初代タイガーマスクが病状報告!狭心症で医者から「いつ突然死してもおかしくない」と言われた
- 2015-6-5
- ニュース
- リアルジャパンプロレス
6月5日、リアルジャパン掣圏真陰流 興義館にて、自宅療養中の初代タイガーマスクが自身の口から病状と経緯を報告。並びに6.11後楽園ホール10周年記念大会のPRを行った。
開口一番、「お騒がせしてすいませんでした」と切り出した初代タイガーマスク。狭心症(心臓病)とは心臓への冠動脈が細くなる病状であり、「小学校2年だか3年だかの頃、夏休みを一回無駄にした」ことがあると語りだした初代タイガー。曙戦だと、サウナスーツ、ジャンパーを着て暖房をつけてサンドバック蹴って5〜10kg落としたり、また戻したりしていたことも負担になった模様。すべての数値が悪くなっていたという。医者にかかって数値が下がったりはしたが、心臓カテーテル手術(PCI経皮的冠動脈形成術)にて3本入れたという。退院後、今は96kgと食事療法で減量しているとのこと。
その曙戦の試合後、控室に帰った時点で「心臓が痛い」と訴えていたという。徐々に悪くなっていたが、そのまま山口県の観光大使ということで地元に赴いたところ、知事さんや県警本部長と話していて「心臓が悪い」と漏らしていたそうだ。しかし、山口県や九州の用事もあり医者には行けてなかったという。
手術、入院と一連の騒動の怪我の功名としては、新しい格闘技の創設に向けて企画を立ち上げたこと。「すぐに手術」と医者から言われたものの、この新格闘技のために会う人との約束等もあり引き伸ばしていた。「いつ死んでもいいように」と、最後に桜木裕司ら弟子たちにそのルールを教えたとも漏らしており、手術前夜は寝れなかったという。しかし、手術は無事成功。
但し、しばらくは練習再開も出来ない以上、復帰のメドとかを話す段階にはない。「今は調子が悪いときもいいときもある。これを繰り返して徐々に良くなると思う」と話すに留めた。6月11日にリング挨拶は行う予定。また、新しい格闘技については8月に発表だと言う。
大会を託された格好のスーパータイガーも会見に合流。「リアルストロングスタイルとは何か、という思いを対戦相手にも、お客さんにも伝える」と抱負を述べれば、元全日本サンボチャンピオンの長谷川秀彦も「全力で闘いたい」と、プロレス・デビュー戦に臨む。
会見終了後も、記者たちは初代タイガーマスクを囲んでいた。血圧が高いことを知った現・新日本プロレス寮長の小林邦昭は、玉ねぎの粉を送ってくれたという。動悸が激しくなるため心臓に爆弾を抱えたが、「10周年記念大会は他の選手たちがいつも以上にやってくれる」と話すと同時に、全国のファンからの激励にお礼を言いたいと会見を結んでいた。
【記事提供/リアルジャパンプロレス】
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス10周年記念興行
初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLD
日時:2015年6月11日(木)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
▼メインイベント 初代タイガーマスク 佐山サトルプロデュース試合 タッグマッチ 60分1本勝負
スーパー・タイガー/タカ・クノウ(チーム太田章)
vs.
船木誠勝(W-1)/5代目タイガーマスク
▼セミファイナル タッグマッチ 60分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)/LEONA(ドラディション)
vs.
アレクサンダー大塚(AODC)/関本大介(大日本プロレス)
▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
大仁田厚(大仁田軍団)/矢口壹琅(大仁田軍団)
vs.
グレート・タイガー/小笠原和彦(押忍闘夢)
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/長谷川秀彦
vs.
折原昌夫(メビウス)/ブラック・タイガー
▼第1試合 バトルロイヤル(10名)
スーパー・ライダー、間下隼人、グラン浜田(フリー)、百田光雄(リキエンタープライズ)、力(メビウス)、若翔洋(Yamaishi Pictures)、ベアー福田(SECRET BASE)、柴田正人(U-FILE CAMP)、那須晃太郎(U-FILE CAMP)、タケシマケンヂ(スポルティーバ・エンターテイメント)