【インタビュー】「飯田への愛が強すぎるかもしれない(笑)」11月22日名古屋で飯田沙耶との再会マッチを控えたジャングル叫女インタビュー!

今年4月にマリーゴールドで高橋奈七永を相手にエキシビションマッチを敢行、本格復帰に向け治療を続けながらも、10月20日にはスターライト・キッド10周年記念興行でバトルロイヤルに出場したジャングル叫女。そして今月22日にエキシビジョンながら後輩・飯田沙耶と再会マッチを行う。二人の特別な絆をぜひ聞きたいと思い行ってまいりました。
(聞き手:スレンダー川口 @slender_kg https://x.com/slender_kg)
――お久しぶりですので4月から振り返りながらお話きかせてください
ジャングル「はい、よろしくお願いします!まず、奈七永さんとの試合では動けてない自分が悔しくて。ホントに動けなかったし、とにかく悔しかったんですよね。その後ヒザをかばってたことで腰痛まで悪化して、一時期歩けなく。その後に腰痛がひどくなっちゃって、膝をかばってたから。もっと歩けなくなっちゃったんですよ」
――ああ、ヒザ負傷のあるあるですね。キツイ・・・
ジャングル「でもその時にも紹介してもらった先生に腰を診てもらいに行ったら、なんか膝のことを気にかけてくれて。でも「もういいんです。誰に見せても治らなかったんです。大丈夫なんです」って断ったんですよ。それでも「いや、診させて!」って凄く強くおっしゃるんで、まあ見てもらって動きとか確認してもらったら「これは治るよ」って(キラリ)」
――その一言、心強い!
ジャングル「今までどんだけ信じても裏切られてきたというか、結果に結びつかなかったから。どうせ治らないだろうなと思っていながらも、ケガの経緯も全部説明した上で診てもらってそうやって言ってくれるんだったら、最後、本当に最後に信じてやってみるかって思ったんです。リハビリのプログラムを全部作ってくれてそのメニューをこなしていくうちに、少しずつ力が入るようになってきたんですよ」
――回復の兆しですね
ジャングル「そうそう!本当に全く走れなかったのに、スピードを上げて、少しずつですよ、走れるようになったんです。この間、キっちゃんの興行の前まで、結構ヒザの調子よかったんですよ。基本的には時速10キロのスピードで、一定のリズムで走れるっていうぐらい回復したんです」
――良かったですね~(しみじみ)
ジャングル「前の状態が100だとしたら、もう今は60とかぐらいまで感覚的には戻ってきてるかな~。だけどまだ60だから、100で復帰もしたくないので、120で復帰したいと思ってます」
――なるほど。良いこと言う
ジャングル「今回のエキシビジョンも対戦相手にスゴく悩んでました。オファーをかけにくいというか、やっぱりまだ復帰してない選手と試合をすることになるので向こうにもリスクがあるわけで。そんなときにキっちゃんが声をかけてくれてああいう大会に出させてもらって。そこに飯田がいて、飯田が自分から名乗り出てくれたから、スゴい嬉しかった!正直飯田とって少しだけ頭にあったけど、やっぱ後輩に頭下げるのはかっこ悪いなっていうのもあったし(笑)自分では素直に言えなかったからホント嬉しかった。やっぱり強くなってる飯田も見てきてるし、応援してるし」
――バックステージ、二人とも嬉しそうでしたね。涙目でしたし。
(バトルニュース参照ください:https://battle-news.com/?p=137771)
ジャングル「いや、もう二人とも泣いてました。全然言葉が詰まってお互い出てこなくなっちゃって。そのまま話さないでいたら、多分2人で号泣しちゃったと思う。せっかくマスコミの人たちが囲んでくれてるのに、何も言えなくなっちゃうと思って必死にこらえましたよ(笑)」
――ちょっと止まってましたもんね
ジャングル「で、ワンマッチの対戦相手が飯田になったら、リング上でその気持ちを表現すればいい。終わった後で何を語るかわからないけど、そこで気持ちをお互いに聞けるし、『今じゃない!泣くのは絶対今じゃない!』って(笑)飯田もまさかあそこで再会できるとは思ってなかったと思うんですよ。飯田もホント考える暇もなく、直感で名乗り出てくれたんだって思うだけでスゴい嬉しくて、なんか…なんていうかな、可愛い、可愛い後輩です」
――強くなった後輩が「私やりますよ」、嬉しいでしょうね~
ジャングル「飯田も強くなった姿を見せたいと思うんですよね」
――でもビックリすると思いますよ。久しぶりにぶつかったら
ジャングル「あ~、あるかもしれない。バチーン!てやられたら『痛ってえ~。でも嬉しい~』ってなると思います(笑)。パワーでガンガン押されるかもしれないし、楽しみ」
――最後に当たったのっていつぐらいですか?
ジャングル「いやいや、当たっては無いんですよ。もうほんと若手の頃に当たったぐらいで。飯田はデビューしてすぐJANっていう私のユニットに入って、解散したあと私はTCSを結成しましたし、飯田はSTARSに行ったし。私がベルト戦線にも絡んでて5STARも飯田は出てなかった気がするし…。飯田とやったのって新人のころぐらいかな~。私が胸を貸してた立場ですけど、今や真逆ですよね。飯田が受けて立ってくれる立場だし、スゴい成長してるだろうな」
――すみませんが、絶対ボロボロになると思いますよ(汗)
ジャングル「ねえ~(笑)。もうチョップとかも怖いんですけど、う~ん、怖い怖い。でも喰らったら痛気持ちいいんでしょうね。楽しみでもありちょっと怖さもある」
――楽しみですね~
ジャングル「飯田はプライベートで仲いいイメージなんです、私の中では。花(木村花)も結構かわいがって、飯田を。自分が行ってるジムとか紹介して、飯田のマッチョエピソードもそこからが始まったんですよね。TCSは飯田をなんとなくかわいがってたんですよ、別のユニットだったけど。花が亡くなった時、飯田は寮にいたんです。私は近くに住んでたし結構メンタルボロボロになって、すごく泣いて過呼吸みたいになった時に、飯田もショックな出来事だったんだけども、私を抱きしめて。何も言えないじゃないですか、そういう人には?でもただ本当にそばにいてくれたんですよね、そう」
――飯田…、良いやつですね(うるうる)
ジャングル「ふふふ。そういう辛い時そばにいてくれたの印象もあるし、あと私が怪我をあの手術をして復帰目指せた時、飯田もケガしてたんですよね。同じ断裂しちゃってて。その復旧に向けて一緒に道場で練習してたんですよ。そこに光由(天咲光由)もいたんですね、練習生として。3人で遠征に行かずに、私はその頃平日は仕事してたんで土日に道場集まって、3人でずっと練習したんですよね。でも2021年の9月に私が退団、STARDOMで復帰をすることがいろんな事情でできなくなり、そのそれまで練習してたんですけど、そこから疎遠になっちゃうんです」
――その間ずっと待ってたんですよ
ジャングル「私が奈七永さんと試合してる時もSNSで「なんかリングに立ってるだけで嬉しい」ってコメントしてくれてたり、私が多分海外に行った時だと思うんですけど、「達者でな」っていう技が生まれているんですよね。キン肉バスターみたいな上げ方から前に落とす技なんですけど、飯田って常にリング上だったりSNSだったり表現してくれていて、ずっと想ってくれてるなっていうのが」
――それ、絶対そうでしょうね。ええやっちゃなあ~(涙)
ジャングル「なんか、彼女はあんまり言葉が多くない。自分の表現も言葉ではできないから、リング上で自分を表現する。プライベートで会ってても、やっぱりそんなに自分をこう出すような人じゃないから。ホントはもう時間無制限にして、もうお互いが倒れるまでとか思ってたけど、まあ何分かって決めて、その中でリング上で語り合えたら良いなって思いますね」
――また強烈に表現してくると思いますよ
ジャングル「想いを乗せて試合をするっていうのは、私はすごく大事にしてきたことだから、特にストーリーのある選手になる。ストーリーを作っていくっていうこと。1人に限らずもう全員とストーリーがあると思って私は試合をしてたので。なんかそういう想いは、多少は新人の頃に教えたというか、見てくれてたのかなと思うとは思いますね」
――伝わってんですよ、そういうのは
ジャングル「練習生の時も一番面倒みてます。飯田橋(相手の体を折り曲げてブリッジでフォールする技)が生まれる瞬間も私いましたし。それこそ命名してますから。「イイじゃん!飯田橋!」って。本当は、試合をする場所によって橋の名前を変えればいいよって言ったんですよ。地方大会で勝ったら近くの橋の名前にするっていう。それは採用してんなかったな(笑)」
――練習生が近くの橋を探さないといけなくなるし。
ジャングル「このケースじゃないですけど、飯田って自分に合う合わないをバッサリとやるんですよ。だからホントは主張がある。芯があるんです。あとは言葉が加われば」
――リングで上手に表現するっていうのは才能ですからね。マイクとか発信が上手くなればガッといくかもしれないですね
ジャングル「飯田のリングが全てっていう部分はシンプルにスゴいな~って思うんですよ。振り切ってるな~。それが出来る人なんだな~って尊敬してます」
――もうさっきから「飯田のこと大好き!」が出てます
ジャングル「はい、大好きです!(キッパリ)。その想いもね、試合で伝わればいいと思う。今でも多分待っててくれてるSTARDOMで。私がそこに戻る戻らないとか関係なく、他で試合をしてもずっと待っててくれてると思う」
――今回はエキシビジョンですけど、全体的にはジャンサポ向けのイベントっていう形なんですよね
ジャングル「そうなんです。もうジャンサポへの感謝祭みたいなイベントです。試合やってトークショーやって、プレゼントが当たるゲームみたいなこともやって、最後に2ショットとか握手会をやって1部が終わりです。で、2部にサイン会とかお酒飲みながらいろいろ語って楽しみましょうっていう形です。今申し込みがある方たちは基本的に二次会も参加しますーって感じで、嬉しいです」
――「二次会」って言いましたね(笑)
ジャングル「もう私のイベントって呑みがあってのイベントだから(笑)」
――でも試合を見せれるのは自分でも嬉しいんじゃないですか
ジャングル「多少の不安はありますけど、そこで試合ができるだけで待っててくれている人たちに希望を見せれるというか。見せたいって思ってるし」
――今回は地元名古屋で開催です
ジャングル「会場のスポルティーバさん、オーナーの斉藤さんがSTARDOM時代からのお付き合いなんです。STARDOMで名古屋のビッグマッチをやるぞって時に、当時小川さんから「叫女が地元だからなんとかしてくれるでしょ」ってポスターとチケット渡されて営業に回ったんですよ」
――昭和スタイルですが大事な活動ですね
ジャングル「いろいろお店回ってる中で「あそこにリング置いてるとこあるかから行ってみなよ」って教えていただいて、スポルティーバさんに行ってみたんです。たまたま斉藤さんがいらっしゃって、「ああ、それならいっしょに回ろっか」っていろんな人を紹介してくれたんです。2016年かな。チケットも皆さんに合計で200枚以上買っていただいて」
――良い経験されましたね
ジャングル「その時の大会は橋本千紘とシングルやって負けちゃったんですけど、でもいっしょに名古屋の女子プロを盛り上げてくれてる斉藤さんにも恩返ししたいんです。なかなか私ひとりで名古屋大会ってやれないけど、今回のイベントでちょっとは恩返ししたいなって思ってます」
――愛に溢れた大会になりそうですね
ジャングル「いろんな人に感謝してますし、一番はずっと待っててくれてるジャンサポのみんなですけど、ほんと愛にあふれた大会になると思います!みんなでいっしょに楽しめると思いますので、ぜひご来場ください!」

『ジャンサポのおかげです~10年のありがとうをカタチに~』
日程:11月22日(土)
開始:17:00
場所:名古屋・スポルティーバアリーナ
チケット
SS席・・・12,000円(特典有) ※正面完売
S席・・・8,000円
A席・・・7,000円(残り僅か)
B席・・・5,000円
C席・・・3,000円
※全席ワンドリンク付
【2次会情報】
時間:19:30〜(出入りの時間は自由)
場所:スポルティーバアリーナ
参加費:5,000円(ワンドリンク付)
SS席〜B席購入者は3,000円
2次会のみの方もご予約受付中です
【受付方法】
下記アドレスに取り置き依頼をお願いします
宛先:jungle1122evt@gmail.com
名前/人数/席種の第一希望、第二希望
▲2次会出欠の有無(未定の場合は無記載)
電話番号
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ジャングル叫女 Jungle Kyona
@junglekyona
https://x.com/junglekyona
















