樋口が遠藤、秋山と握手を交わし一致団結して、6・12サイバーファイトフェスでの“打倒ノア”へ! 「これでノアを倒す準備が整った!」

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 DDTプロレスが6月1日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2022」を開催。これまで遠藤哲哉、秋山準と一線を画していた樋口和貞が2人と握手を交わし、DDTとして一致団結。「CyberFight Festival 2022」(以下CFF=6月12日、さいたまスーパーアリーナ)での“打倒ノア”へ臨むことになった。

 イラプションの樋口は同大会で、バーニングの遠藤、秋山とトリオを結成し、プロレスリング・ノアの丸藤正道、小峠篤司、稲村愛輝組との対抗戦に挑むが、カードが発表された際から、ふだん敵対する2人とのタッグに難色を示し、不協和音が奏でられていた。

 この日はCFFに向けた試運転として、遠藤、秋山、樋口のトリオで出陣し、HARASHIMA、吉村直巳、高尾蒼馬組と対戦した。樋口は我が道をいって戦ったが、15分過ぎ、遠藤が場外のHARASHIMA、吉村めがけて、サスケスペシャルを見舞って2人の動きを止めた。ここで樋口が高尾にラリアット、ぶちかまし、ブレーンクロー・スラムを叩き込んで3カウントを奪取した。

 試合後、秋山が樋口に握手を求めると、坂口征夫が現れ、樋口に耳打ち。すると、意を決した樋口は秋山、遠藤と握手を交わした。遠藤は「これでノアを倒す準備が整った。待ってろ、ノア、丸藤。6月12日、俺たち3人から目を離すな!」とマイク。

 バックステージで樋口は「去年を思い出した。坂口さんに言われて確かにそうだなと。同じノアを倒す者同士。3人でノアのクビ、取ってやろうかと。この前、(5・30)川崎で戦った稲村もぶっ倒さないといけないし。3人でやりたいと思います」と吹っ切れた様子。秋山は「ノア、しっかりかかってこい。俺らがかかっていくんじゃない。小峠、ガタガタ言うな。オマエの相手は俺がしてやるから」と、遠藤は「丸藤、ヒザをケガして欠場してんだって? 万全な状態でさいたまSAのリングに上がってこい」と話した。

 また、DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2022」の組み合わせが決定。6月16日、東京・新宿FACEでの1回戦は、(1)岡谷英樹VS HARASHIMA、(2)クリス・ブルックスVS吉村、(3)上野勇希VS KANON、(4)火野裕士VS佐々木大輔、(5)飯野“セクシー”雄貴VS MAO、(6)秋山VS坂口、(7)納谷幸男VS樋口、(8)遠藤VS高梨将弘。同19日、後楽園での2回戦は、(1)の勝者VS(2)の勝者、(3)の勝者VS(4)の勝者、(5)の勝者VS(6)の勝者、(7)の勝者VS(8)の勝者。2回戦終了後に準決勝(7月3日、後楽園)の組み合わせ抽選を行う。

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