那須川天心vs武尊についてRIZINの榊原信行CEOが言及「ノーコメント。これ以上突っ込まないで」
30日、RIZINが12月31日に開催するさいたまスーパーアリーナ大会『Yogibo presents RIZIN.33』に関する記者会見を実施し、榊原信行CEOが那須川天心vs武尊戦について「ノーコメント」とコメントを発表した。
天心vs武尊戦のスタートはRIZINが旗揚げされた2015年にまで遡る。
Krush58kg級王者であった武尊がKrush55kg級王者であった大雅との王者対決を制して世間の注目を集めると、RISEバンタム級王者となった天心がK-1の会場に現れ「RIZIN大晦日で戦いましょう」とラブコールを贈ったことで両者の対戦の可能性が生まれた。
ファンは当然この頂上対決に熱い期待を寄せたが、それぞれ違う組織の象徴たる2人の対戦は当事者間だけでは決められるものではなく、様々な“大人の事情”によって未だに実現出来ていない。
しかし、2020年の大晦日RIZINに武尊が現れて天心と抱擁を交わし「来年に実現させる」という決意を表明。“大人”たちも実現に向けた動きを見せ始めたことから2021年中の対戦に大きな注目が集まっていた。
2021年中にこのカードが実現する最後の可能性は大晦日のRIZINとされているが、この日の会見に登場した榊原信行CEOは冒頭の挨拶の中で「マスコミの皆様にも質問されるたびに僕も紋切り口調でお返事するしか無い天心vs武尊戦ですけど、聞かれて答えるのが嫌なので先に言っておきますけど、引き続きノーコメントで行きます。それ以上、それ以下でもないので、これ以上突っ込まないでいただいて。今日の会見の時点では引き続きノーコメント。それでご理解いただきたいと、そう思ってます」とコメント。この日の会見では、以降天心vs武尊戦の話題が上ることはなかった。