認めへんからな! あんたらもそう思うだろ? おいクネス、俺はお前が目障りなんじゃ! お前がジミーズ出ていくか、俺がジミーズを……ここまで言わすんかい?」と水に流すのを拒否した瞬間、欠場中のカゲトラのテーマ曲が鳴り響き、松葉杖をついた痛々しい姿でカゲトラが登場。
「カゲ」コールの中、カゲトラは「皆さんお久しぶりです、ジミー・カゲトラです! 谷やん、いつまでカリカリしてんだよ。クネスさんだってジミーズのために頑張ってくれてんじゃん。俺にはまだまだリハビリが必要だけど、もうこんなジミーズ見てらんないよ! こんなんじゃ俺、ジミーズに帰ってこれない! ジミーズはこんなんじゃなかったはず! 谷やん、俺は復帰までリハビリを頑張る。谷やんは今日クネスさんと仲直りして、俺の大切なジミーズをこれからも守っていってください。お願いします」と言って頭を下げる。

カゲトラを見て思わず笑顔になった谷嵜は「カゲやん、それ反則やろ。もうさ俺の8月からの怒りもその姿見たら一瞬でどっか行っちゃったよ! 今日、カゲやんはこのジミーズの現状を憂いて神戸から足引きずって、松葉杖ついて、ヒゲぼうぼうで、誰かわからんくらいヒゲもじゃになって、ジミーズを思ってここにやって来てくれた。ホント、もう怒ってる俺がバカみたいになって、情けなくなって、30も半ばにさしかかって……ホント…もう馬鹿だよ。今日はねジミーズのことを心配してずっと応援してくれたファンの皆様、本当にすみませんでした。それからカゲやんをはじめ、ススムさん、堀口さん、キャンディー……あ、斉藤さんね。クネスさん、本当にごめんさない! また7人揃って、ジミーズで一致団結して楽しいプロレスやっていきましょう! クネスさん、よろしくお願いします!」と言うとクネスと抱き合った。
2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_フルメンバー7人でジミーズトレイン紆余曲折ありながらも新生ジミーズがついに7人揃ったということで、やることはひとつ。縦一列に並んだジミーズは「これからもいろんなことあると思いますけど、新生ジミーズ7人揃って応援よろしくお願いします!」と堀口が叫ぶと、フルメンバーによるジミーズトレインを披露。

だが、次の瞬間、何と谷嵜がカゲトラを襲撃! さらにVERSERKが乱入すると、何と谷嵜はケガ人のカゲトラに対して容赦ないインプラント! すると土井が「見ての通りやー! VERSERK7人目の男は谷嵜なおきやー! いまのいまからコイツはジミーズじゃなくて狂戦士VERSERKの谷嵜なおきや!」と谷嵜がVERSERKのメンバーであることを明かした。YAMATOも「ジミーズのぬるま湯に浸かったMr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィンはもういない! ここにいるのはVERSERKの狂戦士、“取扱注意”谷嵜なおきだ!」と叫ぶ。
2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_ジミーズを裏切ってVERSERK入りした谷嵜谷嵜は「俺はMr.でも、キューキューでも、豊中でも、ドルフィンでもないぞ。VERSERKの谷嵜なおきじゃバカヤロウ! ジミーズの馬鹿ども! カゲトラ、そんな体でのこのこ神戸から出てきてお涙頂戴やってんちゃうぞ!」と叫ぶ中、カゲトラは担架で運ばれていく。ジミーズのロゴが入ったトランクスを脱ぎ捨てた谷嵜は真っ赤なVERSERKカラーのトランクスを中途半端に履くと、「ジミーズの、Mrの、キューキューの、豊中の、ドルフィンの、谷嵜なおきはどっか行ったんや!」と悪態をつく。

第6試合

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_第6試合kotokaが「いよいよトライングルゲートのヴェーーールトをこの腰に巻かれるときが来た! チャンピオンチームのポンコツ、老いぼれ、CIMA、フジイ、Gamma、俺のためにこのリングに上がって来ーい!」と呼び込むと、トライングルゲート王者のベテラントリオが登場。
さらにそのままkotokaに奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。フジイがkotokaを場外に放り投げて逆水平チョップを叩き込む。CIMAと鷹木も南側の通路で殴り合い。サイバーがGammaを羽交い締めにすると、谷嵜がカゲトラの松葉杖で殴打していく。

リングに戻ったkotokaはGammaに殴りかかっていくが、ビクともしないGamma。するとGammaから奪い取った竹刀で殴打していったkotokaだが、Gammaは逆水平チョップで反撃すると、目の前でヴェーポーズをするkotokaに低空ドロップキック。
続いてフジイとサイバーがリングインし、サイバーの串刺し攻撃をかわしたフジイはバックドロップ。そしてCIMAがリングインして鷹木にドロップキック。鷹木もショルダータックルを返すとキチンシンク。CIMAはナカユビ(=飛び付き式インプラントDDT)を狙うが、鷹木が踏ん張るとCIMAはブレーンバスターにスイッチ。

kotokaが飛び込んでくるが、ベテラントリオはCIMAとGammaでY字にして固定。そこにフジイが突っ張り電車道。さらにアトミックドロップの体勢からkotokaを投げ捨てたフジイは逆水平チョップから張り手。kotokaがサミングを帰してサイバーにタッチすると、フジイはメンチの切り合いから逆水平チョップ合戦へ。
サイバーの喉元への攻撃でフジイがダウンすると、サイバーはフィストドロップ。鷹木が入って来るが、フジイは自軍のコーナーに押し込んでGammaにタッチ。顔面に口に含んだ水を噴射したGammaはドロップキック。

怒った鷹木はダブルチョップでなぎ倒すと、Gammaを相手コーナーに投げて「来いよフジイ!」と指名。だが、そこにCIMAが入ってきてフジイを睨み付ける鷹木の背後から延髄斬り。そこにフジイがペットボトルを投げつけると、すかさずCIMAが監獄固めに捉え、動けない鷹木にGammaが汚水攻撃。
フジイが袈裟斬りチョップを連打すると、鷹木は敢えて逆水平チョップ合戦を挑んで行く。フジイが優勢だったが、kotokaが場外から足をすくって倒すと、フジイを場外に引きずり出してサイバーが襲いかかる。さらに場外でハイジャック式パイルドライバー。

大きなダメージを負ってしまったフジイをリングに戻すと、kotokaが目の前でヴェーーーーと挑発。突き飛ばしたフジイだが、そこに鷹木が飛び込んできてグーパンチを連打。注意するレフェリーを突き飛ばした鷹木はフジイをボディスラムで叩き付けると、エルボードロップからセントーン。さらにサイバーがボディプレスを投下。
kotokaが挑発しても朦朧とするフジイの張り手は当たらない。ヴェーーーと挑発するkotokaに対し、ロープに飛んだフジイだが、エプロンからサイバーが攻撃。それでもフジイはkotokaにラリアットを叩き込む。

するとCIMAとGammaは鷹木とサイバーをドロップキックの同時発射で場外に追いやってからトペを同時発射。フジイもエプロンからプランチャでダイブすると、リングに戻ったCIMAがサイバーにダイビング・クロスボディーからのウラカン・ラナ。サイバーもブレーンバスターを返すとリフトアップしてトップロープに投げつける。
ロープに飛んだサイバーにGammaが場外から竹刀で殴打すると、CIMAが低空ドロップキックで城外に蹴り出す。リングに戻ったGammaだが、鷹木がラリアット。15分が経過し、Gammaは鷹木のラリアットをかわすと、エプロンのkotokaにフロントキック。さらに鷹木にツバを吐いてからドロップキック。

Gammaのラリアットを倒れずに受け止めた鷹木はデスバレーボム。そしてベアハッグで捕まえたところにkotokaがダイビング・フットスタンプ。フジイが入ってきて鷹木とサイバーをDDTでまとめて叩き付けると、kotokaを3人で囲んでいたぶってからのトレイン攻撃。
さらにCIMAがヴィーナスからアイコノクラズムで叩き付けると、Gammaが低空ドロップキック。そしてフジイがCIMAをオンブしてのニードロップ。鷹木とサイバーをブレーンバスターで投げてkotokaに叩き付けてると、フジイが2連続のど輪落とし。

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_ベテランたちのピンチを救ったのは鷹木の元付け人パンチ冨永しかしサイバーがダブルラリアットで大阪06を吹っ飛ばすと、鷹木が藤井にのど輪落とし。そこから鷹木が串刺しラリアットを叩き込むと、サイバーも串刺しラリアット。さらにサンドイッチ・ラリアットを叩き込むがカウントは2。フジイは袈裟斬りチョップで反撃するが、YAMATOが場外からボックス攻撃。そこに鷹木がパンピングボンバーを叩き込むがカウントは2。
すると鷹木から追放されたパンチ冨永が入ってきて鷹木にメリケンサックパンチ! そして大阪06とともにパンチがPTキック(=ヤクザキック)を叩き込むと、そのままフジイが外道クラッチで丸め込んで3カウント。

エンディング

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_パンチのピンチを救ったのはEitaやリンダマンたち若手だった土井が「おい、冨永! お前付き人の分際で何しとんねん! お前、このままタダじゃ済まさんぞ!」と言うと、VERSERKはパンチを袋叩きにしていくが、そこにイスを持ったEitaが入ってきてkotokaの脳天にイスを振り下ろす。さらにリンダマンも入ってきて問題龍をロコモーションジャーマンで投げると、スリーパーで絞め落とす。石田と山村もベテランたちと一緒になってVERSERKをリング上から排除。
するとEitaが「パンチさん、大丈夫ですか? オイVERSERK! 俺とリンダマンとパンチさんと若手の石田、山村はお前らの闘いが気に食わないんだよ! お前らを潰したいんだよ!」と言うと、何とCIMA、フジイ、Gammaに自分たちと一緒に新しいチームを作ろうと申し出る。

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_EitaたちはCIMAやGammaに新ユニット結成を呼び掛けるCIMAが各選手の本気度を確認すると、「若ければ若いほどええ! よし、お前ら、久しぶりにユニット作るか! 俺も燃えてきた!」と言うが、フジイは「CIMA、Gammaちゃん、新弟子諸君、そんなことよりも俺はドリームゲート、鷹木に敗れたばっかりや。今日やっとひとつ返しただけで、俺はなんも納得できへん。鷹木、お前のことはすごく怒ってんのや。しかし、俺よりもっと怒ってる奴がいるんや! そいつらとタッグ組んでVERSERK、潰してやろうじゃねぇか! カモン、ジミーズ!」と、ジミーズを呼び込む。
フジイは「ジミーズ、お前ら怒ってんのやろ? この谷嵜の行動に何か言わんと気が済まんのちゃうんか?」と言うと、斎了がカゲトラに手を出したことは絶対に許さないと谷嵜に宣戦布告。するとフジイ&ジミーズ連合軍はVERSERKと全面戦争を要求。

土井は「逃げるわけいかないからお前らと全面戦争やったるわ。お前らしょせん賑やか志やろ!」と挑発。フジイは「斎了、先場所のタッグリーグで非の打ち所がないタッグ組んでたじゃねぇか。フジイ部屋だよ。ここまで言ったら分かるやろ?」と言うと、斎了は「あの一世を風靡したフジイ部屋ですか! 俺もタッグリーグで終わったら勿体ないと思ってたんですよ! あのコスチューム5回しか着てませんから。何ならここにいるジミーズ全員フジイ部屋に入れて、スモーズとしてお前らとやってやるよ! どすこい!」と仰天発言。

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園_フジイはジミーズとの「スモーズ」でVERSERKと全面対抗戦へ土井が「お前ら、スモーズ見たいんかい?」と観客に尋ねると、観客は大盛り上がり。すると土井は「1回限りやぞ」という条件付きで、11.6後楽園大会でVERSERKvs.スモーズの全面対抗戦が決定。だが、スモーズは6人、VERSERKは7人と一人足らない状況。すると斎了がリング下にいる「CIMAさん、Gammaさん、さっき聞いてました。若手とユニット作るって。でも来月1回だけパンチを僕らに貸してください!」と要請。
パンチがこの要請に応えてリングに上がると、11.6後楽園で7対7の全面対抗戦が決定。そこで八木本部長が1本目はシングルマッチ、2本目はタッグマッチ、3本目は4対4の8人タッグマッチによる全面対抗戦を正式に決定した。

だが、鷹木は「くだらん、くだらん! 何がスモーズだこの野郎! おいパンチ、お前ごときが行動起こしてんじゃねぇよ! お前のなんか誰も認めちゃいねぇんだ!」と言い放つが、観客からは「パンチ」コール。しかし鷹木は「パンチ、パンチって言うけどコイツの頭見て見ろ! パンチでも何でもねぇじゃねぇか、ただのハゲじゃねぇか! 散々付け人のとき面倒みてやったのに、裏切るとはお前もいい根性してるな。お前だけは地獄に堕とすまで許さねぇからな! せいぜいその光ってる頭、磨いておけ!」と吐き捨てると引き上げていく。すると斎了は「なぜ俺がパンチ君、お前に声かけたか分かる? まず1つ、信悟に散々コキ使われて、お前も恨みがあるだろう。それを思う存分、晴らしてください! まぁその理由は俺の中では約2割。あとの8割、お前を誘った理由……あの、ちょっと言いにくいんだけどさ、何かずっと思ってたんだけどさ……堀口さんと同じ匂いがするんだよね! おでこ、一緒だよね? いまカゲトラが欠場中、頭も(堀口と)一緒……だから来月スモーズにするときは1回だけ……1階だけでいいから、リングネーム……ジミー・カゲトラ、ジミー・カゲトラ、ジミー・ハゲトラ……ジミー・ハゲトラ! ジミー・ジャゲトラいや、スモー・ハゲトラでお願いします!」とお願いすると、パンチは斎了と握手して承諾。
だが、堀口が「斎了君、俺らジミーズ何も聞いてない。完全に勢いで言ったよな?」と尋ねるが、斎了はそのままの勢いでジミーズを一度きりスモーズにすることを押し切る。リングネームもスモー・ハゲトラ、スモー・フジ、斎藤“スモー”了、スモー・神田、スモー・ススム、スモークネスS.K.S、そして堀口は堀口元気SUMO!!に決めているという。

最後に斎了は鷹木の付け人をやってきたパンチではなくハゲトラに、先月フジイ部屋を結成してから巡行中はフジイの付け人として身の回りの世話をやってきたが、「手に負えません」ということで、今から来月までフジイの付き人にハゲトラを任命した。なおフジイは鷹木と違い、自分のことは全部自分でやるとのこと。

2015-10-8ドラゴンゲート後楽園ホール大会ここでようやく新ユニットを結成するCIMAやEitaらが入ってきて、すっかりスモーズに持っていかれてしまったが、改めて新ユニットを結成するという。リンダマンのマントをみんなで作ろうというCIMAが「最後どうするの?」と言うと、堀口が「さっきのトレイン、何か消化不良だったから。一夜限りのスモーズと名もなき新チームでジミーズトレインはいかがでしょうか?」と提案。
13人いるため全員並ぶのは無理。そこでCIMAが史上初の2階建てトレインを提案。練習生を加えた14人がペアを組み、それぞれ肩車してから整列すると、一夜限りの2階建てジミーズトレインを披露して後楽園大会を締めくくった。

<試合後コメント>
VERSERK
土井「おいおいおい、何がスモーズだナメんなよオラ!こっちはな、VERSERK7人目のメンバー、谷嵜なおきや! この7人で勝負したるからな谷ヤンなんか一発言ったれよ!」
谷嵜「オイ、ジミーズのクソども! そしてジミーズを応援してきたクソども! テメーらのな、ぬるま湯みたいなちゃんちゃらしたプロレスをな、俺らが! 闘いと! 狂気に変えてやるからな!」
YAMATO「イイネ!」
Kotoka「おうそうだそうだそうだ! オイ! ジミーズだかスモーズだかしらんけどな! 俺たち、谷嵜なおきも加えた新ユニット、ヴェーーーールセルクが、圧勝するに決まってるからな!お前ら来月、覚悟しておけよ」
Kotoka&サイバー「ヴェーーーーーー」
鷹木「つまんねーんだよ、何がスモーズだよ。つまらねーんだよ。選手のレベルが低いからな、ヨカタの、ファンのレベルも低いんだよ。何がブーだ、ふざけんな。力こそ全てなんだよ!全くぬるま湯は」
サイバー「パワー・イズ・ベスト!」

スモーズ
各々「スモーズってなんだよ聞いてないよ」
斎了「フジイ部屋が! 人数を増やして、スモーズでVERSERK、お前たち、全面対抗戦やってやるからな。そして、ハゲトラ!俺達に力貸してくれどすこい!」
ハゲトラ「任せてくれどすこ〜い!」
堀口「お前、どすこいって…お前」
斎了「いいか? 皆、今日からシコ、踏んどけよ」
堀口「シコ踏んどけって入門した体(てい)になってるし」
クネス「踏み方わかんねーし」
斎了「教えてやるから」
堀口「じゃあさあれじゃん、ウィーアージミーズの地味にサティスファクションどうすんの?」
斎了「録り直しだ相撲で」
堀口「相撲サティスファクション?」
斎了「録り直してください」
堀口「楽しみは広がるけれども、まあそういうことで、11月の後楽園は、スモーズになりますんで、みなさんご期待ください! ウィーアー…」
全員「スモーズ! どすこ〜い」
ススム「…ほんとに?」
斎了「ほんとに」
神田「マジか」

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