【試合詳細】12・13 Actwres girl’Z後楽園ホール大会 SAKI&清水ひかり&水森由菜vs関口翔&青野未来&尾崎妹加 【PURE-J無差別級】Leonvs高瀬みゆき 茉莉vs真琴 惡斗&安納サオリvs澄川菜摘&夏葵

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『Actwres girl'Z 後楽園ホール大会』
日程:2021年12月13日(月)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:450人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○noki-A/さくらんボニータ
12分36秒 アキアンプロイダー→片エビ固め
[松井と三浦]松井珠紗/●三浦亜美

▼3WAYタッグマッチ 20分1本勝負
[みぃ♡あーみん]未依/○網倉理奈
8分20秒 ダイビングセントーン→片エビ固め
[W桃]●谷もも/向後桃
※もう1組は[ApricitY]入江彩乃/櫻井裕子

▼GPSプロモーション協賛 スペシャルタッグマッチ 安川惡斗 一夜限りの復帰戦 20分1本勝負 
○惡斗/安納サオリ(フリー)
11分54秒 大蛇
澄川菜摘/●夏葵

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●茉莉
10分47秒 盛艶のうねり→片エビ固め
○真琴(フリー)

▼PURE-J認定無差別級選手権試合 30分1本勝負
【王者】○Leon(PURE-J)
15分18秒 キャプチュードバスター→片エビ固め
【挑戦者】●高瀬みゆき
※Leonが4度目の防衛に成功

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○SAKI/清水ひかり/水森由菜
19分38秒 カワイルド・ニードロップ→片エビ固め
●関口翔/青野未来/尾﨑妹加(フリー)

アクトレスガールズ最後の後楽園は様々な思いが飛び交う涙の大会!SAKIがColor’sを継承しユニットとして再始動宣言!高瀬が師匠のLeon超えならず!惡斗が一夜限りの復帰戦で快勝!

オープンニング




 まずはカラーズのメンバーがリングに上がりオープニングダンス。続いて入れ代わりでビギニングメンバーがリングに現れダンスを披露し、最後は全メンバーで『ACT fantasy』を踊りきった。

第1試合


 三浦と松井が急襲し試合開始。noki-Aをロープに振って、三浦が松井を担いで蹴らせようとするが、noki-Aはキャッチし2人まとめて倒す。
 ボニータも出てきて松井と三浦をコーナーに振ると2人まとめて串刺しボディアタックから、ボニータが松井にネックブリーカードロップ、noki-Aが三浦にフェイスクラッシャー。
 noki-Aは松井をコーナーに押し込み顔面を踏み潰し、これを離すと自軍コーナーに叩きつけボニータにタッチ。

 ボニータは胴締めフロントネックロックで捕らえ、これを離すとマウントエルボー連打。チョークのまま引き起こすが、松井はスクールボーイも2。松井は低空ドロップキックでふっ飛ばし三浦にタッチ。

 三浦はショルダータックルからラリアットも、避けたボニータがアキレス腱固め。三浦はロープを掴みブレイク。
 三浦はボニータをアルゼンチンで担ぎ、カットに来たnoki-Aが松井をnoki-anバックブリーカー。そのままnoki-Aは三浦を蹴りつけカット。
 ボニータはボディブローからロープに飛ぶも、三浦が追走ショルダータックルからドロップキックを叩き込みフォールも2。三浦は松井にタッチ。

 松井はドロップキックからロープに飛んでクロスボディアタック。フォールも2。
 松井は卍固め。そのまま丸め込むが2。
 松井のエルボーを巻き込んだボニータが三角絞めも三浦がカット。
 ボニータが松井と三浦を同士討ちさせ2人まとめてフットスタンプ。フォールも2。
 ボニータはタッチ。

 noki-Aは前後のミドルキックからブラジリアンキック。さらに担ごうとするが、丸め込もうとした松井を潰してフォールも2。
 松井はスクールボーイもすぐに立ち上がったnoki-Aがアームホイップから腕ひしぎ。だが松井がマフラーホールドで切り返すがnoki-Aが腕を取り返す。松井は負けじとマフラーホールドの体勢になるがnoki-Aはロープを掴みブレイク。
 松井はnoki-Aに低空クロスボディアタックからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 松井はロープに飛ぶが、noki-Aはハイキックで迎撃しロープに飛ぶも、松井はカサドーラフットスタンプで迎撃しコーナーに登りミサイルキック。フォールも1でnoki-Aはロープに足をかけてブレイク。松井はタッチ。

 三浦はアルゼンチンも、着地したnoki-Aに逆水平チョップ。noki-Aのエルボーと三浦のチョップの打ち合いから、三浦がチョップ連発。noki-Aもエルボー連打からロープに飛ぶが、三浦がダブルチョップでなぎ倒しフォールも2。
 三浦は逆エビ固めもボニータがカット。
 三浦はアルゼンチンで担ぐがnoki-Aが着地しスリーパー。松井がnoki-Aにスリーパーも、ボニータが松井にスリーパーで数珠繋ぎ。
 noki-Aが前後のサッカーボールキック連発からPK。フォールも2。
 ボニータがコーナーに登り、noki-Aが正面に登るとボニータを雪崩式ブレーンバスターで三浦に投げるが、三浦が避けると松井がnoki-Aにフットスタンプ。三浦がチェリーをボディスラムでnoki-Aに乗せて、そこへ松井がダイビングフットスタンプを投下。三浦がnoki-Aをアルゼンチンで担ぎ、そのままトーチャーラックボムで叩きつけフォールも2。
 三浦はアバランシュホールドからフォールもボニータがカット。
 松井と三浦がボニータをロープに振っていくが、ボニータがスカして三浦に樹バックブロー。さらに松井をキャプチュードで投げ捨て、三浦をnoki-Aに振るとnoki-Aはハイキック。ボニータがバックブローからnoki-Aがバックドロップで叩きつけフォールも松井がカット。
 noki-Aはバズソーキックからフォールも2。

 noki-Aは変形裏投げで叩きつけ3カウント。

<試合後コメント>

松井珠紗&三浦亜美
松井「オープニングマッチからボロ泣き(笑)18日に横浜ラジアントホール大会があるんですけど、自分が舞台の方があって欠場させていただくので、本日の後楽園ホールがアクトレスガールズ……(※涙で声をつまらせながら)3年、と、ちょっと活動してきて、今日が最後の試合になりました。最後に亜美ちゃんとタッグで試合ができたことと、ずっとお世話になっていたnoki-Aさんとボニータさんと試合して戦えたことが本当に嬉しかったです。現体制のアクトレスガールズが今日で……今日じゃないわ(笑)今年で最後になりましが、先にさようならです。今日まで、今まで本当にありがとうございました。感謝の気持でいっぱいです!」
三浦「珠紗さんと最後出られて嬉しく思います。このタッグを結成したのも結構最近で、こんなに早く終わるっていうか、最後になってしまうのがすごく寂しいんですけど、今日もお相手がnoki-Aさんとボニータさんっていう、ホントに最高の対戦相手と試合ができて、私ずっと、noki-Aさんとはデビュー戦以来闘ったことがなくて、ずっと闘いたいって思ってて、noki-Aさんは18日出られないので、最後だと思うんですけど、今日ここで試合ができてよかったです。ボニータさんもColor’sにずっと出てくださったりとかお世話になっていたので、試合ができてよかったです。ホントありがとうございました!」
松井「ありがとうございました!組んでくれてありがとうございました」
三浦「またいつかどこかで組めたら良いなと思います」

――来年からは通常のプロレスラーとしての活動はなくなる?
松井「そうですね」
三浦「そうですね」
松井「アクトレスガールズ、これから新体制になるアクトレスガールズの方で活動をしていくつもりです。もちろんリングには上がるんですけど」
三浦「私はまだ公式で出ていないですけど退団させていただいて、またどこかでリングには上がると思います。でもお互い引退していなければどこかで会えるかもしれないので。そのときにまたよろしくお願いします!」
松井「お願いします!」

第2試合


 先発は網倉と向後と入江。手4つも谷が銃で襲撃。ダブルももがポーズを決めるが、入江と櫻井がコーナーに振って串刺しドロップキック。ダブルももへカラーズ4人が連携ぴよぴよから向後の上に座ってカラーズポーズを決めるが、谷がストンピングで次々カットし、入江と櫻井を寝かせるとダブルももでのももざんまい。


 ダブルももは入江をコーナーに振ると、未依が串刺しエルボー。さらに網倉が串刺しボディスプラッシュから、ダブルももに次々ショルダータックル。そこを入江がスクールボーイも未依がカット。
 未依と網倉は入江をコーナーに振って、未依がモンキーフリップから網倉が低空ドロップキック。さらに未依がフットスタンプから網倉がワープレス。フォールも2。網倉は未依にタッチ。

 未詩はくまちゃん攻撃連発から入江にくまちゃんをもたせると、くまちゃんごとドロップキックで撃ち抜く。
 未依の回し蹴りを避けた入江が3連続スクールボーイも2。
 入江はリバース逆エビ固めも網倉がダブルチョップでカット。
 入江はロープに飛んでネックブリーカードロップを未依に叩き込み櫻井にタッチ。

 櫻井は未依にショルダータックルからダブルももを次々ボディスラム。さらに未依に走り込むが、未依がコードブレイカーからロープを駆け上がりダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 未依は網倉にタッチ。

 網倉と未依は櫻井をダブルブレーンバスターからロープに飛ぶが、場外からダブルももがそれぞれ足を刈って倒し、向後がリングに上がり櫻井にドロップキック。さらにロープに飛ぶが、櫻井はハンマーブローで迎撃し、入江とともにダブルの河津落としからサンドイッチお主の耳にドロップキック。フォールも網倉がカット。
 網倉はロープに飛ぶが、向後がドロップキックで迎撃しフォールも2。
 向後は谷にタッチ。

 谷はランニングニーから投げようとするが、耐えた網倉がカナディアンで担ぐが、着地した谷がバッククラッカーからロープに飛んで後頭部に蒼魔刀。さらに向後が619から谷がコーナーに登りダイビングニーアタック。フォールも入江がカット。

 入江が谷にスタナーから櫻井がブレーンバスター。フォールも向後がカット。
 入江が向後にドロップキックから櫻井が谷を投げようとするが、谷はコードブレイカーからコーナーに登りダイビングダブルニードロップ。さらに蒼魔刀からフォールも未依がカット。
 未依が中央に振り、網倉が担いで未依と合体フェイスバスターから未依と網倉が次々サンセットフリップ。さらに網倉がワープレスから未依が合体ジャックナイフも2。
 網倉が谷をパワースラムで叩きつけ、ダイビングセントーンを投下しフォールも2。
 向後がスワンダイブミサイルキックを網倉に発射するが、未依が向後にダイビングクロスボディアタック。
 谷が走りこんできた網倉を丸め込むが、切り返し合戦も2。

 網倉は俵投げからコーナーに登りダイビングセントーンを投下。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

未依&網倉理奈
網倉「2人で組んでやってきて、未依ちゃんが今日でラストなので。そんな特別な日に2人で勝つことが出来て、しかもバチバチしてる同期の中で勝つことが出来てよかったと思います」
未依「ホントは最後の試合なので自分が取りに行きたい気持ちもあったんですけど、作戦的に考えたところで自分がアシストして、最後あーみんが力でねじ伏せてくれたほうが勝率が高いかなと思って。決めてくれると信じていました」
網倉「未依ちゃんのアシストがなかったら勝てなかった。2人で良かったなと思います」
未依「アクトレスガールズはあと1大会、横浜大会が残ってるんですけど、未依の想いも連れて、あーみんが連れてってくれるので。よろしく頼むな!(※クマちゃんを網倉に手渡す)」
網倉「OK!任せて!(笑)腕も生やしとくね」

――未依選手は今日が最後の出場ということですが、今後については
未依「今後はまだ発表してないんですけど、プロレスの試合としてリングに上がるのは今日が最後かなと思ってます。来年からのことは時が来たら発表します。今ここでハッキリお伝えすることは出来ないので。でも、12月31日まではアクトレスガールズ、Color’s所属なので、最後までよろしくお願いします」

――他団体での試合ももう無い?
未依「無いです、自分は」
網倉「自分は何本かあります」

――網倉選手の来年からのプランは
網倉「どこまで言っていいのかな。相変わらず元気いっぱいでうるさいプロレスラーでいたいと思っています」

――リング上に上がらないということではない?
網倉「自分は、無いと、思ってます。無いです!ハイ!」

第3試合


 先発は夏葵と安納。ロックアップから安納がヘッドロック。ロープに飛んでアームホイップから走り込むが、夏葵が足を刈ってフォールも
1。夏葵が走り込むが安納が足を刈ってフォールも1.
 安納がガットショットから背中にエルボー。コーナーに叩きつけヘアーホイップから自軍コーナに叩きつけ惡斗にタッチ。

 惡斗はコーナーに叩きつけ、正面ロープにくくると安納とともに夏葵の顔面を攻めていく。
 惡斗は担ぐが澄川がカット。

 惡斗は澄川を担いで惡斗様固め。
 惡斗は夏葵をコーナーに振ろうとするが、逆に夏葵が振って串刺しドロップキック。夏葵は澄川にタッチ。

 澄川は串刺しドロップキックから串刺しダブルニー。さらにリバーススプラッシュ式のダブルニーからストンピング。
 澄川は弓矢固めで捕らえ、これを離すと逆エビ固め。

 カットに来た安納を惡斗に叩きつけると、夏葵とともにポーズを決める。
 澄川は投げようとするが、惡斗が逆に担ぐとACTスペシャルで叩きつけフォールも2。
 惡斗はロープに飛んでドロップキックで吹っ飛ばす。
 立ち上がった澄川とエルボーの打ち合いから澄川がエルボー連打。惡斗がエルボーを巻き込んでフロントネックのままスイング。惡斗は安納にタッチ。

 安納はミサイルキックから走り込むが、澄川が避けて串刺し攻撃を狙うが、安納が避けるとガットショットからロープを貫いてのケンカキック。
 安納は投げようとするが、澄川は丸め込むが2。
 澄川はケンカキックからフォールも2。澄川は夏葵にタッチ。

 夏葵は低空ドロップキック連発から投げようとするが、安納が逆にボディスラムで叩きつける
 夏葵が立ち上がりエルボー連打も、安納はビッグブーツで吹っ飛ばす。夏葵は雄叫びを上げて立ち上がるとローキック連打も、安納はキャッチしドラゴンスクリューからフィッシャーマンの体勢。耐えた夏葵にガットショットからロープに飛ぶが、夏葵はジャンピングニーで迎撃しサソリ固め。安納はロープを掴みブレイク。
 夏葵はロープに飛ぶが、安納はカウンターのサイドバスターからフィッシャーマンスープレックスホールドも澄川がカット。
 安納はボディスラムでトップロープに逆さ吊りにし惡斗にタッチ。

 惡斗は夏葵の足へのドロップキックからロープを使ったアキレス腱固め。惡斗は夏葵のエルボーを避けてコンプリートショットからアキレス腱固め。夏葵はロープを掴みブレイク。
 惡斗は担ごうとするが夏葵が首固めも夏葵のミドルキックをキャッチした惡斗がACTロックを狙うも、澄川がカットし夏葵がバズソーキック。
 澄川がダイビングダブルニードロップから夏葵がダイビングフットスタンプを投下しフォールも安納がカット。

 夏葵はシャイニングケンカキックからフォールも安納がカット。
 夏葵はロープに飛ぶが、惡斗が低空ドロップキックでカットし、安納が近づくが澄川がハイキックでカットしロープに飛ぶも、安納が投げ捨てジャーマンで迎撃。
 惡斗は夏葵を担ぐが、夏葵はスクールボーイも2。再度スクールボーイも2。
 夏葵はロープに飛んでウラカンラナを狙うが、惡斗は力づくで止めると大蛇で捕らえギブアップを奪った。

<試合後コメント>

惡斗&安納サオリ
惡斗「久々。はぁ。ありがと」
安納「ありがとうございまぁす!夢が叶いました、私は今日」
惡斗「今回、同期の菜摘の復帰祝と夏葵のデビュー戦祝で。さらに安納と。安納とは現役時代にタッグを組む予定があったんですけど、私が欠場して白紙になってしまって。その夢をね、安納さんとタッグ組めて本当に良かったです。思い残したことは、引退してなかったんですけど、心残りの1つが解消できました。ありがとう」
安納「安納から言わせていただくと、やっぱり今日、惡斗さんが1日復帰。その1日復帰するってすごい決断だったと思うんですね。それを私が隣りにいさせていただいて、デビューしたての、まだ1年も経ってないときにそういうお話を頂いて、もう『どうしようどうしよう!』みたいな感じになってたんですけど、6年月日が経って、やっぱ思い描けば敵うんだなって、今日この日に想いましたね。やっぱりカッコいいですわ!ホンットに!もう安納モードですよ。もうオフになると、ヤバ、ヤバかったです」
惡斗「体重も20kg落ちた状態なので、コスチュームぶかぶかだし(笑)色々アレだったけど、ホント全部安納さんがカバーしてくれたから」
安納「そんな!全然!明日も試合出れますでしょ?(笑)」
惡斗「今日だけなんで!(笑)」
安納「今日来たお客さんも、良かったですねと。正解ですよ。ホントに」
惡斗「楽しかったです、やっぱ。リング、好きだなあって改めて思いました。1日だけですが、復帰させていただいたことに対して、ありがとうございますって。安川惡斗というのは、本来であればスターダム所属なので、惡斗としてはスターダムの周年とかそういう方でお会いできたらねって感じで。今日はホントのラスト。ありがとう!」
安納「ありがとうございます!」
惡斗「楽しかったぁ~、アッハハ(笑)」

(※惡斗が爽やかに笑いながら去り、安納がその場で余韻に浸っていると偶然本間多恵が通りかかり会話が始まる)

安納「約6年前、やろうって決めてさ。みんな抜けていったけど1人で頑張ってきたじゃん。守ってきてくれたんだよ」
本間「えっ、なにこれ……マジびっくりなんですけど……えっ……」
安納「多恵の想いってすごい伝わってるし、アクトレスガールズへの想いは誰よりも強いですよ。でもそれを我慢している部分がすごくあります、彼女自身が。それを頑張って耐えて、多恵らしくずっと笑顔で頑張ってきたから、今日は多恵と一緒にリングに立ちたいなと思って、コスチュームからパクっちゃった(笑)」(※多恵のコスチュームの一部であるリストバンドをはめた腕を掲げて)
本間「あっ、いやいや(笑)」
安納「だから私は今日は、多恵にありがとうって言いたいわ。まだ終わりじゃないって分かってるけど、またリングで会えると思ってるし……泣くなよ(笑)」
多恵「泣いてないし!」
安納「そう、だから誰よりも長い間アクトレスガールズを守ってきた本間多恵に、みんなありがとうは?!せーの!ありがとぉ~!(※マスコミ陣にも唱和させながら)」
本間「うぉ~い!(笑)」
安納「おつかれ」
本間「おつかれ」
安納「これ(リストバンド)売るわ。メルカリで500円から~!」
本間「やめろ!やめろぉ~!……あぁ、ビックリしたぁ」

第4試合


 バックの取り合いからリストの取り合い。真琴がアームホイップからロープに飛んでビッグブーツも、キャッチした茉莉が足へのエルボーからロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 茉莉は走り込むと真琴を側転で避けてアームホイップ。
 茉莉はコーナーで真琴の顔面を踏み潰し、サムソンクラッチからカンパーナ。これを離すとストンピングから正面ロープにおしつけロープを蹴り上げるが、真琴が避けて自爆させると足へのストンピングからロープを使ったヒールホールド。
 エプロンに逃れた茉莉をリングに引きずり込むと、ロープに振ろうとするが、耐えた茉莉をカニばさみで正面ロープに持たれかけさせロープを蹴り上げる。さらに真琴はケンカキックからフォールも2。

 真琴はキャメルクラッチで捕らえ「今日も!明日も!明後日も!ガンバレイナー!」と叫ぶ。これを離すとコーナーに叩きつけ走りこむが、茉莉は阿吽で迎撃しサッカーボールキック。フォールも2。

 茉莉はマフラーホールドで捕らえるが真琴はロープを掴みブレイク。

 茉莉はストンピングからロープに振ろうとするが、耐えた真琴がダブルアームスープレックス。さらにロープに飛んでケンカキック連発。フォールも2。
 真琴はW・W・ニーからフォールも2。

 真琴は投げようとするが、茉莉が担いでバックフリップから側転ボディプレス。フォールも2。

 茉莉はバズソーキックも、避けた真琴にソバット。引き起こすが真琴がハイキック。茉莉もすぐさまハイキックを叩き込み両者ダウン。

 茉莉は熨斗紙を狙うが、耐えた真琴を担ぐと正面に投げ捨てブラジリアンキックから熨斗紙。フォールも2。
 茉莉はバズソーキックを叩き込みフォールも真琴はロープに足をかけてブレイク。

 茉莉はハイキックも、避けた真琴がビッグブーツ。受けきった茉莉とエルボーの打ち合いから真琴がエルボー連打。茉莉がロープに飛んでトラースキックからロープに飛ぶが、真琴がスピアーで迎撃。
 真琴は改めてスピアーを突き刺しフォールも1。
 
 真琴はブレイジングキックからネックハンギングボム。フォールも2。

 真琴は盛艶のうねりで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>

真琴&茉莉
真琴&茉莉
真琴「最後、一応今日が茉莉さんと最後のシングル?だったということで……うーん!まとまらないですね!私すごいドライなんですけど、茉莉さんの入場してきたところから、もう結構こらえてて。すごいドライなんでそういうの無いんですけど、私にそういう心があったんだなって、茉莉さんが気付かせてくれました(笑)REINAだったとき一番支えてくれたのが茉莉さんで、茉莉さんがいなかったら引退してたかもしれないってレベルだったので、今日本当に特別な試合の対戦相手に私を選んでくれたので、ありがとうございました」
茉莉「こちらこそありがとうございました。真琴さんが『特別な』って言ってくださったんですけど、私にとっても特別な試合で、特別なときにやらせていただきたいと思って、今まで何度か他団体さんとか『真琴さんとのシングルで』ってオファー頂いてたんですけど、どうしても、どうしても、自分の特別の中の特別の特別のときにやらせていただきたいと思って、失礼なんですけどお断りさせていただいて。プロレスラーを引退ではないんですけど、結果的に私がプロレスラーの世界から、自分が去るときにこの“特別”になってしまうのはちょっと想定外なんですけど、それに関しては申し訳なく思っています。すみませんでした。引き受けてくれてありがとうございました」
真琴「こちらこそそんな特別な機会に、伝家の宝刀みたいな感じで隠し持っていてくださってありがとうございます。……意味違いましたっけ?(笑)」
茉莉「蹴られたからわかんないです(笑)」
真琴「私の後輩には絶対プロレスと出会って幸せになってほしい。『プロレスと出会ってよかった!』って心から思って欲しい。ずっとそれだけは思ってるので、これからも幸せでいてください。今幸せかわかんないけど(笑)」
茉莉「プロレスと一緒に真琴さんとも出会えて本当に良かったと思っています」
真琴「私もです」
茉莉「プロレスラーの世界からは離れてしまうんですけど、真琴さんに教えていただいたプロレスの技術とか、精神だったり礼儀というものはこれからもずっと使わせていただくつもりなので、いつかまたリングの上で会いたいです」
真琴「私もいつか、茉莉さんに倒されたい。To be Continuedということで」

――茉莉選手は今後アクトリングの方で活動されるということ?
茉莉「いえ。アクトレスガールズを続けます」

――アクトレスガールズのアクトリングではない新しい活動を行う?
茉莉「株式会社AWGの興行の方針が変わるといった形です」

第5試合


 ロックアップから高瀬が手4つを要求。Leonが潰して上に乗るが、切り返した高瀬がドロップキックでふっ飛ばし、ラリアットを避けてチョップを叩き込む。さらにコーナーに振って走り込むが、Leonが足を伸ばしたのをカットするとエルボー連打。
 これに耐えたLeonがコーナーに振ると串刺しドロップキック。
 エルボーの打ち合いから高瀬が強烈なチョップ。Leonのエルボーと高瀬のチョップの打ち合いになり、高瀬がチョップ連発からダブルチョップ。Leonのエルボーを巻き込んでDDTからRKO。
 高瀬は担ごうとするが、Leonがボディへ膝蹴り連発から、ラリアットを避けて串刺しスピアー。
 逆コーナーに振るが、高瀬はブーメランミサイルキックから串刺しラリアット。さらにコーナーに登りダイビングフォアアームからフォールも2。

 高瀬は担ごうとするが、Leonは着地するとチョップからロープに飛ぶが、Leonは風車式バックブリーカーで迎撃。
 Leonはレイネーラで捕らえ、これを離すとストンピング連打。ロープに飛ぶが、エルボーで迎撃した高瀬がロープに飛ぶも、Leonは担いでエプロンに投げ捨てる。さらにスピアーで場外に吹っ飛ばし、場外でエプロンに叩きつけるとスピアーでサンドイッチに。
 リングに戻り、Leonはミサイルキックからフォールも2。

 Leonはサソリ固めも高瀬はロープを掴みブレイク。

 Leonはスピアーも、高瀬が避けるとLeonは場外に落下。高瀬はエプロンを走り込んでのダイビングフォアアームからマウントエルボー連打。Leonが切り返してエルボーから走り込むが、高瀬はパワースラムで迎撃。
 リングに戻り、高瀬はミサイルキックからフォールも2。

 高瀬はチョップとエルボーを交互に打ち込みロープに押し込むと、ロープに飛んで串刺しラリアット。さらにロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 高瀬はコーナーに登るが、Leonはナックルからコーナーに登り、雪崩式ジャーマンを狙うが高瀬は耐えてバックエルボー。さらにヘッドバッドを叩き込むと、逆さ吊りになったLeonのボディへ膝蹴り連発。さらに串刺し低空ドロップキックも、Leonは起き上がって避けるが高瀬がすぐさま正面に登り雪崩式ブレーンバスター。
 高瀬はカミカゼからコーナーに登りダイビングギロチンドロップ。フォールも2。

 高瀬は首4の字で捕らえるが、Leonはロープに足を伸ばしブレイク。

 高瀬はスリーパーで捕らえるも、Leonはスタナーで逃れる

 高瀬は走り込むが、Leonはカウンターの飛行機投げ。フォールも2。

 Leonはマッドスプラッシュを投下しフォールも2。

 Leonは担ぐが、着地した高瀬がハイキックも避けてヘッドバッド。Leonはエルボーからロープに飛ぶが、高瀬はカウンターのえびす落とし。両者ダウン。

 Leonはエルボー連打。高瀬もエルボー連打で返し、ヘッドバッドからロープに飛ぶが、Leonは追走スピアーからロープに飛んで走り込むも、高瀬もスピアーで迎撃しフォールも2。

 高瀬はツイスターからフォールも2。

 高瀬は担ごうとするが、耐えたLeonにショートレンジラリアットからロープに飛ぶ。Leonは回し蹴りで迎撃し、倒れない高瀬に再度回し蹴りからロープに飛んで百獣のスピアー。フォールも2。

 Leonはキャプチュードバスターで叩きつけ3カウント。

Leon「みゆき、悔しいか?お前のその目、そして、悔しい気持ちがあるなら、今以上に、もっともっと強くなれる。私は、お前みたいに真っ直ぐに追いかけてくる後輩がいるから、私自身もっともっと強くなれる。
これからも、何度でも戦ったり組んだりして、お互い高めあっていこう。今日はベルトに挑戦してくれて、そして復帰戦の相手に選んでくれてありがとう」

高瀬「Leonさん、私の、復帰戦の相手、そして無茶なお願いを聞いてくださって、ほんとにありがとうございました!まじで師匠を超えるつもりで来たんですけど、全然敵いませんでした。でも、それだけ私はまだまだプロレスにやり残したことがあるんだなと思いました。でもね、来年からも私はバリバリ、プロレスを続けます。Leonさんのベルトを目指してこれからもどんどん勉強していこうと思いますので、これからもよろしくお願いします。そして東京の皆さん、大変おまたせしました。これからプロレスをやっていくので、元気ですのでこれからよろしくお願いします」

Leon「それから、チェリー!チェリー出てこい!PURE-J12月26日後楽園ホール、お前と、次、このベルトを賭けて戦う。楽しみにしてるからな」
チェリー「Leonさん。防衛おめでとうございます。12月26日、ここ後楽園ホールで、強い強い強いLeonさんから、私がベルトを引っ剥がしますから」
Leon「おぅ、楽しみにしてるからな!それでは皆さん、今日はありがとうございました!」

<試合後コメント>

Leon
「彼女が挑戦表明してくれましたけど、私も彼女とベルトをかけて闘いたいと思っていたので、それが叶って本当に嬉しいです。みゆき選手は彼女がまだデビューしたての頃にレッドソウルというタッグを組んでいたりして、PURE-Jの道場に出稽古に来て練習を教えたりしたこともあってすごい思い入れの深い後輩なので、今日こうして戦えて嬉しかったです。やっぱ、復帰戦とは思えないすごい気力というか、技もスタミナもすごかったです。これからの彼女の大復活を楽しみにしたいと思います」


高瀬みゆき
「怪我のブランクを感じさせないようにと、師匠を超えて復帰しようと思ったんですけど、それまでに出来る最善は尽くしたつもりなんですけど、やっぱりLeonさんはまだまだレベルアップされてますね。自分の試合をしてみて、まだ前の自分を超えられていないと思いました。体力面でも勢いでもパワーでも。でも、左肘はもうメチャメチャ元気ですし、Leonさんとの激闘を戦い抜いてもこれだけピンピンしているので、ここからもっともっと前以上に頑張って、今度こそ本当に師匠を超えたいと思います。最後の後楽園で私を1から育ててくれた師匠とタイトルマッチが出来て良かったです。アクトレスガールズのプロレスは終わってしまいますけども、私の他にもプロレスを続けるメンバーはいますので、引き続き応援してくれたら嬉しいです!ありがとうございました!」

――高瀬選手はプロレスを続けるとのことですが、どういった方向での活動をしていく?
「なんせ急に決まりましたので、まだハッキリとはなにも決まっていなくてですね。ただ、たくさんいろんな団体に出たいと思っていますので。基本的にはフリーランスという形でやらせてもらおうと思います。ただ、フリーランスでは弊害が出ることもありますので、そのへんはちょっとなんか、最近流行りのユニットなのか、なんなのか、考えていきたいと思っております。仲良しのレスラーと一緒に楽しいプロレスをやっていきたいなと思っていますので、乞うご期待ください!」

第6試合


 先発は清水と関口。両者ロープワークの攻防から丸め込みの応酬。清水がドロップキックを避けて低空ドロップキックを叩き込むと、水森とSAKIが出てきてコーナーに振りトレイン攻撃を狙う。だが関口が避けて同士討ちを狙うが、清水とSAKIは避けると水森が関口を羽交い締めにして、SAKIと清水がエプロンから交互にエルボー。さらにコーナーに合体フェイスクラッシャー。
 清水が首投げからPKを狙うが、エプロンから青野が蹴りつけカット。KKMKで両サイドから腕をおさえ尾崎が背中に乗りポーズを決めるが崩れてしまう。関口は青野にタッチ。

 青野はボディスラムから逆エビ固め。清水はロープを掴みブレイク。
 青野は正面ロープにくくると背中にドロップキックからエプロンを走り込んで関口とサンドイッチドロップキック。青野は尾崎にタッチ。

 尾崎は踵落としからストンピング。さらに青野とともに顔面を踏みつけ、首投げから後頭部へのスライディングエルボー。フォールもSAKIがカット。
 尾崎はキャメルクラッチで捕らえ、青野がサッカーボールキック。尾崎はフォールも2。尾崎は関口にタッチ。

 関口はロープに振って走り込むが、清水は避けるとクロスボディアタック。フォールも2。清水は水森にタッチ。

 水森とSAKIが首投げから交互にスライディングクロスボディアタック連発。フォールも2。
 水森は担いでコーナーに叩きつけると串刺しヘッドバッドも、避けた関口が走りこんで来た水森を腰投げ。関口は尾崎にタッチ。

 尾崎は串刺しボディスプラッシュから投げようとするが、水森は腕を掴んでぐるぐるさせると「トロピカルヤッホー」と一緒にポーズを決めさせる。

 水森は走りこんでラリアットも、避けた尾崎がショルダータックル。受けきった水森とショルダータックルのぶつかり合いになるが、お互い倒れず額を擦りつけ挑発。水森がエルボー連打も尾崎がエルボー。これをヘッドバッドで迎撃した水森がロープに飛ぶが、尾崎はショルダータックルで迎撃しセントーン2連発。フォールも2。
 尾崎は担ごうとするが、耐えた水森にエルボーから走り込むも、水森はドロップキックで迎撃し清水にタッチ。

 清水はサッカーボールキック連発からPK。フォールも2。
 尾崎はラリアットも、避けた清水がコルバタで投げ捨て串刺し駆け上がりサッカーボールキックからPK。フォールも2。
 清水は投げようとするが、耐えた尾崎がエルボー。避けた清水がルーテーズ・プレスからフォールも2。
 水森とSAKIが尾崎をロープに振り、清水がカサドーラフットスタンプから水森が倒立セントーン。さらに清水が水森の膝へフェイスバスターで叩き込み、清水がコーナーに登るが関口がエプロンから動きを止める。

 尾崎が清水をアルゼンチンで担ぐがSAKIがカット。
 尾崎は俵投げからフォールも2。
 尾崎は青野にタッチ。

 青野はドロップキックから背中にサッカーボールキック。清水はエルボーから首投げで倒しサッカーボールキック。
 ローキックの打ち合いから清水がミドルキックで蹴倒す。立ち上がった青野がハイキックを叩き込むが清水もすぐに立ち上がり、ガットショットからロープに飛ぶが、青野はカウンターのボディスラムから逆エビ固め。清水はロープを掴みブレイク。
 清水は延髄斬りも、避けた青野がロープに飛ぶが、清水はレッグラリアートで迎撃しSAKIにタッチ。

 SAKIはビッグブーツから再度ビッグブーツ。キャッチした青野が走り込むが、足を刈って倒しリバースカンパーナ。これを離すとKKMKを同士討ちさせてサンドイッチボディスプラッシュを狙うが、KKMKが避けて同士討ちさせるとサンドイッチドロップキック。
 関口のエルボーと青野のミドルキックが交互に打ち込まれ、サンドイッチから青野がブレーンバスター。フォールも2。
 青野は投げようとするが、耐えたSAKIがブレーンバスター。

 SAKIはロープに飛ぶが、青野がラリアットで迎撃。
 青野がバズソーキックも、キャッチしたSAKI変形フェイスバスター。
 SAKIがケンカキックも、カットした青野が投げ捨てジャーマン。青野は関口にタッチ。

 関口が串刺しドロップキックから尾崎が串刺しボディスプラッシュ。さらに関口がSTOからフォールも2。
 関口はコーナーに登るが、水森がエプロンから動きを止めるとSAKIがビンタから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。そこへ清水がダイビングフットスタンプを投下し、SAKIがケンカキックもカットした関口がコードブレイカーからロープに飛ぶ。SAKIはビッグブーツで迎撃し丸め込むが、これを切り返した関口に水森がスライディングクロスボディ。そのままフォールさせるが切り返した関口へ清水がルーテーズプレスでひっくり返しフォールさせるが尾崎がカット。

 尾崎と青野がSAKIへサンドイッチ攻撃を狙うが、場外から水森と尾崎が足を刈って倒し、SAKIが関口にケンカキックから投げようとするが、耐えた関口がドロップキックから大外刈り。フォールも返そうとしたSAKIへ脇固め。切り返したSAKIへ飛びつきう腕ひしぎも清水がカットし尾崎らを場外に放り出してダイビングクロスボディ。

 水森と清水が関口をコーナーに振り、水森が串刺しスピアーから清水が串刺しレッグラリアート。SAKIが串刺しニーからSAKIと水森がシーソーしての清水がダイビングクロスボディ。さらにトリプルサンドイッチケンカキックからSAKIがフォールも2。
 SAKIはコーナー上に座らせると関口を肩車し、清水がコーナーに登るが青野がエプロンからハイキックでカット。関口がSAKIを丸め込むが2。

 青野がSAKIをダブルアームスープレックスから尾崎がダイビングセントーン。関口がコーナーに登りミサイルキックから青野とともにダブルのSTO。関口はロープに飛んでSTOからフォールも清水がカット。
 関口はロープに飛ぶが、SAKIがカウンターのボディスラムから水森がSAKIを馬跳びしてのヒッププレス。
 SAKIは関口を肩車すると、清水がコーナーから飛び込んでのルーテーズプレスから水森がダイビングショルダータックル。さらにSAKIがケンカキックからフォールも尾崎がカット。
 SAKIは関口を投げようとするが、関口は空中で体勢を切り返し丸め込むが2。
 SAKIのビッグブーツを関口が丸め込むが2。
 関口はロープに飛ぶが、追走したSAKIが後頭部にビッグブーツ。さらにロープに飛ぶが、関口はカウンターのSTOからフォールも2。
 関口が走り込むが、SAKIはカウンターのファルコンアローからフォールも2。
 SAKIはカワイルドバスターからコーナーに登りダイビングニードロップ。これで3カウントを奪った。

SAKI「アクトレスガールズ、私達プロレスラーとしてのラスト後楽園ホール大会、ご来場いただきました皆さん、配信見てるみなさんもどうもありがとうございます!終わっちゃうなっていう実感が全く無くて、欲を言うなら私は、多恵ちゃんと私はタイトルマッチがしたかったです。どうしてもしたかったんですけどかなわないけど、私はプロレスを続けるのできっと多恵ちゃんのリングとも繋がってると思うし、私が一つどうしてもどうしても心に残って言いたかったことがあって、私についていきたいとか言ってくれる子とかが居て、私はその子達も家族みたいにお家を創りたくて、カラーズの名前をいただきます!これからもプロレスをする子たちも皆さん一緒に応援していただけると嬉しいです。最後は横浜なのか、ありがとうございました。はい、皆さんリングに上がってきてください!楽しかったですかー?アクトレスガールズのプロレス見れなくなるの寂しいでしょう?まあ拍手いただいたところで私にその力はないんですが、ともども応援してくれると嬉しいで~す。多恵ちゃん、言ってたんだよね、怪我する前にね。いつかリングで会いましょう。多恵ちゃん締めてください」

本間「(泣きながら)ありがとうございます!それでは、会場に起こしの皆さんも、画面の向こうで見ているみなさんも、一緒に、やってくださると嬉しいです。ほんとにほんとに、大好きです!18日も、よろしくお願いします。では、しめます!せーの、強く、優しく、あなたに一生懸命、アクトレスガールズ!」

<試合後コメント>

SAKI&清水ひかり&水森由菜
SAKI&清水ひかり&水森由菜
SAKI「正直……一番実感が湧いてません!元々帰依てたのが4月の後楽園大会の前だったので、そのときのほうが『えっ?なんでなんで?なんで今なの?今言うの?』って思ってて。気持ちが追いつかないまま後楽園ホール大会を迎えてしまったので、ずっとメソメソしてしまったんですけど、時がたって実際にその時が来て、ちょっとまだ気持ちが……終わりなのかな?っていう実感はまだ湧いてないです。年が明けてから湧いちゃうのかもしれないですけど。ひーちゃんもリング降りたら湧いちゃった?」
清水「同期と出会えるかもしれないし、出会えないかもしれないし。同じプロレスをしていればきっと会える。けど、今までみたいに出会える可能性は少なくて。なんかラストかなと思ったら急に来てしまいました」
水森「自分はアクトレスガールズの最初の後楽園のときに、SAKIさんのタイトルマッチを一番南の一番うしろで応援してたんですよ。だからその景色から、アクトレスガールズの最後の後楽園ホール大会に自分がメインでいるってことが、本当に信じられない。だけどたくさんのチャンスをこのアクトレスガールズのColor’sでたくさんたくさんいただいてきたので、次はこのいただいた経験をまたどこか、アクトレスガールズの自分の一員として、SAKIさんとひかりさんがプロレスを辞めない限りはアクトレスガールズは消えないってことですもんね?!だって!」
SAKI「アクトレスガールズは消えるよ(笑)」
一同「(笑)」
SAKI「アクトレスガールズの魂は悪いけど消すよ(笑)じゃないと次に進めないんだもん。そういう風になったから」

――Color’sは名前を継続するという話がありました
SAKI「一緒に、自分から正直誘う自信とかがなくて。『みんなどうするのかな~?』とかって思ってる中で、『一緒にやりたい』とか『付いていきます』って言ってくれる子がいて。それは形に残していきたいし、なんだかんだで発表が1ヶ月前になったじゃないですか。だから、みんな心の準備とかが出来ていなそうなんですよ。だから私はColor’sというユニットの形にして、もしみんなが『巣立ちたい』とか言ったらもう送り出すし、もしみんなが『戻って来たい』って言ったら戻れる場所にしたいし、そういうColor’sっていうみんながいつでも戻ってきたり巣立ったり戻ってきたりできる実家みたいなところをユニットとしてこれから創っていきたいと思います。これが2人なのか3人なのか4人なのか、まだ……そりゃそうじゃないですか、あんなキャリア浅くて悩んでる子たくさんいると思うので、まだハッキリしたものはわからないんですけど、もう来年自分で私がほんとうの意味で引っ張ってColor’s大会を継続していけたらなと思っております。この、一番最初に、Color’s結成前に付いてきてくれたひかりと、ずーっとColor’s大会を支えてくれたゆなもんと、最後の後楽園ホール大会で3人でタッグを組ませてくれたことが、私は代表からの気持ちかなと、今日は汲みました。さっきもリングで言いましたけど、多恵ちゃんと私はこのベルトをかけてタイトルマッチがしたかったので、それは叶わなかったけど、多恵ちゃん『プロレスやる』ってツイートしてたし、プロレスやる子同士はリングが繋がってると思ってるので、いつか万全の状態で戻ってきた多恵ちゃんとシングルマッチをするのを私は楽しみに、私は私なりの道でこれからもプロレスを続けていきたいと思います」

――Color’sとしての自主興行的なものはいつ頃からやっていきたい?
SAKI「2月から。わかんない。押さえました!もうね、右も左もわかんないんですよ。『チケットってどうやって作るの?!』みたいな。『座席表ってなに?!』って。『くれんじゃないの?!』みたいな(笑)なんも今はわかんないです。わかんない状態で今は会場押さえました。あはははは(笑)私も頼りにしたいです。頼りにして、みんなに助けてもらいながらColor’sってユニットじゃなくても、フリーでやっていく人にも助けてもらいながらスタートを切っていければなと。ホント皆さんの力を頼りに私なりにやっていこうかなと思います」
清水「私はSAKIさんに付いていきます。私が好きなプロレスはSAKIさんの元でやるプロレスなので。SAKIさんについてColor’sでやっていきます」


関口翔&青野未来&尾﨑妹加
尾崎「タッグのベルトを持ってるKKMKとは私が初代王者であったときに何度かやらせていただいて、試合の中での絆とか自分的には感じていて、こういう最後の後楽園という大舞台で組ませていただいたのは嬉しいと思っております。本当は勝ちたかったけど、楽しかったです、私は」
関口「こないだ、一昨日タイトルマッチやったあとからこのカードが楽しみで、BeginningvsColor’sのトップたちの戦いをすることが出来て、しかもメインイベントで。すごい楽しみにしていた分、負けたのが悔しくて。(※涙で声をつまらせながら)……これが終わりじゃなかったらこっからスタートでもう1回やりたかったですけど、きっと難しいので。でもSAKIさんたちが『Color’sをもらう』って言ったので、乗り込みに生きたいと思います!」
尾崎「おぉ~、いーじゃん」
青野「私はもちろん翔さんとはずっとパートナーとしてやってきたので、最後の大舞台で試合ができるのが嬉しくて。妹加さんも初代王者としてたくさん戦わせていただいたこともあったので、なんか不思議とすごく安心感というか信頼感があって、最後ずっとBeginningに参戦してくださってた妹加さんとこの3人で組めるっていうのがすごく嬉しかったです」

――「最高のディナーを提供する」という言葉がありましたが、提供できましたか
関口「とても味の濃いごはんを食べれたなと思いまして、今日はヒザが降ってくる夢を見そうです」
一同「(笑)」

――尾崎選手はアクトレスガールズの旗揚げメンバーですが、最後の後楽園ホール大会を終えた今のアクトレスガールズへの思いは
尾崎「やっぱりアクトレスガールズがなければ私はプロレスを知らないし、プロレスラーにもなってないので、アクトレスガールズに関わらせていただけて本当に感謝しか無いですね。本当にアクトレスガールズを辞めるときにもプロレスを辞めようと思ったくらい、ホントにアクトレスガールズじゃなかったら続けてなかったなって感じです。完全になくなるわけじゃないですけど、プロレスはやらないということで寂しくはありますけど、こんなステキな後輩たちもいて、その子達が外で輝いていけたらなと思います」

――改めて、最後となる18日の横浜ラジアントホール大会への思いは
関口「ホントにもう、最後の最後なので、今日出来なかったことを悔いが残らないように、自分はアクトレスガールズとして最後横浜を発ちたいと思います」
青野「カードはまだ出てないですけど、今のメンバーで同じ一緒の会場でっていうのはホントに最後だと思うので。ファンの人ももしかしたら会えなくなる人もいるかも知れないし。だから、そこにいるみんなで、今の体制のアクトレスガールズとして最高の場に、自分自身も悔いがないよう、最高の場にしたいと思います」

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