アクトレスガールズが世代交代!関口翔&青野未来が最強の一期生タッグを倒しAWG認定タッグ王座戴冠!
13日、東京都・後楽園ホールにて『Actwres girl‘Z後楽園ホール大会』が行われ、関口翔&青野未来が本間多恵&尾崎妹加を下して悲願のAWG認定タッグ王座の戴冠を果たした。
Actwres girl‘Zは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされ、現在はほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦するほどに勢力を拡大しながら “Beginning”と“Color’s”の2ブランドを展開中。
さらに、元オリンピックスノーボーダーの成田童夢さんが総合監修を務める”女優達がリング上で演じて闘い、個性を発揮し様々なパフォーマンスを繰り広げるステージ”『Action RING Girl’s』(通称『アクトリング』)もスタートさせるなど多方面に活躍の場を広げている。
アクトレスには自団体のベルトとしてAWG認定シングル王座、AWG認定タッグ王座が存在し、メインイベントでは本間多恵&尾﨑妹加の持つタッグ王座に関口翔&青野未来が挑戦。
本間&尾崎は、アクトレス1期生タッグ“SPiCEAP(すぱいすあっぷ)”として昨年11月~今年2月まで全14チームで行われた初代王者決定トーナメントを制覇して王座を戴冠。その決勝戦の相手が“KKMK(かけみく)”関口&青野であり、試合後の再戦の約束が後楽園ホールで果たされることとなった。
元ウエイトリフティング三冠王という経歴から女子プロ界随一のパワーを持つ尾崎、メキシコ修行も経てサブミッションの鬼となった本間という最強の一期生タッグを相手にKKMKはダブルSTOなど多彩なコンビネーション攻撃で対抗。
2人の連携で攻勢に出るKKMKだったが、尾崎が2人まとめてダブルラリアットでなぎ倒し、青野へ尾崎のダイビングセントーン、さらに尾崎のマイカバスター+本間のミサイルキックという強烈な連撃が入る。しかし関口がミサイルキックで尾崎を吹き飛ばすと、青野も尾崎を脳天から突き刺す急角度ジャーマンスープレックスホールド。さらに青野のパワーボム+関口のネックブリーカーの合体攻撃が決まると、最後は青野がバックドロップで叩きつけて尾崎から3カウントを奪った。
リベンジを果たし悲願のタッグ王座戴冠を果たした関口&青野はベルトを巻いて号泣。
関口は「自分たちKKMKが新チャンピオンとしてアクトレスガールズをもっともっと新しい時代に引っ張っていきます。今アクトレスガールズでタッグでやっていってるけど、『まだタッグ王座に挑戦は……』って思ってる子が多いと思うんで、色んな人の挑戦を受けるチャンピオンになりたいと思います」とその決意を語り、青野は前回の試合で自身がギブアップしたことで敗れたトラウマを払拭し「あのときの悔しさがプラスされて、『このベルトを巻きたい』って思いがすごく強くなったから勝つことが出来たんだと思います」と笑顔を見せた。