11・21鶴見での「女子電流爆破プリンセス・トーナメント準決勝」はモンゴルVS鈴季、世羅VS藤田に決定!
FMW-Eが24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で第4戦「SKY HIGH」を開催。この日、女子電流爆破プリンセス・トーナメント1回戦3試合が行われ、アイスリボンの鈴季すず、世羅りさ、藤田あかねの3人が勝ち上がり、すでに準決勝進出を決めていたミス・モンゴルを加え、4強が出揃った。
まず、マドレーヌと対戦した鈴季は何度も爆破バットの起動スイッチを押すも、マドレーヌが逃げ回って阻止。マドレーヌはロープを利した逆十字固め、ダイビング・ボディアタックなどで反撃するも、10分過ぎ、鈴季が投げ捨てジャーマン。再び鈴季が起動スイッチを押すと、マドレーヌが首固めなどで丸め込もうとするも、鈴季が切り返して、サイレンが鳴ったまま電光石火の3カウントを奪った。
「アイツ、爆破をやりたくないとか、試合形式が爆破だと知らなかったとかぬかしてたんで、爆破一発で秒殺してやろうって気持ちだったんですけど、ことごとく逃げられて。逃げられた挙げ句、気が付いたら終わってました。爆破マッチで爆破がないというのも新しいくないですか? (次の)モンゴルさんは、爆破の経験で言ったら確実に多いんで。モンゴルさんを倒せたら自信になると思います」(鈴季)
続いて、世羅がライディーン鋼(PURE-J)と激突。有刺鉄線ホウキを持ち込んだ世羅が攻め立てるも、鋼も強烈なリバーススプラッシュで反撃。それでも、世羅は鋼の体の上に有刺鉄線ホウキを置いて、ダイビング・ダブルニーを見舞った。すかさず世羅は爆破バットで一撃してピンフォール勝ち。
「(鋼は)初めての電流爆破で、負けるわけないって思ってたんですけど、強いです。プレス一発で目がチカチカしたの初めて。電流爆破、何回かやってて。分があったので。トーナメントだからこそ負けるわけにはいかなかったし、勝ちは譲らなかったですけど。通常ルールなり、ハードコアルールとかでも対戦してみたい。彼女とのこれからも切磋琢磨していきたい」(世羅)
そして、藤田がテクラと対戦。この一戦は9・12鶴見で藤田が欠場したため、一旦はテクラの不戦勝とされたが、両者の要望により、仕切り直しとなった。テクラは変幻自在の動きで、藤田は手を焼いた。だが、テクラのトップロープからの攻撃を回避した藤田が爆破バットをたたき込んで3カウントを奪取した。
「最近テクラに負け越してたんで、勝つならここしかないと思って。次、世羅なんで。対策を練って。世羅に爆破されたことがあったので、今度こそ負けられない。世羅に勝って、次狙ってるものもあるんで、絶対に勝ちます」(藤田)
これらの結果により、11・21鶴見での準決勝の組み合わせはモンゴルVS鈴季、世羅VS藤田に決まった。