”歌って戦うグラレスラー”キラ☆アンが悪に堕ちたMARUとの試合を終え闇落ちか!?
1月29日、新木場1stRingにてアクトレスガールズが『ACTwrestling Step13』を開催。第2試合ではMARUvsキラ☆アンの元JDスター対決が行われた。
キラ☆アンはグラビアアイドルや女優を行いながらJDスターの練習生を経て2007年にプロレスデビュー。その後総合格闘技にも進出し、日本全国のインディー団体で活躍していた。コロナ禍で2年ほど体調を崩していたが、昨年10月にアクトレスガールズとしてデビュー戦を行いリング復帰。
対するMARUは2000年に吉本女子プロレスJd'でプロレスラーデビュー。JDスター女子プロレスでの活躍の末に2005年に引退してからは役者としての活動を本格化し、2011年には劇団『水色革命』を旗揚げ。舞台演出にプロレスを取り入れ、レスラーと女優の融合による新しい演劇を作り上げてきた。昨年8月に16年ぶりにアクトレスガールズでリング復帰し、11月末よりヒールユニット『蛇道衆』を率いて悪の限りを尽くしている。
この試合が決まるとお互いSNSで舌戦を繰り広げ、ジムでのトレーニングに励んでいる様子が投稿される。試合前からピリピリしたムードが漂う中、リングにMARUが現れるなりキラ☆アンが走り込み蹴りを連打。グラウンドになると三角絞めの取り合いからキラ☆アンがスリーパーで絞め上げていく。だが蛇道衆のアレンが試合に介入してキラ☆アンを痛めつけると、MARUもチェーンを使ってのスリーパーで絞りながら頭に噛みつくラフ殺法。なんとか抜けたキラ☆アンが強烈なパワーボムで叩きつけて勝利したかに見えたが、2で返したMARUがダイビングフットスタンプの連撃からマフラーホールドで絞りあげギブアップを奪った。
試合を終えたMARUはキラ☆アンに何かを耳打ちしリングを後に。バックステージでは「久々にすごい闘ったなって感じがした。格闘技やってるだけあって蹴りも重いし、まさかアクトレスガールズでパワーボムを受けるとは予想してなかった。キラ☆アンをアクトレスガールズに誘ったのは私なんで、あっちも特別な思いを持っているはず。蛇道衆はヒール。ヒールはセコンドが大事だが、今日のアレンのアシストは50点だな。今後の蛇道衆の戦力強化に誘うかもしれないね。お楽しみに」と含みをもたせた。
キラ☆アンも覚悟を決めた目でリングから去っており、アクトレスリングの勢力図が今後どのように変わるのか注目だ。