新生バーニングを始動させた遠藤哲哉がタッグリーグ優勝を宣言!「タッグを取った上で、3・20両国のメインのリングで最後に立ってるのはこの俺」
DDTプロレスが1月7日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -January-」を開催。昨年12月26日、東京・国立代々木競技場第二体育館で新生バーニングを始動させた遠藤哲哉が1月3日の東京・後楽園ホールで開幕する「Ultimate Tag League 2022」(パートナーは秋山準)での優勝を宣言した。
この日のメインイベントで遠藤は秋山、高鹿祐也とのトリオで、サウナカミーナの竹下幸之介、上野勇希、小嶋斗偉組と対戦。同団体の旗揚げ25周年記念興行となる3月20日の東京・両国国技館でKO-D無差別級選手権(王者は竹下幸之介)に挑戦することが決まった遠藤は、竹下と壮絶なエルボー合戦を展開。遠藤がハンドスプリングエルボー、オーバーヘッドキックをぶち込めば、竹下はフライング・ラリアット、投げ捨てジャーマン、ジャンピング・ニーパットで応戦し、激しい攻防を繰り広げた。その後、試合は高鹿と小嶋の意地の張り合いになったが、高鹿がムーンサルトプレスからチキンウイング・アームロックで絞め上げてギブアップを奪い、デビュー9ヵ月にして自力初勝利を挙げた。
新生バーニング始動から2連勝となったリーダーの遠藤は「1月30日からタッグリーグが始まります。遠藤、秋山組、もちろん優勝狙います。そして、その先の3月20日、両国国技館。遠藤哲哉がチャンピオンになる姿を見にお越しください」とマイク。
デビュー日で4ヵ月先輩の小嶋超えを果たした高鹿は「バーニングに入って、遠藤さん、秋山さんの足を引っ張るわけにはいかない。僕は遠藤哲哉、秋山準の子分じゃないんで、僕は僕をしっかり出して、上にいくためにどんどん頑張りたいと思います」と歓喜の声を挙げた。
バックステージで遠藤は「リングでも言ったけど、タッグリーグが始まります。バーニングから、遠藤、秋山組でエントリーされてるんで。優勝して、タッグを取った上で。3月20日、両国での竹下VS遠藤。両国のメインのリングで最後に立ってるのはこの俺」と自信を見せた。さらに、「(竹下は)強くなってるなと感じました。俺もここから伸びるしかないから。高みを目指して。DDTの25周年、そして遠藤、竹下の10周年。10年間すべてが詰まった試合を両国で見せられると思うと、楽しみで仕方がない」とニヤリと笑った。
一方、竹下は「僕と上野はタッグリーグ始まるんで。理想は決勝でサウナカミーナ対決。俺らが決勝に行かないと話にならないから。優勝を狙っていきましょう」と、こちらも優勝を期していた。
なお、「Ultimate Tag League 2022」のブロック分けが決定し、Aブロックが竹下&上野、遠藤&秋山、樋口和貞&岡谷英樹、火野裕士&納谷幸男、近藤修司&平田一喜、BブロックがHARASHIMA&吉村直巳、クリス・ブルックス&高梨将弘、佐々木大輔&MJポー、勝俣瞬馬&MAO、男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴に組み分けられた。各ブロックの最多得点チームが2月27日、後楽園で優勝決定戦を行い、優勝チームは空位のKO-Dタッグ王者に認定される。