【試合詳細】5・4 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&つくしvs鈴季すず&石川奈青 宮城もち&松屋うの 雪妃真矢&テクラvs世羅りさ&トトロさつき 星いぶきvsYappy

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『アイスリボン 1039』
日程:2020年5月4日(月・祝)
開始:18:30
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:無観客/生配信

▼シングルマッチ 10分1本勝負
●星いぶき
6分23秒 ヒップドロップ→エビ固め
○Yappy

▼タッグマッチ 15分1本勝負
雪妃真矢/●テクラ
13分33秒 フォーリングトトロ→片エビ固め
世羅りさ/○トトロさつき

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○宮城もち
9分5秒 メタボリックサンド→体固め
●松屋うの

▼石川奈青デビュー戦 タッグマッチ 20分1本勝負
[ドロップキッカーズ]○藤本つかさ/つくし
14分2秒 極楽固め
鈴季すず/●石川奈青

練習生・石川(仮)改め石川奈青がデビュー戦でドロップキッカーズ相手に大健闘!弱気になるいぶきにハム子が喝!世羅がIW19トーナメント準決勝に秘策アリ?!

オープニング


 まずはMC&リングアナとしてテキーラ沙弥と英語通訳としてテクラが本部席に登場。チケットの振り替えやグッズ情報に加え、前回までのトーナメントの状況と、改めてIW19のルール説明を行った。

 続いて、本日デビュー戦を行う練習生の石川(仮)のリングネームを発表へ。
 石川(仮)は石川奈青(いしかわ・なお)となった。名前の由来は石川を残し、幼い頃に亡くなった父親の名前に清いが入っておりそれを入れようと思ったが、川が水を意味するさんずいの意味と捉え、青を組み合わせて清いとした。その間に努力、優雅、可能性に満ち溢れている花言葉の奈をつけ、父に見守られながら怪我なく試合をしてほしいという意味を込めて奈青となったという。

石川「発表も自分も急だったのですごいびっくりして緊張するんですけど、ほんとに試合できるのが嬉しいので精一杯ぶつけたいと思います。よろしくお願いします」

第1試合


 ロックアップからYappyがロープに押し込みクリーンブレイク。いぶきがガットショットからロープに振ろうするが、逆にYappyが振るもショルダータックルのぶつかり合いへ。これはYappyが打ち勝ち、フロントスリーパースイングからフォールも2。

 Yappyはストンピングから肩を踏みつけていき、これを離すとコーナーに叩きつけて肩を踏みつけ、さらに肩の上に乗っていく。
 Yappyはショルダーアームブリーカーからロープに振っていくが、いぶきはクロスボディアタックで迎撃し、コーナに振って串刺しボディスプラッシュ。さらにフェイスバスターからフォールも2。

 いぶきは逆エビ固めで捕らえるがYappyはロープを掴みブレイク。
 エルボーの打ち合いからYappyがガードするも、いぶきは逆の腕でエルボーを叩き込むとボディスラムを狙う。だがYappyは逆に担いでコーナーのセカンドロープの上に寝かせると串刺しボディスプラッシュ。
 Yappyはビッグヒップからフォールも2。

 Yappyはストンピングからギロチンドロップを投下しフォールも2。

 いぶきがエルボーからライトニングスパイラル。フォールも2。

 いぶきはバックフリップを狙うが、耐えたYappyがエルボーからロープに飛ぶが、いぶきは丸め込むも2。
 いぶきは走り込むが、Yappyはカウンターのラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 Yappyはチョークスラムを狙うがいぶきは丸め込むが切り返しあい、Yappyがヒップドロップを投下し動きを止めて3カウント。

<試合後コメント>

Yappy
「やったー!」

――先輩を超えました
「すごい嬉しいですけど!はじめていぶきさんにシングル、初シングルですけど、いぶきさんのエルボーはすごい強いから、それは知ってる。だから、何回も何回も(肩)攻めましたね。いぶきさんは(肩)痛いけど、まだ(殴られた胸)痛いです。でも勝ったー!」

いぶき
「(泣きながら)悔しいです。自分今エルボーの打ちすぎでうまくエルボーを打てなくて、すごく今プロレスがわかんないです」

――エルボーしすぎてわかんなくなっちゃった?
「(肩)やってしまって」

――嫌いになった?
「なくて、プロレスがわかんなくなってきてる」
(母親の星ハム子が乱入)
ハム子「何甘えたこと言ってんだよお前!プロレスがわからない?今年私から勝つって言ってなかった?ねぇ、甘えてんじゃね―よ。エルボーできないぐらいでぴーぴー泣くんじゃね―よ。エルボーできなくても、星いぶき、プロレスラーじゃないの?そんなんじゃ私に勝てるわけがない。目標達成できるわけがない。ふざけんじゃねーよ。なめんな。プロレスが楽しくない?プロレスは楽しいんだよ。9日、参戦は?どうすんだよプロレスやんのかやんねのか」
いぶき「やります」
ハム子「聞こえないはっきり喋れ」
いぶき「します」
ハム子「するんだったらな、困った時はつっかだ。困った時はつっかがいる。つっかとシングル。つっかとシングルして、プロレスの楽しさ、もっともっと教えてもらえ。やれんのか?」
いぶき「やります」
ハム子「プロレスやりたいのやりたくないの?」
いぶき「やりたい」
ハム子「泣くんじゃないって言ってんの」

――では次の5月9日の大会で藤本つかさvs星いぶきをハム子さんが決定?
ハム子「そう親の権限」

――予定として検討だそうです

第2試合


 先発はトトロと雪妃。トトロが走り込みエルボー連打。ロープに振ろうとするが、逆に雪妃が振るもトトロはショルダータックルで倒しフォールも2。
 雪妃は巻き投げて腕固めから腕へのニードロップ連打。雪妃はテクラにタッチ。

 テクラは雪妃が固めたトトロの腕へダイビングハンマーブロー。さらに腕へのエルボーから腕へのラリアット。トトロは逆の腕でエルボーを打ち込み逃れると世羅にタッチ。

 世羅はエルボー連打で倒し、逆エビ固めを狙いながらそのままフォールも1で返されると逆エビ固めからリバースカンパーナ。これを離してダブルニードロップからフォールも2。
 世羅は腰へのエルボー連打からロープに振るが、テクラはカウンターのコルバタで投げ捨て雪妃にタッチ。

 テクラが串刺しドロップキックから世羅が串刺しニー。さらに雪妃がランニングミドルからフォールも2。
 雪妃が投げようとするが耐えた世羅がエルボー。雪妃がカウンターの大外刈りからフォールも2。
 雪妃は肩固めもトトロがカット。
 雪妃のランニングニーを世羅が避けて、トトロが背中にランニングエルボー。世羅が雪妃にセラリズムバスターからフォールも2。
 世羅はアティテュード・アジャストメントを狙うが、雪妃が切り返してランニングニー。さらにスライディングニーを叩き込んでフォールも2。

 雪妃はバズソーキックも世羅はキャッチし倒すとコンバイン。
 世羅は担ぎ上げてコーナーへのパワーボムから串刺しダブルニー。世羅は続けてリバーススプラッシュ式ダブルニーからフォールも2。
 世羅はトトロにタッチ。

 トトロはボディスラムから、世羅を呼び込みガットショットから雪妃へボディスラムで叩きつけようとするが、雪妃が避けて自爆させるとトトロとエルボー合戦へ。
 トトロがエルボー連打も雪妃がローからミドルキック。さらにソバットからロープに走ろうとするが、トトロはコスチュームを掴んで動きを止めると背中へエルボー連打からロープ際に転がし上に乗っていく。
 トトロはさらにボディプレスを投下しフォールも2。再度ボディプレスからフォールも2。再々度ボディプレスからフォールも2。
 トトロは世羅を呼び込むと、世羅がトトロをファンタスティックフリップで雪妃に叩きつけようとするが、雪妃が避けると世羅をフロントネックで捕らえたままトトロにセントーン。さらにスライディングニーをトトロに叩き込んでフォールも2。雪妃はテクラにタッチ。

 テクラはドロップキック3連発からフォールも2。
 テクラはキャメルクラッチで捕らえ、これを離すとトトロの背中に乗ってフットスタンプ。テクラはストンピングからロープに飛ぶが、トトロはカウンターのボディスラム。テクラはエクソシストで逃れようとするが、トトロは担ぎ上げてボディスラム。
 トトロは世羅を呼び込み、世羅へのガットショットからテクラへボディスラムで叩きつけてフォールも2。
 トトロはバックフリップを狙うが、丸め込もうとしたテクラへヒッププレス。テクラが避けて雪妃がサッカーボールキックからテクラがカサドーラも2。
 テクラはダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 テクラは腕ひしぎで捕らえるが、トトロは担いでバスターを狙うも、テクラは着地しトラースキック。さらに走り込むがトトロは担いでいく。着地したテクラがトトロのラリアットを避けてスピアーを突き刺しフォールも2。
 テクラはフィギュア・エイトも世羅がカット。
 テクラがロープに飛ぶが、世羅がカウンターのアティテュード・アジャストメントからトトロがヒップドロップを投下しフォールも雪妃がカット。
 世羅とトトロが雪妃を担いで場外に投げ捨て、トトロがテクラにショルダータックル。トトロはカミカゼからフォールも2。
 トトロはフォーリング・トトロを投下し3カウント。

<試合後コメント>

世羅りさ&トトロさつき
――強烈な連携でしたね。雪妃選手を場外へ・・・
世羅「大丈夫でしょう。うごうごしとるけど」

――作戦はあった?
世羅「全く無いです」
トトロ「ないです。正直IW19トーナメント、AブロックBブロックなんです。私は決勝行く気しかしてないので、そしたら当たるじゃないですか。そんなやすやすと連携なんてやってられるかって感じです」
世羅「全くそのとおりなんですが、でもダブルって言われたらダブルをするのがプロレスラーでしょ?だから出てったんですけど全て投げ捨てられるというね。ここも前哨戦だったんだなと思い知りました。でも最後は、IW19はオーバー・ザ・トップロープや場外カウントありますから、そこを意識したことやりたいなと思ってたんで、最後ユキを落としたのがオーバー・ザ・トップロープ。コンクリートに落ちたらまあ19カウント以内に這い上がってこれないでしょ。というのも計算して、準決勝は3WAYだから誰かと組めばこれはできるんですよ。残念ながらトトロとは準決勝であたらないんですけど、こういうこともやっていこうよという意思表示です」

――最後の外に投げたのはダメージあったと思うが躊躇なく
世羅「躊躇はありませんでした。自分も藤本つかさに2,3回コンクリートに落とされてるわけですよ。この痛み誰かに知ってほしかった。それは私のパートナーであるユキにしてもらうのが一番なんじゃないかと思って躊躇なく落としました」

――では画面の向こうの皆さんにメッセージを
トトロ「画面の向こうの全国100万人のトトロさつきファンの皆さん、今日勝ちました、この調子でIW19トーナメント優勝してベルト巻くんで応援よろしくお願いします。以上です」
世羅「私のアシストあったからだよ。それはちゃんと頭に入れといてよ。年国100万人のセラズアイファンの皆さん、セラズアイ楽しんでいただけてますでしょうか?DVD買わないと見れないですからね。DVD買うように!以上!」

第3試合


 バックの取り合いからうのがヘッドロックで捕らえショルダータックル。ショルダータックルの打ち合いに持ち込みたいうのだが、もちは拒否し走らせるとショルダータックルを受けきっていく。同時にロープに走るともちが打ち勝ち、ボディスラムからサーフボードストレッチ。
 もちは正面ロープにくくりつけると鼻フック攻撃。
 もちは背中にハンマーブロー。うのがコーナーに振っていくが、もちは足を伸ばしてカットしようとするも、うのはキャッチしセカンドロープに足をかけると、ローリングチョップから足へのドロップキック。さらにロープを使ったアンクルホールドから、これを離して足へのストンピング連打。うのは足への一点攻めも、もちはロープを掴み一度ブレイク。

 うのは容赦ない足へのストンピング。もちがコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足が痛くて走れないところにうのが走り込むも、もちはカウンターのDDT。
 もちはうすDON2も2。
 もちは担ごうとするも、耐えたうのがエルボーも、避けたもちがサミングから担ごうとするが、うのは耐えて足を刈って倒すとアキレス腱固めももちがロープを掴みブレイク。

 うのは大外刈りからフォールも2。
 うのはスピアーからフォールも2。
 うのは担ごうとするが、もちがカウンターのブレーンバスター。
 もちはリバーススプラッシュ式のフットスタンプからリバーススプラッシュ3連発。フォールも2。

 もちはメタボリックサンドを狙うがうのが足を刈って倒しアキレス腱固め。もちはロープを掴みブレイク。
 うのはエンドレスワルツも2。
 うのは牛とじも2。
 うのは走り込むがもちはもっちりバディシザースからフォールも2。

 もちはメタボリックサンドで叩きつけて3カウント。
 
<試合後コメント>

宮城もち
――トーナメント初戦敗退の二人だったが
「やっぱり、しょせん松屋うのなんで、簡単にポロッと畳み掛けてやろうと思ったんですけど、やっぱり違いましたね。先週悔しい思いをして、私も悔しい思いしてますけど、負けたくないって気持ちすごい伝わってきたし、あんな、キレてダークな、結構もう我関せず相手の弱点攻めてっていうの見たの始めてみたいな気がしますね」

――いつもふざけているイメージがありましたが
「心のどこかに隙、余裕を持って挑める相手だと思ったんですけど、久々に対戦してみて追い詰められました。さすが青帯に昇格したのは違いますね」

――トーナメント敗退してどうやって巻き返そうと思ってますか?
「ほんとに今日そのままですね。私も口で見せるようなことできないんで、何で見せられるんだっていったら壁を壊したり、壁はもう壊しませんけど試合で見てお客様に納得してもらえるようにやってくしかないので、ほんとに日々の、こんな時期ですけどこんな時期だからこそ、今しかできないことをやって、皆様にお会いできる日にはもち成長したなって言ってもらえるように頑張っていきたいと思います」

第4試合


 本日デビュー戦の石川のために、無観客だが選手たちから紙テープが投げ入れられる。これを見て藤本と石川が試合前から涙する。

 先発はつくしと石川。ロックアップからリストの取り合い。つくしがバックエルボーからヘッドロックで捕らえ、首投げからストンピング連打。つくしはロープに振っていくが、石川のショルダータックルとすずのドロップキックのカウンターの同時攻撃。
 つくしはキレて石川の顔面をコーナーに叩きつけるとガットショット連発から胸に乗ってフットスタンプ。つくしは藤本にタッチ。

 藤本はヘアーホイップから首投げ連発。フォールも2。
 藤本はキャメルクラッチからフットスタンプ。
 藤本はコーナーに叩きつけてつくしにタッチ。

 藤本とつくしは石川の顔面を踏みつけると、つくしは指を踏みつけ指へのフットスタンプ2連発。つくしは藤本にタッチ。

 石川がエルボー連打も、藤本がエルボー一発で倒す。石川は負けじとエルボー連打も、藤本はダブルチョップを叩き込み、ボディスラムを狙うが石川が逆にボディスラム。フォールも2。石川はすずにタッチ。

 すずはドロップキックからつくしにもドロップキックを放つが、つくしが避けてフットスタンプ。コーナーに振られそうになったすずは藤本にソバットからつくしを逆にコーナーに振り、藤本も同じコーナーに振るとまとめて串刺しスピアー。さらに二人まとめてスピアーで倒すと、すずはジャーマンを狙うが、耐えた藤本が丸め込んでつくしがスライディングクロスボディから藤本とつくしでダブルのサッカーボールキック。
 藤本はカサドーラからフォールも2。藤本はつくしにタッチ。

 つくしはカサドーラ・フットスタンプからエルボーも、すずは避けるがつくしは髪を掴んで引き倒し、藤本を呼び込むと藤本はつくしをパワーボムですずに叩きつける。
 つくしがすずをコーナーに振ると、すずはコーナーに登るが つくしはそこへドロップキックを叩き込みエプロンに落とすが、走り込んできたつくしをすずが蹴りつけ、顔面へのドロップキック。リングに戻りその場飛びムーンサルトからフォールも藤本がカット。すずは石川にタッチ。

 石川はショルダータックル連発からフォールも2。
 つくしはガットショットも、石川は負けじとエルボー連打。つくしは強烈なエルボーでふっ飛ばし、投げようとするが石川が逆にボディスラムからフォールも2。
 つくしがドロップキックからフォールも2。つくしは藤本にタッチ。

 藤本は逆エビ固めで捕らえるが石川がロープを掴みブレイク。
 藤本は正面ロープに石川をくくり、その背中にドロップキック。フォールも2。
 藤本は首投げからPKを狙うが、すずがエプロンからキャッチし動きをとめると、石川とともにコーナーに振り串刺しスピアー。石川も串刺しドロップキックからフォールも2。
 藤本はダブルチョップから卍固めもすずがカット。
 藤本はすずを場外に投げ捨てようとするが、すずはアイルビーバックからドロップキックを叩き込み、石川とともにダブルのブレーンバスター。石川がフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
 石川はコーナーに登るが、つくしが髪を掴んで動きを止めると、藤本がデッドリードライブからフォールも2。
 藤本がコーナーに振って串刺しドロップキックからつくしが串刺し低空ドロップキック。藤本がつくしを踏み台にしての串刺し低空ドロップキックからフォールもすずがカット。
 藤本とつくしはすずにダブルのドロップキックから石川を首投げで倒しPK。避けた石川がスクールボーイも2。石川は首固めも2。石川は逆さ押さえ込みも2。
 石川がエルボー連打からロープに飛ぶが、つくしが追走ニーから藤本がミサイルキック。フォールもすずがカット。
 藤本が首投げからサッカーボールキック連発。さらにPKからフォールも2。

 藤本は極楽固めで捕らえ、石川はこれでギブアップ。

<試合後コメント>

藤本つかさ&つくし
藤本「今回ながれましたけど、実は去年も横浜文体流れてるじゃないですか石川のデビュー戦。悔しい思いいっぱいしてきたんだろうなと思って、リングに待機してる時いろんな感情が込み上げて感情移入しちゃいましたね。これでやっと、仲間になった気がして、嬉しいな。やっぱデビュー戦の相手嬉しいよ。なんか、自分の団体のデビュー戦に私がカード自分で組みにくくて、でも今回ね、無観客試合でこういう時期だからこそできたことだと思うし、石川が全員好きな人選んでいいよって言った中でのカードなので」

――石川が決めた?
藤本「そうです。デビュー戦おめでとう。それにつきる」
つくし「自分は石川ちゃんの練習を一番隣で一番側で見ていたので、つくしのエキスをいっぱい吸ってもらたいなという。もっとエルボーとかドロップキックをより磨いていきたいなって、色々教えていきたいなって思った後輩です」

――デビュー戦にしてはかなり頑張っていましたが
藤本「なんか爆発した感じがしますね。この練習生時代が長かった期間全てを出し切った気がして、私もやってて楽しかったし、危ないって思うシーンもあったので、いやー、5月4日は特別な日になりました」
つくし「デビュー戦が、自分で言うのもあれなんですけどデビュー戦の相手がタッグチャンピオンていうのも羨ましいですよね。自分で言うのもあれですけど。そんな感じですね。羨ましいなって思います。自分で言うのもあれだけどね」

――デビュー戦をしてよかった
藤本「いやーよかった。迷ったんですよ正直。私達はこういろんなデビュー戦を見ているからその中の一つとして無観客もあっていいんじゃないかなって思うけど、本人にとってみたら一生に一度だから。でも無観客のデビュー戦とお客さんの前でのデビュー戦が2つあってもいいと思うんで。なんかこうお祝いをね、いっぱいできたらいいなと思います。今回サプライズで紙テープも準備させていただき、なんかサプライズって知ってたんですけど私なんで泣いてるんだろうと(苦笑)」
つくし「良かったですね」

――どんな選手になってほしい
藤本「そうですね、名前を私つけさせてもらったんですけども、奈っていうのは花言葉で努力とか優雅、あと前を向いて、なんだっけ?前を向いて進んでいくって意味があるので、お父さんに守られながら怪我がなく、プロレスラー人生を謳歌してもらえればなって思ってます」
つくし「わー感動しますね」
藤本「デビュー戦いいね。なんかみんなデビューしようプロレス。人生に一回ぐらいプロレスラーになってもいいと思う。待ってるよ!」

鈴季すず&石川奈青

――無事にデビューしました
石川「(泣きながら)お客さんいないのに紙テープとかないと思ってて、最初からそんなサプライズしてくれたらもっとやろうと思ってたこといっぱいあったのに・・・でも楽しかったです」

――デビュー戦のパートナーは初めてですが
すず「そうですね、デビュー戦が横浜文体の予定だった、そして延期になったって同じ境遇というか、運命的なのを感じてたので、ちょっと自分は引っ張れたかわからないですけど、デビューできて本当に本当に自分は嬉しく思います。そして、一個言いたいことがあるんです。ほんとは、今日、横浜文体のメインでベルトを巻く予定だったんですよ!雪妃真矢からベルトを引っ剥がしてですね、すずのここにほんとはベルトがあったはずなんです。それが延期になってしまって悔しくないわけないじゃないですか!?だけど、悔しくないわけじゃない。めちゃくちゃ悔しいですよ!だって昨日も夢に横浜文体出て来たんですからね!?横浜文体でベルト巻いて紙テープギャーってなる夢見たんですよ。でもそれは夢じゃなくて現実に、いつか現実にさせますのでその時まで皆さん待っていただけたらなって思います。デビューおめでとう」

――初めてのリングはどうでしたか?
石川「緊張もしましたしすごい普段は優しくしていただいてるのにすごい怖かったんですけど、こんなすごい人たちに教えていただいてるんだって実感できましたし、これからも頑張りたいなって。楽しかったです。ありがとうございました」

――技をくらってみて
石川「痛かったです・・・」

――ショックでしたか?
石川「あんなに優しいのに・・・」

――無観客のデビュー戦というのはどうでしたか?
石川「いやなんか、お客さんいないので正直エキシビジョンと変わらないっていうか、リラックスしてやるつもりだったんですけど全然違って、プロレスラーってすごいんだなって。その自分も第一歩を踏み出したんだなっていうのが嬉しいです」

――どんなプロレスラーになりたいですか?
石川「どんなプロレスラー?どんなプロレスラー、石川奈青という名前を皆さんに知っていただけるようなレスラーになりたいです。奈青って変換で出てこないので、変換に出るぐらいには有名になりたいです」

――最後に一言
すず「文体が延期にあって悔し―!」
石川「くやしー!」
すず「くやしー!」
石川「くやしー!」
すず&石川「あ~~!!!」
すず「はい、こういう感じです。ベルト巻くぞー!」
石川「無事デビュー戦させていただいてありがとうございます。次は皆さんの前で試合できるように頑張ります。その時にはもっともっと強くなって皆さんにお見せできればいいなと思っています。よろしくお願いします」

――では締めてください
すず「ではデビュー試合戦った石川ちゃんに締めてもらいます。画面の外の皆さんいつものやつ言ってください」
石川「これからもアイスリボンよろしくお願いします。そして石川奈青もよろしくお願いします。プロレスでハッピー!アイスリボーン!」

<囲み取材>

石川奈青
――デビューまで長い道のりでしたが、振り返っていかがですか
「あのときはホントに練習もできてなくてすごい悔しかったので、こうやってデビューできて本当に嬉しいです。ありがとうございます!」

――緊張はしましたか
「メッチャ緊張しました!はい、もう……はい……。キックされて吐くかと思いました(笑)1つ1つが練習とは違っていました」

――昨年9月、そして本来今日行われるはずだった横浜文体でのデビュー戦が2度流れてしまったことで心が折れそうになったことはありますか
「ありますね!ほんとにやっぱりなんか『そういう運命なんだ』とか『やらない方がいいんだ』って言われている気がしていたんですけど、でも、頑張ってよかったです!」

――サプライズで紙テープが飛んできて、デビュー戦でやりたかったことを忘れてしまうくらい嬉しかったと
「はい(笑)もっと色々私を見て欲しいところがたくさんあったのに~!感動させてくるから(笑)でも、ホントに、ホントにサプライズってサプライズなんだなって。すごいありがとうございます!次は皆さんに飛ばしていただけるように頑張りたいです。これで嬉しかったらホントに、文体とかでお客さんに紙テープ頂いたら試合できなくなっちゃう(笑)ありがとうございます!」

――現状、8月9日に横浜文体での大会が予定されています
「やります!はい!次こそは絶対に文体でやりたいです!」

――普段は交通情報のアナウンスをされているそうですが、その感じで自己PRをお願いします
「え~っ!(笑)出来ないんですよ~こんな状態で~!(笑)……『(声色を整えてから)お伝えします。本日デビューさせていただきました、石川奈青と申します。皆さん、宜しくお願い致します』……こういう感じでよろしいでしょうか(笑)」

――目標にする選手、憧れている選手は誰かいますか
「自分はホント、プロレスサークルに来て、初めてプロレスを生で見たので、それまでファンとして試合を見に行ったことがなかったので、ファンとして憧れていたというのは正直、申し訳ないんですけど、無いんですけど、練習してて尊敬する選手……人、テキーラ沙弥さんが憧れです!」

――これからどういったファイトスタイルの選手になりたいですか
「正直、軽くもなくて、パワー系と言うほどのパワーも無いのでどっち付かずなところはあるんですけど、逆にどっちも出来るような選手になりたいですね。パワー系も、スピード系も、いいところを学んでいけたらいいなと思います!」

――ここだけは他の選手に負けないと思うところはありますか
「こうやって2度も延期になるかもしれないという状況の中で、ポジティブに『絶対プロレスやるぞ!』っていう気持ちはホントにこの1年でかなり鍛えられたので、逆境にも負けない、攻められているときにも絶対に負けないぞっていう気持ちですかね。今はまだ何が出来るかというと、これからな部分があるので。気持ちは負けたくないです!」

――いつかベルトを巻きたいという思いはありますか
「そうですね!今日もすずさんを間近で見させていただいて、練習とかも見ていただいているんですけど、すずさんはまだキャリアも浅いのに、スゴいじゃないですか。だからホントに自分もそうなれたらいいなって思います」

――いつくらいにそうなっていたいと思いますか
「いつくらい……すずさんが今2年目ですか?じゃあ自分も2年以内に……挑戦できたらいいなって思います!」

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