GLEATとVOODOO-MURDERSが2AWへ侵略開始!BreakingDownミドル級王者の井土徹也が吉田綾斗の持つ無差別王座にロックオン!
9日、千葉・2AWスクエアにて『2AW INFINITY〜2023 New Year〜 』が行われた。
この日のメインイベントでは、吉田綾斗&ナカ・シュウマvs井土徹也&頓所隼という“2AWvsGLEAT”の対抗戦が実施。
吉田は昨年12月25日『有限会社 山﨑工業プレゼンツ 2AW 年内最終興行 GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』にて、真霜拳號のV8を阻止して2AW無差別級王座を戴冠。吉田が属していたヒールユニット“THE RULE”は同日解散となったが、吉田は同ユニットの盟友であったナカとはタッグを継続。
そして、今回はGLEATの人気ユニット“60seconds”の井土&頓所が2AWへ侵攻。朝倉未来主催の1分間最強を決める大会『BreakingDown』で初代ミドル級王座を戴冠している井土と、スピードと華麗な飛び技を武器にする頓所の強力タッグが2AWトップ級のタッグと激突した。
両団体のエースクラス同士の試合は、井土&頓所がスピード感溢れるタッグワークで2vs1の局面を多く作って各個撃破の体制で試合を優位に進めていくものの、2AW勢も中盤からは意地を見せて形成をイーブンに。しかし、終盤に井土とナカの対面となると井土の勢いがまさり、スピンブレイクを決めた井土が勝利をもぎ取った。
マイクを取った井土は、2AWvsGLEATの対抗戦を継続していきたいという意志を示し、吉田の持つ無差別級王座にも強い興味を示す。
これを受けた吉田も「この試合だけでは勿体無い」と受けて立つ姿勢を見せ、井土との無差別級王座戦を行うことを示唆。
29日の『GRAND SLAM in 2AWスクエア』では吉田がチチャリート・翔暉を相手に防衛戦を行うが、吉田が防衛した場合には次の挑戦者として井土が現れることも十分にあり得る状況となった。
また、今大会ではVOODOO−MURDERS のTARU率いる全日本プロレスの斉藤ジュン&斉藤レイも参戦しており、2AWは多方面からの外敵侵攻と戦うことになってしまった。
2月19日『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』では、花見達也&仁木琢郎vs最上九&笹村あやめの2AWタッグ選手権試合も行われるが、この結果次第では斉藤兄弟の挑戦表明など、王座を狙う外敵がアクションを起こすことも予想される。
ベテランから主力の座を奪い取らんとする若手勢の突き上げ、GLEATやVOODOO-MURDERSといった強力な外敵の侵攻。団体の内外で戦火が上がっている2AWにとって本年は激動の年になる。