成人を前に高校時代の同級生がデビュー戦の相手に!?「もう友達に戻れない」と思った試合後は「夢が広がった」
13日、アイスリボン『大田区総合体育館大会』が開催。第2試合では松下楓歩が朝陽を相手にデビュー戦を行った。
松下と朝陽は高校時代の同級生であり、19歳になった今朝陽にとってはプロレスのことが話せる唯一の友達。
その松下がプロレスデビューをすることになり、朝陽は先輩後輩になることなどを本気で嫌がっていた。
試合が始まると朝陽は容赦ない厳しい攻めを見せ、顔面を集中的に蹴りつけていく。
だがお互いの顔面を強烈なビンタで叩きあうと、ひるんだ朝陽に松下がミサイルキック。さらにエルボーを打ち込んでいくが、デビューから4年目となる先輩の意地を見せた朝陽がダブルリストアームサルトで叩きつけ3カウントを奪った。
試合後に朝陽は「プロレスラーになったら仲間になってしまうし、先輩後輩になってしまうし、友達に戻れない。でも親友だからできることですね!組んでもいきたいし、戦ってもいきたいし、色々思いました。プロレスラーとしての夢が広がりました」と考えを改めた様子。
松下は涙目になりながら「1回しか無いデビュー戦を、朝陽さんとできて嬉しかったです。もっと落ち着いて試合できる人になりたいですね。今日はほんとどうしようどうしようという感じだったので」と感想を語った。