MAO&朱崇花が前哨戦でCDKを破り、KO-Dタッグ王座獲りに弾み!「KO-Dタッグも、UNIVERSALも俺たちのモノにする」
DDTプロレスが5月11日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -May-」を開催。同22日の東京・後楽園ホールでCDK(クリス・ブルックス、高梨将弘)の持つKO-Dタッグ王座に挑むMAO、朱崇花が6人タッグでの前哨戦を制して、ベルト獲りに弾みをつけた。
この日、MAOと朱崇花は勝俣瞬馬と組み、CDKはアントーニオ本多とのトリオで対戦。CDK組は絶妙なコンビネーションを披露するも、MAO組も朱崇花の奮戦で一進一退の攻防が続いた。MAO組は3人がかりの合体式ミラクルエクスタシーで本多をたたきつけるも、これはカットされた。朱崇花が場外へのムーンサルトアタック、勝俣がトペを敢行し、リング上はMAOと本多の1対1に。本多もルー・テーズプレス、トラースキックなどで応戦するも、MAOが掌底連打、竜巻旋風脚、みちのくドライバーⅡとたたみかけて、本多から3カウントを奪取した。
マイクを持ったMAOは「このままKO-Dタッグも、UNIVERSAL(6・1後楽園での高梨戦)も俺たちのモノにする」と勝ちどき。続けて、「CyberFight Festival 2022」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)での自身のカード(上野勇希、勝俣、MAO、朱崇花組VS HARASHIMA、吉村直巳、クリス、高梨組)に触れ、「今DDTの中心に居座ってるメンバーじゃないでしょうか。DDTは無差別級戦もないし、Xもいないし、大物参戦選手もいない。だけど、こうやってDDTの最先端をもっていくことができる」と胸を張った。
バックステージでMAOは「今日は俺のヘタクソなバックスピンキックで高梨さん、KOしてやったんじゃないか。俺は比較的熱いんだけど、(朱崇花は)一歩引いて冷めちゃってんだよな。でも、このバランスがいいのかもしれない」とタッグ王座獲りに自信を見せた。
一方、高梨は「朱崇花選手があんなに前にガンガン出てくる選手だったとは・・・。試合権利ない自分たちに襲いかかってきたり、クリスに強烈な張り手ぶち込んだり、このタイトルマッチにすごい気持ちを入れてきてるんだなというのは今日分かった」と警戒心を高めていた。