「俺らは数合わせの白星配給係に見られてるかもしれない」初代IWRGタッグ王者の望月ススム&神田ヤスシが7年ぶりのDRAGON GATEタッグリーグ優勝宣言!

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 3日、東京都・後楽園ホールにて、『DRAGONGATE TAG LEAGUE Rey de Parejas 2023 ―開幕戦―』が開催された。

 Rey de Parejas(レイ・デ・パレハス)は、DRAGON GATEのタッグリーグ戦。今大会より開幕し、3月2日の後楽園ホール大会での最終戦まで全国をめぐりながら14大会に渡って開催される。
 これまで『Summer Adventure Tag League』としてその名の通り夏の風物詩の1つとして開催されてきたタッグリーグ戦だが、今回より闘龍門時代に使われていた『Rey de Parejas』の名称が復活。DRAGON GATEで純粋なタッグリーグ戦が行われるのは2016年以来約7年ぶりとなる。

 2ブロック制での開催となり、Aブロックからは、箕浦康太&B×Bハルク、吉岡勇紀&菊田円、望月マサアキ&望月ジュニア、ジェイソン・リー&JACKY“FUNKY”KAMEI、加藤良輝&永野海斗、H・Y・O&ISHIN。Bブロックからは、YAMATO&土井成樹、ドラゴン・キッド&ドラゴン・ダイヤ、望月ススム&神田ヤスシ、Ben-K&ミノリータ、ストロングマシーン・J&ストロングマシーン・F、シュン・スカイウォーカー&KAIと、計12チームが参戦している。


 この日の第4試合では、神田ヤスシ&望月ススムvsストロングマシーン・J&ストロングマシーン・FのBブロック公式戦が実施。
 M3Kの2人からなぜか「フジイ」と呼ばれる正体不明のFが熟練の技術でリング内外を引っ掻き回し、高い身体能力を持つJが正統派ファイトで押していくというコンビネーションに神田が捕まり苦戦。ススムも積極的に救援を狙うものの、Fが巧みな丸め込みで切り返していくため得意のパワーファイトに持ち込めないじれったい展開が続く。
 試合終盤、神田がJ&Fのサンドイッチマシンラリアットを誤爆させると、すかさずススムがJをジャンボの勝ち!で排除。孤軍奮闘を見せるFに対し、神田がダイビング・エルボードロップ、ススムがジャンボの勝ち!連打からのジャンボの勝ち!固めと畳み掛けて3カウントを奪った。

 バックステージに戻ったススムは、「久々のタッグリーグ、そしてRey de Parejasという名前では随分お久し振りですよ。僕もその時代からいろんなパートナーと出たりしてますよ。神田さんと……キャンディと出るのは闘龍門、DRAGON GATEになってからも日本では初めてですからね。俺らはパッと見たら数合わせの白星配給係に見られてるかもしれないけど、俺らはこの団体が始まったときに最初にタッグで結果を出してるチームだから。お互い25年目っていうときにまた組んで、体力的にはしんどいですけど、それ以上に俺らには皆が持ってないチームワークってのがね。まだ俺らには眠ってるものがいっぱいありますからね」と、初代IWRGタッグ王者チームとしての自信を語った。

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