【試合詳細】5・7 666新木場大会 宮本裕向&阿部史典&青木いつ希 with 遠藤マメvs星野勘九郎&入江茂弘&伊東優作 with 唯我 小仲=ペールワン&竹田光珠vs児玉裕輔&木下亨平 雪妃真矢&山下りな&尾崎妹加vsダイナスティ&ジャンボリーバーブリッジ&政岡純
『666vol.116』
日程:2022年5月7日(土)
開始:18:30
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:666名(超満員札止め)
▼~神楽復帰戦 どっちがハンディキャップ?マッチ! ピンクタイガーモンスター軍ネオvs Los Inmortales~ 20分1本勝負
[Los Inmortales]○神楽withロスインモの皆さん達
8分30秒 横入り式エビ固め
[ピンクタイガーモンスター軍ネオ]K666/●寧々∞D.a.i withピンクタイガー総帥
▼~HELLBROS vs Losinmortales666~ 30分1本勝負
[HELLBROS]○HELLBROS Ryu /HELLBROS Ken
12分55秒 エビ固め
[Los Inmortales]●YANAGAWA/ONRYO
▼~RevelxEnemy vs Losinmortales~ 30分1本勝負
[RebelxEnemy]雪妃真矢(フリー)/山下りな(フリー)/△尾﨑妹加(フリー)
14分34秒 無効試合
[Los Inmortales]ダイナスティ/ジャンボリーバーブリッジ/△政岡純(フリー)
▼~艶尻破局!?健康特化コウライジュース新タッグ結成!~ 30分1本勝負
[健康特化コウライジューズ]小仲=ペールワン/△竹田光珠
11分45秒 無効試合
△児玉裕輔(フリー)/木下亨平(ダブ)
▼~ラム会長軍vs佐野直女聖鬼軍 果てなき闘いシーズン2022~ 時間無制限1本勝負
[佐野女聖鬼軍]佐野直(フリー)/○GENTARO(FREEDOMS)/唯我(バトスカフェ)/ガッツ石島(TTT)/見た目が邦彦(西口)
14分11秒 卍固め
葛西純(FREEDOMS)/●ヤスウラノ(フリー)/先輩withラム会長
▼~新生ヒダカヤvs令和ガロガ名古屋連合軍~ 30分1本勝負
[新生ヒダカヤ]〇宮本裕向/阿部史典(BASARA)/青木いつ希(ショーンキャプチャー)with遠藤マメ
15分7秒 石見銀山→片エビ固め
[令和ガロガ名古屋連合軍]星野勘九郎(大日本)/入江茂弘(フリー)/●伊東優作(ダブ)with唯我(バトスカフェ)
新生ヒダカヤの前についに本物の日高郁人が登場し“本物vs偽物”の抗争勃発!小仲&光珠の電光石火なタッグが始動!児玉が尻への未練を断ち切りロスインモ入り!
第1試合
きかんしゃ級王座を巡って日夜抗争を展開するピンク軍とロスインモの対抗戦。
神楽の復帰戦となるこの試合では、カード上では1vs2だが、神楽にはロスインモの面々が総出でセコンドに付いており数的優位は神楽にある。
ピンク軍の奇襲から2人で神楽に突っ込んでいくが、神楽は2人の攻撃を誤爆させ、K666にフランケンシュタイナー、寧々にはスパインバスター。しかしK666が即座に起き上がってソバットを叩き込み、2人で神楽へサンドイッチミドルキック。さらに場外のロスインモ軍セコンドを蹴散らしてから神楽へダブルのトラースキック&ダブルのドロップキックと躍動。
ピンク軍の2人は神楽にトレイン攻撃。しかし、ピンクタイガー総帥も参加すると幾度もビッグブートで返されてしまい連携が乱れた隙に神楽が2人をロープ越しのフランケンシュタイナーで場外に放り出し、ラ・ケブラーダ。
混乱のさなかでロスインモ軍によってレフェリーも場外に引きずり下ろされリング上は無法地帯に。ロスインモの面々はK666はコーナートレイン、エルボードロップトレインと猛攻をかけていくが、神楽が引き起こした隙にK666がコードブレイカー。寧々にタッチ。
寧々はミサイルキック、ダイビングクロスボディ、フライングニールキックと連撃しK666にタッチ。
K666は顔面をぶち抜くドロップキックから串刺しジャンピングニー、コーナー上で変身してからのライダーキック。さらにピンク軍の2人が現在は666から離れている盟友・忍の必殺技であるセックスボンバーを宣言してコールを煽っていくが、寧々のセックスボンバーを神楽がガード。しかしすぐにK666が飛び込んできてセックスボンバーをクリーンヒット。
ピンク軍はトドメの合体攻撃を狙い、K666がコーナーに上っていったところで突如場内が暗転。そして、スクリーンには養生テープでぐるぐる巻きにされた全裸の忍がバスタブの中でシャワー攻めにあっている映像が映し出される。
会場に明かりが戻るも、忍の窮状を目の当たりにしたピンク軍は動揺して攻撃出来ず。その隙を見逃さなかった神楽が寧々をスクールボーイで丸め込んでカウント3を奪った。
神楽「ピンクタイガーモンスター軍ネオ、お前らの大事な忍は、地方に行ったから来れないんじゃねーんだよ。俺たちLos Inmortalesがその身を預かっている。今日、この神楽がこの666に帰ってきたことによって、Los Inmortalesのメンバーが全員揃った。これから666を支配するのは我々不死の軍団だ!……だが、1つ。YANAGAWA、言っとかなきゃいけないことがあるんだ。8月24日から12月6日まで、神楽はメキシコへ行く。勝手に欠場中に決めてごめんね。でも安心しろ!この神楽が抜けた穴を埋めるにはふさわしすぎる相手に声をかけた。12月、メキシコから帰ってきたときにこのキャンバスはLos Inmortalesのキャンバスに変わっている。お前たち、Los Inmortales、我々について来い!」
第2試合
ONRYOとKenの対面でゴングが鳴ると、手4つからリストの取り合い、グラウンドでの首の取り合いと堅実な攻防を展開しクリーンブレイク。両者タッチ。
RyuとYANAGAWAの対面となると、ていねいなリストの取り合いから互いの動きを読み合う巧みなロープワークの応酬が展開され、Ryuがアームドラッグから低空ドロップキックを決め優勢に。YANAGAWAも即座に顔面かきむしりで反撃するも、Ryuはマンハッタンドロップから顔面へのスライディングキックと冷静に追撃。ロープに振られたYANAGAWAはフライングフォアアームを放ち、ONRYOにタッチ。
ONRYOはRyuにナックル攻撃連打からKenに見せつけるようにチンロックでいたぶっていく。さらに顔面を幾度も踏みつけYANAGAWAにタッチ。
YANAGAWAはサッカーボールキック3連打から顔面踏みつけ。Ryuはよろよろとエルボーで反撃していくが、YANAGAWAが強烈なエルボー一発でダウンさせONRYOにタッチ。
ONRYOはひねりを加えた高速ブレーンバスターから変形羽折固め。これをブレイクされるとブレーンバスターを狙うが、背面着地したRyuがトラースキックを叩き込み、Kenにタッチ。
KenはONRYOへ掟破りのくるくるエルボーを叩き込み、カポエラ式ドロップキック、カポエラ式ギロチンドロップと連撃。さらにセカンドロープを踏み台に飛ぶローリングソバットからブレーンバスターの体勢も、ここでRyuが猛烈にタッチを要求。
タッチを受けたRyuがブレーンバスターの体勢も、逆にONRYOがブレーンバスター。YANAGAWAにタッチ。
YANAGAWAはコーナーへの串刺しエルボーから顔面への低空ドロップキック。さらにONRYOとのダブルショルダータックルも決め、ONRYOがコーナーに上ってポテチの袋を手に取る。しかし、今回はなぜか未開封のポテチを持参しており手にポテチの袋を装着できず。その隙を見逃さずRyuがデッドリードライブでONRYOを叩き落とし、YANAGAWAへグングニル(※旋回式ファルコンアロー)。さらに地獄兄弟で「F●ck!」と叫んで放つサンドイッチドロップキックを発射もYANAGAWAがこれを回避し、Ryuへ延髄斬り、トラースキック、ライトニングスパイラルと連撃してエビ固め。Kenが飛び込んでいってYANAGAWAにスライディングラリアットを見舞うとRyuがYANAGAWAを押さえ込む形で上下が入れ替わり、そのまま3カウントが入った。
この結果にLos Inmortales勢が納得するはずもなく、試合終了のゴングを無視して地獄兄弟へ暴行。しかし、紛れもない金星をあげた地獄兄弟は勝ち誇って勝利をアピールしながら退場していった。
第3試合
Los InmortalesとRebel&Enemyの対抗戦。
雪妃とダイナの対面でゴングが鳴ると、リストの取り合いからロープへの振り合いとなり、雪妃が追走ニーリフトからドロップキックを発射も、ダイナが回避してエルボードロップ。雪妃もこれを回避してランニングミドルキックを叩き込むと両者タッチへ。
山下とリーという男女パワーファイター同士の対面となると、両者額を突き合わせてメンチの切り合いからエルボー合戦へ。その後はショルダータックルのぶつかり合いとなり、これを制したリーが「MAN Power!」とマッスルポーズで勝ち誇る。両者タッチ。
政岡と妹加の対面となると、スピードで翻弄しようとする政岡に対して妹加はパワーファイトで応戦。政岡が妹加の髪を引っ張ると、須山浩継氏から「とっさに女の子の髪なんて掴めませんよ」、MEN'Sテイオーから「政岡はDVだったってことですね?!ベッドの上ではそういうことしてるんですかね」とツッコミが入り、その後も政岡の性癖について憶測が飛び交う(※後に政岡の性格について手厚いフォローが入る)。
妹加は振り払ってショルダータックルからエルボードロップ連打、さらにセントーンを発射も政岡が回避。妹加はロープに飛ぶが、場外からダイナが足を引いて転倒させる。政岡は妹加の指へのフットスタンプ、指をロープこすりつけるといった反則攻撃からダイナにタッチ。
ダイナは妹加に指折りを仕掛け、さらにロープに指をこすりつけた上でコーナーマットに妹加の手を置いて上から踏みつける。リーにタッチ。
リーは変形コブラツイストからコーナーに叩きつけ、ロスインモ3人で妹加の顔面を踏みつける。
代わるダイナがスリーパーホールドに捕らえると、たまらず雪妃&山下がカットするが、政岡&リーにすぐに排除されてしまう。ダイナは妹加の指へのギロチンドロップからリーにタッチ。
リーは妹加をサイドスープレックスの形で持ち上げ、リング上を一周行進してから反り投げる。さらにコーナーで妹加の額にテンカウントパンチを入れ始めるが、妹加は下から担ぎ上げてパワーボムで切り返し、両者タッチへ。
山下とダイナの対面となり、雪妃と政岡も飛び出していって2vs2の盤面に。ダイナ&政岡が雪妃にダブルバックエルボーを見舞い、さらに2人でロープに振ろうとするが、雪妃はロープを踏み台に一回転してのアームドラッグで2人まとめて投げ捨て、山下がダブルラリアットで追撃。さらに山下が串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、ダイナが山下の髪を掴んで引き倒し、フィストドロップで追撃して政岡にタッチ。
山下は政岡にラリアットを狙うが、政岡はレフェリーを盾に。すんでのところで攻撃を止めた山下に対してサミングを見舞いDDT。さらにトラースキックを発射も山下はこれをキャッチして引き寄せながらエルボーを叩き込み、ブレーンバスターで叩きつけて妹加にタッチ。
妹加は山下、雪妃とともにトレイン攻撃。さらに山下&雪妃のダブルトラースキックから妹加がサイドスープレックス。さらにアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、政岡が着地した勢いを利用したコンプリートショットで切り返す。今度はロスインモのトレイン攻撃からリー&ダイナのダブルブレーンバスター。政岡が頭頂部へのカカト落としからAmbitionを狙うが、妹加が振り払ってラリアット。さらにファイヤーマンズキャリーからホップアップしてアルゼンチン・バックブリーカーに捕らえる圧倒的パワーを見せつけるものの、ダイナがすぐにカット。
リーはこともあろうに左手首を骨折しているラム会長をリングに連れ込むと、右手首へリストロック。ダイナがコーナーに上って青龍刀でラム会長に斬りかかろうとすると、山下が背後から忍び寄ってリーへローブロー。これに激怒したダイナが青龍刀で攻撃し、神楽やYANAGAWAもリングに飛び込んで妹加に暴行を加えたことからレフェリーがノーコンテストを宣言した。
ひとしきり暴れて退場しようとするロスインモの面々に向け、妹加がマイクで叫ぶ。
妹加「おい待てよ!なんだお前ら!寄ってたかって!卑怯モンじゃねーかよ!?……あぁ?なんだよ。正々堂々やれるくらいの力があんだよ、ウチには!それが?卑怯なことでしか終わらせられね―のかよ。あ?」
リー「エイゴで、シャベッテクダサ~イ」
妹加「黙れ!日本に来たなら日本語で喋れよ?!オイ!私達Rebel&Enemyはなあ、お前らロスインモのこと、絶ッ対許さねーかんなァ?!」
第4試合
無秩序無差別級王者の小仲&ILNP王者の光珠の2人によって、影に向かいて影を斬り、光に向かいて光を斬りそうなタッグが誕生。あまりにもコアな元ネタに誰も対応できず、実況・解説陣も困惑。
3月に光珠が三行半を突きつける形で破局した艶尻creepyだが、児玉は未練がある様子で光珠に握手を求めるが、光珠はその手を蹴飛ばして拒否。試合が始まるとロックアップで児玉が光珠を押し込んでブレイク間際に光珠の尻を鷲掴みも、光珠は心底嫌そうに振り払ってショルダータックル。さらに児玉の串刺し攻撃をかわしてドロップキックを叩き込み、両者タッチへ。
ショートタイツにレガース姿、フェイスペイントも顔面だけと“バトルモード”な小仲は、小刻みなステップでリングを周る。木下がショルダータックルからロープに飛ぶと、小仲はリープフロッグでかわしてジャンピングバックエルボー。光珠にタッチ。
光珠が出ていくと、小仲の正拳突き→光珠の前蹴り→ダブルのドロップキックと迅雷流の連携を見せるが児玉がカット。木下が光珠をチンロックに捕らえながらタッチ。
児玉はセントーンアトミコを見舞って木下にタッチ。
木下は光珠をコーナーに振って突っ込んでいくが、光珠はブーメランアタックで迎撃しショットガンドロップキックを見舞って小仲にタッチ。
小仲はスワンダイブ式ブレーンチョップからゴウライジャーポーズ。飛び出してきた児玉をバックエルボーで迎撃してゴウライジャーポーズ。木下をフライングショルダーでふっ飛ばしてゴウライジャーポーズ。さらに木下へ鋭いミドルキック連打からジャンピングハイキック。ロープに飛ぶが木下がドロップキックで迎撃し、ノーザンライト・スープレックス・ホールドからロコモーション式でフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらにジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、小仲が着地して河津掛け。両者タッチへ。
光珠と児玉の対面となると、光珠のエルボーをかわした児玉がバックを取って尻を鷲掴み。光珠は無表情で静止し、ゆっくりと振り返って児玉の顔面に強烈なビンタ。児玉もビンタでやり返し、両者エルボーで激しく打ち合っていく。児玉がハンドスプリングエルボーを見舞えば、光珠もソバット、前蹴りとやり返し、エプロンから逆トペ式で飛びつく変形RKO。さらにコーナーへ串刺し式の攻撃を狙うが、児玉が回避すると同時に木下がエプロンを駆けて延髄斬り。
木下がコーナーへ上がっていくが、小仲が下からヴィーナスを見舞い、児玉にはスペースローリングエルボーを見舞うという欲張りエディットレスラーな連続攻撃。光珠も児玉へスペースローリングエルボーを見舞い、小仲の河津掛け+光珠のスピアーの合体攻撃。さらに光珠が児玉にハリケーンドライバー、小仲が木下に座禅式アサイDDTを見舞い、光珠が児玉にジャーマン・スープレックス・ホールド。
これが完璧に決まるものの、突如リングサイドに神楽が現れ、カウントを叩くレフェリーの足を引く。リング上に神楽とダイナが飛び込んできて光珠を袋叩きにし、神楽が光珠にパッケージドライバー。
無効試合を告げるゴングが打ち鳴らされてもロスインモの暴挙は止まらず、ダイナ&政岡が光珠を押さえつけて児玉に攻撃を促すと、児玉は葛藤の末に光珠へ決別のトラースキック。
児玉が差し出されたロスインモのジャージを受け取って袖を通すと、ロスインモの面々が児玉の加入を祝福。神楽が第1試合後に言っていた「この神楽が抜けた穴を埋めるにはふさわしすぎる相手」の正体が早速明かされる形となった。
第5試合
※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。
第6試合
令和ガロガ名古屋連合軍が入場すると、星野がマイクを取る。
星野「ようこそ!バトルスフィア新木場へ!私が令和ガロガ軍総帥・星野勘九郎です!皆さん、ご存知ですね?ご存知ですね?ご存知ですね?ガロガの例のポーズをやりたいと思います!アン・ドゥ・トロワ・ガロガです。アン・ドゥ・トロワ・ガロガです。アン・ドゥ・トロワ~!ガロガ~!」
その後、新生ヒダカヤが入場し、全員でショーンキャプチャーポーズ。
裕向と666初参戦の入江の対面でゴングが鳴ると、リストロックの応酬からショルダータックルでのぶつかり合いへ。入江がこれを制してなぎ倒すも、裕向はコルバタで反撃してさらにロープへ飛ぶが、入江が十字ロープワークから交通事故タックルで裕向をふっとばす。両者タッチ。
阿部と伊東の煩悩兄弟対決となり、エルボーや張り手の撃ち合いを伊東がビッグブートで制し、星野にタッチ。
星野は阿部にDDTも、阿部も地を這うドラゴンスクリューで反撃し、青木にタッチ。
青木が出てくると、星野はニヤニヤと笑いながら「女子プロレスラーだぁ~~ッ♪」と歓喜の雄叫び。青木は「キモい!キモいんだよ!キモい!キモい!」と嫌悪を顕にしながらエルボーを打ち込んでいくが、星野は恍惚の表情で「キモい?褒め言葉でぇ~す♪」と青木に抱きつく今どき珍しいストレートなセクハラ攻撃。青木は絹を裂くような悲鳴を上げつつも星野を振り払って串刺しビッグブートからボディプレスを見舞い、「上げるぞ!」とボディスラムを狙うが、星野が顔面かきむしりで反撃し伊東にタッチ。
青木はエルボーを見舞っていくが、伊東は余裕の表情で受けきってエルボー一発でダウンさせ、顔面を踏みつけて追撃しつつ入江にタッチ。
青木は入江にもエルボーでタチムカウが、入江は膝蹴りを入れて倒しキャリスプラッシュ。入江は強烈なエルボーを連打してロープへ飛ぶが、青木がカニバサミで倒してロープにもたれかからせ、後頭部への串刺し蒼魔刀。さらに入江の巨体をしっかりと垂直になるまで持ち上げてのブレーンバスターで叩きつけるパワーを見せつけ、阿部にタッチ。
阿部はロープに飛んで入江のヒザを低空ドロップキックで撃ち抜き、カットに来た伊東をコーナーに振って回転浄土宗。さらにカットに来た星野の顔面をぶち抜くドロップキックを見舞い、入江に伊良部パンチを発射。これをかわした入江が担ぎ上げて自分が垂直落下式バックフリップを狙うが、阿部が回転エビ固めでの切り返しを狙う。これを倒れず耐えた入江は、カットに来た裕向をキャッチし、仰向けに倒れた阿部に裕向をパイルドライバーで突き刺す荒業を敢行。さらにロープに飛んだ阿部をブラックホールスラムで叩きつけ、星野にタッチ。
星野はロープに飛んでランニングネックブリーカードロップ。さらにエルボードロップ連打からセントーンを発射も、これをかわした阿部がドラゴンスクリュー。飛び込んできた入江には裕向がドラゴンスクリュー、伊東には青木がドラゴンスクリュー。そして唯我にはマメがドラゴンスクリューのようでいて根本的に違うなにかを見舞う。
新生ヒダカヤの4人が並んで「ショーンキャプチャー!」と叫んでポーズを決めてから飛び込んでいくが、マメ以外の3人はかわされ、マメはショーンキャプチャーのようでいてショーンキャプチャーと呼べそうにないなにかを唯我に見舞う。
星野は阿部に勘九郎カッターを狙うが、阿部が耐えてフランケンシュタイナー。星野は即座に起き上がって勘九郎カッターも、阿部もすぐに起き上がって掟破りの勘九郎カッター。両者タッチ。
裕向と伊東の対面となり、バックの取り合いを制した伊東が裕向の振り向きざまにビッグブートを叩き込みブレーンバスター。阿部がカットに入ると伊東がエルボー。阿部はアイル・ビー・バックで帰還して伊東にエルボー。伊東もアイル・ビー・バックで帰還して青木にチョップ。青木もアイル・ビー・バックで帰還して入江にエルボー。入江もアイル・ビー・バックで帰還してマメにヘッドバッド。マメはアイル・ビー・バックと呼ぶのは難しい名状しがたいなにかで帰還して星野にエルボー。星野もアイル・ビー・バックで帰還して裕向にチョップ。裕向もアイル・ビー・バックで帰還して唯我にエルボー。唯我もアイル・ビー・バックと呼べそうななにかで帰還。
すると裕向は情けのかけらもないラリアットを唯我の喉元に叩き込み、ムーンサルト式ダブルニードロップ。星野がカットに入るも裕向にかわされ、星野と唯我が向かい合う形に。裕向が後ろから星野の尻を蹴飛ばしたことで、星野と唯我が熱いキッスを交わす形に。徐々に会場の照明が落とされてムーディな雰囲気となり、唯我がそっと星野を抱きしめるが、この光景に耐えられなくなった裕向がサンダルで星野の頭をひっぱたいてカット。
伊東が裕向をコーナーに振って串刺しジャンピングニー、入江のキャノンボール、伊東のトラースキックが決まり、伊東が裕向を胴締めスリーパーに捕らえて仰向けになり「星野さん!俺ごとぶっ潰せ~!」と叫ぶ。星野がコーナートップからダイビングセントーンを発射も、裕向が脱出したため伊東に誤爆。入江がカットに来るも、裕向は伊東を踏み台にステップDDTを見舞い、阿部が伊東に野良犬ハイキック。さらに青木がフロッグスプラッシュで追撃し、最後は裕向が石見銀山で伊東から3カウントを奪った。
エンディング
会場に勝利のRED ZONEが響き渡り、裕向と阿部が勝利を喜び合う中、花道に日高郁人風の男が登場。
新生ヒダカヤの新メンバーかと思われたが、マスクを取るとその正体はなんと本物の日高郁人。日高は怒りの表情を浮かべながらマイクを取る。
日高「お前らなあ」(※マイクのスイッチが入っていない)
阿部「うわっ!だっせ!(笑)」
日高「日高郁人で散々遊んでくれたなあ、お前ら?!全部SNSでチェックしてんだよ!」
阿部「今更来たってなあ!」
裕向「今更来たっておせーよなあ?!」
裕向&阿部が日高に襲いかかるが、日高は阿部を踏み台に裕向へステップDDTを見舞う。阿部が日高をビンタで吹っ飛ばすが、日高はアイル・ビー・バックで帰還してニールキック。
阿部が「本物だぁ!本物だぁ!」と歓喜する中、花道から藤田ミノルが現れ、日高の隣に立つ。2人が握手を交わし、666のリングで“相方タッグ”が実現するのかと思われたが、日高が眼窩底骨折中の藤田の目に触れてしまったことで藤田は日高に敵対。
藤田「オイ!なにしやがんだこのクソジジイ!なにしに来たんだよこの野郎!この日高郁人が2人いるリングになんの用事だこの野郎!」
裕向「666のリングに、日高郁人は3人はいらねえんだよ!」
日高「そらそうだ!日高郁人は俺だけでいいんだよ?!」
(※マメが割って入ってくる)
マメ「ちょいちょいちょ~い!俺が4人目の日高郁人だ!俺のことぉ~を!忘れるなぁ~!お客さん、本日はご来場、あァりがとよっ!」
(※大仁田厚風の「ありがとよ!」から『やさしくなりたい』が流れる大仁田興行的なエンディング風景の中、4人+マメがにらみ合いながらアイル・ビー・バックでリングから出たり入ったりしながら退場していく)