「元々そんなに長くやろうという気持ちも無かった」浅倉カンナが引退決意のキッカケについて言及

　21日、都内某所にて9月29日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.48』についての記者会見が開催。引退試合を行う浅倉カンナが胸中を語った。

　7月28日に開催された『超RIZIN.3』にて、浅倉カンナvs伊澤星花の試合が発表。
　その際、カンナは「次の試合で自分の最後の試合になります。自分は高校生の頃からRIZINに出させてもらって、ほんとに選手としても人としても成長させてもらいました。社長、そして関係者の皆さんにはほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。そして最後にチャンピオンと試合できること嬉しく思います。正直伊澤選手強すぎて、あんまりわたしに期待できない方多いと思うんですけど、そんな人たちを含め、最後驚かせられるような、心動かせるような試合ができるようにしっかり準備するんで、皆さん是非応援お願いします」と引退を発表。RIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤との試合が引退試合となることを明かした。

　伊澤は昨年大晦日に山本美憂の引退試合の相手も務めており、ジョシカク界の介錯人と化している。

　会見に出席したカンナは「改めて引退試合として最後の試合を組んでもらえたことを嬉しく思います。最後に自分が今までやってきた集大成として、今持っているすべての力をチャンピオンにぶつけたいと思います。全然記念試合と思ってないです。しっかり後悔のない試合をしたいと思ってます」とコメント。
　一方の伊澤は「カンナちゃんの引退試合なんで、しっかりとカンナちゃんの試合の中で一番最高な試合をして、自分がしっかり決めて勝ちたいと思います」と語った。

　引退を決意したキッカケはあったのかと問われると、「引退しようと思ったキッカケは無いですけど、元々そんなに長くやろうという気持ちも無かったのと……まあ色々ですね」とコメント。
　そして、「伊澤選手に勝利した場合は階級内で世界的にトップ戦線に躍り出ることになるが、勝った場合も引退の決意は変わらないか」と問われると「変わらないです」と即答した。