樋口和貞が石川修司とのド迫力対決を制し『KING OF DDT』準決勝進出!MAOはサウナカミーナの後輩To-yを退けた

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 DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。2022年覇者の樋口和貞が石川修司(フリー)とのヘビー級対決を制してベスト4進出を決め、To-yを下したMAOと準決勝(5月26日、後楽園ホール)で激突する。

 1回戦で納谷幸男を破った樋口は、2回戦もまた石川とのヘビー級対決となった。樋口が強烈なチョップを叩き込めば、石川はエルボーで応戦。石川は雪崩式かんぬきスープレックス、バックドロップと怒涛の攻めも樋口は返す。樋口のチョップと石川のエルボーの応酬からラリアットの相打ちが6度。さらにロープに走って再びラリアット相打ちが2度。意地をぶつけ合う両者はヘッドバットの打ち合いに。石川はランニング・ニーリフトを繰り出すもカウントは2。樋口は投げ捨てジャーマンから、ぶちかまし3連発で石川を仕留めた。

 また、MAOはサウナカミーナの後輩To-yと対戦。To-yはチョップ連打、ドロップキック、ダイビング・ボディアタック、コジマワンダーランドで決死の攻めも、MAOは受け止める。MAOは旋風脚をカウント1で返されると、強烈なヘッドロックで絞め上げ、掌底から居合いキックで3カウントを奪取した。

 メインイベント終了後、準決勝の公開抽選が実施され、組み合わせは樋口vsMAO、クリス・ブルックスvs佐々木大輔に決まった。

 樋口は「今日は勝った。だけど超えたなんて思っていない。俺と石川修司のボコボコのやり合いは続いていく」と振り返り、MAO戦に向けて「何回来たかわからないベスト4。ここからが俺の壁だと思ってる。まずはMAO倒して、優勝、KO-Dのテッペンを目指して、また歩いていきたい。まずは準決勝のMAO、勝負だ」と気を引き締めた。

 MAOは「(To-yは)あんだけ泣くくらい悔しいんだ。アイツもDGCから積み上げたんだろうし、本気でKO-D獲りにいったんだと思う。俺のほうが強かっただけだ。次に進まなきゃいけない。4人残ったけど、見飽きちゃった存在だ。俺が一番フレッシュだ。俺以外の3人が勝ち上がったとして、KING OF DDTの未来はないと思う。俺が獲るしかない。テッペン目指して。(樋口戦は)気合いだよ。To-yのことも背負わなきゃいけないんで。初優勝目指して頑張ります。最初からデカい壁だけど、準決勝さえ超えれれば、クリス・ブルックスだろうが、佐々木大輔だろうが、俺はどうとでも転ばせられる。準決勝に照準を絞って頑張りたい」と気合を入れた。

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