UNIVERSAL王者・上野が1・13新宿での土井、佐々木との3WAY防衛戦に向け、泰然自若で王座死守後のプラン描く! 「3月の米国大会でタイトルマッチをすることが夢」

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 DDTプロレスが1月11日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、同13日(東京・新宿FACE)に行われるDDT UNIVERSAL選手権(王者・上野勇希VS挑戦者・土井成樹VS挑戦者・佐々木大輔)の調印式&記者会見を開いた。土井と佐々木は言いたい放題だったが、上野は王座を死守した先の青写真をしっかり描いた。

 同王座戦を巡っては、同3日の後楽園ホールで土井と佐々木による次期挑戦者決定戦が実施されたが、30分時間切れドローに終わったため、3WAYマッチによるタイトル戦に変更になった。試合形式は王者の希望により、勝ち抜け戦ではなく、最後の一人になるまで戦うサバイバル戦が採用される。

 調印書にサインを済ませた土井は「DDTに参戦して2ヶ月、ようやくシングルで結果を出すときがきた。オイ、佐々木大輔! まずはオマエや。この前の挑戦者決定戦、何30分もやってんねん。空気読まんかい、あそこ普通俺やろ。まあ選手権試合は60分、この前の続きやろうぜ」と発言。続けて、「上野については、DDTの現在、未来だと思ってるから。そこは俺が食ったるから。サバイバル3WAYって難しい名前ついてるけど、俺が二人ピンフォール、ギブアップ獲ったらええんやろ? 俺はずっとサバイバルしてきたから、勝ち残りっちゅう話や。難しくもなんともない。オマエ(佐々木)と決着つけて、俺がチャンピオンの上野から獲ったら一番おいしいと思うから」とベルト獲り宣言。

 この日も缶ビールをあおりながら登壇した佐々木は「この3WAY、明らかに一人いらない人間がいる。上野、テメエだ。(昨年12・29TDCホールで)樋口(和貞)に負けたときに、このUNIVERSALのベルトは価値がなくなった。このベルトは地の底まで価値が落ちてんだ。そのベルトを俺と土井でKO-Dより上の価値にしてやる。今すぐ返上して、オマエは3WAYから抜けろ。俺と土井のシングルマッチだ」とテーブルの前で転がってオーバーなアクションで表現した。

 二人の発言を聞いた上野は冷静に「ものすごい選手で触れたことのない土井さん、どんな場所でも自分を押し付けてくる佐々木さんと、やったことがないサバイバル3WAYというルールでやれるのは一石三鳥。この2023年、楽しくなりそう。3月21日(後楽園)、サムライ・デル・ソル(旧名カリスト)が参戦してくれて、僕のUNIVERSALに挑戦したいと言ってくれてますから、その防衛戦もしなきゃいけない。その後(3・30&31)にはDDTの米国大会があります。そこで僕がUNIVERSALのタイトルマッチをすることが夢。夢のためにも頑張りたいと思います」とベルトを守り続けて、米国興行で防衛戦を行うプランを明かした。

 ベルトに関する印象については、土井は「正直まったく知らん。今上野がチャンピオンということしか知らんけど、上野が持ってるからほしいかなと。佐々木は価値がないと言ってるけど、佐々木が持ってても別に興味ないから」と話した。

「ふだん飲んでいるビールの銘柄が違うのは、新たな気持ちで王座戦に臨みたいから?」と問われた佐々木は「サッ〇ロは卒業はしてないけど…スポンサーについてくれないから。ちょっと遠い知り合いのハイネ〇ンをいつかスポンサーについてくれるはずだ!」とぶ然。

 さらに、佐々木が「チャンピオンがベルトを持ってるときに誰かに負けるというのは、これはもう最低のことであり、恥ずべき行為である」とこき下ろすと、上野は「僕はD王GP優勝して、TDCのメインイベントで無差別級に挑戦したということで、もちろんUNIVERSALの王者として戦ったんですけど、あの日かけていたのは無差別級というところで。今回負けなければ、これからもずっとUNIVERSALチャンピオンでいれますし。佐々木さんが床に転がって表現していたのはベルトの場所じゃなくて自分の立ち位置なので」と言い返した。

 サバイバル3WAY戦について、佐々木が「佐々木大輔は3WAYの魔術師だ」と言えば、土井は「シングルでもタッグでも6人タッグでも、3WAYは何回もやってきたけど、魔術師まではいかんけど、この2人よりもやってきた自信もあるし、ルールもしっかり理解してるんで」と自信のほどをみなぎらせていた。

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