敗北の田口監督へロッキーコーチが渡米提案!「チームとしてもっと強くなってから日本のマットに戻ろう」
25日、東京ドームにて新日本プロレス『映画『ゴジラvsコング』Presents WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』が開催。第1試合では石森太二&エル・ファンタズモの持つIWGPジュニアタッグ王座に田口隆祐&ロッキー・ロメロのメガコーチズが挑戦した。
2017年のタグチジャパン結成から監督としてチームを率いてきた田口隆祐監督は、同じくコーチとして後進の育成を行っているロッキー・ロメロとタッグを組み『メガコーチズ』を結成。
あまりのトラースキックの強さに「何かを足に仕込んでいるのではないか?」と疑われながらも勝利を重ねるエル・ファンタズモへ、スポーツマンシップに則った正々堂々とした戦いを目指して疑惑の右足を追求してきた。
この日も田口監督はファンタズモの足へ集中砲火を行い、試合終盤にオーマイ&ガーアンクルで捕らえながら靴を脱がすことに成功。中を覗き込んで驚いた田口監督はレフェリーに靴を渡して何かをアピールするが、石森が靴を奪おうとレフェリーともみ合い、そのすきにファンタズモが田口の急所に右ストレート。悶絶する田口監督をすかさずCRIIで叩きつけ3カウントを奪った。
意気消沈の田口監督だったが「右足に気を取られすぎたかなと。靴を取るまでは良かったんですけど、中に何があったと思います? “Taguchi FXXK You”って書いてありましたよ。見た瞬間にやられたと思いましたね。しかし普通のシューズに比べたら重いって思ったんで、これはもう一回やらないとダメですね。IWGP実行委員会にあのシューズを調査してもらいたいです」と疑惑の追求を諦めない様子。
それを聞いたロッキーは「タグチさん、ゴメンなさい。俺はアメリカのマットに戻らないと。今日の反省点もいろいろあるし、もっとトレーニングが必要だ。もうすぐ39歳になるけど、俺はまだまだ自分の実力に満足してない。タグチもアメリカに来たらどうだ?そしてAEW、IMPACTに『NJPW STRONG』のマットに一緒に上がろう。チームとしてもっと強くなってから日本のマットに戻ろう」と渡米修行を提案した。