男色ディーノ&エフィーの日米ゲイレスラーが夢の合体も、アイアンマン王座巡り仲間割れ!
DDTプロレスがコロナ禍を経て、5年ぶりに東京・新宿FACEで『闘うビアガーデン2024 in SHINJUKU【DAY1】』を開催した。メインイベントでは男色ディーノ&エフィー(GCW)の日米ゲイレスラーが夢の合体を果たすも、アイアンマンヘビーメタル級王座を巡り仲間割れするてん末となった。
ディーノとエフィーは8・12後楽園(DDT×GCW合同興行)でシングルマッチで対戦。戦いを通して、愛が芽生えたのか最後には意気投合し、この日のタッグ結成となった。対戦したのはジョーイ・ジャネラ(GCW)、正田壮史組。
ルールがあってないようなこの一戦は、両軍入り乱れた大場外戦に発展。ディーノとエフィーはお下劣殺法で正田を攻め立てる。ディーノがゴミ袋に入っていた缶をリングにまき散らすと、ディーノが男色ドライバー狙い。ジャネラは回避するも、ディーノが濃厚なリップロック。耐えたジャネラは缶の上へのデスバレードライバーで3カウントを奪い、アイアンマン王座が移動した。
試合後、パートナーの正田が丸め込んでベルト奪取を図るも、ジャネラはカウント2で返す。ジャネラが正田と言い争いをしていると、エフィーが背後からジャネラを丸め込み、まんまとアイアンマン王座を奪い獲った。
バックステージでエフィーがコメントしていると、ディーノが襲ってカバーもカウントは2。逃げるエフィーをディーノがステージ席まで追いかけて口論。後ろから正田が丸め込もうとするも失敗。その隙にディーノがエフィーを丸め込んで奪還に成功した。
ディーノは「1年間持ち続けるつもりだったんだけど、(防衛記録が)カウント0になるの? もういいよ。今日から1年間持ち続けてやる! そのために一切目立たないっていうときのほうが長く持てるから。私が最長アイアンマン王座保持者になってやる!」と静かに闘志を燃やしていた。
ベルトを米国に持ち帰ることができなかったジャネラは「DDTに戻って来れてうれしい。DDTは最高のプロモーションの一つだ。今夜、7度目のアイアンマン王者になったが、7度目の敗北となってしまった。マサダは俺を狙いやがった。しかしそれでも友だちだ。エフィーにはベルトを獲られたけど、こちらも友だちだ。プロレスとはそういうものなんだ。酔っ払った日本のプロレスファンを楽しませるために集まった仲間たちさ。今までの人生で一番ゲイっぽさあふれる試合だった」とコメントした。