「最後の一週間と言われた」末期の肺がんから奇跡の回復!“力道山二世”百田光雄が自らの足で父・力道山の墓前に報告!

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 15日、池上本門寺にて日本プロレス界の父である力道山没58年法要が行われ、今年1月にステージ4のガンが発覚した“力道山二世”百田光雄(73)が自らの足で墓前に回復を報告した。

 百田は1月に白内障の手術を行うべく検査を受けたところ糖尿が出ており、精密検査の結果ガンが発覚。その時点でステージ4であり、3月頭から入院し放射線と抗がん剤での治療をおこなってきた。かなり危険な状態と診断され、入院前の時点で80kg以上あった体重が50kg台にまでわずか一ヶ月で減少。妻の保恵さんと息子でプロレスラーの力(ちから)には「治療中に亡くなる事も覚悟して欲しい。最後の1週間だと思って」という言葉もあったそうだが、肺の患部を焼き切り治療を続けた所みるみる回復。5月には退院し、現在はジムに通って体重も70kg台となり、リング復帰を目指している状態までコンディションを戻している。

 法要にはストロングスタイルプロレスの新間寿会長、スーパー・タイガーや、梶原一騎さんの長男・高森城さん、小橋建太、秋山準、藤波辰爾、LEONAなども参列。藤波&LEONAと百田&力の親子タッグで撮影も行い、リングでの再会を願った。

 妻の保恵さんは参列した選手・関係者へ「百田光雄は末期のガンで今ここに立っていること自体が奇跡なんです。今は外でガンという対戦相手とやっていますが必ずリングに帰ってまいります。それまで諸先輩方、お父さんが一番気になるのは息子の力(ちから)のことです。どこかの会場でもしご一緒させていただいたときは、悪いときはご指導いただけますよう伏してお願い申し上げます」と挨拶し、これを受けた力は「父がガンに勝ってくれて、こうして祖父に報告することができて嬉しく思います。トレーニングを始められる状態まで戻りましたので、父の復帰を支えていきたいと思います。今回のことで『ガンに勝ってくれてありがとうございます』『勇気をもらいました』というガンと戦っている方々からの言葉が多く届きました。こうして父の命が色んな人の気持ちを救ったことを見て、プロレスを通して誰かに元気になっていただけるような、人に貢献できるようなそういった形の試合を将来できたらと思っております」とコメントした。


 百田は杖や車椅子もなく元気に歩き、笑顔を見せながら「今はジムにも通っているので試合ができるできないはわからないですけどもう一度リングに上がるような気持ちで頑張りたいと思います。結構僕の状況だとかなり痛みがあるらしいんですけど、僕自体は治療中も痛みとか全然気にならなかった。そういう意味では結構しぶといなと自分でも思います(笑)やっぱり、俺もそうですけど父がやってて俺もプロレスが好きで初めて、プロレス50何年間やってて、やっぱり最後までプロレスっていうのは自分にとってはいちばん大事なもんだったんで。息子も頑張って、好きになって!いい試合がどうのこうのじゃなくて自分が好きでお客さんがその試合を見て喜んでもらえるような、応援してもらえるような試合をできるようになってくれればいいと思うし、やっぱり好きじゃないとなかなかできないんでね、俺も好きだからここまでもったのかなと思ってますから」と息子の力へエールを送った。

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