【試合詳細】8・25 ストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会 【レジェンド王座】スーパー・タイガーvs真霜拳號 タイガー・クイーン&梅咲遥vsダーク・タイガー&ダーク・チーター with ダーク・パンサー 船木誠勝&関根“シュレック”秀樹vs関本大介&将軍岡本
- 2022-8-26
- 試合
- リアルジャパンプロレス
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.18』
日程:2022年8月25日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:756人(満員)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○Leon(PURE-J)
8分45秒 マッドスプラッシュ→体固め
●ななみ(ディアナ)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○間下隼人/日高郁人(ショーンキャプチャー)
11分12秒 FSR
入江茂弘(フリー)/●大和ヒロシ(フリー)
▼タッグマッチ 30本1本勝負
○ジャガー横田(ディアナ)/青木いつ希(ショーンキャプチャー)
13分2秒 レッグロールクラッチホールド
SAKI(COLOR'S)/●沙恵(柳ケ瀬プロレスLadius)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝(フリー)/○関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
17分14秒 胴締めスリーパーホールド
関本大介(大日本)/●将軍岡本(フリー)
▼タッグマッチ 60本1本勝負
タイガー・クイーン/●梅咲遥(ディアナ)
14分42秒 リバースタイガードライバー→片エビ固め
[DarkerZ]○ダーク・タイガー/ダーク・チーター with ダーク・パンサー
▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】●スーパー・タイガー
16分59秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
【挑戦者】○真霜拳號(2AW)
※第15代王者が5度目の防衛に失敗。真霜が新王者となる。
真霜がスーパー・タイガーを制してレジェンド王座戴冠でシングル二冠王達成!タイガー・クイーンをDarkerZが強襲!シュレックが王者・岡本を絞め落とし王座獲りに意欲!
オープニング
まずは平井丈雅代表より挨拶。
平井代表「みなさまん本日はお忙しい中、初代タイガーマスク佐山サトルが率いておりますストロングスタイルプロレスにご来場いただきまことにありがとうございます。世界がコロナ危機になっているなか、このストロングスタイルプロレスに来ていただけることがどれほど、感謝させていただいていることか。どれほどここに皆様が足を運んでいただけることが尊いいことか身に染みております。佐山サトルは皆様ご存知のように、今病と戦っており、その病に打ち勝ってこのリングで姿をまた皆様の前に届けること、新間寿とともに望んでおります。今わたくしができる中で、どなたとお話しても佐山サトルのお体は大丈夫ですか?早く元気になることを私は祈っております。そういう言葉を毎日いただきます。その言葉を佐山サトルに毎日届けて、その皆様のお言葉で先生は少しずつ身体を回復しております。これからも皆様のお気持ち、佐山サトルにいただきたく、私も幼少から佐山サトル、そのファイトに人生をいただきました。そういう方々たくさんいらっしゃると思います。私含めて皆様のお心で佐山サトルをこのリングに蘇らせたい。何卒よろしくお願いします。そして本日22人のレスラー、佐山サトルがこのリングでストロングスタイルを継承したいという気持ち、その気持ちに沿った人間たち。新しい選手たちも今日沢山参戦していただいております。先程、本日参戦する皆様と会い、佐山サトルのその気持ちを持って、今日ファイトをすると誓っていただきました。そのファイト、皆さん見ていただき、そして忘れてはならないのは、初代タイガーマスクがこの世に生まれたのは過激な仕掛け人新間寿が居たお陰であります。新間寿が初代タイガーマスクをのために死ぬときめた時に、猪木会長と同時カードの裏に名前を書いて戻してみると。そのカードをの中央に新間寿、猪木会長がそこに書いていたのは佐山サトルの5文字でありました。それによってタイガーマスクは蔵前国技館でダイナマイト・キッドさまという素晴らしいライバルと戦って、その闘いが今日に続いております。佐山サトル率いるストロングスタイルプロレス、一般社団法人 後援会の力を得て、ここにいる皆様のお力を得て、過激な仕掛け人・新間寿が、これからも新間寿とともに、社長とともに進んでいきます。本日は熱い戦い、皆様、よろしくお願いします!」
第1試合
ロックアップからLeonがロープに押し込み胸を張るが、ななみが切り返してロープに押し込みエルボー連打。切り返そうとしたLeonを再度ロープに押し込みエルボー連打。ロープに振ろうとするが、Leonが耐えてエルボーからロープに振ろうとするも、逆に振ったななみがアームホイップから低空ドロップキック。
ななみは首投げからボディシザース。そのままダイヤル固めも2。
ななみはストンピング連打からコーナーに振ろうとするが、逆に振ったLeonが串刺しドロップキック。
Leonはボディスラムからロープに飛んでサンセットフリップ。フォールも2。
Leonはキャメルクラッチで捕らえ、これを離すとエルボードロップから正面ロープに捕らえると、エプロンに出て胸への逆水平チョップ連打。
リングに戻り、ストンピングからロープに振っていくが、ななみはショルダータックル連発。耐えたLeonをコーナに振ってななみが串刺しショルダータックルからロープに飛んでショルダータックルで倒す。フォールも2。
ななみはボディスラムからコーナーに登り、セカンドロープからのダイビングボディプレス。フォールも2。
ななみは投げようとするが、耐えたLeonがボディに膝蹴り連発。ななみはエルボーからロープに飛ぶが、Leonが風車式バックブリーカーで迎撃し、逆エビ固めで捕らえる。ななみはロープを掴みブレイク。
Leonはストンピング連打から、背中へハンマーブロー。ななみは必死にエルボー連打も、Leonは強烈なエルボーで倒す。ななみはエルボーも、避けたLeonが担ぐとコーナーにそのまま叩きつけ、串刺しスピアーからコーナーに上りミサイルキック。フォールも2。
Leonはダブルアームを狙うが、ななみはリバースする。Leonはロープに飛ぶが、ななみは追走ショルダータックルからノーザンライトスープレックスホールドも2。
ななみは再度ノーザンを狙うが、耐えたLeonがスピンキックも避けたななみが丸め込むも2。
ななみはスクールボーイも2。
Leonが走り込むが、ななみは逆さ押さえ込みも2。
ななみはロープに飛ぶが、Leonは百獣のスピアーで迎撃しフォールも2。
Leonはコーナーに上りマッドスプラッシュを投下。これで3カウント。
第2試合
先発は日高と大和。リストの取り合いからグラウンドの攻防へ。大和のヘッドシザースを抜けた日高が一度距離を取る。
両者走り込み足を刈った大和がロープに飛ぶが、お互いアームホイップから走り込んできた日高に大和がフライングクロスチョップ。
大和はボディに膝蹴り連発からロープに振るが、日高がロープを掴んで耐えるとショルダースルー。大和はエプロンに着地すると髪を掴んで引き倒すが、日高はリングから足を伸ばして場外の大和をコルバタで投げ捨てる。
リングに戻り日高がフォールも2。日高は間下にタッチ。大和も入江にタッチ。
ロックアップから入江がヘッドロック。間下はロープに突き飛ばすが、ショルダータックルの打ち合いへ。これを間下が制してサッカーボールキック。間下は日高にタッチ。
日高は低空ドロップキックからフォールも2。
日高はストンピング連打からロープに飛ぶが、入江は追走バックエルボーからボディスラムでセットし、振り子式ボディプレス。フォールも2。入江は大和にタッチ。
大和はエルボーから逆水平チョップ連発でなぎ倒しフォールも2。
大和は入江にタッチ。
入江と大和はロープに振り、ダブルのバックエルボーから入江がフォールも2。
入江は垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。
入江はスリーパーで捕らえるが、これは間下がカット。
入江は再度スリーパーも、日高は耐えるとボディへのエルボーで逃れロープに飛ぶ。だが入江はブラックホールスラムで迎撃しフォールも2。
入江は串刺し攻撃を狙うが、避けた日高が走り込むと、入江の片足をロープにかけると逆の足へドラゴンスクリュー。日高は間下にタッチ。
間下は入江にビッグブーツ。カットに来た大和もキチンシンクで迎撃し、入江にエルボー連打からヘッドバッド。
間下はブレーンバスターからフォールも2。
エルボーの打ち合いから間下がロープに振るが、その背中に大和がタッチ。
入江は走り込んできた間下をエプロンに落とすと、後頭部へのクロスボディアタックで場外に叩き落とし、リングに投げ入れると大和が顔面への低空ドロップキック。フォールも2。
大和はエルボー連打からコーナーに振ろうとするが、間下が逆に振るも大和が走り込んでエルボー。さらにロープに飛んでスピアーを突き刺し、コーナーに登るとミサイルキック。フォールも2。
入江が出てきて間下をコーナーに振り、大和が串刺しスピアーから入江がキャノンボール。大和がロープに飛んでスライディングXからフォールも日高がカット。
大和が日高を羽交い締めにして入江が走り込むも、日高が避けてエルボーが誤爆。日高は大和を踏み台にして入江にスイングDDTを突き刺し、大和が日高をロープに振るが、日高がアイルビーバック。間下が大和にラリアットからバックドロップで叩きつけフォールも入江がカット。
日高が入江をドロップキックで場外に叩き出し、間下がブサイクへの膝蹴りからフォールも2。
間下はFSRで叩きつけ3カウント。
<試合後コメント>
間下隼人
「楽しいですね。入江選手。期待してますよ。ああいうストロングな人間が現れるのを俺はずっと待ってたんだ。あの世代で、俺らの世代で盛り上げていこう!ありがとうございました!」
第3試合
先発はジャガーとSAKI。手4つからSAKIがガットショットを叩き込みヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒す。再度ロープに飛ぶが、ジャガーはアームホイップで迎撃。SAKIがコーナーに振って走り込むと、ジャガーが足を伸ばすがSAKIは直前で止まりこれをスカす。両者タッチ。
沙恵がショルダータックル連発から青木がロープに飛んでショルダータックルの打ち合いへ。沙恵が打ち勝つが、青木が立ち上がるとショルダータックルでなぎ倒しジャガーにタッチ。
ジャガーは沙恵の顔面をロープにこすり、さらにサミングからエルボー連打。ブレーンバスターで投げ捨てるとボディへのフットスタンプを投下しフォールも2。
ジャガーは卍固めで捕らえるがSAKIがカット。
ジャガーは首投げからスリーパー。沙恵はロープに足を伸ばしブレイク。
ジャガーは青木にタッチ。
青木は強烈なエルボーから正面ロープにくくり、背中を叩いてからロープに飛んで背中へのボディアタック。フォールも2。
青木はダブルニードロップ連発からフォールも2。
青木は投げようとするが、耐えた沙恵がボディスラム。フォールも2。
沙恵はストンピングからSAKIにタッチ。
SAKIと沙恵はロープに振ってダブルのビッグブーツ。SAKIがロープに飛ぶが、青木はカニバサミで倒すと側頭部への低空ドロップキック。青木はジャガーにタッチ。
ジャガーはコーナーに叩きつけ、エルボー連打からコーナーに振ろうとするが、逆に振ったSAKIが走り込む。だがジャガーは足を伸ばしてカットし、再度走り込んできたSAKIの脳天にカカト落とし。
SAKIは走り込むが、ジャガーはコブラツイストで捕らえるが沙恵がカット。
ジャガーは沙恵にサミングからSAKIを投げようとする。走り込んで来た沙恵もまとめてコルバタで投げ捨て、SAKIに前方回転カカト落とし。ジャガーは青木にタッチ。
青木はコーナーに振って串刺しバックエルボーからフェイスバスター。さらにボディプレスを投下しフォールも2。
青木は担ごうとするが、耐えたSAKIへエルボー。SAKIもビッグブーツで返し、エルボーとビッグブーツの打ち合いへ。打ち勝ったSAKIがフォールも2。
SAKIは沙恵にタッチ。
沙恵はビッグブーツ連発からフォールも2。
沙恵はボディスラムからギロチンドロップ。フォールも2。
沙恵は投げようとするが、耐えた青木にガットショットからロープに飛んでケンカキック。
さらに沙恵とSAKIでサンドイッチケンカキックを狙うが、避けた青木がダブルラリアットで場外に叩き出し、ジャガーがエプロンを走り込んでの浴びせ蹴り。
リングに戻り、青木が沙恵の背中にランニングダブルニーアタック。さらにブレーンバスターホールドも2。
青木はロープに飛んでエルボーも、避けた沙恵がスピアーからフォールも2。
沙恵はバックを取るが、切り返した青木が大外刈りで倒しフォールも2。
青木はジャガーにタッチ。
ジャガーは前方回転カカト落としからフォールもSAKIがカット。
SAKIと沙恵がロープに振るが、避けたジャガーにSAKIがビッグブーツを叩き込み沙恵がフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
沙恵はロープに飛ぶが、青木が追走ラリアットからジャガーがフィッシャーマンスープレックホールドも2。
バックの取り合いからジャガーのエルボーを避けた沙恵がDDT。沙恵はジャガーの顔面を蹴りつけ、ロープに飛んでケンカキック。フォールも青木がカット。
青木をSAKIが、沙恵がジャガーをコーナーに振って串刺しニー。だが青木とジャガーが中央に振って同士討ちさせると、ジャガーが沙恵にDDT。だがSAKIが青木をマンハッタンドロップで迎撃すると、コーナーに登ったジャガーにエルボー連打。沙恵がジャガーの正面に登るが、青木が沙恵をリングに投げ捨て、ジャガーがダイビングカカト落としを投下しフォールもSAKIがカット。
SAKIがジャガーにビッグブーツ。青木がSAKIにラリアット。さらに沙恵に低空ドロップキックからジャガーがレッグロールクラッチホールドで3カウント。
<試合後コメント>
ジャガー横田&青木いつ希
ジャガー「ホントにいつ希とはストロングの最初の頃に当たってたと思うんだけど、当時は若手に毛が生えたくらいで、勢いだけあって『元気のいい子だな』って印象が残ってたんだけど、他団体で活躍を見てると、久しぶりに対戦したり組んだりしたいなと思って。それで今回はスケジュールが合ったのでオファーしてOKしてもらってタッグを組むことが出来ました」
青木「ありがとうございます!」
ジャガー「今見てもらったら分かるように、本当に色んなことが分かってきて、私のフォローをしっかりしてくれる。これがレスラーの成長ですよ。これから伸びしろあるよ。いろんな試合を重ねていって、GAMIのところにも出てるのかな?それをまた楽しみに。でもまだまだストロングになってもらったり、もし私の興行でも機会を作ってファイトをしてもらって周りを引っ張っていってもらいたいですね。それくらい元気のいいレスラーだと思ってます」
青木「ありがとうございます!自分はジャガーさんの隣で今日はたくさんのことを学ばせていただきつつ、前回の試合でお会いしたときから青木はまた成長しましたというところを見せられるようにと気合を入れてきたんですけど、とても嬉しいお言葉をいただきまして!でもまだまだもっとこれからも成長していきますので、どんどん成長していく姿をジャガーさんに見ていただいて、もっと深みのある!これから深みも増した青木いつ希も見せていければと思います!今日はホントにジャガーさんと組ませていただき大変光栄でした!ありがとうございます!」
初代タイガーマスク・佐山サトル総監挨拶
初代タイガーマスク・佐山サトルと新間寿会長、初代タイガーマスクマスコットガールの野尻栞理さんがリングへ。
佐山サトル「本日はご来場いただきありがとうございます。ストロングスタルプロレス、みんな楽しいですか?初代タイガーマスク講演会がついていただいて、ジャガーさんも入ってくれて、そしてタイガークイーンも活躍し充実しています。前回の試合は全ていい試合でした。今回もそうなるよう皆さん期待していてください。プロレスの火を絶対に消さない。絶対に守ってみせる。この姿と女子プロレスの複合で実現させていきます。これからますますストロングスタイルプロレスこれからもよろしくお願いします。昨日 すごい名前も言えませんけど格闘技界の先生とご飯を食べて何よりも先生が酔っ払って暴れなかったこと。世界最高の格闘家と、世界最高のプロレスを交わらせて、これからますます前進していきます。皆さんよろしくお願いします」
ここで今月9日に亡くなった、モハメド・アリとアントニオ猪木戦のレフェリーを務めたジン・ラーベルさんの追悼10カウントゴングが行われた。
続いて佐山サトルへ俳優の倉石功さんらから激励の花束が渡された。
<セレモニー後コメント>
初代タイガーマスク
――リング上で『プロレスの灯を消さない』という言葉がありました
「そうですね。これだけは絶対に守らないと。これは守っていきます」
――『女子プロレスも含めて』という言葉もありました
「本当にその相乗効果が強くて安心しています。日高選手が練習でコーチやってくれて安心です。本日は体の調子が悪くて申し訳ないです。ストレッチをやりすぎて2~3日おかしいです」
――ストレッチはかねてからおっしゃっているリングに復帰に向けてのもの?
「そうですね。そのストレッチをやりすぎたということです。足の方はずっとやってますけどね。細かいところは苦労してます。これはすぐ治ると思います」
――これからクイーン選手が試合をされますが、期待されるところは
「やっぱり活きの良さを取り戻してもらいたいです。かなり引っかかってると思うんですけど頑張ってもらいたいです」
――最近のクイーン選手は勢いが落ちていると
「それは誰にもあることなんで。僕にもあったことなんで。いいときと悪いときがある。それは大事です。いいときの彼女を知っているので、絶対頑張ってくれると思います」
第4試合
先発は関本と船木。ガッチリと組み合いグラウンドの攻防へ。船木がマウントを取るが、関本は上半身を起こしながらガードポジションに戻す。船木はネックロックで捕らえるが、関本はそのまま立ち上がるとロープに押し込みブレイク。
再度組み合うと関本がアームホイップからグラウンドの攻防へ。関本がガードポジションからサイドポジションになるが、船木が三角絞めで捕らえる。関本はそのままぶっこ抜くも、船木は離して距離を取る。両者タッチ。
シュレックがローで牽制し、これをくぐり抜けて岡本が距離を詰めるとがっぷりと組み合い力比べへ。これは互角となり一度距離を取る。
エルボーの打ち合いから掌底の打ち合い。岡本がサミングからヘッドロックで捕らえ、ロープに飛ぶとショルダータックルのぶつかり合い。岡本がぶちかましでふっ飛ばすが、投げようとしたところをシュレックがコーナーに押しこみ船木にタッチ。
船木がミドルキック連打も、キャッチした岡本が足へのエルボーからショートレンジラリアットでなぎ倒す。
岡本は関本にタッチ。
関本はガットショットからボディスラムで叩きつける。立ち上がった船木とチョップの打ち合いから、関本がその場飛びドロップキック。関本は岡本にタッチ。
岡本はコーナーでショートレンジのショルダーアタック連発からフォールも2。
岡本はキャメルクラッチで捕らえ、これを離すとストンピング。岡本は関本にタッチ。
関本は片逆エビ固めで捕らえ、船木はなんとかロープを掴みブレイク。
関本は投げようとするが、耐えた船木がボディへの膝蹴りから首投げ。さらにサッカーボールキックを叩き込みシュレックにタッチ。
シュレックはボディスラム連発。さらにアバランシュプレスで潰しフォールも2。
関本のチョップとシュレックの掌底の打ち合い。シュレックがビクトル式膝十字も岡本がカット。
シュレックが投げようとするが、関本が担いでバックフリップ。関本は岡本にタッチ。
岡本はコーナーに振って串刺しラリアット。さらにつっぱり連発からロープに飛んでスライディングショルダーアタック。フォールも2。
岡本は前落としからフォールも2。
岡本は担ぐが、シュレックは着地するとスリーパー。これは関本がカット。
関本と岡本がシュレックをコーナーに振り、関本が串刺しラリアットから岡本が串刺しボディスプラッシュ。さらにダブルのブレーンバスターからフォールも船木がカット。
船木が岡本をロープに振ってミドルキック。さらに首投げからPKを叩き込み、関根がセントーンを投下。フォールも関本がカット。
シュレックと岡本がエルボーの打ち合い。岡本がヘッドバッド連発からショートレンジラリアット。さらにロープに飛んでラリアットも、避けたシュレックがジャーマンスープレックス。さらにロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。
シュレックが胴絞めスリーパーで捕らえ、これでレフェリーが試合をストップした。
<試合後コメント>
船木誠勝&関根“シュレック”秀樹
船木「良かったんじゃないですか?ちゃんとプロレスラーらしく勝ちましたね」
シュレック「本当に助けていただいてありがとうございます」
船木「いえいえ。あんだけ出来ればもうタイトルとか狙っていも良いんじゃないですかね。行けるんじゃないですか?これからの話」
シュレック「助けてもらってばっかりなんで。今日はね、見ての通り、サポートしていただいて、先輩も大先輩が僕みたいなまだまだ駆け出しのプロレスラーをすごいサポートしていただいてなんとか勝てた状況なんで、まだまだだと思います、自分は」
船木「そんなことないよ。今がチャンスです。出来るときに狙ってください。今がチャンス。やれるときに。『まだまだ』とか言ってたらドンドンドンドン時が進んでいっちゃうんで出来るときにやったほうが良いです」
シュレック「確かにそうですね」
船木「今の方がいいです」
――タイミングが合えばまたタッグを組みたい?
船木「タッグも組むし、試合もするし。そういう関係ですから。でも組んでてこんだけ頼もしい人はあんまいないですね。知ってますからね、中身は。どんだけ打たれ強いかも知ってるんで」
シュレック「そうですね。自分も船木さんだったら絶対大丈夫だっていうことで、カットも行かなかったですし、実際に闘って強さを知っているんで」
船木「スーパーヘビーの中に1人だけジュニアですからね。キツいはキツいですけど(笑)」
シュレック「テクニックがダントツなんで」
船木「いやいや、大変ですと(笑)ありがとうございました」
シュレック「ありがとうございました!」
船木「タイトル挑戦!」
シュレック「ありがとうございました」
第5試合
先発は梅咲とチーター。ロックアップからバックの取り合い。リストの取り合いからチーターがヘッドロックで捕らえる。さらにショルダータックルで倒しロープに飛ぶが、梅咲がアームホイップもチーターもすぐにアームホイップ。ロープに飛ぶが、梅咲がドロップキックで迎撃。すぐに走り込んでチーターを交わした梅咲が再度ドロップキックを叩き込みクイーンにタッチ。チーターもDタイガーにタッチ。
エルボーの打ち合いからDタイガーがサミング。ロープに飛ぶとクイーンがうつ伏せになるが、Dタイガーがストンピングもクイーンが腕を取って巻き投げるとフロントネックへ。Dタイガーがヘッドシザースで切り返し、クイーンはこれを抜くとミドルキックで蹴倒し梅咲にタッチ。
梅咲はネックブリーカードロップからフットスタンプ。さらにレッグロックから弓矢固めへ。これを抜けたDタイガーがぶっこぬきブレーンバスター。Dタイガーは顔面を踏みつけチーターにタッチ。
チーターは顔面を踏みつけロープに押し付け、注意されると首投げから手を踏みつける。セコンドのパンサーをエプロンに投げ、チーターは梅咲の顔面をパンサーの足に叩き込むとDタイガーにタッチ。
Dタイガーはヘアーホイップから顔面を踏みつけ、これが注意されるとコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。足を伸ばしてカットした梅咲が、コルバタで投げ捨て低空ドロップキック。梅咲はクイーンにタッチ。
クイーンはスピンキックでDタイガーを場外に叩き出し、チーターの側頭部にソバットを叩き込んで場外に落とすと、2人へコーナーからのケブラーダを発射。
リングに戻り、クイーンはロープに振ってフライングクロスチョップ。フォールも2。
クイーンはストンピングからロープに飛ぶが、場外からパンサーが足を掴んで引きずり出し、鉄柱に叩きつけチーターとともにストンピング連打。
Dタイガーはチーターにタッチ。
パンサーがリングにクイーンを投げ入れ、Dタイガーがコーナーに振ると串刺しエルボー。さらにチーターも串刺しラリアット。クイーンがコーナーに振り返して走り込むが、避けたチーターがミサイルキック。フォールも2。
チーターは担ぐが、着地したクイーンがスリーパー。さらにDDTからコーナーに上りスワントーンボム。避けたチーターへ走り込むとバックを取るが、切り返したチーターがフィッシャーマンの体勢。クイーンは切り返してバックを取りかえすとジャーマンスープレックスで叩きつける。
クイーンは引き起こすとタイガースープレックスを狙うが、Dタイガーがカット。梅咲がDタイガーにドロップキックも 、チーターが梅咲にラリアット。クイーンがチーターにトラースキックを叩き込み梅咲にタッチ。チーターもDタイガーにタッチ。
梅咲がロープに飛んでドロップキック。再度ロープに飛んでロープにもたれかかるDタイガーに低空ドロップキックから、コーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
梅咲は投げようとするが、耐えたDタイガーがフロントネックもクイーンがカット。
クイーンがロープに飛ぶが、チーターがエプロンから蹴りつけ、走り込んできた梅咲のエルボーがクイーンに誤爆。
Dタイガーは梅咲にリバースDDTからフォールもクイーンがカット。
Dタイガーは投げようとするが梅咲が丸め込むも2。
Dタイガーはロープに飛ぶが、梅咲はカウンターのエクスプロイダーからコーナーに上り旋回式ボディプレス。フォールもチーターがカット。
梅咲は投げようとするが、Dタイガーはフロントネックで捕らえながらコーナーに下がりレフェリーを潰すと、そのままレフェリーは場外へ転がり落ちる。
リングにダーカーズが上がり、梅咲をコーナーに振るとトレイン攻撃。さらにDタイガーが木刀を持ち出しボディへフルスイング。ぐったりする梅咲にチーターがコードブレイカーからパンサーが逆打ち。Dタイガーがタイガードライバーを狙うが、クイーンがビッグブーツでカット。
チーターが木刀でクイーンを殴りつけ場外に叩き出し、Dタイガーが梅咲を投げようとするが梅咲は首固めも2。
DタイガーはF5からフォールも2。
Dタイガーはリバースタイガードライバーで叩きつけフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
タイガー・クイーン&梅咲遥
(※クイーンはしばらく無言で考え込み、首をひねってそのまま退席)
梅咲「すみません……。ストロングスタイルにディアナが提供(試合)を始めて1年経つくらいだと思うんですけど、全然いいところを残せていないので、もっと頑張らなきゃなと思いました。クイーンさんの力がなくてもしっかり自分の力でやりたいと思ってます。ありがとうございました」
第6試合
お互いローで牽制し、下がったスーパーをロープに押し込むが体勢を切り返しあうと、スーパーがコーナーに押し込むがクリーンブレイク。
真霜がバックを取るとスーパーがリストを取って切り返し、テイクダウンを奪おうとするがこれを切った真霜とグラウンドの攻防へ。真霜が胴締めスリーパーで捕らえるが、スーパーが抜けると真霜は腕を取るも、スーパーはそのまま潰してフォールも1。
スーパーがバックを取るが、真霜がリストを取って切り返し、スーパーがボディへの膝蹴りからバックを取ると、亀になった真霜に掌底を落とし胴締めスリーパー。真霜はアンクルホールドで切り返そうとするが、そのままもつれてロープ際となりブレイク。
真霜がミドルキックも、スーパーがボディへ膝蹴りからフロントネックで捕らえ首投げ。さらにPKも、避けた真霜が一度場外へ。
リングへ戻り、スーパーがミドルからハイキック。真霜もミドルで打ち返し、蹴りあいから真霜が掌底連打。スーパーが一度下がるが、真霜が距離を詰めると左右の掌底で牽制。真霜が組み付いてロープに押し込み、ボディへの膝蹴り連発からロープに振ろうとする。スーパーがこれを耐えると、真霜は再度膝蹴りから背中にエルボー。ロープに飛ぶが、スーパーはソバットで迎撃しエルボーからロープに飛ぶ。真霜は追走してスライディングで足をとって場外に引きずり出すと場外でのDDT。
そのまま場外戦になると、スーパーが真霜を鉄柱に叩きつけてから客席にミドルキックで叩き込む。
リングに戻り、エプロンをまたごうとしたスーパーの足にローキックからドラゴンスクリュー。さらに膝十字で捕らえ、ロープを掴もうとしたスーパーにアンクルホールド。転がったスーパーにサッカーボールキックから足4の字で捕らえる。スーパーはロープを掴みブレイク。
真霜はドラゴンスクリューを狙うが、スーパーは膝蹴りからニールキック。さらにミドルキック連打からコーナーに振って串刺しジャンピングニー。さらにネックチャンスリーからフォールも2。
スーパーがコンビネーションの掌底からハイキックも、真霜はキャッチしアンクルホールド。スーパーはロープを掴みブレイク。
真霜は串刺し攻撃を狙うが、避けたスーパーがラリアット。避けた真霜が投げ捨てジャーマンから、二度三度とジャーマンで叩きつける。
さらにミドルキックも、キャッチしたスーパーがキャプチュードで投げ捨てランニングニー。フォールも2。
スーパーはチキンウィングフェイスロックで捕らえるが、真霜はロープを掴もうとするもスーパーは振り回して噛ませない。これを離すとハイキックからツームストンパイルドライバー。フォールも2。
スーパーはタイガースープレックスを狙うが、バックキックで逃れた真霜がランニングミドル。避けたスーパーと掌底の打ち合いからハイキックの相打ち。
真霜がヘッドバッド連発から投げようとするが、スーパーがネックスクリューで迎撃しソバット。キャッチした真霜がリバースドラゴンスクリューからランニングバズソーキックを叩き込みフォールも2。
真霜は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺しフォール。これで3カウント。
リングに間下が現れる。
間下「おいおいおい、何勝手に侵略完了みたいな顔してんだ真霜拳號。え!もう一人いんだよ。次の挑戦者はこの俺だ」
真霜「おい、今日は、今日は、声が、こんな感じですが、チャンピオンになったからにはお前、答えてやるよ。スーパー・タイガーを、今、くだして、王者になったのは俺だよな?じゃあよ、俺に、決定権があるってことだよな?間下、てめ―は、スーパー・タイガーよりも、強いのか?」
間下「俺は、スーパー・タイガーより強い」
真霜「その言葉を信じるわけにはいかねーな。てめーがよ、スーパ―タイガーより強いって言うならまずそれを証明しろ。俺の目の前でな。オメーが強いって認めたらその時は受けてやる。今はダメだね」
真霜はリングを去る。
間下「よーしいいだろう俺が証明してやるスーパ―タイガーより強いってことをな。兄弟子の借りは、この俺間下隼人がベルトを取り返す。次、絶対さっきの言葉後悔させてやるぞ。真霜拳號、勝手に侵略したつもりになるな!俺が絶対取り返す」
<試合後コメント>
真霜拳號
「喋れねえな。アイツとやるたびに俺の喉はどんどん潰されていくよ。でもよ、俺のこのわかりやすいダメージと引き換えに獲ったぞオイ!ストロングスタイルプロレス、他に間下しかいねーのか?他にはいねーのか?!いねーならよ、まあちょっと考えてやるよ。まず間下、テメーの実力を俺の目の前に見せろ。話はそれからだ。まあとりあえずスーパー・タイガーを倒してストロングスタイルプロレスの頂点に立っただろ?じゃあよ、今日から名乗らせてもらうよ。俺がストロングスタイルだ!俺の闘いがストロングスタイルだ。文句のある奴いたら間下以外にも名乗りを上げろよ。ストロングスタイルを取り戻したい奴がいたら名乗りを上げろ。そいつら順番にぶっ倒してやるからよ。今日のところは俺がストロングスタイル。俺こそがストロングスタイルだ。分かったなら、書いとけよ。ちゃんと」
――ベルトを手にした感想は
「これ、ベルト途中で替えたのかな?思ったより新しいデザインでちょっとビックリしたけど、でも、いいね、このデザイン。俺は好きだよ。今日から俺がこれを持ち歩いてやるからな。スーパー・タイガーよりも色んなところに持っていって目立たせてやるよ」
――初代タイガーマスクの団体のベルトを獲ったことに思うことは
「あぁ、そうだな。今言われて意識しますよ。あの天才の作ったもの。初代タイガーマスクが作ったもの。でも、初代タイガーから認められたも同然でしょ。これを獲ってれば。この王者としてこれを持っている限りは。いいねいいね。俺も、誰でもそうだと思うけど、初代タイガー、佐山サトル、天才ですからね。その天才に認められたと俺は勝手に言いますよ、これから」