ストロングマシーン・Kが初登場&タッグ王座挑戦決定も正体が即バレ?!「お前、近藤修司だろ」
- 2021-9-9
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- DRAGON GATE
8日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『STORM GATE 2021』が開催され、ストロングマシーン・Kが初登場し、ストロングマシーン・Jとともにオープン・ザ・ツインゲート王座に挑戦することが決まった。
スーパー・ストロング・マシンは、1984年に新日本プロレスで初登場し、数々のユニットに所属し活躍。後進に遺した影響は大きく、数え切れないほどの選手がマシンのマスクを模したデザインのマスクを被り、現在も“マシン軍団”は増え続けている。
2018年にマシンが引退試合を行うと、その姿を見た実子である後のJは一度は諦めたというプロレスラーになるという夢を再び志し、自らと同じく軽量級の選手が多く活躍するDRAGON GATEに入団。2019年4月に“ストロングマシーン・J”としてデビューし、新たなマシン軍団とともに父直伝の魔神風車固めやダイビングヘッドバッドなど往年のマシン殺法を武器に活躍。トライアングルゲート王座の戴冠や2019年のプロレス大賞新人賞を受賞するなど華々しい活躍を見せてきた。
昨年12月に右肩を負傷して長期欠場に入っていたJは、先月11日の後楽園ホールで約8ヶ月ぶりの復帰を果たし、F&Gのマシン軍団を率いて快勝。試合後には「マシン軍団、本戦でももう少し殴り込んで新しいマシンの姿を皆さんに見ていただこうと思っている」と新たなマシンの登場を予告。この日は横須賀ススム&KING清水&堀口元気vsストロングマシーン・J&ストロングマシーン・G&ストロングマシーン・?の6人タッグマッチが組まれ、新登場の“?”に注目が集まっていた。
注目のニューマシンはストロングマシーン・K。ガッチリとした体格に襟足から金髪がチラリと見える姿であり、その肌艶からはF&Gと同じくベテランの風格が漂う。
マシン軍団の奇襲で試合が始まると、Kは団体屈指のパワーファイターである清水と腕力で真っ向から渡り合い、ススムがKのマスクを剥ごうとするもJ&Gが即座に救出。Jのスパインバスター+Kのマシンラリアットの合体技が決まるなど優勢に試合を進めていく。
終盤にはススムとKがバチバチとやり合い、ススムがジャンボの勝ち!を狙ってロープに飛ぶと、なんとKはザ☆オリジナルで迎撃。最後はJ&Kの変形マジックキラーからKがキングコングラリアットで清水から3カウントを奪った。
J&Kは現ツインゲート王者のススム&清水に詰め寄ると、「俺たちが新たにアップデートして進化したストロングマシーン軍団だ!新兵器、ストロングマシーン・KがツインゲートチャンピオンのKING清水から3カウント獲ったぞ!何が言いたいか分かるよな?!」と王座挑戦表明。
しかし、マイクを取ったススムは「いや、あの……挑戦したいのは分かるけど、その前に1つ解決しておきたいことがある。大人なんで大人気なくハッキリ言いたくなかったんですけど……お前、近藤だろ!お前修司だろ!近藤修司だろ!近ちゃんでしょ!」とズバリ。
斎藤了GMは「アキレス腱はもうバッチリだけど豚丼屋が忙しくてプロレスどころじゃない」と近藤から連絡があったとしてこの説を否定するも、ススムはKのソックスが近藤がいつも着用する赤いラインの入ったものであると根拠を挙げて一歩も譲らず。
しかし、ススムは「中身はハッキリ言って近藤修司ですよ。でも、近藤修司だったら逆に誰も文句言わないでしょ?」とニヤリと笑い、J&Kを受けて立つ姿勢を見せた。
その後、斎了GMによって、9月20日の大田区総合体育館大会にて横須賀ススム&KING清水vsストロングマシーン・J&ストロングマシーン・Kのオープン・ザ・ツインゲート王座戦が行われることが正式発表された。