会見に大遅刻した平本蓮へ弥益“ドミネーター”聡志がキレキレの皮肉!
30日、都内某所にてRIZINが11月6日に愛知県・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催する『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』についての記者会見が行われ、メインイベントでの対戦が決まった弥益“ドミネーター”聡志と平本蓮が対峙した。
今月25日に行なわれた『RIZIN.38』の幕間に、リング上でRIZINの榊原信行CEOが『LANDMARK 4』で弥益“ドミネーター”聡志と平本蓮の対戦を決定したことを発表。
マイクを取った平本が「『格上を当ててくれ』と言われて決まったのがこの試合だが、これでは勝って当たり前」という旨のビッグマウスをかますが、直後に榊原CEOから「勝ってから言ってください」とたしなめられ、ドミネーターからも大人の対応をされてしまうという場面があった。
この日の会見では両者が揃い踏みする予定であったが、平本は会場に現れずRIZIN側も連絡が取れない状況で会見がスタート。
これを受けたドミネーターは「(リング上で)彼が私を煽ってくださったんですが、それに対してアンサーをした所、彼が返答に窮してしまいまして、かなり困ったような状況になってしまった事態を大変重く受け止めております。彼が困ったような、はにかんだような、ちょっとかわいらしい笑顔を浮かべてしまっておりまして、その点に尽きましても、彼のキャラクターといいますか、そちらに大きなマイナスがあったのではないかと、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。この場を借りてお詫び申し上げたいと思います。今日ちょっと遅刻されてるということで、もしかしたら心にもダメージがあるんじゃないかとひどく心配しております」とサラリーマン生活で培ったビジネストーク風の語り口でキレキレの皮肉をかます。
平本は会見開始から30分以上経って現れ、試合への意気込みを求めれるも気まずさからか「一生懸命頑張ります!」と言葉少なにコメント。
しかし質疑応答の時間となると普段のキレを取り戻し「普通に勝って当たり前の試合だし、そんな燃えるような感じではないですね。のらりくらりやって勝とうかなと。だから気分もそんなに高くないです」と快勝宣言。遅刻の理由は「時間を間違えていた」と明かした。
一方、ドミネーターは平本戦のオファーを受けたときの心境を問われ「ガッカリに近いというか、それが正直なところではあります。断ろうかなって気持ちもあったはあったんですけど、そういうオファーをいただいたというところは、実力とか第三者からの評価ってところがその枠を抜け出していない」と吐露。
しかし、その後は「ビッグマウスとは言われてますが、自分は彼のことを結構評価してるんですよ。ただ、もちろん格闘技者・競技者としての評価に加えて、インフルエンサーって言い方が合ってるかわからないんですけど、人をいい意味でも悪い意味でも感情を揺さぶる力を持っている選手だと思うので、その相手として自分を選んでいただいたというか、弥益と組ませてみたいという評価をしていただいたというのは、自分の格闘技者ってとこに加えて、平本選手が持っている人の心を動かすような部分を評価していただいてのオファーかと思いましたので、そちらも鑑みた結果、受けさせていただきました」とまたも大人の対応で平本を称えた。
『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』
日程:2022年11月6日(日)
開始:14:00(予定)
会場:愛知県・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 57.0kg契約
弥益“ドミネーター”聡志(team SOS)
vs
平本蓮(AMNJX/Roufusport)