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　1月19日、『アイスリボン新木場1stRING大会』が開催。メインイベントでは安納サオリ＆朝陽vsトトロさつき＆石川奈青が行われ、王者の安納がトトロを次期挑戦者として指名した。

　現在恒常的に活動を行っている女子団体の中では最古の団体であるアイスリボンで、昨年6月の後楽園ホール大会においてICE×∞王者（シングル王座）となった安納。その後は尾崎妹加、ステファニー・バッケル、石川奈青、真白優希、朝陽を倒し絶対王者として君臨を続けている。

　この日は昨年末に王座戦を行った朝陽とタッグを組み、トトロ＆石川の連携をお互い助け合うことなく独立独歩で崩す絶妙なバランスで試合のペースを握っていく。だがトトロが持ち前の体格とパワーでなぎ倒していき、安納を前から後ろから圧殺。石川もダブルアームフェイスバスターからジャーマンでトドメを狙うが、安納が切り返すとスペシャルポテリングで３カウントを奪った。

　試合を終えた安納は「アイスリボンをチャンピオンの目、安納サオリとしての目で見て、発信力がある、行動力もある、体の大きさだったり説得力だったり興味が出てきまして。今日久々に戦ってみて、ますます気合入ってますやん。だからトトロさつきを逆指名。初めてのシングルマッチ、お前の肉体ぶつけてこい」とトトロを次期挑戦者として指名する。
　これを聞いたトトロは「私さ、めちゃくちゃムカつくことあるんですよ。ネットニュースでアイスリボンと調べて出てくるニュース、全部アイスを出ていったOGばっかり！私は、そういうのがホンマにムカつく。私がアイスリボンに大きいニュースをもたらす！私トトロさつきが、この状況打破します。そのためにも、雑誌の表紙にもなっちゃう安納サオリから、絶対にベルト獲ります。自信あります」と王座戦を決定した。

　161cm90kgという恵まれた体格と、女子レスラー初の宅地建物取引士取得を果たした文武両道のトトロ。アイスリボンの大黒柱として団体を支えてきた眠れる猛虎が、ベルト奪還に向けついに牙を剥く。