【試合詳細】10・16 全日本プロレス大田区総合体育館大会 【三冠ヘビー】ジェイク・リーvs宮原健斗 【世界タッグ】諏訪魔&芦野祥太郎vs石川修司&佐藤耕平 【世界ジュニア】SUGIvsイザナギ 

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『2021 Champions Night 2 ~全日本プロレス49周年記念大会~』
日程:10月16日
会場:東京・大田区総合体育館
開始:16:00
観衆:1242人

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●塚本竜馬
4分42秒 フィッシャーマンバスター→体固め
○土方隆司(フリー)

▼2021 旗揚げ記念シリーズ スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負
渕正信/グレート小鹿(大日本)/●SUSHI/力(フリー)
7分12秒 脇固め
○藤原喜明(藤原組)/井上雅央(フリー)/菊タロー(フリー)/デビル紫(フリー)

▼3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
[Evolution]佐藤光留(パンクラスMISSION)/●田村男児
7分11秒 無想一閃→片エビ固め
[TOTAL ECLIPSE]○大森北斗/児玉裕輔
※もう一組はブラックめんそーれ&アンディ・ウー(フリー)

▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
[NEXTREAM]○青柳優馬/青柳亮生/ライジングHAYATO(愛媛)
7分40秒 エンドゲーム
越中詩郎(フリー)/長井満也(ドラディション)/●LEONA(ドラディション)

▼全日本プロレスTV認定 6人タッグ王座決定戦 時間無制限1本勝負
[ヨシタツ・キングダム]○ヨシタツ/立花誠吾(フリー)/植木嵩行(フリー)
13分35秒 ヨシタツ狂想曲→片エビ固め
[アックスボンバーズ]大森隆男/TAMURA(HEAT-UP)/●今井礼夢(HEAT-UP)
※ヨシタツキングダムが第4代王者組へ

▼The Road to 2021 世界最強タッグ決定リーグ戦 スペシャル8人タッグマッチ 45分1本勝負
ゼウス/岩本煌史/本田竜輝/○真霜拳號(2AW)
5分59秒 無道
斉藤ジュン/●斉藤レイ/土肥こうじ(フリー)/羆嵐(フリー)

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】●SUGI(フリー)
11分10秒 仙人の首固め
【挑戦者/PURPLE HAZE】○イザナギ
※第57代王者が3度目の防衛に失敗。イザナギが第58代王者へ

▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/暴走SUPLEX】○諏訪魔/芦野祥太郎(フリー)
18分23秒 バックドロップホールド
【挑戦者組/ツインタワーズ】●石川修司/佐藤耕平(フリー)
※第89代王者組が初防衛に成功

▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/TOTAL ECLIPSE】△ジェイク・リー
60分時間切れドロー
【挑戦者/NEXTREAM】△宮原健斗
※第64代王者が3度目の防衛に成功

ジェイクと宮原が60分時間切れの三冠戦!諏訪魔と芦野がツインタワーズ撃破!イザナギが涙の世界ジュニア戴冠!ヨシタツが今井絵理子議員&今井礼夢をヨシタツキングダム正式加入宣言!

第1試合

 ロックアップから土方がロープに押し込むが、押し込む直前にレフェリーがブレイクと指示。
 再度ロックアップから塚本がロープに押し込むと、ブレイクの指示を前に塚本がエルボー連打。受けきった土方が強烈なエルボーを叩き込みむと、エルボーの打ち合いから塚本がガットショットを打ち込みヘッドロック。さらにショルダータックルを叩き込み倒す。
 塚本は引き起こすとその場飛びドロップキック連発からロープに振ってドロップキック。フォールも2。

 塚本は投げようとするが、耐えた土方がボディブロー。だが塚本が離さず絞り上げると、強引にブレーンバスターからフォールも2。

 塚本はコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。

 塚本はストンピングからロープに振ってドロップキックも、スカした土方がスライディングキックからフォールも2。

 土方は首投げからサッカーボールキック。さらにPKを叩き込みフォールも2。

 塚本はエルボーを打ち込んでいくが、土方はビンタで膝をつかせるとランニングニーからフォールも2。

 土方はフィッシャーマンバスターで叩きつけフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>
土方隆司
「このようなね、大事な舞台の、第1試合を、私に任せていただいて、ありがとうございました。まあいろんな先輩と、彼もこの先、まあ戦っていくでしょうし、色んなレスラーと戦って、学んでいかなくてはいけない。まあそういう中で、先輩たちの中の1人として、記憶に残ってくれたらいいなと思います。まだまだ、始まったばっかりなんで、今日がいいから、今日が悪いからとかね、そんな短い目線じゃなくて、プロレスに励んでほしいなと思います。ありがとうございました」

第2試合

 先発は藤原と小鹿。ロックアップから小鹿がロープに押し込みチョップ連発。藤原もチョップで返しヘッドバッドからビンタで倒す。藤原はストンピングからチョーク攻撃も、なんとか小鹿が立ち上がり藤原はエルボーから紫にタッチ。小鹿は力にタッチ。

 力がチョップ連発でコーナーに押し込みマシンガンチョプ。さらにコーナーに振って串刺し考撃も、避けた紫がコーナーでチョーク攻撃。さらにフロントネックで捕らえると、その背中に菊タローがタッチ。

 菊タローは背中にエルボーから相手コーナーに振って渕出てこいと挑発。渕は力の背中にタッチ。

 ロックアップから菊タローがヘッドロックで捕らえ、残り少ない髪をむしって散らしていく。渕が背中を突き飛ばして逃れるとうつ伏せになるが、菊タローは「何しとんじゃコラ!」と蹴り上げる。
 渕はガットショットから足をロープにかけていき、さらにガットショット連発。容赦ないローキックからヘッドロックで捕らえナックル。
 渕は再度ヘッドロックからナックル。菊タローは憤慨し井上にタッチ。

 ロックアップから井上がロープに押し込みクリーンブレイク。
 渕がガットショットからコーナに叩き込み、腕を捻っていくが井上がコーナーに振り串刺しラリアットからラリアット連発。
 さらにフロントチョークからサミング。井上は藤原にタッチ。

 藤原はヘッドバッド。再度ヘッドバッドも、藤原はサミングからSUSHIにタッチ。

 SUSHIはストンピング連打。立ち上がった藤原にチョップも、藤原はビンタからコーナーに押し込み再度ビンタ。SUSHIもビンタで返すと、エルボーを叩き込んでいくが藤原がビンタ。ラリアットを狙ったSUSHIに藤原は脇固め。これでSUSHIがギブアップした。

<試合後コメント>

井上雅央&菊タロー
菊タロー「見たか俺たちの力!」
井上「何もしてねーし」
菊タロー「見たかコラ!組長がパッと終わらせちゃいましたね。さすがですよ。帰っちゃったしね」
井上「すごいね」
菊タロー「いやー、渕さんまだご健在だったんですね。前回、草葉の陰から見守ってるって言っちゃいましたよ。渕さんとあたりたいね。もっともっと、俺全日本プロレス上げてくれと。お仕事ください!渕さんからまだ俺一回もとったことないから。渕さんが生きてる間に、3つとる。引退したとしても、余命幾ばくもない中3カウント取りに行きますから。そういう執念ですから」
井上「鬼じゃねーか」
菊タロー「3つとるまで、俺は出続けるぞ。わかったか?わかったら出てけオラ!」

第3試合

 先発は光留とブラックと児玉。ブラックが児玉にガットショットから、光留とともにコーナーに振ると光留が串刺しバックエルボーから延髄斬り。さら腕ひしぎで捕らえると、ブラックが光留をフォールも2。
 光留がブラックに抗議し、ガットショットもブラックは光留をロープに振るが、児玉がショルダースルーで光留をエプロンに落とす。ブラックが児玉にサミングからロープに飛ぶが、北斗が場外から足を掴んで倒し、児玉がエルボーからロープに振ろうとするが、逆に振ると光留がエプロンから延髄斬り。
 光留はリングに戻り、ブラックにエルボーからロープに振ろうとするが、逆に振ったブラックがドロップキックからコーナーに叩きつけアンディにタッチ。

 アンディはコーナーに振って串刺しダブルニーからセカンドコーナーに登りダイビングカンフーキック。フォールも2。
 アンディは児玉にストンピングからコーナーに登るが、児玉が光留にスクールボーイも2。
 アンディはリングに降りると児玉を突き飛ばすが、児玉はミドルキックをキャッチするがアンディは逆の足で水面蹴りで倒す。光留が児玉に延髄斬りからアンディと向かい合うと握手を要求。アンディはこれを握るが、すぐさまガットショットからショルダータックル。コーナに振って串刺し攻撃を狙うが、避けた光留が後頭部に延髄斬り。エルボー合戦から光留がソバットを叩き込み、延髄斬りから水車落としを狙うがアンディはそのまま丸め込むが2。
 アンディはドロップキックからロープに飛ぶが、光留は延髄斬りで迎撃し男児にタッチ。児玉も北斗にタッチ。アンディもブラックにタッチ。

 児玉は次々ショルダータックルで倒しブラックを担ぐが、着地したブラックがトラースキック。アンディも出てきて男児をコーナーに振り、アンディの串刺しエルボーからブラックの串刺しバックエルボー。アンディがボディスラムからブラックがセカンドコーナーに登りダイビングフットスタンプ。フォールも光留がカット。
 ブラックがハイキックも、避けた男児がバックフリップからフォールも2。
 男児はダンロックも、アンディがトラースキックでカットしブラックが丸め込むも2。
 アンディが男児を羽交い絞めにしてブラックがロープに飛んで地獄突きも、男児が避けてアンディに誤爆。男児はブラックをショルダータックルで倒し、肩に担ぐが児玉がトラースキックを叩き込み、後ろに倒れた男児にバックフリップで叩きつけさせると、そのままブラックを振り回して光留に叩きつける。
 北斗が男児を無想一閃で突き刺し3カウントを奪った。

<試合後コメント>
大森北斗&児玉裕輔
児玉「さすがうちの若大将」
北斗「はい!そういうことなんです。こんなゴミみたいなさ、3WAY?俺の出番なんてな、10秒で十分だな」
児玉「あぁ10秒なんだ、20秒いらない」
北斗「10秒で、十分だから。ほんとにさ、佐藤光留と、田村くん。君たち去年のさ、ジュニアタッグのさ、優勝チームじゃねーのかよオイ!?オイ、最強タッグすら出れね~なんて情けねーなオイ。今年もやるらしいけどさ、別に俺と児玉さんは、出ても出なくてもいいんだよ。出たら俺と児玉さんが優勝しちゃうしな。10秒で、優勝しちゃうんだよ!だから会社がさ、そんなのつまんなくなっちゃうよって、盛り上げたいよっていうなら出さなくてもいいぜ。出したら、あっという間に終わっちゃうからさ」
児玉「全部10秒で終わらせてやる」
北斗「全部10秒で、終わっちゃうから、農業とかさ、女子プロとかさ、そんなことやってる暇ないよ!練習練習、毎日が練習だよ」
児玉「すごく練習頑張ってるから」
北斗「そういうこと。このボディね。練習頑張ってるから」
児玉「すごく練習頑張ってるから」

第4試合

 先発は亮生と越中。ロックアップから越中がロープに押し込むもクリーンブレイク。
 ロックアップからグラウンドもすぐに亮生は起き上がり距離を取る。
 越中はヘッドロックからショルダータックルも、亮生もショルダータックルで倒す。越中はロープに飛ぶが、亮生はドロップキック。受けきった越中がロープに飛んでヒップアタックから場外に投げ捨てると、長井が鉄柵に叩きつけてからリングに戻る。
 越中は髪を掴んでヒップバット連発。越中はLEONAにタッチ。

 LEONAはストンピングからボディスラム2連発。フォールも2。
 LEONAは背中にエルボーからロープに振るが、亮生はハンドスプリングオーバーヘッドキックで迎撃。優馬とHAYATOが出てきてLEONAに3人でストンピングからコーナーに押し込み尻で顔面を潰していく。
 亮生と優馬がLEONAをロープに振り、ダブルのショルダータックルからフォールも2。亮生はHAYATOにタッチ。

 HAYATOはガットショットも、LEONAがチョップからチョップ合戦。HAYATOのエルボーを避けたLEONAがバックをとるが、すぐに逃れたHAYATOがラリアット。受けきったLEONAがドラゴンスクリューから越中にタッチ。

 越中は次々ヒップアタックを叩き込み、場外に転がった優馬にエプロンを走り込んでのダイビングヒップ。
 すぐさまリングに戻りHAYATOにヒップアタックからボディスラムで叩きつけ長井にタッチ。

 長井と越中がサンドイッチヒップアタックから長井が投げようとするが、HAYATOが逆にブレーンバスターで投げ捨て優馬にタッチ。

 エルボー合戦から優馬がエルボースマッシュ。さらにガットショットからロープに飛んでヒップアタックも、長井はハイキックで迎撃しLEONAにタッチ。

 LEONAはストンピングから長井がみちのくドライバーIIで突き刺し、越中がコーナーからミサイルヒップ。さらにLEONAがダブルアームスープレックスからフォールもHAYATOがカット。
 LEONAはドラゴンスープレックスを狙うが、耐えた優馬の背中にエルボー連打。ロープに飛ぶが、HAYATOがトラースキックから亮生が旋風脚。さらにダブルのブレーンバスターで叩きつけ、優馬をフォールさせるが2。
 優馬はボディスラムからコーナーに登りダイビングエルボードロップ。フォールも2。
 優馬はエンドゲームで捕らえLEONAはギブアップした。

<試合後コメント>
青柳優馬&青柳亮生&ライジングHAYATO
優馬「おい何やってるんだ。よし、俺たちNEXTREMEの団ケツ力!素晴らしいだろ俺たちの!NEXTREMEの、せーの」
優馬&亮生&HAYATO「(尻を叩きながら)団ケツ力!」
優馬「それだけだ。OKOKOK」

第5試合

 両軍が入場すると、今井絵理子議員からヨシタツへのメッセージが会場に流される。
今井議員「本日は公務で足を運べずすいません。ヨシタツ選手、10月12日はプロレスラーとしてデビューをして19年を迎えられたということで本当におめでとうございます。また大森選手は本日お誕生日ということで、こちらもおめでとうございます。それから、私の息子礼夢選手、明後日誕生日、17歳になります。おめでとうございます。今回は6人タッグではありますが、息子礼夢選手と再度対戦いただきヨシタツ選手本当にありがとうございます。本人の夢のために大きな壁となって戦っていただきたいと思っております。大きな壁、だからこそ、それを乗り越えたときに、礼夢は大きく成長できると、信じています。母としてはそんな夢に向かって頑張ってる息子を後押しすることしかできませんが、今日は、その壁を乗り越えてほしいと思っております。ところで、ディーバの件なんですけれども、あれから色々諦めてないようですが、せめて、普通の、格好でさせていただけるならまだしも、公務当もありますし、やはり、難しいですすいません、お断り致します。今日の試合は息子にとって大事な試合ですので、どうか息子に胸を、貸してやってくださいね。今井絵理子でした」

 先発は大森と立花。大森がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから大森がヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒す。立花はすぐに立ち上がると「全然効かねーんだよ!」とイキるが、大森は再度ショルダータックルで倒す。立花はすぐに立ち上がりヤンキー座りから「全然痛くねーぞジジイ!ジジイのタックルなんか効かねーんだよ!」と額をこすりつけ挑発する。大森がロープに走ろうとしたところを髪を掴んで引き倒し、ロープに飛んでショルダータックル。受けきった大森が逆にショルダータックルで倒しTAMURAにタッチ。

 TAMURAは立花の腕にダイビングハンマーブローから腕へのナックル連発。立花はガットショットから植木にタッチ。

 植木はコーナーに登り、立花が羽交い絞めにしたTAMURAにダイビング空手チョップを投下するが、TAMURAが避けて誤爆。
 立花と植木が仲間割れするが、TAMURAがロープに飛ぶと立花が植木をTAMURAに投げつける。
 二人で田村をロープに振るが、TAMURAは二人まとめてドロップキックで倒し礼夢にタッチ。

 礼夢は植木をコーナーに叩きつけヨシタツを要求。ヨシタツは植木にタッチ。

 礼夢はロープに飛んでエルボー。ヨシタツは余裕で受けきり、礼夢は四方からランニングエルボーを叩き込んでいく。ヨシタツはガットショットからロープに振るが、礼夢はコルバタで投げ捨てドロップキック。ヘッドロックで捕らえ、旋回式のブルドッキングヘッドロックからフォールも2。
 エルボーの打ち合いからヨシタツがガットショットを叩き込みヘッドバッド。ヨシタツはコーナーに押し込みガットショット連発から顔面ウォッシュ。
 ヨシタツは立花にタッチ。

 立花はサミングから首投げで倒しスリーパー。礼夢はロープに足を伸ばしブレイク。
 立花はコーナーに叩きつけ植木にタッチ。

 植木はボディスラムからロープに飛んでヘッドバッドを投下。再度ヘッドバッドを投下し、ロープに飛んで後ろに倒れながらのヘッドバッド。フォールも2。
 植木はサミングからロープに振ってラリアットも、避けた礼夢がランニングエルボーで倒し大森にタッチ。

 大森はロープに飛んでビッグブーツ。植木は受けきって敬礼ポーズも、大森はニールキックを叩き込んでいく。立花が出てきて大森にエルボー連打からヨシタツとともにロープに振るが、大森はダブルラリアットで迎撃すると植木にナックル。植木は大森をコーナーに振って串刺しスピアーも、避けた大森が自爆させるとバックドロップ。大森はTAMURAにタッチ。

 TAMURAはコーナーからミサイルキック。
 さらに延髄斬りからコーナーに振って串刺しバックエルボーからロープに飛んでスリングブレイド。フォールも2。
 TAMURAは左右の掌底連打からそばっとを叩きこみロープに飛んでアックスボンバーを狙うが、これを巻き込んだ植木がDDTから敬礼へッドバッド。TAMURAが避けて自爆させると、ガットショットも植木がロープに振ってソバットから水面蹴り。さらに側頭部でのヘッドバッドから立花にタッチ。

 立花はロープに振ってマンハッタンドロップからロープん飛んでビッグブーツ。
 立花はロープに振ると、ヨシタツが串刺しエルボーから立花が串刺しエルボー。ヨシタツがトラースキックから立花がビッグブーツを叩き込みフォールも大森がカット。

 立花は投げようとするが、バックのとりあいから立花がバックエルボーで逃れエルボー。ロープに飛ぶがTAMURAはアックスボンバーで迎撃し礼夢にタッチ。
 立花もヨシタツにタッチ。

 礼夢はエルボー連打からビンタ。串刺しバックエルボーから再度串刺しバックエルボー。
 投げようとするが、耐えたヨシタツが走り込むが、礼夢はビンタで迎撃するとスライディングキック。フォールも2。
 礼夢は逆エビ固めで捕らえるがヨシタツはロープを掴みブレイク。

 礼夢はエルボー連打から投げようとするが、逆にヨシタツがブレーンバスターからランニングミドル。続けてミドルキック連打で倒し、フィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 ヨシタツは投げようとするが、礼夢は首固めも2。
 礼夢はスクールボーイも2。礼夢は逆さ押さえ込みも2。
 礼夢はロープに飛ぶが、ヨシタツはキチンシンクで迎撃し、垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
 ヨシタツはコーナーに登り、ヨシタツ狂想曲を叩き込んで3カウント。

ヨシタツ「この前のHEAT-UPのあと、今井絵理子さんはこう言った。ヨシタツキングダムのディーバにはなれないけど、礼夢をヨシタツキングダムに入れて鍛えてやってくださいと。俺は一度はそれに同意した。しかし、礼夢から、こう申し出があった。親の力は借りたくない。自分の実力でヨシタツさんからとって、ヨシタツキングダムに入りたいと。それが今日だ。不可能だ!礼夢、今のお前では、地球が引っ繰り返っても俺には勝てない。そこでだ!お前を、ヨシタツキングダムに入れて、俺が鍛えてやる。そして、いつの日か、俺を倒してみせろ。しかしここで、新しい問題が発生した。ヨシタツキングダムの憲法上、未成年は、保護者と一緒に加入しなければならないと。今井絵理子さんは、はじめのVTRでこう言った。私は、母として、夢を追いかける、息子の後押ししかできないと。今井さん、ヨシタツキングダムに、入ることが、最大の、息子さんへの、後押しです。ここに!今井礼夢と、今井絵理子さんの、ヨシタツキングダムへの、正式加入を、宣言する。ウィーキャン、ドゥーイット!」

<試合後コメント>

ヨシタツ&立花誠吾&植木嵩行
――礼夢選手をヨシタツ・キングダム入りさせたのは、戦って感じるものがあった?
ヨシタツ「まあそうですね、もう、やっぱ気持ち?すごいね。あの、とどろきアリーナでやったときも、あぁこの子すごい気持ち出る子だなと思ったけど、今日より一層出てたよね。正直効いたぐらい。とどろきよりもあんまり受けてないんですよ。正直、これ以上受けるとまずいなというのが今日ありましたね。恐ろしいよね、こんなまだ一ヶ月ぐらいでしょ?16歳のね、成長するっていう、恐ろしいですよ。まあ、俺その、あのね、技術とかそういう面は後でどうとでもなると思ってて、やっぱ気持ちの部分ていうのはどうにもならない部分だから俺が教え込んだところで。その、一番プロレスで大事な気持ちの部分というの彼持ってるから、彼ここからいくらでも化けますよ。彼ほんとね、プロレスラーに俺は向いてると思いますよ。あの気持ちの強さといいね。よくね、聞くのが親の七光りだなんだと言うけどね、俺に言わせたらね、親の七光りももらえないような奴が嫉妬すんなって。そういうこと。もう、それだけで彼は才能なんだから、親がああいう人を持ったっていうさ。それだけでもう向いてるよ。プラスして気持ちがある。これはもうね、すごい、あともう、彼はやっぱりその、お客さんに応援される才能がある。もうこれはね、天才としか言いようがない、プロレス界の大谷翔平。すごい。これからもずっと彼は注目を浴び続ける選手でしょう。ヨシタツキングダム、責任を持って育てます」

――先程礼夢選手は自分だけで入りたいと言ってましたが憲法上認められないですか?
ヨシタツ「憲法上ちょっとそれは、手続き上無理なんで、あの、保護者も同伴で入ってもらうことになりますね。もうあの、今井絵理子さんの加入は決定済みです。書いていただいて結構です。メンバーとして。ヨシタツキングダムに、ちゃんと」
植木「全日本オフィシャルにも」
ヨシタツ「書いてもらって大丈夫なんで」
植木「リリースしてください。そういう決まりだから。ヨシタツキングダムの決まりだから」
ヨシタツ「憲法だから」
立花「聞いたこと無い。そんな憲法あったのか」
ヨシタツ「お前未成年だったら入れてないよ」
立花「そうだったのか!?」
ヨシタツ「もしくはお前の母ちゃんと一緒に入ってこい。そういうこと」
立花「俺の母ちゃんがヨシタツキングダム入ってたかもしれないのか」
ヨシタツ「そういうこと。あのね、未成年はちょっと今のこのご時世危ないので。正式決定ですからリング上で言ったとおり。これはちゃんと書いてもらって大丈夫です。僕が責任を取りますので。今井絵理子さんなんて言うかわからないですよ?でもこれは決定事項なんで。正式にメンバーとして入っていただきます」

――植木選手は全日本の名を冠するベルトをとった感想は
植木「初ですね!いやもうほんとに、ヨシタツキングダムに入ってGFのもとで、プロレス教わって、でもってカーベル伊藤さんが見守ってくれる中、このベルト、取れたってことは、本当に感動しました!もう、私史上、ほんとに、感動しました!もうこれ以上ないうえに、感動しました!はい!そして」
ヨシタツ「ボキャブラリー少ないな」
植木「いや、ボキャブラリーは、でもね」
ヨシタツ「カーベルが怪我したことでチャンスが周ってきたってことでね、運も実力のうちっていうけど俺は違うからね。運こそ実力だから。お前も実力あるって、そういうこと」
植木「聞いたか?いま、ボキャブラリー豊富なGFの、そうGFのお言葉だぞ。噛み締めろよ」
ヨシタツ「警察辞めてよかったなお前」
植木「ほんと最高に思います!そんなこと言っていいのかな?」
立花「それは大丈夫なのかお前?」
植木「こんなこと言っていいのかな?いやでも、GFがいて、で、みんながいて、ヨシタツ」
ヨシタツ「そういえばなんでお前頭出血してんだ。なんでだよ?」
立花「ほんとだよ。お前頭突して自分の頭割ってんじゃねーかこの野郎」
植木「ちげーよお前これ俺いつもデスマッチやってるからそん時の気持ちが出てきちゃった、これカーベル伊藤さんの気持ちが表に出てきちゃったんだよ」
立花「カーベル伊藤血出してるとこ見たことねーぞ」
植木「カーベル伊藤さん血出してないけどカーベル伊藤さんが血となって俺の表に出てきたってことなんだよ。このベルトはお前カーベル伊藤さんのもんだからな!カーベル伊藤さんが帰ってくるまでちゃんと守り続けろよお前!」
立花「カーベル伊藤が帰ってきたらお前クビだからな」
植木「お前がクビだからな!いいか?ヨシタツGFとカーベル伊藤さん」
ヨシタツ「まあまあまあそれより俺の最後のマイクどうでした?俺ね、やっぱり今井絵理子さん、今井先生と接することによってちょっとあの、演説、政治家に(第6試合終了のゴングの音が聞こえる)おい1試合分喋ったぞ」
植木「試合終わったぞ!?そういうことだからな。ちゃんと全日本のお前オフィシャルにのせとけよ!」
ヨシタツ「お前ら気抜いてたら出馬しちゃうぞ」

第6試合

 先発はジュンとゼウス。ショルダータックルのぶつかりあいからチョップの打ち合い。ジュンがロープに振るが、ゼウスはジャンピングショルダータックルを叩き込む。さらに串刺しラリアットからベアハッグスープレックスで叩きつけフォールも2。
 ジュンがロープに振ってジャンピングニーから土肥にタッチ。ゼウスも本田にタッチ。

 本田がロープに振るが土肥がショルダータックルで倒し、ロプに飛ぶがアームホイップの投げあいへ。土肥はロpに負ルガ、本田はラリアットを避けてショルダータックルで倒す。岩本が出てきて本田とともにドイをロープに負理、岩本がニーアッパーから本田がスピアー。フォールも2。
 本田はバックを取るが、土肥はバックエルボーで逃れるとアルゼンチンで担ぐ。これは岩本がボディブロー連打でカットしようと知るが、羆嵐が岩本をアルゼンチンで担ぎ、バックフリップの共演。
 土肥熊で本田をロープに負理、ダブルのバックエルボーで倒す。土肥がエルボードロップからレイにタッチ。

 レイはガットショットからコーナーに振り串刺しボディスプラッシュ。さらにブレーンバスターを狙うが本田が逆にブレーンバスター。
 本田は真霜にタッチ。

 真霜はPKもレイはキャッチ。そこへジュンがショルダータックルで倒し、ロープに振るとダブルのショルダータックル。
 レイはジャンピングボディプレスからフォールもゼウスがカット。
 真霜がレイを羽交い絞めにしてゼウスが走り込むが、レイが避けてバイセップスエクスプロージョンが誤爆。
 ジュンがゼウスを場外に投げ捨て、レイとともに真霜にダブルのチョークスラム。レイはフォールも岩本がカット。
 レイはチョップを打ち込んでいき、ロープに飛ぶが真霜はキチンシンクで迎撃しDDT。
 真霜は真剣からフォールも2。
 真霜は無道で捕らえ、これでレイはギブアップした。

 試合後ゼウスと真霜が乱闘になった。

<試合後コメント>
岩本煌史&本田竜輝
本田「土肥孝司、羆嵐終わってんだよ!こっちが勝ってんだ!次、世界最強タッグで、きっちり決着つけようぜ!俺と岩本さんが絶対あいつらぶっ潰すから、それは、ゼウスも一緒だぞ!必ず俺らが優勝する」
岩本「本田が言うってことは、そういうことだよ」

真霜拳號
「軽いね。うん。久々の全日本、やっぱさ、みんなでけーよ。でけーけどあの兄弟、なんかまだまだ。デビューしたばっかなんだろ?もっと強くなれ。それから、ゼウスよ、わかったよオイ。最強タッグ、もう始まってるって事だろ?テメーとはよ、ブロック別だけどよ、当たるまで勝ち進んでやるよ。やってやるよオイゼウス。上がってこい貴様!」

ゼウス
「おい!今日の8人タッグ、おい何やあのチーム!?俺と、岩本、本田、そして真霜!?真霜やったなおい、おもろそーやんけ。あいつに、大阪で、王道トーナメント、敗れたまま、借りは返してないからな。あいつにはまだまだ、返さなあかん借りがあるんや。おい真霜!この続き、最強タッグでやろうや。楽しみにしてるで」

第7試合

 ロックアップからバックの取り合いになりリストの取り合い。グラウンドの攻防から両者距離を取る。
 ロックアップからイザナギがサミング。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、SUGIは飛び越えるとロープに飛んでコルバタで投げ捨てる。場外に降りたイザナギへSUGIはサスケスペシャルを投下。
 リングに戻りネックブリーカードロップからフォールも2。

 SUGIは頭をはたきエルボーも、イザナギがSUGIをレフェリーに叩きつけ、わざと後ろを見せるとSUGIがバックから投げようとするが、イザナギはバックキックの急所攻撃。
 イザナギはコーナーに叩きつけ串刺しニーから首投げで倒しスリーパー。
 これはSUGIがロープに足を伸ばしブレイク。

 イザナギはストンピング。膝立ちのSUGIにビンタを叩き込んでいき、ロープに振るがSUGIはハンドスプリングの前方回転エビ固めから延髄斬り。
 SUGIは串刺し攻撃を狙うが、イザナギがショルダースルーでエプロンに落とすもSUGIはエルボーからコーナーに飛び乗りダイビング式のコルバタから飛びつきスイングDDT。フォールも2。

 SUGIは串刺し攻撃も、避けたイザナギは延髄斬りからトラースキック。再度トラースキックからブレーンバスター。フォールも2。
 イザナギはバズソーキックからフォールも2。

 イザナギはロープに飛ぶが、SUGIはその場飛びスパニッシュフライで迎撃しライオンサルト。フォールも2。

 SUGIはトラースキックから741も、避けたイザナギがトラースキックから投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がり走り込んできたSUGIにバックドロップから、すぐに立ちあがったSUGIにハイキックからタイガースープレックスホールドも2。

 イザナギはコーナ上に座らせると投げようとするが、耐えたSUGIが雪崩式ヨシタニック。フォールも2。

 SUGIは千本桜からフォールしようとするが、イザナギが首固めも2。
 SUGIはオーバーヘッドキックからスワンダイブも、避けたイザナギが仙人の首固めで3カウント。

イザナギ「とりあえず、見てくれこれ。お前のおかげで、とれたよ。ありがとうゼウス。紫、紫もありがとう。えー(涙をこらえて)・・・なんも、なんも言えねぇ。超気持ちいい!」

<試合後コメント>

イザナギ
「ゼウスさんね、メインの実況とか言って行っちゃいましたけど、ほんとに、あの人、長くなっちゃって皆さん早く向こうに行きたいのにあれでしょうけど、ほんと、もう色々あって、元々、もとを正せば全日本プロレスに憧れてこの世界入って、それからフリーになって、一番欲しいベルトは何だって聞かれた時、その時、世界ジュニアって答えました。それからまた何年かフリー、フリーで色んな団体上がって、色んな経験して、で、全日本に、秋山さんの、秋山さんの全日本プロレスにたどり着いて、それからもまた、色んなことあって、秋山さんいなくなっちゃって、でも、ゼウスが、ずっと信じてくれて、もう、何度も、自分自身、諦めてて、諦めたほうが楽で、逆に色んな事できて、それもありかなって思ってたんですけど、ゼウスに言われて、若い頃の気持ちのまま、17で、全日本プロレス、深夜テレビ見て、この世界入って、ほんとに全てがまとまってこのベルトにたどり着けました。感謝してます。まああの、とったらこれでおしまい、ゴールじゃ無くて、今ちょっとなんにも考えられないですけど、とりあえず、もう渕さんが帰っちゃったんで渕さんに報告と、あと秋山さんに報告と、あとまあ、僕に、プロレスを、プロレスを教えてくれたうちの兄貴にも、世界ジュニア巻いたって報告しようと思います。あと、もうこのまま世界タッグやるでしょ?防衛戦でもいいけど世界タッグ入るでしょ?この先、もうオレたちは、ただの、なんだ?白星配給係じゃないよ?俺、世界ジュニアチャンピオンだから。なぁ紫」
紫「ア”ー!」
イザナギ「俺世界ジュニアチャンピオンやもんな!」
紫「ア”ー!」
イザナギ「世界タッグ見とってください。リンダマン!青柳、宮原、そして、スペル・クレイジーTAJIRI!?なんちゅうとこに入ってんねんな俺ら!?黒焦げにしてやんよ!」
紫「ア”ー!」

第8試合

 先発は諏訪魔と石川。ロックアップから石川がロープに押し込みブレイク。
 バックの取り合いからリストの取り合い。石川がサミングからお互い髪をつかみ合い。諏訪魔がエルボー連発からバックドロップを狙うが、石川はロープを掴みブレイクを要求。離さない諏訪魔の背中にエルボー連打から、ロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 ロックアップから諏訪魔がコーナーに下がり、芦野が諏訪魔の背中にタッチ。石川も佐藤にタッチ。

 バックの取り合いからグラウンドの攻防。佐藤が一度距離を取りスタンドに戻ると、佐藤が強烈なローキックを打ち込んでいく。
 芦野は巻き投げてショルダータックルで倒し、諏訪魔とともにロープに振ってダブルのショルダータックルで倒す。
 芦野は俵投げからフォールも2。
 芦野は佐藤の顔面を蹴りつけ挑発。芦野はエルボースマッシュを打ち込み、佐藤も強烈なエルボーで返す。エルボーの打ち合いを佐藤が制し芦野がダウン。佐藤は石川にタッチ。

 芦野は必死に石川にエルボースマッシュも、石川がエルボーを打ち込むと芦野のチョップと石川のエルボーの打ち合い。コーナーに押し込まれた芦野を石川がエルボー連打で潰し、コーナーに押し込み佐藤にタッチ。

 佐藤と石川が交互に膝蹴りを叩き込んでいき、芦野は前のめりに倒れてダウン。佐藤がフォールも2。
 佐藤は背中へのサッカーボールキックを叩き込んでいき、ぐったりとしたのを見て石川にタッチ。

 石川はスリーパーで捕らえるが芦野はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。石川は佐藤にタッチ。

 芦野は立ち上がりエルボースマッシュも、佐藤がエルボーを連打するとエルボーの打ち合いへ。
 佐藤がニーリフトから首投げで倒し正面からサッカーボールキック。避けた芦野が投げ捨てジャーマンから諏訪魔にタッチ。佐藤も石川にタッチ。
 石川のラリアットを避けた諏訪魔がジャンピングショルダーアタックも、石川は倒れずロープにもたれかかる。
 諏訪魔がダブルチョップ連発からロープに飛んでラリアットでなぎ倒すと、パワーボムを狙うが石川はリバース。
 石川は串刺しラリアットからセカンドコーナーに登りダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 石川は投げようとするが、耐えた諏訪魔がエルボー。エルボーの打ち合いから諏訪魔がダブルチョップ。ロープに飛ぶが、石川はニーリフトからロープに飛ぶとラリアットの相打ち連発。ダブルダウン。 
 佐藤と芦野が出てきてエルボーの打ち合いから佐藤がヘッドバッド。芦野がエルボースマッシュからロープに飛んでスライディングエルボースマッシュ。佐藤と芦野もダウン。
 石川が諏訪魔にエルボーからバックを取り、一度は逃れた諏訪魔に再度エルボーからバックを取って投げ捨てドラゴンスープレックス。石川はランニングニーも、諏訪魔はキャッチしアンクルホールド。カットに来た佐藤には芦野がアンクルホールド。
 諏訪魔と芦野は石川に交互にエルボーとダブルチョップを打ち込んでいき、諏訪魔がスリーパーから芦野がコーナーに登りミサイルキック。諏訪魔がエルボードロップからフォールも2。
 諏訪魔はコーナーに振って串刺しラリアットから投げ捨てジャーマン。
 さらにローリングラリアットからフォールも2。
 諏訪魔は投げようとするが佐藤がカット。
 佐藤は芦野をファルコンアローで叩きつけ、諏訪魔をコーナーに振って串刺しニー。さらに中央に振って石川がニーリフトから、ダブルのニーリフト。さらにサンドイッチエルボーから石川がフォールも2。
 佐藤が串刺し攻撃を狙うが、避けた芦野が走り込んできた石川を佐藤に突き飛ばして同士討ちさせると、石川を投げ捨てジャーマン。佐藤が芦野をコーナーに振るが、芦野は足を伸ばしてカットすると、ダイビングエルボースマッシュを発射。
 芦野はコーナーに登るが、石川がエルボーから背後に登り、投げ捨てドラゴンを狙うが諏訪魔がカット。
 諏訪魔は石川を担ぐと、芦野と一緒に合体パワーボムで叩きつけフォールも佐藤がカット。
 諏訪魔はロープに飛んでラリアット。フォールも2。
 諏訪魔はバックドロップで叩きつけフォールも2。
 諏訪魔はバックドロップホールドで3カウント。

<試合後コメント>
諏訪魔&芦野祥太郎
芦野「ありがとうございました!」
諏訪魔「ありがとう!あー、耐えてくれたね。若いな!すごいよ」
芦野「最初のエルボーで、左腕痺れて、蹴りで下半身痺れてたんですけど」
諏訪魔「全身痺れてたでしょ」
芦野「でも、いやー、このベルト、すぐに落とすわけにいかないよね。諏訪魔さんと取れたベルトだし」
諏訪魔「いやー、嬉しい」
芦野「全日本来て最初のベルト、そんな簡単には落とせない。あれぐらいじゃまだまだ。誰でもいいっす」
諏訪魔「強かったな。つえーよ。でもあの打撃に耐えたっていうのは相当自信になると思うしさ」
芦野「もうこれ以上全日本見渡してもいない」
諏訪魔「いや頑丈だね!?いや俺びっくりしたよ。うちの若手より全然頑丈だなおい。打たれ強さっていうのに定評があるっていうのは俺始めて見た」
芦野「みんな、190cm超えてる化け物の中で、打たれ弱かったらやっていけないんで」
諏訪魔「そうだよね」
芦野「それはもう全日本プロレス来て、日々強くなってるとこでもあるんで。諏訪魔さんと試合して鍛えられた部分もありますよ」
諏訪魔「いやいや、あんな酷くねーぞ俺」
芦野「いや、ラリアットで5回意識飛んでるんで」
諏訪魔「そうだそうだ、ごめん」
芦野「ただ、それがあるから佐藤選手の攻撃耐えられました」
諏訪魔「いやでも心の強さっていうのはものすげーってわかってたので戦ってて。でも心だけじゃなくてさ、肉体も頑丈なんだなって今日証明されたと思うよね。またね、今日さ、ウルトラジャーマンボム出せた」
芦野「出せましたね」
諏訪魔「いや俺できるかわかんなかったんだよね」
芦野「不安はあったんですけど」
諏訪魔「でも効いてたよね」
芦野「言ってた形にはならなかったんですけどやっぱ、まだまだできたばかりの技なので」
諏訪魔「いやでもあれで十分、相手を倒す力、威力あるよね。いやでもこれで俺らこのままさ、最強タッグも優勝しようよ。このままなら俺いけると思うしさ」
芦野「ほんと今年ももうあと少ししかないですけど」
諏訪魔「まだまだ俺ら全勝でいくよ。暴走スープレックスの時代今年まだまだ作るよ残り」
芦野「客がね、見たくないっていうまでジャーマンスープレックスでリング上蹂躙しなきゃいけないんで」
諏訪魔「投げまくってたね今日もね。気持ちいいよねやっぱ投げるって」
芦野「人投げてないとストレスたまっちゃうから」
諏訪魔「スカッとした」
芦野「次も、次の対戦相手誰だか決まってないですけど、次もね、暴走スープレックスの相手するってことは、ベルトあってもなくても、覚悟持って、ぶん投げられる覚悟で来いよオラ。諏訪魔さんに暴走まかせてられないんで」

第9試合

 ロックアップからロープ際の攻防へ。一度ブレイクし、ロックアップからジェイクがロープに押し込みクリーンブレイクに見せかけてガットショットからヘッドロック。ロープに飛ぶが宮原がビッグブーツを叩き込みロープに飛ぶが、ジェイクもショルダータックルで迎撃しサッカーボールキックも、宮原がこれを避けて睨み合う。宮原は一度場外に降りてリングを周る。これをジェイクが追いかけて鉄柵に叩き込もうとするが、宮原は鉄柱を掴んで回転してリングに戻るとポーズを決めて挑発。

 宮原がタックルも、腕を掴んで捕らえたジェイクがリストを捻ってグラウンドへ。宮原がヘッドシザースで切り返していくが、ジェイクは顔面を蹴り上げて逃れる。

 バックの取り合いからグラウンドの攻防。ジェイクがアームロックで捕らえるが、これを離すとジェイクがロープに飛んで走り込むが、宮原がカニバサミで倒し、ロープにもたれかかるジェイクの顔面にエプロンを走り込んでのドロップキック。
 場外での攻防から、リングに戻ると宮原がスリーパー。
 ジェイクはロープに足を伸ばしブレイク。

 宮原はロープに振って串刺しスピアーも、ジェイクが避けると鉄柱に自爆しそのまま場外に落下。
 場外戦からリングに戻り、ジェイクは宮原の腕を踏みつけていく。
 ジェイクはロープに振ってアームドラッグからフォールも、1で返されるとアームロック。宮原はロープに足を伸ばしブレイク。

 ジェイクはコーナーで宮原の顔面を踏み潰していき、客席に「静かになっちゃったな?手拍子はどうした?」と挑発していく。まばらな3・3・7拍子を聞いて場外に投げ捨てると鉄柵に叩きつけて場外戦へ。
 リングに戻りジェイクがフォールも2。

 宮原が腕を抑えながらも必死にエルボー。ジェイクが挑発していき、宮原はエルボー連打。ジェイクがエルボー一発で返しロープに振ってラリアットも、避けた宮原が低空ドロップキックから顔面にドロップキック。
 宮原がコーナーに振って串刺しエルボーから投げようとするが、耐えたジェイクが脇固めから、ロープを掴もうとした宮原の腕に膝蹴り。
 エプロンに転がり落ちた宮原を、ジェイクは引き起こすと宮原がエルボー。ジェイクはリストを捻って腕へのエルボーから、エプロンを走り込むが宮原がビッグブーツで迎撃。宮原は投げようとするが、耐えたジェイクを強引にパイルドライバー。

 リングに戻り、宮原がビッグブーツからコーナーでナックル連打。さらに串刺しニーを顔面に叩き込む。立ち上がったジェイクがロープに振って走り込むが、宮原が足を伸ばしてカットしコーナー上に登るが、ジェイクがビッグブーツで場外に叩き落とす。
 ジェイクは場外でマットを外し、コンクリートへのパイルドライバー。

 リングに戻り、ジェイクが串刺しビッグブーツから再度串刺し攻撃を狙うが、宮原が追走ニー。宮原はランニングニーも、キャッチしたジェイクにヘッドバッドからロープに飛ぼうとするが、ジェイクがロープに飛んでレッグラリアートで迎撃。
 両者ダウン。

 ジェイクが髪を掴んでエルボー。エルボーの打ち合いから、宮原がエルボー連打。ジェイクは腕へのエルボーを叩き込むと宮原は悶絶して倒れる。
 ジェイクは腕ひしぎも、宮原が回転して潰そうとするとジェイクは三角絞めからフォールも2。

 ジェイクはサッカーボールキック。起き上がりこぼしのように立ち上がった宮原とエルボーの打ち合い。
 ジェイクが投げようとするが、宮原が逆に垂直落下式ブレーンバスター。宮原はコーナーにもたれかかるジェイクの後頭部に串刺しニーからブラックアウト。フォールも2。

 宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、耐えたジェイクがラリアットも、宮原はこれに飛び蹴りから引き込んでの三角絞め。
 ジェイクは強引に立ち上がり、ストンピングでこれを逃れる。

 ジェイクは宮原を引き起こし、腕へのエルボーからコーナー上に座らせての雪崩式ブレーンバスターを狙う。耐えた宮原がエルボー連打で落とすが、ジェイクはビッグブーツから再度正面に登るが、宮原はヘッドバッドからリングに降りるとパワーボムで叩きつけようとするが、ジェイクは耐えると宮原は背中にエルボーから背後に登り、雪崩式ジャーマンを狙うがジェイクは耐える。ジェイクはバックエルボーで宮原を落とすと、宮原はエプロンに降りて場外への雪崩式ジャーマンを狙うが、ジェイクはバックエルボーで宮原をふっ飛ばして耐える。
 ジェイクはエプロンを走りこんでのサッカーボールキックも、足へのエルボーで迎撃した宮原はマットが外された場外へエプロンからの投げ捨てジャーマン。

 リングに戻り、ジェイクのラリアットに宮原は飛びつき三角絞め。ジェイクはロープを掴みブレイク。

 宮原はシャットダウンを狙うが、耐えたジェイクがドクターボムからフォールも2。
 ジェイクはバックドロップからフォールも2。
 ジェイクは投げようとするが、耐えた宮原がスタンディングのブラックアウト。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いからジェイクがビッグブーツを叩き込み、髪を掴んで引き起こすとエルボー。
 ぐったりと倒れた宮原の後頭部を踏みつけ、ふらふらと膝立ちになった宮原に膝蹴り。宮原はダウン。

 ジェイクはカウント7で膝蹴り。「8,9」とカウントを数えながら膝蹴りを叩き込むが、これでレフェリーのカウントが巻き戻ることに抗議。
 レフェリーにカウントを数えさせず、ジェイクは膝蹴り連発からストンピング連打。さらにマウントエルボー連打からチョーク攻撃。これはレフェリーが注意し、ジェイクとレフェリーが口論へ。
 宮原が走り込んでジャンピングニーも、これはレフェリーに誤爆し、ジェイクが宮原にエルボーから膝蹴り。さらに宮原の顔面にビッグブーツ連発。
 ジェイクは左右のエルボーからミドルキック。さらにハイキック。フォールもレフェリーが失神しているためカウントが叩かれない。

 ジェイクがロープに振るが、宮原は途中で倒れるてしまい、復活したレフェリーが宮原に確認すると優馬がエプロンに登りタオルを投げようとする。
 ジェイクは水を持ち出し宮原の顔面にかけて起こすと、これをレフェリーが奪いジェイクにペットボトルごと叩きつけてジェイクに水を掛ける。
 起き上がった宮原がロープにもたれかかり、ジェイクがそこにミドルキック連打。ロープに飛ぶが、宮原はラリアットで迎撃し、ロープに飛んで再度ラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 宮原はシャットダウンを狙うが、耐えたジェイクがハイキックも、宮原は避けてジャンピング・ブラックアウトからブラックアウト。再度ブラックアウトからフォールも2。
 宮原はシャットダウンスープレックスホールドも2。

 宮原は再度シャットダウンを狙うが、ジェイクがロープを掴み耐える。
 強引に引き剥がした宮原が投げようとするが、耐えたジェイクがラリアットを巻き込んでの膝蹴りからバックドロップを狙うが、耐えた宮原が走り込むが、ジェイクはハイキックで迎撃しフォールも1。

 ジェイクはバックドロップで叩きつけフォールも2。

 ジェイクは後頭部へのジャイアントキリングからD4Cで突き刺しフォールも2。

 ジェイクは投げようとするが、耐えた宮原が丸め込むも、すぐに立ち上がったジェイクへ宮原がブラックアウト。ジェイクもすぐにラリアットも、宮原がジャンピングブラックアウトを叩き込み両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから、ジェイクが腕へのエルボーを叩き込みエルボー連打。宮原も負けじとエルボー合戦に応じ、ロープにもたれかかかったジェイクの顔面にブラックアウト。再度ブラックアウトを叩き込みフォールも2。

 宮原はシャットダウンを狙うが、耐えたジェイクがロープを掴むも、宮原は強引にシャットダウンスープレックスホールドも2。

 ジェイクはバックドロップからD4Cで突き刺しフォールも2。

 ジェイクは立ち上がりジャイアントキリングを叩き込んだところで時間切れ引き分けとなった。

ジェイク「(膝立ちで)申し訳ない。この状態で話させてくれ。引き分けといてなんだが、俺も、宮原健斗もまだまだこんなもんじゃない。俺は、もっと、上のステージに行く。もっとだ。来年の50周年、俺は、もっと突き抜ける。俺が、全日本プロレスを作り直す」

<試合後コメント>
ジェイク・リー
「V3、達成って言っていいのかな?どう思います?V3って言っていいのかどうか。どう思います?」

――言っていいのではないでしょうか?
「その言葉を待ってました。リング上で、すごい、短い言葉だったが、あれが俺の本心です。なんも見繕ってない。来年50周年。こんな試合が、他にできる奴いるか?おい諏訪魔、おい芦野、おい青柳、石川、それ以外も、お前らこういう事できるか?できねーだろうな。そんなんじゃよ、いつまで経たっても何も変わんねーよ。聞こえてる俺の声?だから、言ってやった。突き抜けるって。お前らが、もう見えないぐらい、多分、このまま行くと、俺と宮原、二人だけだ。悔しんだったらさ、お前らなんのためにプロレスやってるかって、ちょっとは本心曝け出せよ。な?見繕ってないでさ。お前らの主義主張ってなんだ?この会社、団体をどうしていきたい?考えたことあるか?考えたことあるけどビビってんだろ?ここまで身体はれねーんだろ?だから俺が突き抜けてやる。俺しかできない事、これからも見せてやる。来年50周年、俺が作ってく。俺が作り直してく。他ないのか聞きたい事は?」

――作り直していくうえで、来年になるかもしれないが宮原選手と主役決定戦の決着を付ける必要もあります
「宮原に一言言いたいことがある。お前さ、全日本プロレスの主役、全日本プロレスでいいのか?お前プロレス界って言ってなかったっけ?ちがかったっけ?お前もっと上のステージに行きたいんだろ?だったらさ、お前もさ、その気持ちもうちょっとさ、出してやれよ。作り笑顔ってバレバレだぞ。あいつに結果残してほしいとかそういうのじゃない。けど、ずっと、言ってきたけど、お前ほんとにこのままでいいのかって。他は何も?とりあえず、V3だ。OK?」

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