メイウェザーvsパッキャオ戦が大晦日RIZINで実現？！「日本のみんなの前でとんでもないものが見られる可能性がある」
26日、都内某所にてRIZINが記者会見を実施。12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.45』でフロイド・メイウェザーJr.とマニー・パッキャオが対戦する可能性が浮上した。
今年が9回目となる大晦日RIZIN。今会見では【RIZINフライ級王座戦】堀口恭司vs神龍誠、【RIZINバンタム級王座戦】フアン・アーチュレッタvs朝倉海、クレベル・コイケvs斎藤裕、扇久保博正vsジョン・ドッドソンの4試合が発表。
さらに榊原信行CEOは朝倉未来、平本蓮、萩原京平とも交渉中であることを明かしつつ、皇治vs芦澤竜誠のMMA戦の実施も示唆した。
質疑応答の際に一部海外報道やSNSなどで噂になっているメイウェザーvsパッキャオの実現について問われると、榊原CEOは 「メイウェザーはこれまで天心と未来と2回やってますし、当然いい関係ですから。RIZINに出てきてもおかしくないと思うし、パッキャオとは契約が既に終わってますんでね。僕的にはこのカード、8年前に2人はラスベガスで闘ってます。ホントに、世界の格闘技興行の歴史上、金字塔を打ち立てるようなとんでもない売上と注目を集めたカード。そのカードが日本で、ホントに格闘技が好きな日本中のファンの人達の門前で、ライブで見れる機会を作れたら良いなっていうのは、パッキャオと出会ったタイミングからずっとそう思っています。プロモーターとしても悲願のカードではあるんで。今年の大晦日に実現させられればいいなと、もちろんそう思ってますし、何が起きてもおかしくない状況かなと、そう思います」と否定するどころか熱い想いを吐露。
会見後の囲み取材では、「あの2人がリング上で再びと言うか、今度交わったら、その先は2度と無いと思うんです。やっぱり、1度闘ってるだけに色んな遺恨も有るし、そこを取り巻く色んな関係者、一筋縄ではいかないなと感じます。ただ、十分、日本のみんなの前でとんでもないものが見られる可能性があると考えていただければいいなと。2人が闘う形で成立させられるのか、ひょっとしたらパッキャオだけ闘うとかってこともあると思うし。色んなケースが。まだまだ、予断を許さない状況ではありますけど、想定していただけたらいいかなと。多分こっから1週間、2周間くらいで方向性が決まるかなと思います」と2人の対戦についての並々ならぬ思い入れを語った。
今大会の開始時間は現在発表されていないが、「このビッグカードが実現するなら北米時間に合わせた大会構成にする必要がある」という趣旨の発言もあったことからこのことが念頭に置かれている様子。単なるリップサービスではなく、水面下で具体的な話が進んでいることは間違いなさそうだ。
『RIZIN.45』
日程：2023年12月31日（日）
開始：未定
会場：埼玉県・さいたまスーパーアリーナ
