「地獄のような3ヶ月だった。1分も歩けない」復帰戦の坂口征夫と鈴木みのるが容赦ない殴り合い!
26日、代々木第二体育館にてDDTプロレス『NEVER MIND 2021 in Yoyogi』が開催。第4試合で坂口征夫復帰戦が坂口征夫&樋口和貞&赤井沙希vs鈴木みのる&クリス・ブルックス&伊藤麻希の6人タッグマッチで行われた。
坂口は腰椎椎間板ヘルニアにより9月から欠場していたが、この日ついに復帰へ。相手として、2016年の両国国技館大会で対戦経験がある鈴木みのるが立ちはだかった。
試合開幕から坂口と鈴木は激しい打撃戦を繰り広げ、お互いチームメイトからタッチされても無視して攻防を繰り広げる。
赤井沙希が間に割って入ると、鈴木は髪を掴んで引きずり回し容赦ないチョーク攻撃。だが伊藤麻希が一本足頭突きを見せると「効いてるぞ!もう一回!」と笑顔をみせて応援し、最後は坂口が連続ミドルからPKを叩き込みスリーパーで捕らえたところを鈴木がスリーパーで切り返し、ゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪った。
試合を終えた鈴木は一切坂口には言及せずにクリスと「鈴木軍イチバーン!」と声を合わせ会場を後に。
坂口は「他の人から見たら短いかもしれないが、9・21の札幌から地獄のような3ヶ月だった。1分も歩けない。街で肩なんかぶつけられようものならひっくり返るぐらい、またリングに立てんのかなって思う時もあったぐらいそこまで突き落とされて、でも戻ってきてやるという覚悟と努力と2人が居たから戻ってこれた」と思いを語る。
そして鈴木へは「対角に鈴木みのる、うちの会社も狂ってるなと思ったけど復帰戦でこんだけやりがいのある相手見つけてくれるならまだまだ死ねねぇ。俺は帰ってきた。昨日の夜もそうだけど3年前もそう、殺される覚悟で上がってる。やりたりねーよあのジジイ。うちら3人でよーいドンだ。この3人の誰かが鈴木みのるの首獲ってやる。それまでこのリングに上げろ。以上だ」と抗争の継続を宣言した。