BreakingDown勝利の安保瑠輝也の今後は未定!?朝倉未来に「僕にMMAを教えてほしい」

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 19日、幕張メッセで『BreakingDown7』が開催。メインイベントでは【デモリッションマン】安保瑠輝也vs【マルセイユの悪童】シリル・アビディが行われた。

 シリルは1999年にK-1デビューし、ピーター・アーツ、レイ・セフォー、ボブ・サップ、アーネスト・ホースト、ジェロム・レ・バンナなど数々のレジェンドと対戦。2007年を最後に現役を退き、後進の育成を行っていた。
 安保は幼少期から空手で数々の成績を残し、2016年からK-1に参戦すると第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者に。しかし2022年に東京ドームで行われた『THE MATCH』を最後に、2023年1月にK-1との契約を解除。すぐにブレイキングダウンへの参戦を発表し、2月19日の『BreakingDown7』へ出場することとなった。

 年齢差20歳・体重差25kgのレジェンドを相手に前日会見で安保が「引退した選手ってずっとおっしゃってますけど今僕に勝てる自信はありますか?正直ビビってるのかなと思ってます」と挑発。
 シリルは「いろんな対戦相手が過去に何人も居てKO負けを考えたことは一度もない。俺がビビってるように見えますか?」と笑い飛ばしていた。

 1分3Rの特別ルールで試合は開始。安保がストレートもシリルの剛腕ストレートが唸ると安保が下がって避ける。追ったシリルのパンチでフラつく安保は二段蹴りを打ち込むが、全く動じないシリルのストレートで安保がフラつく。だが安保が前に出て右ストレートでダウンを奪う。
 再開するなり安保が飛び込んで顔面に前蹴りを叩きこみ二度目のダウンを奪う。再開しミドルの打ち合いになるが1R終了。

 2R、安保が左ハイも、シリルもハイからミドル。安保がケージを背負って回っていき、ヒットアンドアウェイもシリルは距離を詰める。だが安保は二段蹴りからボディブローでフラつかせ、さらに飛び膝をボディに叩き込み左右のフックでダウンを奪う。
 苦笑するシリルがゆっくりと立ち上がると、安保は右のボディブローからロー。シリルはワンツーハイも、安保が冷静に避けてワンツー。ここで2R終了。

 3R、安保が前に出て後ろ回し蹴りもスリップ。シリルはフロントネックで捕らえこれはブレイク。
 シリルはミドルを打ち込んでいくが、安保がローを打ち込んでいき、ミドルも撃ち落とすと前蹴りをボディに叩き込む。フラついたシリルがミドルで牽制するが、安保はバックブロー。だがシリルのストレートが顔面を捕らえフラつくが、安保は前蹴りから左右のフックを連打しKO勝利を奪った、


 勝利した安保は「今回僕がブレイキングダウンに参戦する行動って賛否両論あると思うんですけど、俺としてはプロの選手も面白い試合したり、魅力のある選手ってたくさんいるんで、今日こうやってブレイキングダウンで格闘技を知った人たちもすごく多くいると思うんで、プロの試合とかも同時に興味を持って。そしたら僕も出たかいがあったというか。もちろん自分が今よりも有名になりたくてブレイキングダウン出させてもらったんですけど、俺の本質は格闘家で、どんどん強い選手に挑戦してくっていうのが俺の格闘家としての志なんで、それをこれからも体現していきます。正直一回限りのつもりで出させてもらったんですけど、ほんとにブレイキングダウンがどんどん大きくなっていってますしほんとに魅力的な大会になっていってるのもあって、未来さんが言ってるように笑いでのし上がる人もいればほんとに本気で格闘技を目指してる人もいて、僕の試合今日観てもらったらわかるんですけど誰もが面白いと思ったと思います。パフォーマンス発揮できてると思うんで、今後ブレイキングダウンが僕に面白い選手を用意してくれるのであれば、考えさせていただきたいなと思ってます。今道としては正直結構悩んでる部分があって、どこの頂点を目指していこうかなって悩んでるんですよ。もし借りにMMAっていう道を進んだのであれば、未来さんが僕にMMAを教えてほしいなと思ってます」とコメント。

 派手な試合で一気にブレイキングダウンでの人気が急上昇した安保瑠輝也は今後どこで戦っていくのか?自由になった安保の今後に注目だ。

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