アントニオ猪木さんの追悼セレモニーでオカダ・カズチカが涙!「猪木さんが『行っとけばよかったな』と思うような熱い戦いを見せたい」

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 10日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『超実力派宣言』が開催され、試合開始前にアントニオ猪木さんの追悼セレモニーが行なわれた。

  田中ケロリングアナがリングに上がり、アントニオ猪木さんへの追悼セレモニー開始を宣言。
 リング周辺に選手・OBを含む関係者たちがずらりと並び、リング上では坂口征二さんが猪木さんの写真を持つ中で追悼の10カウントゴング。来年の1月4日に行われる東京ドーム大会は猪木さんの追悼大会となることもアナウンスされた。

 猪木さんは紆余曲折の末に自らが生み出した新日本プロレスからは離れていたが、オカダ・カズチカを筆頭に新日本と猪木さんの交流復活を望む声が上がり始め、ここ数年で両者の距離は急接近。猪木さんが新日本の旗揚げ50周年に祝福のビデオメッセージを贈ったこともあり、新日本のリングに再び猪木さんが上がることに期待が持たれていた。
 猪木さんの死後、新日本プロレスは今年9月1日付で猪木さんが新日本の終身名誉会長に就任していたことを発表。本来であればこの日の大会で大々的にお披露目される予定だったとのことだ。


 セレモニー中にも涙を浮かべていたオカダは、訃報を聞いたときの気持ちを問われ「何すかね……悔しかったっすかね。こうやって、猪木さんの入場曲を聞いて、『来てほしかったな』って思いもありますし。(訃報は)朝起きてのニュースだったんで、ビックリはしました。(新日本の会場に)見に来てくれよっていう思いがあったんで……」と嗚咽とともにコメント。

 猪木さんが再び新日本のリングに上がることが叶わぬものとなったことについては、「やっぱ猪木さんらしいと言えば猪木さんらしいと思います。『バカヤロー、俺は行かねえよ』って言ってるのかなとも思いますし、もしかしたら新日本プロレスの戦いがもっともっと響いていれば来てくれてたかもしれないですし、そこは分からないですけど、向こうで見てくれていると思うんで、しっかりと僕たちの戦いで、もう一度猪木さんが『行っとけばよかったな』と思うような熱い戦いを見せたいと思います」とコメント。
 1月4日の追悼大会では「僕はもうベルト挑戦が決まってますんで、猪木さんの名に恥じない戦いをして追悼できたらいいなと思います。会場には来られなかったかもしれないですけど、向こうで見てくれていると思って、しっかりと熱い戦いをしたいと思います」と意気込みを語った。

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