【試合詳細】12・11 Actwres girl’Z新木場大会 【AWG認定タッグ】関口翔&青野未来vs未依&網倉理奈 SAKI&清水ひかりvsチェリー&三浦亜美
『ACT56 新木場大会』
日程:2021年12月11日(土)
開始:12:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:150人
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○松井珠紗
10分12秒 MARUMARUスープレックス
●CHIAKI
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●櫻井裕子
10分24秒 ラリアット→片エビ固め
○まなせゆうな(ガン☆プロ)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○茉莉/谷もも
8分44秒 熨斗紙→片エビ固め
真琴(フリー)/●向後桃
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[galaxyPunch!]SAKI/○清水ひかり
15分36秒 キューティースペシャル
チェリー(フリー)/●三浦亜美
▼AWG認定タッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/KKMK】○関口翔/青野未来
18分16秒 飛びつき式腕ひしぎ十字固め
【挑戦者組/みぃ♡あーみん】未依/●網倉理奈
※KKMKが3度目の防衛に成功。
アクトレスガールズ解散前最後の新木場で王座防衛の関口&青野が涙の締め!まなせがアクトレス勢をガンジョへ勧誘!
オープニング
12月の新木場大会ということで選手たちがクリスマス衣装で登場し、オープニングアクトを実施した。
第1試合
両手でしっかり握手を交わしてからゴングが鳴ると、ロックアップで押し合う力比べ。互角と見るや松井が手4つを仕掛け、CHIAKIが応じようとするとガットショット。CHIAKIはショルダータックルでやり返すが、松井が即座にドロップキックを見舞いヘアホイップでコーナーに叩きつけて顔面をグリグリと踏みつける。
松井がもう一発ヘアホイップを放つとCHIAKIは側転で着地してドロップキックを発射。松井はこれをかわして腹部を蹴り上げ、CHIAKIをロープに振ってドロップキック。さらにグラウンドでの変形コブラツイスト、ボディスラム、キャメルクラッチと痛めつけ、ドロップキックを狙うCHIAKIをフライングクロスボディで追撃。さらにロープに飛ぶがCHIAKIがショルダータックルで迎撃。
CHIAKIはボディスラムから逆エビ固め。さらにアルゼンチン・バックブリーカーを狙っていくが、松井が振り払うとCHIAKIはエルボーを連打。松井はこれをキャッチして脇固めもCHIAKIは足を伸ばしてブレイク。松井はCHIAKIをロープにくくりつけてスタンド式キャメルクラッチから背中へ串刺しドロップキック。
松井とCHIAKIは足を止めてのエルボー合戦を展開し、パワーで勝るCHIAKIが優勢。「もっと来いよ!」と挑発する松井に対し、CHIAKIは激しい連打からドロップキック、アルゼンチン・バックブリーカーと気迫の連撃から「決めるぞ!」とフィッシャーマンを狙うが、松井がニーリフト連打で振り払う。松井が組み付くとCHIAKIは足を取ってマフラーホールドであと一歩まで追い込むが松井はなんとかブレイク。
CHIAKIはフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドから引き起こそうとするが、松井がサムソンクラッチからのフットスタンプで切り返しランニングニーで追撃。さらにMARUMARUスープレックスを狙うが、CHIAKIは首固め、逆さ押さえ込みと粘りを見せてロープに飛ぶ。松井は追走してドロップキックを見舞い、串刺しスライディングクロスボディ。さらにダイビングダブルフットスタンプからMARUMARUスープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。
第2試合
互いに「よろしくお願いします!」と笑顔で握手を交わしてゴングが鳴ると、手4つで真っ向から力比べ。パワーで勝るまなせがこれを制すも櫻井はリストロックで切り返し、そのまま手首の取り合いへ。櫻井がショルダータックルでぶつかるもまなせは倒れず正面から受け止めて雄叫びを上げ、お返しにショルダータックルで吹き飛ばして「きもちーね、あなた♪」と櫻井を高評価。
まなせがコーナーに叩きつけてエルボーを見舞うと櫻井もリバースしてエルボー連打。さらにリバースしたまなせがコーナーで顔面を踏みつけて行くが、櫻井がエルボーで反撃してボディスラムを狙う。まなせは逆にボディスラムで叩きつけスリーパーホールド。さらにヘッドロックへ持ち替えて体重を預けながらガッチリ絞り上げる。櫻井が暴れるとまなせはロープに飛んでショルダータックルからコブラクラッチ式ボー・バックブリーカー。さらにブレーンバスターを狙うが、櫻井は耐えてボディスラム。
櫻井はエルボー連打からロープに飛んでショルダータックルを連打。倒れず耐えて雄叫びを上げるまなせもロープに飛ぶが、櫻井はカウンターのショルダータックルでなぎ倒し、コブラツイスト。まなせは「ヤダヤダ!これヤダ!」と悲鳴を上げながらもなんとかロープにたどり着く。櫻井はロープにしがみつくまなせの背中に串刺しドロップキックからボディプレス。続けてコーナーに振ろうとするが、まなせが振り返して串刺しラリアットを連打しショルダータックル。櫻井も「ナメんな!」と叫んで串刺しバックエルボーを連打してショルダータックル一閃。さらにドラゴンスリーパーでまなせを絞り上げ、まなせがロープを目指すとSkull Endの形へと捕らえる。まなせがなんとかロープブレイクすると、櫻井は「OK!決めるぞ!」とブレーンバスターで叩きつけ、エルボー連打からロープに飛ぶが、まなせはカウンターのラリアットを叩き込む。
雄叫びを上げながら起き上がる櫻井だったが、まなせはさらに大きな雄叫びでかき消し、豪快なラリアットで叩き伏せて3カウント。
試合後、まなせは「いいねぇ♪」と改めて櫻井を高く評価し、笑顔で二言三言囁いてから再びガッチリと握手。そして上がるのはこれが最後となると思われるアクトレスのマットに深々と座礼してから退場していった。
<試合後コメント>
まなせゆうな
――旗揚げメンバーであるアクトレスガールズの解散前の参戦でした
「いやあ、感慨深すぎる。ホントは前回のColor‘sの大会で最後って言われてたんですけど、坂口代表から『最後の新木場だから』って言ってくれて、出たいと思ってたんで。そんな中で櫻井裕子選手は私がいたときにいない選手で、でも1回試合したことがあって、そのときに『彼女ともっと試合したいな』って思ってたから、出来たのは嬉しかったですし、私、ガン☆プロ所属でガンジョっていうのをやってるんですけど、上がってくれたら嬉しいなって思う試合を今日してくれたような気がします」
――本当に一番最初にいた選手から見て、新しい選手がこうやって育ってきていることをどう思われますか
「素直に嬉しいですし、でも私もまだ現役なので、若い芽は潰していかないといけないので!(笑)そこは自分も今日はたまたま勝てただけで、どうなるかわからないいい選手がこのアクトレスガールズにはたくさんいるので。プロレス自体が廃業?もったいなさすぎるでしょ!もったいなさすぎるし、私は今日いるメンバーで試合したい子がまだまだいっぱいいるので、是非ガンジョとして一緒にリングに上ってくれる子がいたら嬉しいなって私は思いますね。坂口さんがやりたいって思ってたことが来年からスタートするってことは、私がいたときと変わらないので、やっとその準備が6年?7年?経って出来たのかなって思うと、それは新しいことが始まるってことで何かが終わるってことなんで。でも私はまだまだ終わるつもり無いんで、一緒に闘いたいと、未来を変えたいと思ってくれて、プロレスをやりたい子がいるんだったら是非私と一緒に未来を変えていけばいいと思う」
第3試合
4人それぞれ「よろしくお願いします!」と元気よく握手を交わし、茉莉が先発を勝って出ると向後が前に進み出る。向後が「大丈夫です!大丈夫です!」と誠にアピールしている間に茉莉が背後からドロップキックで奇襲してゴング。茉莉は「お前じゃねーんだよ!」とボディスラムからサッカーボールキック。谷にタッチ。
谷は茉莉とともにロープ際でももざんまいを決めて笑顔。谷は串刺しジャンピングニーも、向後はアームドラッグからのドロップキックを決めて真琴にタッチ。
真琴は串刺しブートからダブルアームスープレックスを狙うが、谷がカニバサミで倒して背中へダブルニードロップ。さらにロープに振ろうとするが真琴はダブルアームスープレックスで投げ飛ばし、向後にタッチ。
向後はドロップキックを発射も谷は回避してダブルニードロップを発射。向後はこれを避けて619を発射も谷が避けてエプロンから顔面を蹴り上げる。もも同士のエルボー合戦となり、互いに気持ちの乗ったエルボーをぶつけ合う。ロープに飛んだ向後に串刺しダブルニーをぶち込んだ谷がリバーススプラッシュ式ダブルニードロップからダイビングダブルニードロップを発射も、向後はこれを回避してハイキックを見舞いブロックバスター。両者タッチ。
真琴と茉莉の対面となると、互いの蹴り技をかわし合って雄叫びを上げながらのエルボー合戦。真琴はビッグブートでこれを制し、茉莉が起き上がろうとするたびにランニングビッグブートでなぎ倒す。さらに真琴がハイキックを発射も、茉莉がかわしてトラースキックからショットガンドロップキック。向後にタッチ。
向後はクロスボディから串刺しドロップキック、さらにロープ際の茉莉に619を発射も、これをキャッチした茉莉がサイドバスター。さらにバックフリップから変形マフラーホールドに捕らえるも真琴が慌ててカット。
茉莉はロープに飛ぶも真琴がエプロンからキックを見舞い、その隙に向後が619。向後がスワンダイブ式の攻撃を狙うと谷がエプロンから妨害。茉莉がランニングエルボーを発射もこれが谷に誤爆し、真琴が茉莉にスピアー。さらに向後がスワンダイブ式クロスボディも、谷がコードブレイカーでアシスト。茉莉が谷をホイップする形で放つ合体ダブルニードロップを決め、茉莉が向後を熨斗紙で叩きつけて3カウント。
試合後、茉莉と真琴はしっかり握手を交わし互いに深々と頭を下げてから退場していった。
第4試合
握手を拒否されたgalaxyPunch!が奇襲し、三浦をコンビネーションで翻弄してからダブルエルボードロップ。さらに両サイドから三浦を押さえつけ、その上にチェリーが乗って「We are Color’s!」とポーズを決める。
さらに2人で突っ込んでいき、猪突猛進な三浦をエプロンからの攻撃で翻弄。清水は三浦にサッカーボールキックの連打からボディスラムを狙うが、三浦が軽々と担ぎ上げて逆にボディスラムで叩きつけ、キャメルクラッチ。これはSAKIがすぐにカット。三浦はヘッドロックで絞り上げながらチェリーにタッチ。
チェリーはフロントネックロックで清水をコントロールし、グラウンドに持ち込んで腕十字、胴絞スリーパーホールドと変幻自在のサブミッションをつなげていくがSAKIがカット。チェリーはヘッドロックで捕らえながら清水の髪の毛をブチブチと抜いていく悪逆非道な攻撃から三浦にタッチ。
三浦はボディスラムから逆エビ固めに捕らえ、チェリーが清水の髪の毛を踏みつける援護攻撃。清水がなんとかブレイクすると、三浦はロープに振ってショルダータックルを狙うが、清水が側転でかわしてクロスボディ。SAKIにタッチ。
SAKIは三浦にビッグブートからショルダータックルを見舞うが、三浦は正面からショルダータックルで迎え撃つ。互角と見るや三浦がエルボーを連打していくが、SAKIはこれをキャッチして引き倒し、カンパーナ。チェリーがこれをカットすると三浦とともに2人でSAKIをロープに振るが、SAKIはダブルフェイスクラッシャーで迎撃。SAKIはアトミックドロップ、ショルダータックル、ランニングビッグブートを発射も、三浦はこれをかわして逆水平チョップから串刺しボディスプラッシュ、ドロップキックと気迫の連撃。チェリーにタッチ。
チェリーはビクトル投げからアンクルロックに持ち込み、SAKIが振り払っても下から組み付いて再びアンクルロック。SAKIが暴れるとニークラッシャーを見舞い、「SAKI、足がいてーか?!走れ!」とロープに振ろうとするが、SAKIが引き寄せてブレーンバスターで切り返しビッグブートを見舞って清水にタッチ。
清水はコブラクラッチに固め、チェリーがロープブレイクするとそのままロープにくくりつけてミドルキック連打から串刺しドロップキック。さらにロープに飛ぶが、チェリーが下から足を取ってアキレス腱固めに捕らえ、清水が上体を起こすと腕固めに切り替える。SAKIがこれをカットすると、清水とともにロープに振ろうとするが、チェリーがうまくかわして2人の攻撃を誤爆させ2人を重ねてフットスタンプ。
チェリーは三浦とともに清水をロープに振り、三浦とダブルチョップで倒してから三浦を重ねて三浦ごとフットスタンプ。清水はハイキックからロープに飛ぶが、チェリーは下からサムソンクラッチで迎撃し、ダブルリストアームサルト。三浦にタッチ。
三浦は清水に串刺しボディスプラッシュからショルダータックル。清水はミドルキック、三浦は逆水平チョップでの撃ち合いとなり、互いに鈍く重い音を響かせながら意地の張り合いを展開。三浦が放ったドロップキックをすかした清水はSAKIとともにトレイン攻撃を見舞い、SAKIのボディスラムから合体フットスタンプを発射も、三浦が回避。チェリーがSAKIをランニングネックブリーカードロップで排除し、三浦がショルダータックルからアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、清水が回転エビ固めで切り返してからコーナートップへ。三浦は追いすがってアルゼンチン・バックブリーカーからアルゼンチン・コースター。さらにチェリーとともにSAKIを排除し、清水へ必殺のオクラホマスタンピートを狙うが、清水が着地して延髄斬り。ロープに飛ぶ清水をダブルチョップで迎撃した三浦だったが、清水はレッグラリアートで場外に排除し、コーナートップから場外へのダイビングクロスボディ。
清水は三浦をリングに戻すと、SAKIとの合体フットスタンプ。さらにSAKIが三浦を肩車し、清水がコーナートップからダブルインパクト式の攻撃を狙うが、チェリーがこれをカット。三浦が組み付くと清水は飛びついて回転エビ固めからシャイニング・ウィザード。さらにコーナートップからダイビングヒップドロップで押しつぶし、キューティースペシャルで叩きつけて3カウントを奪った。
第5試合
4人それぞれしっかりと握手を交わし、未依が「関口出てこ~い!」と挑発し、関口が出てくると未依が網倉に先発を譲ってゴング。
関口と網倉はリストの取り合いからヘッドロックの奪い合い。クリーンブレイクしてからリングを回っていくが、未依がクマちゃんで背後から関口をぶん殴り、2人で関口をダブルブレーンバスター。未依に代わり「勝つのは絶対みぃ♡あーみん!」とポーズを決める。
しかし、ここに青野が入ってきてそれぞれにドロップキックを見舞い、関口が未依へ「テメーよくもやったな!」と叫んでサーフボードストレッチ、ダブルレッグロック、膝裏へのストンピング連打と痛めつけてから青野にタッチ。
青野は未依にボディスラム、逆片エビ固めと続けるが未依はなんとか自力でロープブレイク。青野は未依をロープにくくりつけて腰へのストンピングを連打して一点集中攻撃を見舞い、関口にタッチ。
関口はコーナーで青野とともに未依の顔面を踏みつけ、さらに串刺しドロップキックからフェイスクラッシャーから逆片エビ固め。未依は必死のロープブレイクを見せ、関口が青野にタッチ。
青野が未依をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、未依は「ナメんな!」と野太い声で叫んでフェイスクラッシャーで迎撃し網倉にタッチ。
網倉はKKMKを次々とショルダータックルでなぎ倒し、2人にまとめてわー!プレス。さらに青野へ串刺しボディスプラッシュからブロンコバスター。さらに「よっしゃ!上げるぞ!」とボディスラムを狙うが、青野が逆にボディスラムで叩きつけサッカーボールキックを3連打からPKを発射も、網倉がかわしてスクールボーイからセントーンを発射。これをかわした青野がバッファロースリーパーに捕らえるが、未依が必死にカット。網倉はヒップドロップを見舞って未依にタッチ。
未依は青野をクマちゃんで滅多打ちにして、クマちゃんを青野にもたせてクマちゃんごとドロップキックでふっとばす。さらに未依は青野の攻撃をエプロンに出てかわし、追撃してくる青野にハイキックを見舞ってロープスタナー。さらにロープに飛ぶが、関口がエプロンからクマちゃんで未依をぶん殴り、2人で同時のドロップキック。青野は変形テキサスクローバーホールドも網倉がカット。未依&網倉は青野のトレイン攻撃から未依の巴投げ、網倉の低空ドロップキック、未依のフットスタンプと連撃。さらに未依はスピンキックを発射も、青野がこれをかわしてブロックバスター。関口にタッチ。
関口は未依のヒザへ串刺しドロップキックから膝裏へのストンピングを連打しアンクルロックこれを網倉がカットすると、2人で関口をロープに振る。関口は「ナメんじゃねえぞ!」とブーメランアタックで2人まとめてなぎ倒し、未依にミサイルキック。関口は未依へ突っ込んでいくが、未依はコードブレイカーで迎撃しダイビングフットスタンプ。未依は再びコーナーに上ってダイビングフットスタンプを発射も、関口はこれをかわしてバックを取る。未依はこれを振り払いつつスピンキックを叩き込み、網倉にタッチ。
網倉は関口にカナディアンバックブリーカーを見舞い、そのままコーナーにぶら下げて串刺しボディスプラッシュ。さらに顔面への低空ドロップキックから引き起こすが、関口はエルボーで反撃。そのまま足を止めてのエルボー合戦となり、関口がエルボーをキャッチしての脇固め。網倉が足を伸ばしてブレイクすると、関口はロープに飛んで行くが網倉は追走してショルダータックル。網倉は逆水平チョップを連打してコーナーに追いやりマシンガンチョップ。さらに串刺しボディスプラッシュを放つが関口がエプロンに出てかわし、ロープを使ってのアームブリーカーから低空ドロップキック。体固めからキックアウトした際に上げられた腕を取って脇固め。さらにSTOを狙うが網倉は腰を落として耐えエルボーを発射。関口はこれをかわしてコードブレイカーからSTO。「よっしゃ決めるぞ!」とコーナートップに上がっていくが、未依が飛び込んできて地対空ドロップキックを見舞ってひるませ、網倉がデッドリードライブからセントーン。
青野が関口を救出し、青野はミドルキック、関口はエルボーを連打してサンドイッチ。関口がコーナートップからのミサイルキックからチキンウイングアームロックに捕らえるが、未依が必死のカット。網倉&未依は合体スパインバスターを決め、2人で交互にサンセットフリップ。青野がこれをカットして網倉にハイキックを叩き込み、合体STOを決めるも、未依がコーナートップからダイビングクロスボディでKKMKを押しつぶす。網倉は関口をパワースラムで叩きつけてロープに飛ぶが、関口は「ナメんじゃねーぞ!」とカウンターのラリアット。網倉は下から丸め込んで切り返し、ロープへと飛んでいくが関口が飛びつき式腕十字で迎撃し、ガッチリ腕を伸ばすと網倉は悲鳴を上げてタップアウト。
関口「みぃ♡あーみんから勝って防衛回数、3回勝ったぞ!今週の日曜日に大阪でみぃ♡あーみんがタイトルに挑戦したいって言ってくれて、本当に嬉しかったです。自分たちが1回目のトーナメントのとき1回戦で闘って、そのときは自分たちが勝って、初代巻いたら絶対みぃ♡あーみんをタイトルマッチで指名するって言って、叶わなかったけど、今日こうしてみぃ♡あーみんに勝って……多分、最後かもしれない。この4人で新木場でタイトルマッチが出来て、本当に嬉しかったです!ありがとうございました!」
青野「みぃ♡あーみん、強くなってた!最初にこの4人で闘ったけど、そのときより絶対に強くなってる。だけど私たちも強くなってるから。“また”っていうのはもしかしたら無いかもしれないけど、これからも強く、強くなって、また会いましょう!ありがとうございました!」
関口「次、自分たちのアクトレスガールズの大会があるのは12月13日、後楽園ホールです。最後のアクトレスガールズのビッグマッチになりますので是非みなさん、まだお買い求めでない方は買って応援に来てください!それでは最後!最後の最後の新木場です!みんなで締めたいので上がってきてください!……かなしいぃ。強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレスガールズ!」
<試合後コメント>
関口翔&青野未来
――最後の新木場大会で防衛成功おめでとうございます。大阪でのみぃ♡あーみんからの挑戦表明を受け、特別に準備をしたことはありますか
関口「1週間って思ったより早くて、ましてや自分たちが王者として迎え撃つ形で1週間で2回あるっていうのは初めての経験で、ひとまず日曜日のダメージを、体を休めて今日に臨んで。みぃ♡あーみんと闘うのは楽しみにしていたので、どういうふうに2人を倒していこうかなってやっぱり、未来さんと相談して。未依ちゃんは足を蹴ったりするので足を責めてみたりしたんですけど、今までだったらギブアップであったであろう技を、タイトルマッチだし意地で私たちに勝ちたいっていう思いが伝わったので、意地でもギブアップもしないし。やっぱりすごい成長を感じた。まだまだ負けてられないなと思いました」
青野「みぃ♡あーみんは、未依ちゃんは足だったりとか、あーみんはデカいので、アクトレスの中でも貴重な大きさだと思うんですけど、そのパワーに私も、私もパワーファイターでやってるので絶対に負けたくないって気持ちがあったので、あーみんに対してはメチャクチャ意識してました。2人のチームワークも、2人で結構タッグを組んで絆ができてきているのは分かっていたので、2人のペースにならないようにと気をつけてはいました」
――関口選手、腕十字でのフィニッシュは初めて?
関口「この団体では。OZアカデミーで元アクトレスガールズにいた安納サオリから獲らせてもらって、その前にもnoki-Aさんから教えてもらっていて、noki-Aさんの、あ、AKINOさんの誕生日興行で一緒に出して、そこから使い始めて。でもその前にAKINOさん?noki-Aさん……?2人共から!(笑)教え教わっていっぱい練習をしていたので、なんかこうしてアクトレスガールズの所属となったnoki-Aさんとともに育った団体で、最後飛びつき式腕十字で決めることが出来て、そして防衛することが出来て嬉しく思います!noki-Aさんに報告したいと思います!」
――最後は涙ぐんでの締めでした
関口「最後なんでねー、やっぱり(笑)デビューも新木場で、やっぱ一番自分たちのホームが新木場だったので、このメンバーで集まるのは最後なんだなと思うとやっぱ涙がまた出てきそうになっちゃって……。チャンピオンになったから泣かないって決めたのに、色々思い出すと、青春の場所だったなと思うと、いい思い出になりましたね。思い出じゃなくて、これを糧にこれからももっともっといっぱい成長して、強くなっていきたいと思います!」
青野「私もチャンピオンになって、絶対もう泣かないって思ったんですけど、泣かされました(笑)だけど、まだそんなに実感が無いので、私は。あんま無いんですよ、新木場がラストっていうのは分かってるんですけど……無くて。言われちゃうとすごい悲しくなっちゃうんですけど、まだ後楽園も闘うし、翔さんと一緒に組むし。でも、ベルトを守るのはこれで最後だったのかな?挑戦表明も来てないし。あと後楽園があって、最後18日なので、おそらく今日がベルト防衛戦最後だったので、これで私は1つの目標だった、翔さんとベルトを巻いて、最後まで巻くっていうのを成し遂げられたのかなと思うので、すごくそれは幸せです」
――今日は最後の新木場でしたが、13日は現体制で最後の後楽園ホールです
関口「そこは、こう、逆にColor’s対Beginningのような3vs3で。こっちにはフリーの尾崎妹加さん、向こうには我闘雲舞の水森由菜さんですけど、ある意味BeginningとColor’sで育ってきた3vs3だし、本当に全員キャラが濃いので。なんか今日みたいな悲しい気持ちもあると思うんですけど、自分は楽しみで一杯で。この6人でメインに立てることが嬉しく思うので、最後Color‘sの3人のやりがいをたくさん味わっていきたいと思います。でもこっちはKKMKで初代のタッグのベルトを巻いていた妹加さんがいるので、自分が最後勝って終えたいと思います!」
青野「ホント、最高のタッグですよね。初代チャンピオンと2代目のチャンピオンが一緒に組んで。でも絶対にみんな勝ちたいと思う気持ちで来ると思うので、その中で私も勝ちたい気持ちをメチャクチャ持っていくので、最後の後楽園で私たちで勝ち名乗りを上げましょう!」
関口「はい!」
未依&網倉理奈
――先週の大阪で挑戦表明から時間のない中での挑戦でした
未依「KKMKとタッグトーナメントの初戦で闘ってから1年。Color’sのSAKIさんにお願いしてみぃ♡あーみんのタッグとしてもっと成長したい、強くなりたいって言って。そこからSAKIさんがいろいろ考えて、Color’s大会でカードを組んでくださって、他団体の選手の方とか先輩選手とかと対戦させていただいて、すごい厳しくみぃ♡あーみんを育ててくださって、自分たちもそれだけに甘えちゃダメだなって思って、自分たちでダブルの技を考えたりしてSAKIさんに見てもらったりして。1年間、そうやって成長してきたから、それがKKMKに伝わってたら良いなって思うんですけど、最後マイクで言っていたように、お2人も1年間色んな経験を積んで強くなってきてるから、まだまだもっと頑張らなきゃなって思いました」
網倉「作戦としてはやはり、今までやった試合で私たちが息が合っていたところ、合っていなかったところを考えて、(タッグトーナメントの)1回戦(の映像を)死ぬほど見ましたね。それで未依ちゃんがどうしたら動きやすいかな、逆に私はどうしてほしいんだろうっていうのを整理した上で今日の試合に臨むっていうのが1年間経った今、最大限できることかなって思ったので、今日はそういう気持ちで、作戦で挑みました」
――最後の新木場大会でタイトルマッチをしたということについてのお気持ちは
未依「そうですねえ。なんか既に残り3大会ってなってて、でも後楽園のカードが既に決まっちゃってて。KKMKがベルト取ったときに自分たちが挑戦したいって名乗りを上げたんですけど、そこからなかなかカードが組まれなくて、後輩のタッグが先に挑戦してたりとかで。でもそこだけはずっと、ベルト持ってるKKMKと対戦したいって思ってたから、それをなんかずっと自分がデビューした新木場1stRINGで、最後の新木場1stRINGで2人で戦えたのが、最高のタッグと最高のカードかなって思います。タイトルマッチを受けてくださったKKMKはもちろん、このカードをOKしてくださった代表にも感謝の気持でいっぱいです」
網倉「やっぱり最後の新木場1stRINGっていうのは大きいですし、誰と、っていうのが個人的に一番大事だったので、それを最後の新木場でやれたっていうのがすごく嬉しかったし、大好きな人達しかいないリングで思い切り戦って、最後お互いにああやって思っていたっていうのが分かって、本当にたくさんのお客さんが今日は来てくれたし、本当に本当にこの最後の新木場がこういう大会になって本当に良かったと思います」
未依「あーみんは翔さんがデビュー戦の相手だったので、未依よりもさらに思いが強かったと思うんですよ。未依的には最後あーみんにとってほしいって気持ちもあり、ですよね」
網倉「翔さんが、初戦のときにも思ったんですけど、最初同じことを仕掛けてくるんですよ。今日もこれかと思って。3回とも全部仕掛けてくることが同じだったので、これで1回目より2回目より、今日がしっかりうまく返してしっかりぶち当たるっていうのが翔さんへの恩返しだなって思ったので、今日は結果は残念ではあるんですけど、そこを未依ちゃんとぶち当たれたのが本当に恩返しになったのかなって思ったので。翔さんに関しては感謝しか無いですね。未来さんにはもちろんですけど」
――残り2大会になりましたが、ラストスパートへの意気込みは
未依「個人的には、今日、KKMKと闘って、自分たちはColor’s大会でSAKIさんとひかりさん、ギャラパンともタイトルマッチさせていただいて、タイトルマッチの経験ももちろんですけど、タッグとしてもたくさん経験を積んできたので、同期の正規タッグ、ダブル桃(谷もも&向後桃)とApricitY(櫻井裕子&入江綾乃)の3WAYなんですけど、ここはKKMKと今日闘って、前にSAKIさんとひかりさんと闘って、先輩たちに背中を押してもらって、自信を持って、ここまで先輩たちとやり合えたから同期には負けたくないし、自分たちが一番やってきたと自分たちは思ってるから、絶対3WAYでは2018年以降デビュー組ではタッグは私たちが最強だっていうのを2人にも見せつけたいと思います。ダブル桃にはみぃ♡あーみんは1回負けてるので、そこは取り返したいと思ってます」