SAKIが盟友・清水ひかりを下しアクトレスガールズの至宝を防衛!「これからもひかりの前でカッコいい先輩で立ちはだかっていきたい」

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 13日、東京都・後楽園ホールにて『Actwres girl‘Z後楽園ホール大会』が行われ、SAKIが盟友・清水ひかりからAWG認定シングル王座の防衛に成功した。

 Actwres girl‘Zは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされ、現在はほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦するほどに勢力を拡大しながら “Beginning”と“Color’s”の2ブランドを展開中。
さらに、元オリンピックスノーボーダーの成田童夢さんが総合監修を務める”女優達がリング上で演じて闘い、個性を発揮し様々なパフォーマンスを繰り広げるステージ”『Action RING Girl’s』(通称『アクトリング』)もスタートさせるなど多方面に活躍の場を広げている。

 アクトレスには自団体のベルトとしてAWG認定シングル王座、AWG認定タッグ王座が存在し、セミファイナルではSAKIの持つシングル王座に清水ひかりが挑戦。

 SAKIと清水は “galaxyPunch!”という名のタッグを組むなど深い絆で結ばれながら互いに切磋琢磨してきた間柄。
約2年前にSAKIは清水の成長のために5番勝負を用意したが、清水が肩の負傷のため長期欠場に入ったことで中断。昨年復帰した清水の5番勝負が再開され、この日はSAKIが団体の至宝をかけての王座戦で最終戦の相手を買って出た。


 序盤から強力なビッグブートを軸に攻め込んでいくSAKIに対し、清水は得意とする多彩なキックやコルバタなど機動力を生かした攻撃で対抗。
 SAKIに「いつも目が死んじゃうというか弱気になっちゃう」と評されていた清水だが、この日はSAKIの苛烈な攻めにも折れること無く、場外へのプランチャや雪崩式フランケンシュタイナー、ダイビング・ルーテーズプレスなど三次元的な攻撃でSAKIをあと一歩まで追い詰める。
 しかし、SAKIはカウンターのビッグブートを的確にヒットさせていき、後頭部へのケンカキックからカワイルドバスター。そして最後はこだわりのカワイルド・ニードロップで3カウントを奪った。

 試合後、SAKIは清水の5番勝負について振り返り「あれから2年経って、私もこうしてAWGシングルのチャンピオンになって、最高の形で5番勝負最終戦を迎えられました。でも私はやっぱりまだひかりには負けたくないし、勝って、これからもひかりの前でカッコいい先輩で立ちはだかっていきたいと思いますので。私、今日のためにメチャクチャ気合い入れてコンディションも抜群に整えてきました」と笑顔。
 そして、団体の至宝たるシングル王座戦がセミファイナルで組まれたことについて「メインとかセミとかの論争がすごくあったんですけど、私には、シングルだろうがタッグだろうがベルトには順番がないと思っててて。私自分自身が、自分自身の試合が私にとってのメインイベントなので。今日は後楽園ホールでひかりとタイトルマッチが出来た、5番勝負の相手をすることが叶えられたことが本当に何より嬉しく感じます!」と語り、SAKIらしさを貫いた。

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