DDT退団控えた大石真翔が「いつでもどこでも挑戦権」ゲット!アントーニオ本多はKO-D無差別級王者・上野勇希への「いつどこ」行使を明言

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 DDTプロレスがコロナ禍を経て、5年ぶりに東京・新宿FACEで『闘うビアガーデン2024 in SHINJUKU【DAY1】』を開催し、おなじみの円卓テーブル席も復活した。10・3新宿大会をもって同団体を退団する大石真翔が「いつでもどこでも挑戦権」をゲットし、KO-D無差別級(王者=上野勇希)、DDT UNIVARSAL(王者=MAO)、DDT EXTREME(王者=勝俣瞬馬)のいずれかのベルト奪取を宣言した。

「いつどこ」は現在5選手が保持しており、無差別級、UNIVERSAL、EXTREMEのどれかに行使することが可能で、期限は11・23後楽園ホール大会まで。

 この日、第4試合でサウナカミーナの上野&MAO&勝俣の王者トリオが、バーニングの遠藤哲哉&飯野雄貴&高鹿佑也、秋山準&大石&納谷幸男と3WAY6人タッグマッチで激突。一進一退の攻防が続くなか、サウナカミーナが絶妙の連係で高鹿を追い込む。最後はMAOと勝俣の合体技・俺たちのまっどまっくすを高鹿にズバリと決めるも、秋山が勝俣を、納谷がMAOを抑え、その間に大石がカバーして3カウントを奪取。まさにとんびが油揚げをかっさらう手法で高鹿の持つ「いつどこ」を大石がゲットした。

 試合後、「いつどこ」を保持するKANON、中村圭吾が現れるも、この日は行使しないことを表明。同じく「いつどこ」を持つアントーニオ本多が勢いよくリングになだれ込むも転倒し、ヒザを強打。本多は「上野! おまえに挑戦する気でいる。今日がそのときではないと、俺の右ヒザが語っている。絶対に俺の右ヒザが“今日は上野を倒せる”と語る日が来る。そのときに、みんな俺のベルト姿を見に来てくれ。いつかは分からないから、毎試合来てくれ!」と上野に対して行使することを明言した。

 大石は「上野、瞬馬、MAO! 油断するんじゃないぞ。俺はこの挑戦権でどこに行くか分からないから。おまえらのなめくさった笑顔をめちゃくちゃにしてやる」と言って、上野と握手。そして「今このタイミングでこれを持ったということは、たぶん運命なんだろうな。最後の最後にこれを使って、でっかい花火をぶち上げたいと思います」とベルト獲りを叫んだ。

 また、セミファイナルでは「いつどこ」を保持するHARASHIMAがドランクマッチで高梨将弘と一騎打ち。音楽に合わせて、テキーラなど各種アルコールを飲んで戦わなければならない過酷ルール。両者とも酔いが回って厳しい状況のなか、高梨のピンチにシャーデンフロイデ・インターナショナルのクリス・ブルックスと本多が救出に入る。すると長期休業中のKUDOがHARASHIMAの助っ人に入って、シャーデンの2人を蹴散らす。だが、HARASHIMAの蒼魔刀を回避した高梨が丸め込んで3カウントを奪い、「いつどこ」が移動。

 MAOに何やら語りかけた高梨はバックステージで「リング上で名前は出さなかったけど、チャンスがあったらあいつの前に立って挑戦表明してやろうと思ってたんだ。今日こいつを手に入れて、あいつの前にチャレンジャーとして立ってやるよ。シャーデンのメンバーが目の前で次々とやられて、それだけじゃないんだ。(4・26)墨田区のあの試合見てから決まってんだ」と意味深発言を残した。

「いつどこ」は今大会終了時点で、KANON、大石、本多、高梨、中村の5選手が保持している。

 また、飯野が「いつどこ挑戦権なくすし、KO-Dタッグのベルトも何もなくなった。バーニング3人ってことは、KO-D6人タッグ獲れるんじゃない? 高鹿がいつどこなくしたのは運命だ」として、KO-D6人タッグ王座(王者組=佐々木大輔&KANON&MJポー)への挑戦に色気を見せていた。

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