【インタビュー】「どの対戦カードより一番“最高”な戦いになるのは俺たち」 2.21東京ドーム大会での対全日本プロレスに向け、中嶋勝彦を直撃!
- 2023-2-3
- コラム, ニュース
- プロレスリングNOAH
2月21日(火)『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~』東京ドーム大会にて、全日本プロレスの宮原健斗、諏訪魔、青柳優馬と6人タッグで対戦が決定した金剛・中嶋勝彦選手に話を聞いた。因縁浅からぬ相手を前に中嶋勝彦は何を思うのか。
——1.22横浜アリーナ大会にて全日本プロレスvs NOAH、宮原健斗 諏訪魔 青柳優馬vs拳王 中嶋勝彦 征矢学の6人タッグマッチが発表されましたが、このカードについてはどこで知りましたか?
「このカードはお客さんと同じ発表のタイミングで、(1.22横浜アリーナ大会の)ビジョンで知りましたよ。だから“まさか”ですよ。ビックリしましたよ。最近ね、選手もお客さんと同じタイミングで知ることが多いので。もう少しちょっと前もって教えてもらいたいかなとは思っているけどね」
——ではこのカードが発表された時、どのように思われましたか?
「そうねぇ…NOAH対全日本、まぁ諏訪魔とは実はデビューが同じ年、同じ2004年で。俺も若手の時全日本に上がらせてもらっていたことがあった。だから諏訪魔の前、諏訪間幸平でやっている時から知っている同年の選手なので。ただ彼はずっとヘビー級で僕はジュニアでやっていたので、階級が違う状況だったのであまり試合をすることはなかったかな。タッグとかであるかぐらいで。でもずっと諏訪魔選手は全日本を引っ張っていて、ずっと変わらず全日本で試合をして。全日本の顔だよね。そういう風に思っているよ、俺は」
——他の選手についてはいかがでしょうか?
「他は…これ青柳?青柳選手はちょっと俺分かんないかな。名前はでも聞いたことはあるっすね。あの健斗(宮原健斗選手)は、久しぶりだね」
——何年ぶりぐらいになるのでしょうか?
「何年ぶりだろ?もう10年ぶりぐらいじゃないかな?」
——では本当にダイヤモンド・リングを退団して以来という事でしょうか?
「そうだね。リングで会うことはなかったね」
——宮原選手と中嶋選手の不仲説、確執があるのではないかという噂があるのですが、実際のところどうなんでしょうか?
「確執?確執ってなに?なんでだろう?でも、同じ相部屋でしたよ。健斗と相部屋だった」
——その時は仲は良かったのでしょうか?
「その時は?今悪いみたいな言い方しているけど、俺嫌われてるの?そこらへんちょっと健斗に聞いてみてよ」
——中嶋選手としては何の確執もないという事でしょうか?
「俺はね?ないけど。練習厳しかったかな?別にそんな風に俺は思っていないし。てか後輩だから。健介オフィスの時に一緒に練習して、ちゃんこ食ってっていう仲だからね。まぁそれは健斗自身はどう思っているかわからないけど。まぁ今回武藤さんのファイナルという事で。こうやって武藤さんが引き寄せたと言ってもいいぐらいのこのカード。何かあるかもしれないし、何もないかもしれない。どうなるかわからないけどとても楽しみなカードになったんじゃないかと思うよ」
——中嶋選手としては楽しみという気持ちなんですね。
「だってそうだね、久しぶりと初めて。だからどうなるかなって感じ。俺たち金剛とどういう絡みがあるのか。何が生まれるのか。純粋にそれは楽しみですよ。2.21東京ドーム、武藤さんの最後の試合だけど、どの対戦カードよりも一番“最高”な戦いになるのは俺たちでしょ」
全日本プロレスvs金剛(NOAH)という図式の中、ひと際注目されているのが宮原健斗と中嶋勝彦の邂逅だろう。中嶋にとっては同じ釜の飯を食った弟弟子と久方ぶりの再会。一部では不仲説もうわさされるほど、そのマッチアップは衝撃的かつセンシティブにとらえられている。だからこそ何が起こるのか予測がつかない。武藤敬司引退が引き寄せた刺激的な戦いは、我々に新たな“最高”のプロレスを届けてくれることになりそうだ。
『chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~』
日程:2023年2月21日(火)
開始:16:00
会場:東京都・東京ドーム
▼6人タッグマッチ/AJPWvsNOAH
宮原健斗(全日本)/諏訪魔(全日本)/青柳優馬(全日本)
VS
[金剛]拳王/中嶋勝彦/征矢学