岩崎孝樹が年内でガンプロを退団しフリーに転向!ラストマッチは12・27後楽園で石井慧介と一騎打ち
10月3日、ガンバレ☆プロレスが都内で記者会見を開き、岩崎孝樹が年内いっぱいで退団しフリーになることを発表した。所属としてのラストマッチは12月27日の東京・後楽園ホールで、本人の希望により石井慧介とシングル戦を行う。
岩崎は「決断するにあたり、1年以上くらい悩んでました。年末か年始に一人目の子どもが産まれ、年齢も31歳。今が一番メンタルもフィジカルも充実してるときなので、環境を変えてさらにレベルアップをするなら今だと思い、退団を申し入れさせてもらいました」と事情説明。
ラストマッチについては「自分のすべてを出せる相手だと思ってます。メモリアルな試合で終わりたくない。これから勝負しにいくんで、“岩崎健在”を強くアピールしたい。石井さんは悩んでるときも話を聞いてくれて、最高のタッグパートナーだと思ってます。石井さんは“オマエなら大丈夫。自信をもってやれ”と、背中を押してくれました」と話した。さらに、「入門して10年。DDT、ガンバレ☆プロレス、何もなかった自分を、自信をもって外に出ていけるようにしてくれた恩はものすごく感じております。わがままを聞いてくれた大家(健)代表、高木(三四郎)社長に感謝して。自分が高みにいって、大きくなった姿を見せられるよう、恩返ししたい」と続けた。
残された3ヵ月に関して、「チャンピオンになって、自分が団体を支えていきたい思いはあったんですけど、それができなかったのは悔いはあります。残り3ヵ月は悔いがないよう、試合をしたい人と試合して、元気なところを見せていきたい」と述べた。
来年以降の活動の場については、「現時点では具体的な名前とかは、まだ言うことはできません。ただ自分が大きくなれる、ステップアップにつながるところに積極的に参戦していきたい」と話すにとどめた。
会見に同席した大家代表は「ガンバレ☆プロレスは家族のようにたとえられがち。一人で始めて、みんな集まってきて、家族のように思ってて。岩崎は所属になる前から知ってて、弟みたいな、子どもみたいな感じでいた。結婚して、子どもも産まれる。うちから飛び出して、外で一人で鍛えたい、強くなりたいって。子どもの旅立ちを見送るようで残念ではあるけど、岩崎ならできると思う。岩崎、頑張れよ! でも俺たちも頑張る! プロレス界の頂点で、もう1回、ガンバレ☆プロレスと岩崎、やり合えるように…」と涙ながらに語った。