大仁田厚がオールナイト興行で仮面女子、ちぃたん☆と合体して電流爆破で激勝! 「朝の5時半まで皆さんありがとうございます!」
1月14日深夜にオールナイトで、音楽と映画とプロレスのコラボイベント「LAST FIGHTERS COLOSSEUM 2023~CLUB CITTA初電流爆破デスマッチ+ROCK」(同実行委員会主催)が名門ライブハウスのクラブチッタ川崎で開催され、“邪道”大仁田厚が“最強の地下アイドル”仮面女子、秋葉原観光推進協会の公式マスコットキャラクター・ちぃたん☆と異色の合体を果たし電流爆破デスマッチで激勝した。
同イベントは15日午前0時半にスタートし、大会プロデューサーのBILLY(㏕9)、仮面女子ら7組によるアーティストのライブと、プロレスの試合(6試合)が交互に組まれ、ダブルメインイベント第2試合は未明の午前5時12分にゴングが鳴る前代未聞の事態となった。
大仁田は雷神矢口、佐野直とのトリオで出陣し、仮面女子の月野もあ、涼邑芹とちぃたん☆がセコンドに就き、チェーンソー・トニー、ザ・スーパービースト、ブギーマンと「FMWE提供試合」で対戦。試合形式は「電流爆破バット(3本)&有刺鉄線電流爆破ボード6人タッグデスマッチ」で、ちぃたん☆専用の特大電流爆破バットが用意された。
セコンドだったはずのちぃたん☆はヤル気満々でリングインし、試合に“特別参戦”。特大電流爆破バットを手にして敵軍を狙ったが、ブギーマンに奪われてしまい、逆に頭をぶっ叩かれてしまい爆死KOで退場。
FMWE軍は4つのイスを立てかけて、その上に有刺鉄線電流爆破ボードを置き、トニーを落とそうとするも、反撃に転じたトニーがラリアットで矢口をボード上にぶっ飛ばした。ブギーマンが月野と涼邑を無理やりリングに上げてナイフで襲おうとする暴挙。ビーストが大仁田を電流爆破バットで一撃するも、大仁田は身を挺して月野と涼邑をかばった。しかし、トニー組はコーナーの大仁田にラリアットのトレイン攻撃を仕掛け、大仁田は窮地に。しかし、息を吹き返した大仁田はブギーマンの脳天にイス攻撃。大仁田と矢口が電流爆破バットを手にすると、ブギーマンにサンドウィッチ式でフルスイング。すかさず大仁田がカバーして、FMWE軍に凱歌が上がった。
大仁田は「朝の5時半まで皆さん大変だったと思います。4時半頃に寝落ちしそうになりました。こんな時間までありがとうございます。自分自身が好きなことを胸いっぱいやらなきゃ、何の人生じゃ! 1、2、3、ファイヤー!」と絶叫。
昨年暮れに仮面女子が「大仁田さんが勝ったらエンディングで一曲歌わせてほしい」と要望し、大仁田がそれを受諾していたため、仮面女子の歌とダンスで締めくくられ、5時間に及ぶロングラン興行は大盛況で幕を閉じた。