『カズダンス』で有名なプロサッカー選手“キングカズ”三浦知良の19歳息子が大晦日に格闘家デビュー!「親の七光でも使えるものは使って這い上がる」

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 9月19日、さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.30』のリング上で、プロサッカー選手として活躍した三浦知良さんの息子である孝太さんの格闘家デビューが発表された。

 三浦知良さんは当時ヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)に所属し、Jリーグが開幕した1993年以降フォワードとして数々のゴールに貢献。ゴール直後にステップを踏みながら片手で天を指し、もう片方の手で股間を握る『カズダンス』がブレイクすると、サッカーを知らない老若男女から注目を浴びた。その後JJモデル出身のタレント・設楽りさ子さんと結婚。現在は横浜FCにて現役選手として活躍している。

 三浦知良さんの次男として生まれ、現在19歳の三浦孝太さんがRIZINのリングに登場。
 RIZINの榊原代表から「今年の大晦日に1人、デビューさせたい選手がいます」と呼び込まれた孝太さんは「はじめまして三浦孝太です。誰もが憧れるこの素晴らしい舞台で、大晦日、デビューさせていただくことをほんとに嬉しく思ってます。そしてほんとに感謝してます。しっかり準備して、皆さん素晴らしい試合を届けるんでよろしくお願いします」と挨拶。
 この経緯に関して榊原代表は「本人としては格闘家を志してはや何年ってところだと思いますけど、現状はBRAVEの宮田和幸くんのところで日々トレーニング、プロとしてデビューする準備を進めている。お父さんの後を受けてサッカー選手になる道ではなく、同じアスリートではありますけど格闘技を目指すということを早いタイミングで決めて、そこに向けて準備を進めてトレーニングを積み重ねてきたという状況です。親の七光でもなんでも使えるものは使って這い上がる。その野心をすごく強く持ってるんです彼は。であれば19歳って若さの彼にチャンスを与える。その道程を、彼が成長する3年先、5年先、ホントに彼が世界を向き合える選手になる過程をRIZINのファンと一緒に育て上げる、見届けるっていう新しいアプローチをしていきたいなと考えています。ご両親も息子の思いに『わかった』とGOを出した。ルールに関しても、当然ヘッドギアははめさせないですが、たとえば3分2Rとか、対戦相手も彼とキャリアと言うかレベルも合う、まだまだ全然RIZINのトップアスリートと比べると遥かにレベルが下だと思うので、そういう、キチっと今の彼のスキル・レベルに合う相手、ルールを用意して、初めてプロとしてのリング・試合に臨む姿を、そういう環境を作り出せたらと思ってます」と説明した。

 孝太さんはすでに格闘技を習いだしてから数年経っており、大晦日当日はMMAルールでの対戦になるとのことだ。

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